【ゲゲゲの鬼太郎】鬼太郎の指鉄砲が霊丸に似てる？元々は指が飛んでいく技？

鬼太郎とは、日本の著名な漫画家、水木しげるによる漫画作品・ゲゲゲの鬼太郎の主人公です。様々な妖怪と戦うヒーローとして活躍する鬼太郎には、強力な必殺技がいくつも存在しています。ここでは、ゲゲゲの鬼太郎の主人公・鬼太郎が使用した指鉄砲という技が、幽遊白書に登場した霊丸に似ているとの噂について詳しく紹介していきます。その前に、指鉄砲が登場するゲゲゲの鬼太郎の作品情報をまとめます。

ゲゲゲの鬼太郎とは、水木しげるによる漫画作品で、妖怪漫画というジャンルを確立させた国民的な作品です。ゲゲゲの鬼太郎は1954年に紙芝居の作品として発表され、その後現在まで50年以上に渡り愛され続けています。その歴史の中で、様々な漫画雑誌に連載され、テレビアニメ・ゲーム・舞台・映画など、非常に幅広い形態でメディアミックスもされています。

ゲゲゲの鬼太郎は連載当初は「墓場の鬼太郎」というタイトルでしたが、アニメ化されるにあたってタイトルをゲゲゲの鬼太郎と改めています。ゲゲゲとは、作者水木しげるが幼少期に自身の名前を上手くいえず、「ゲゲル」と呼んでいた事から着想を得たとされています。2018年にはアニメ化50周年を記念して、第6シーズンとなるテレビアニメの新シリーズが放送され、幅広い年代から親しまれています。

幽遊白書の霊丸のパクリと称されている指鉄砲の登場する、ゲゲゲの鬼太郎のあらすじを紹介していきます。ゲゲゲの鬼太郎の主人公、鬼太郎は幽霊族の少年です。鬼太郎は死亡した母親のお腹から生まれてきました。また、鬼太郎の父親は長く生きている強力な妖怪でしたが、病が理由で目玉だけの姿となっていました。ゲゲゲの鬼太郎では、鬼太郎が目玉のおやじをはじめとする仲間たちと共に、妖怪たちと関わっていく様が描かれます。

鬼太郎とは、ゲゲゲの鬼太郎の主人公の幽霊族の少年です。目元が隠れる程の長い前髪が特徴で、妖怪レーダーで妖怪を探知するなどの特殊な能力を持っています。黄色と黒のちゃんちゃんこを身にまとい、下駄を履いているのも特徴です。鬼太郎は様々な妖怪たちと関わりを持ちますが、悪い妖怪を懲らしめるヒーローとしても活躍しています。

ゲゲゲの鬼太郎に登場する指鉄砲とはどんな技なのか詳しく紹介します。ゲゲゲの鬼太郎の主人公鬼太郎は、様々な妖怪と関わりを持っていきますが、中には人間に悪さをする妖怪も悪役として登場し、そんな妖怪たちとはバトルになる事も多いです。指鉄砲は悪い妖怪などと戦う時に鬼太郎が使用する攻撃技で、非常に高い威力を秘めている必殺技として登場しています。

初期の鬼太郎が使用していた指鉄砲は、実際に鬼太郎の指の先が飛んでいくという、まさに「指鉄砲」という名前そのままの技となっていました。指の第一関節から先が切り離されて発射されるというスタイルだった指鉄砲。使用すれば指の先が一時無くなってしまいますが、すぐに生えてくるという設定でした。

ゲゲゲの鬼太郎に登場する指鉄砲という技は、もともとは実際に鬼太郎の指が飛んでいくという必殺技でした。しかし、近年のテレビアニメ版鬼太郎に登場している指鉄砲は、もともとのスタイルとは変更されています。新しい指鉄砲は指の先が飛ぶという技ではなく、鬼太郎の持つ妖気を使用してエネルギー弾を放つという形に変更されていました。この妖気を放つ指鉄砲が、霊丸に非常によく似ているのです。

霊丸とは週刊少年ジャンプで連載され、アニメ化もされた人気作品・幽遊白書の主人公が使用する技です。銃のような形にして構えた右手の指の先にエネルギーを充填し、敵めがけてレーザービームのように放つ必殺技です。ゲゲゲの鬼太郎に登場した指鉄砲は、この幽遊白書の霊丸に非常によく似ており、パクリと言われるようになったのです。

