【炎炎ノ消防隊】ラートムとはどんな意味?言葉の由来は?登場シーンや使い方も紹介

週刊少年マガジンにて連載中の人気少年漫画・炎炎ノ消防隊。高い人気を誇る炎炎ノ消防隊には、ラートムというセリフが登場します。炎炎ノ消防隊の世界の中で広く浸透しているセリフ・ラートム。ここでは、ラートムとは一体どんな意味があるセリフなのか?その使い方や由来などについて、詳しく掘り下げていきます。また、炎炎ノ消防隊作中にラートムが登場するシーンも紹介していきます。

【炎炎ノ消防隊】ラートムとはどんな意味?言葉の由来は?登場シーンや使い方も紹介のイメージ

目次

  1. ラートムが登場する炎炎ノ消防隊とは?
  2. ラートムの意味や言葉の由来・キリスト教との関係
  3. ラートムをアイリスが唱えるシーンやセリフ
  4. ラートムに関する感想や評価
  5. ラートムについてまとめ

ラートムが登場する炎炎ノ消防隊とは?

ラートムとは、人気少年漫画作品・炎炎ノ消防隊に登場するセリフで、作中に度々登場しているため、その意味が気になると注目を集めているセリフです。ここでは、炎炎ノ消防隊のラートムについて、その由来や使い方、登場シーンなどをまとめます。まず、ラートムが登場する炎炎ノ消防隊の作品情報を見ていきましょう。

炎炎ノ消防隊の概要

炎炎ノ消防隊とは、週刊少年マガジンで現在も連載中の人気少年漫画です。突如人体が発火する自然災害で生み出される、焔ビトの脅威との戦いを描く、サイエンス・ファンタジー作品です。炎炎ノ消防隊は2015年から週刊少年マガジンにて連載中であり、コミックスは24巻まで刊行されています。作者は人気漫画家の大久保篤。

炎炎ノ消防隊は原作漫画の人気の伴いテレビアニメ化もされています。炎炎ノ消防隊のアニメは、2019年に第1期が放送され、第2期も2020年7月から放送されています。炎炎ノ消防隊では、謎の人体発火現象の脅威と戦う特殊消防隊の活躍が描かれています。

炎炎ノ消防隊のあらすじ

炎炎ノ消防隊のあらすじを紹介します。炎炎ノ消防隊の世界では、人々は突然人体が発火する災害と、それによって生み出される炎の化け物・焔ビトの脅威にさらされていました。焔ビトから人々を守るため、特殊消防隊が組織されています。主人公のシンラは12年前に母親と弟を火災で失っていました。シンラは何者かが火災を引き起こしたと考えており、犯人を捜すために特殊消防隊に入隊します。

TVアニメ『炎炎ノ消防隊 弐ノ章』

ラートムの意味や言葉の由来・キリスト教との関係

ラートムの意味や使い方

炎炎ノ消防隊に登場する、ラートムというセリフの意味や使い方を紹介していきます。炎炎ノ消防隊作中において、ラートムというセリフは度々登場しています。主に聖職者であるシスターが使用しているセリフなのですが、お祈りの言葉の最後に添えられる使い方が多いセリフです。ラートムの意味は、「そうあるべき」といった意味と考えられており、キリスト教で言うところの「アーメン」や「エイメン」と同じ意味とされています。

炎炎ノ消防隊の世界では、消防隊員達は焔ビトと戦って制圧します。炎の化け物と化した焔ビトですが、もともとは人間だったため、「人を殺す」という行為になってしまいます。その為、焔ビトを倒す現場には、戦闘員となる特殊消防隊だけではなく、聖職者であるシスターらも同行して祈りをささげています。この祈りの言葉の最後に、ラートムとつけられているのです。

炎炎ノ消防隊作中でシスターや消防隊員がラートムを唱える時は、両手の指の先を合わせてポーズをとって唱えます。親指だけ爪を合わせ、ハートマークを逆さまにしたような合唱のポーズで使用していました。お祈りの言葉として主に使用されるラートムですが、言葉の締めくくりにラートムとつけるキャラクターもいるなど、非常に汎用性の高い言葉として登場しています。

ラートムの由来

祈りの言葉の最後につけられるという使い方をされているラートム。ラートムとは、「弔う」が由来となっていると考えられています。弔うを逆さまに発音すると、「らうとむ」となる事からそう考察されているのです。焔ビトの討伐は、かつて人間だった者を殺してしまうという事にもなります。焔ビトとなってしまった人やその遺族にとっては、非常に無念な出来事となってしまいます。

