【ナルト】万象天引はどんな忍術?神羅天征と対を為す術の強さを考察

『NARUTO(ナルト)』には「万象天引」という術があります。この術は三大瞳術の一つでもある輪廻眼の能力を使った術で、劇中では「暁」のペインが使っていました。『NARUTO(ナルト)』の「万象天引」とはどのような術なのか、この記事では詳しい解説をまとめています。また、「万象天引」に似ている「神羅天征」という術との違いや、どのようなシーンで使われたのかなども紹介しています。

【ナルト】万象天引はどんな忍術?神羅天征と対を為す術の強さを考察のイメージ

目次

  1. 万象天引はどんな忍術?
  2. 万象天引の強さや能力
  3. 万象天引と神羅天征の関係は?対を為す術?
  4. 万象天引に関する感想や評価
  5. 万象天引まとめ

万象天引はどんな忍術?

NARUTO(ナルト)の作品情報

「万象天引」とは、『NARUTO(ナルト)』に登場するペインやサスケがが使う瞳術の一つです。輪廻眼を使って術を発動することができます。そんな「万象天引」が描かれている『NARUTO(ナルト)』とは忍者を題材にしたバトル漫画です。「万象天引」も主人公のナルトがペインやサスケと戦った時に描かれました。ここでは「万象天引」について詳しく解説する前に原作の概要やあらすじを紹介します。

NARUTO(ナルト)の概要

『NARUTO(ナルト)』とは忍者が体内のチャクラを練り、忍術などの超常的な能力を使って戦うバトル漫画です。ただのバトル漫画ではなく、友情や絆、復讐などをメインとしたストーリーで、終盤では忍者の起源についても明かされています。「万象天引」が描かれたペイン戦では、戦闘ではなく話し合いで戦いを終結させたことでも話題になりました。すでに完結した作品ですが、日本だけでなく海外でも根強い人気があります。

NARUTO(ナルト)のあらすじ

うずまきナルトは落ちこぼれ忍者で、仲間のサスケが里抜けをしたことで自分の非力さを痛感します。そこで自来也に修行をつけてもらい着実に力をつけていくのですが、そんなナルトを狙う集団がいました。それが「暁」です。「暁」は尾獣を集めて世界征服を企んでおり、ナルトの中に封印されている九尾を狙って接触してきます。

万象天引は輪廻眼の開眼者が使える引力を操る術

「万象天引」は輪廻眼が開眼すれば使うことができる術です。『NARUTO(ナルト)』の劇中ではペインとサスケが使用していました。「万象天引」は引力を操ることができる術で、対象物を無理矢理術者や別の物へと引き寄せることができます。仙人モードのナルトでも簡単に引き寄せられたことから、とても強い引力で引っ張られることが分かります。

テレビ東京・あにてれ NARUTO-ナルト- 疾風伝

万象天引の強さや能力

強さや能力①威力

「万象天引」は輪廻眼さえあれば、手をかざすだけで対象物を引き寄せることができます。特別な印を組む必要はありません。引力を操ることで人間だけでなく、口寄せした動物や忍具などを引き寄せることも可能です。『NARUTO(ナルト)』の47巻435話では、幻術を使おうとしているフカサクをペインが「万象天引」で引き寄せ、瞬時に出現させたチャクラを乱す黒い棒で体を突き刺しました。

この時はペインがかざした手に向かって引き寄せられたので、武器を構えていればそのまま抵抗する間もなく攻撃を受けてしまうというわけです。その能力自体は直接攻撃できるようなものではありませんが、引き寄せる力はとても強いといわれています。また、435話でフカサクが刺された時にはペインのそばにナルトがいました。ちょうどナルトは仙術によって拘束を解いた直後で動ける状態でした。

そしてナルトはペインが手をかざした瞬間に「万象天引」を使おうとしていることを察知していました。それでも引き寄せられるフカサクを止める事ができなかったのです。このことから猛スピードで引き寄せられていることが分かります。その後ナルトはペインに襲いかかりますが、「万象天引」で再び引き寄せられ、気づいた時には地面に叩きつけられている状態でした。

「万象天引」は猛スピードで引き寄せられるので防御のしようがない点、印を結ばずに瞬時に能力を使える点から、直接的な攻撃力はないもののとても厄介な能力であることが分かります。ナルトは仙人モードになっても「万象天引」にはまったく太刀打ちすることができず、すぐに両手を黒い棒で突き刺されてしまい動けなくなりました。