幽遊白書の霊丸のパクリと言われている指鉄砲が登場したシーンを紹介します。まず、第1期のゲゲゲの鬼太郎に登場した指鉄砲は、まだ霊丸のパクリだと言われる前のもともとのスタイルでした。指から先が飛び出すという指鉄砲のため、霊丸とは似ておらずパクリと言われる事はないと考えられます。指鉄砲は第1期からすでに鬼太郎の必殺技として使用され、もっとも強力な技として活躍していました。

霊丸に良く似たスタイルでの指鉄砲は、アニメ第5期にて登場しています。もともとの指が切り離されるという指鉄砲は、グロテスクな設定でもありアニメの放送コードに引っ掛かります。その為、第2期以降は封印されていた指鉄砲。アニメの第5期には、霊丸のパクリと評されるレーザービームに良く似たスタイルで復活しました。テレビアニメで放送しても問題ないように変更した結果、霊丸のパクリと言われるスタイルになったのです。

ゲゲゲの鬼太郎のアニメ第5期においても、指鉄砲は非常に強力な必殺技として扱われていました。単発で放つ指鉄砲の他にも、マシンガンのように乱射して敵の大群を一掃するようなタイプも登場し、バリエーション豊かになっていました。アニメ5期では、鬼太郎は指鉄砲を西洋妖怪相手に限界を超えて使用しており、意識を失ってしまうという場面も描かれています。指鉄砲は強力ですが妖気の消費が激しいというデメリットもあります。

ゲゲゲの鬼太郎の最新シリーズとなる6期は2018年に放送を開始しています。ゲゲゲの鬼太郎6期に登場した指鉄砲は、第1話目からいきなり登場していました。鬼太郎の他の有名な必殺技である、髪の毛針などより早い登場となっていました。第6期に登場した指鉄砲も、鬼太郎の使用する必殺技と言う立ち位置でした。また、着弾すると爆発も伴うという威力を持っています。

鬼太郎の指鉄砲は、実は鬼太郎の父・目玉のおやじも使用できる必殺技です。目玉のおやじが鬼太郎に指鉄砲の特訓をしていた描写があり、実際に目玉のおやじも指鉄砲を使用しています。アニメ第6期には目玉のおやじが本来の姿に復活するエピソードがありましたが、その時に指鉄砲を放っていました。また、いつもの目玉状態でも使用する事が出来、その威力は凄まじく衝撃で鬼太郎を吹き飛ばすほどでした。

ゲゲゲの鬼太郎の指鉄砲と霊丸に関しての感想や評価を紹介します。ゲゲゲの鬼太郎の第6期が放送され、鬼太郎が指鉄砲を放つシーンが放送されると、多くの視聴者が「幽遊白書の霊丸に良く似ている」という感想を抱いていました。霊丸という技を知っていると、どうしても鬼太郎の指鉄砲と被ってしまうという感想も見られています。

鬼太郎の使用した指鉄砲は、どうしても霊丸を彷彿とさせると評されていました。レーザービームのような攻撃と手を銃の形する構えが酷似しているため、霊丸のパクリとも言われるようになった鬼太郎の指鉄砲。多くの視聴者に強いインパクトを与えていました。

霊丸のパクリとも評されていた鬼太郎の指鉄砲。しかし、指鉄砲がもともと指を飛ばすものだったと知っている人からは、放送コードに引っ掛かるために変更したのではないかと言う声も挙がっていました。霊丸に良く似ているためにパクリとも言われてしまった指鉄砲ですが、もともとの技を知っていると別物だと分かります。

ここでは、ゲゲゲの鬼太郎の主人公・鬼太郎の必殺技である指鉄砲が、霊丸に良く似ているという件についてまとめました。霊丸は幽遊白書の主人公が使用する技であり、鬼太郎の指鉄砲は、この霊丸の構えやレーザービームのような攻撃に良く似ているのでした。是非ゲゲゲの鬼太郎のアニメをチェックして、霊丸のパクリとも評される指鉄砲が活躍するシーンに注目して見てください。