また、特殊消防隊の隊員にとっても、もともと人間だった焔ビトを殺すという行為は迷いを生んでしまいます。その為、焔ビトの討伐は聖職者の鎮魂の元で行う必要があると考えられます。シスターが弔いの言葉を述べ、焔ビトを鎮魂する事で、その死を受け止める事が出来るようになります。ラートムは非常に重要な意味を持つセリフとして使用されているのです。

ラートムとキリスト教との関係

炎炎ノ消防隊に登場する宗教は、太陽神を神とする聖陽教です。炎炎ノ消防隊の舞台となる東京皇国では、国教が聖陽教となっています。聖陽教は大災害に見舞われた東京皇国の拠り所という立ち位置となっており、焔ビトの鎮魂は聖陽教会の聖職者のみが行える行為だと定められています。

ラートムは、キリスト教におけるアーメンと同じような意味だと紹介しましたが、炎炎ノ消防隊に登場している聖陽教会は、キリスト教をモチーフにしていると考えられています。聖陽教会のシンボルは十字架であり、キリスト教と同じです。また、聖職者の名称も司祭やシスターなど、キリスト教と同じ呼び名を採用しています。聖陽教会が母体となる、第1特殊消防隊の隊長達もローブ姿だったり、修道服のシスターがいたりします。

炎炎ノ消防隊に登場する弔いの言葉・ラートムを使用する聖陽教会は、キリスト教をモデルとしていると言われています。しかし、あくまでも宗教らしく描写するためにキリスト教をモチーフにしているだけで、聖陽教は炎炎ノ消防隊の中だけの独自の宗教と考えられています。

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ラートムをアイリスが唱えるシーンやセリフ

第1話での「ラートム」

炎炎ノ消防隊作中でラートムが登場するシーンを紹介します。まず、第1話でシスター・アイリスが唱えたラートム。炎炎ノ消防隊第1話からさっそく登場しているラートムですが、この時のシスター・アイリスのラートムは、作品中におけるシスターの役割を示すために非常に重要だったと言われています。焔ビトの討伐がただの敵を倒すという行為ではないと分からせるため、ラートムは重要な役割を果たしました。

第148話での「ラートム」

炎炎ノ消防隊の第1話から登場し、存在感を示しているラートム。第148話でのシスター・アイリスのラートムのシーンでは、祈りの言葉を唱える彼女を正面から描写していました。この時のシスター・アイリスは、第1話の時とは違って聖陽教会へ疑問を抱いている状態でした。その後の展開の伏線ともなった、印象深いラートムシーンでした。

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ラートムに関する感想や評価

炎炎ノ消防隊に登場するラートムに関しての感想や評価を紹介していきます。まず、ラートムとセットで祈りの言葉すべて覚えていたという感想も見られています。語感が良く耳に残りやすいラートムは、炎炎ノ消防隊のファンの間であいさつ代わりのように親しまれている言葉でした。そんなラートムは、一緒に唱えられる鎮魂の言葉まで、すべて覚えてしまうようなインパクトの強い言葉として注目されていました。

炎炎ノ消防隊に登場するラートムに関して、手の形が好きだと言う感想も寄せられていました。両手の指を合わせ、ハートのような形を作るラートムのポーズ。炎炎ノ消防隊のファンならば誰しもが真似をする印象深いポーズであり、ラートムと言うセリフの響きとセットでポーズも好きだと言う声も挙がっていました。

炎炎ノ消防隊に登場するラートムは、作中でも非常に広く浸透しているセリフです。登場人物が当たり前のように使用しているラートムは、弔いの言葉として使用されています。しかし、それ以外にも様々な場面で気軽に使用されている節もあり、炎炎ノ消防隊の読者にとってイマイチ意味がわからないという感想も見られていました。ラートムとは、意味は分からないけど、使ってみたくなる印象深いセリフなのでした。

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ラートムについてまとめ

ここでは、炎炎ノ消防隊に登場するセリフ・ラートムに関しての情報を詳しくまとめています。ラートムはキリスト教のアーメンと同じようなニュアンスで使用されており、祈りの言葉の最後につけられるといった使い方をされていました。炎炎ノ消防隊に登場する宗教・聖陽教はキリスト教をモデルとしており、ラートムは弔うが由来のセリフだとも考えられています。

炎炎ノ消防隊作中において、焔ビトの討伐は鎮魂の元に厳かに行われます。シスターが同行して弔いの言葉を唱え、ラートムというセリフが登場しています。是非、炎炎ノ消防隊をチェックして、度々登場するセリフ・ラートムにも注目して見てください。

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