ただ、ペインは「万象天引」をうまく攻撃として使いこなしていましたが、考えなしに自分の方に引き寄せてしまうと引き寄せた相手から攻撃されるリスクもあります。もし「万象天引」をナルトが事前に知っている状態だった場合は、逆にこの能力を利用して攻撃できていたかもしれません。

強さや能力②応用力

「万象天引」は直接的な攻撃力はありませんが応用力には非常に優れています。引き寄せるという単純な能力なので、手放してしまった武器をわざわざ取りにいかずその場で引き寄せて手元に戻すことも可能です。また必ずしも術者に引き寄せられるわけではなく、別の物体に引き寄せることも可能なので、遠距離攻撃もできます。ペインは「万象天引」を使って攻撃するだけでなく、ナルトを拘束するためにも使っていました。

遠くに離れていても引き寄せることができるので、ペインの前に現れたナルトは攻撃する間もなくすぐに捕まってしまいます。一度目は仙術チャクラで拘束を解くことができましたが、その後すぐに再び「万象天引」で捕まっているのでほぼ回避不可能です。とはいえとてもレアな輪廻眼を開眼していなければ使うことができないので、誰しもが使えるというわけではありません。

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万象天引と神羅天征の関係は?対を為す術?

万象天引と神羅天征は同じ?違いを紹介

『NARUTO(ナルト)』に登場する術で、「万象天引」と似ているのが「神羅天征」という術です。「神羅天征」とは輪廻眼が開眼することでできる術ですが、「万象天引」とは逆に斥力を操ります。人間や忍具だけでなく、忍術までも弾き飛ばす事ができるので防御に優れた能力です。

また弾き飛ばす力が強いので、自分を中心に周りを破壊するなど攻撃としても使うことができます。「神羅天征」は物体を引力によって引き寄せる「万象天引」とは違い、むしろ真逆の能力である事がわかります。「神羅天征」の場合は弾き飛ばす力をチャクラの量によってコントロールすることができます。

ペインはこの「神羅天征」を使って木ノ葉隠れの里を壊滅状態に追い込みました。ペインを操っているのがチャクラ量の多い千手一族とうずまき一族の血を引く長門だったのもあり、これだけ大規模の「神羅天征」を展開できたといわれています。

万象天引は神羅天征より使いにくい?

「万象天引」は「神羅天征」よりも使いにくいといわれています。「万象天引」の場合は、引き寄せた対象物が攻撃してくる可能性があるためその分リスクが大きい術です。しかし「神羅天征」は自分の周りのものを弾き飛ばすためリスクは少ない術です。

そのため、「神羅天征」の方が戦闘時には使いやすいといわれています。ただ、「神羅天征」の適用範囲を広くする場合はそれだけチャクラを消費してしまうというデメリットがあります。

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万象天引に関する感想や評価

「万象天引」を『NARUTO(ナルト)』の劇中で初めて使ったのはペインでしたが、サスケも輪廻眼を手に入れた後は「万象天引」を使えるようになりました。サスケは終末の谷でナルトに対して「万象天引」を使っていました。サスケは輪廻眼と写輪眼を組み合わせた輪廻写輪眼も使えます。ただチャクラを大量に消費するので、チャクラ量の多い長門とは違ってサスケは使用回数に限度があります。

「万象天引」は物体を自分の方に引き寄せることができるので、使えるようになりたいという方がたくさんいました。手をかざすだけで何でも引き寄せられるので実用性が高く、動くのが面倒な時などには便利そうだという声もありました。『NARUTO(ナルト)』には数多くの忍術が描かれていますが、その中でも「万象天引」は人気です。

ナルトとの終末の谷での戦いで、サスケは輪廻写輪眼で「万象天引」を使います。「万象天引」で引き寄せた複数のナルトの影分身は、逃げる間もなく炎遁・火雷で串刺しにされていました。このサスケが「万象天引」を使って一気に影分身を倒しているシーンはかっこいいと人気です。

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万象天引まとめ

『NARUTO(ナルト)』で使用される「万象天引」という術は、仙人モードのナルトでもほぼ太刀打ちできないような術でした。直接的な攻撃力はないものの、物体を引力で引き寄せるというシンプルな能力なので幅広く応用できます。

ただ、物体を弾き飛ばす「神羅天征」よりはリスクが高いため、戦闘では使いにくいと考察されていました。『NARUTO(ナルト)』の劇中ではペインとサスケが使用しているので、ペイン戦と終末の谷の決戦で実際にどのように術が使われているのか見てみてください。

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