2020年08月13日公開
2020年08月13日更新
【幼女戦記】クルト・フォン・ルーデルドルフはどんなキャラ?ターニャとの関係は?
幼女戦記の中でも上層部メンバーの筆頭として活躍しているのがクルト・フォン・ルーデルドルフです。葉巻の似合う男気のある男として同じ上層部のメンバーであるゼートゥーアやレルゲンと共に登場する機会の多いキャラクターになっています。今回はクルト・フォン・ルーデルドルフについて幼女戦記内での活躍やターニャを始めとしたキャラクターとの関係性などをまとめて紹介していきます。
目次
クルト・フォン・ルーデルドルフはどんなキャラ?
幼女戦記の作品情報
クルト・フォン・ルーデルドルフについて紹介する前にルーデンドルフが活躍する幼女戦記についても簡単に紹介しておきます。
幼女戦記の概要
幼女戦記は元々オンライン小説として展開されていたカルロ・ゼン先生が執筆していた異世界戦記です。2013年からKADOKAWAのエンターブレインレーベルから小説版が、2016年から漫画版が展開された作品で、主に第一次世界大戦と第二次世界大戦を組み合わせたような世界観と魔力を持った「航空魔導」などのファンタジー要素が織り交ぜられた独特の世界観を持っています。
いい意味でタイトル詐欺と言われる程に本格的な戦記物として話題を集め、さらにはターニャのキャラクター性などがその話題に乗っかった形で2017年にはアニメ化、2019年にはアニメ最終回以降を描く劇場版も放送されるなどメディアミックス展開も行われており、高い人気と評価を集め2020年5月時点で書籍版の累計発行部数は650万部を突破するような人気作品になっています。
幼女戦記のあらすじ
日本でエリートサラリーマンをしていた主人公は務めていた人事部の仕事として解雇を宣告した逆恨みをされて駅のホームから突き落とされてしまいます。そして創造主と出会った主人公はその言動で反感を買い、戦乱の世界に様々な苦しい条件をつけられた転生させられ信仰心に芽生えるように仕向けられます。こうして主人公は幼女ターニャとして転生する事になります。
クルト・フォン・ルーデルドルフのプロフィール
クルト・フォン・ルーデルドルフはターニャも所属する帝国軍の参謀本部に席を置くキャラクターです。参謀本部次長を務めており参謀本部の中でも強い発言権を持っており、ゼートゥーアが実質左遷された際には実質的に参謀本部の長を務めるなどしています。階級は長らく不明でしたが11巻で大将だった事が明らかになっています。太い眉毛と蓄えた口髭は威厳のある風貌を醸し出しています。
余談ですが元々のWEB版ではそこまで活躍が目立つキャラクターではありませんでした。WEB版ではモブキャラが務めた役回りをクルト・フォン・ルーデルドルフに集約した事でさらに活躍の場が増えたキャラクターになっています。
クルト・フォン・ルーデルドルフは論理的
直情型にも見える見た目をしているクルト・フォン・ルーデルドルフですが、参謀本部の重鎮という事もあってその思考は非常に論理的です。ただし軍の在籍歴の多くを作戦畑で育っている故に軍務意外の分野に関して視野が狭い事、同様の理由から「軍は勝っている」として勝利を諦めない姿勢を見せるなど論理的ではあっても知識が欠如している部分も目立つキャラクターです。
帝国の敗戦が近づくような場面でもあくまでも勝利を諦めない姿勢を貫くなど良い意味で「負け知らずの帝国軍人」という側面をもったキャラクターになっています。
クルト・フォン・ルーデルドルフは葉巻が好き
クルト・フォン・ルーデルドルフの風貌と合わせて特徴的となっているのが葉巻です。登場する場面で葉巻を吸っていないシーンの方が少ないと言われる程のヘビースモーカーであり、太い葉巻をくわえたまま喋る事もできる器用さも持ち合わせています。葉巻以外にもお酒にも詳しそうに見える場面も描写されています。
クルト・フォン・ルーデルドルフとターニャやレルゲンとの関係
クルト・フォン・ルーデルドルフとターニャの関係
クルト・フォン・ルーデルドルフとターニャの関係性はメディアによって多少異なる点もあります。共通している点としてはターニャを高く評価しているという点です。一方のターニャもクルト・フォン・ルーデルドルフを高く評価している場面も見られ2人が直接やり取りをする場面も多いです。
書籍版では式典が行われた際、背の低さから式典を見れないターニャに自ら肩車を提案したり、漫画版ではターニャの抗議に対して「我儘を言う孫娘とは可愛いものだな」という発言をするなど軍人としてのターニャを高く評価すると同時に年相応の幼女として見ている向きもあります。
クルト・フォン・ルーデルドルフとレルゲンの関係
直接やり取りをする事も多いクルト・フォン・ルーデルドルフとターニャですが、それ以上に多いのがレルゲンを介してのやり取りです。レルゲンは人事部に所属した過去を持っていますが幼女戦記のメインの物語上では参謀本部所属の青年将校として活躍、クルト・フォン・ルーデルドルフとレルゲンはいってしまえば上官と部下のような関係にあります。
ただしクルト・フォン・ルーデルドルフはレルゲンの提言よりもターニャへの信頼の方が厚いのでレルゲンの提言が棄却される事なども多くなっています。
クルト・フォン・ルーデルドルフとゼートゥーアの関係
同じ参謀本部にて同じ階級にあるゼートゥーアとは良好な関係を築いています。いわば親友といっても差し支えない関係の2人は両者の連名で作戦を提案する事もあるなど信頼関係は強いと考える事ができます。また幼女戦記ではターニャの部隊以外あまり見られない冗談が言い合える関係にもあるようです。お互いにターニャを評価しているという点も一致している事もあり、ターニャに対峙する際にも共に話を聞くような場面も見られます。
クルト・フォン・ルーデルドルフの声優
玄田哲章のプロフィール
アニメ幼女戦記にてクルト・フォン・ルーデルドルフを声優を務めた玄田哲章さんは1972年から声優として活動しているベテラン声優さんです。独特の太い低音のバリトンボイスの持ち主で、特に筋骨隆々な体格を持つようなキャラを演じる機会が多い声優さんです。主役から脇役といえるキャラまだ幅広く演じておりデビュー以降実に多くのキャラクターを演じている声優さんです。
玄田哲章の主な出演作品
玄田哲章さんが声優としてこれまで出演した作品としては「クレヨンしんちゃん」のアクション仮面役、「銀魂」の屁怒絽役、「シティーハンター」シリーズの海坊主役、「瀬戸の花嫁」のルナパパ役、「ドカベン」の岩鬼正美役、「NARUTO」の九喇嘛役、「幽遊白書」の戸愚呂弟役、「ワンピース」のカイドウ役、「ワンパンマン」のメタルナイト役、「みどりのマキバオー」のカスケード役などがあります。
クルト・フォン・ルーデルドルフに関する感想や評価
幼女戦記の6、7巻のルーデルドルフとターニャのやり取りが面白すぎて無限に読める
— ゆっくりコッブ (@Ex_blast_off) April 20, 2018
ここからは既に幼女戦記を視聴している人のクルト・フォン・ルーデルドルフについての感想を紹介していきます。クルト・フォン・ルーデルドルフはゼートゥーアと登場する機会が多いキャラではありますがやりとりという意味合いでターニャと絡む事が多いキャラでもあります。特に漫画版では孫娘的な描き方をされている事もあってそのやり取りは見ていて面白いとする声も非常に多いです。
第一次大戦の資料参照しながら幼女戦記見てたんだけど、ヒンデンブルクとルーデンドルフがモデルになってる二人クッソわかりやすいのにファルケンハインぽいオッサンが見当たらない
— わっふる(TRUE鉱山採掘中) (@waffle_YP) February 26, 2018
またクルト・フォン・ルーデルドルフはゼートゥーアと共にモデルとなった人物がいるのではないかと言われているキャラクターでいくつかの候補者の名前が挙げられているキャラクターでもあります。その口髭や葉巻が好きなどの特徴なども多くはモデルと言われるキャラクターの特徴に該当するとも言われており、うまくキャラ化しているのが面白いという声も多くなっています。
ちょっとまって、玄田さんって幼女戦記でルーデンドルフやってる人だったわ。声の幅凄すぎるでしょ
— 岐沙野 晶@yudy提督は甲乙甲乙丙丙丙で完走 (@weekly_jumper) January 28, 2018
アニメ幼女戦記にてクルト・フォン・ルーデルドルフの声優を務めた玄田哲章さんに関してはこれまでに様々なキャラクターを演じているベテラン声優さんですが、聞いただけで分かったという声よりもエンドクレジットなどで見て驚いたとする声の方が多いです。同時期に演じているキャラクターであってもしっかりと差別化されている事でその声の幅広さに驚いたとする声も多いです。
クルト・フォン・ルーデルドルフまとめ
クルト・フォン・ルーデルドルフは蓄えた口髭と葉巻が特徴的な帝国軍参謀本部の重鎮です。ターニャを最初期からは高く評価している事もあってターニャとの絡みも多く、クルト・フォン・ルーデルドルフがターニャに直接作戦を指示する場合もある程になっています。
ゼートゥーアとの関係も深い一方で視野の狭さなども危惧されるなど不安視されているキャラクターでもあります。軍上層部のキャラクターだけに作戦面などで目立つキャラクターでもあるのでまだ幼女戦記を視聴した事がないという人はクルト・フォン・ルーデルドルフの活躍にも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?