2019年09月09日公開
2019年09月09日更新
幼女戦記のターニャ・デグレチャフの正体と強さ・能力は?画像や名セリフも紹介
2011年からweb上で連載が始まった『幼女戦記』。その人気からコミカライズまで発表され、更に2017年にはアニメが放送されました。また、2018年には劇場版アニメまで公開されています。今回はそんな『幼女戦記』の主人公ターニャについて紹介。ターニャの強さや能力、そしてその正体について紹介していくとともに、可愛いと人気の画像や名言と名高いセリフについても触れていきます。
目次
幼女戦記のターニャ・デグレチャフの正体
幼女戦記とは?
今回は『幼女戦記』の主人公ターニャ・フォン・デグレチャフについて紹介します。ターニャは外見上幼い少女ですが、その強さや能力は他とは一線を画しています。ターニャの強さや能力、そして正体とは一体どのようなものなのでしょうか?ですが、正体などの紹介の前に『幼女戦記』とは一体どのような作品なのかを見ていきましょう。
幼女戦記の概要
『幼女戦記』は2011年から小説投稿サイトにて連載が始まったライトノベルとなっています。著者はカルロ・ゼン。その人気から、2013年にはWebで公開された内容を改稿したものが書籍としても発表されることとなりました。発行元はエンターブレイン。2016年12月末時点で100万部を売り上げ、2017年にはアニメが放映されています。
幼女戦記のあらすじ
『幼女戦記』のあらすじを紹介します。幼女戦記の主人公は、元々は現代の日本に住む会社員でした。優秀な社員でありながら、どこか思いやりにかける部分がある人物で、その為部下から逆恨みされて駅のホームから突き落とされて殺されてしまいます。しかしながら死んでしまう寸前『創造主』とされる存在と接触することに。
リアリストであり『創造主』の存在を否定する主人公は、『創造主』から主人公の無信仰を諫められ、更に『信仰心を取り戻すように』と異世界へ転生させられてしまいます。転生した先は20世紀初頭のヨーロッパとよく似た世界でしたが、違う部分も。1つは魔法技術が実在することで、1つは戦争中であるという事。
魔力の量が他の者よりも突出して多く、才能に恵まれた主人公は幼い少女「ターニャ・フォン・デグレチャフ」として砲弾飛び交う戦場へ足を踏み入れることとなります。タイトルが『幼女戦記』となっているのは、幼女である主人公が戦場で活躍する物語となっているからです。
ターニャ・デグレチャフの正体
あらすじ紹介部分で既に触れていますが、『幼女戦記』の主人公ターニャ・デグレチャフの正体は元・現代日本の会社員です。更に詳しく言うなら、30代の日本人男性で、合理的且つ上昇志向の強い人物だったようです。社員としては能力が高くかなり優秀な人物で、社内では表彰された経験も。
ターニャとして転生した後も、現代日本で暮らしていた時の記憶を保持しており、転生時点では人格も変わっていません。しかしながら戦場に出た際には、合理的な性格や過去の経験等が活かされ、窮地を脱することも。転生後も組織内では優秀な人物として扱われています。
幼女戦記のターニャ・デグレチャフの強さや能力
ターニャ・デグレチャフの化け物のような強さ
『幼女戦記』の主人公であるターニャ・デグレチャフの正体は、元30代の日本人男性でした。元々が優秀な男性社員ということもあり、転生後の戦場でも合理的な判断を下せる優秀な人物として評価されています。しかし、ターニャが評価されているのはその頭脳だけではありません。前線で複数の敵を1人で撃墜する強さも備えているのです。
その強さは自軍だけでなく敵軍にもネームドとして知られており、「ライン戦線の悪魔」と呼ばれることも。中隊をたった1人で相手取り生き延びたこともあり、自軍からは『銀翼突撃賞』を授与されています。
ターニャ・デグレチャフの能力
1人で中隊を相手取る程の強さを持つターニャ。また、魔法による攻撃力も並みではありません。ターニャの能力は軍隊の中でも抜きんでています。では、どうしてターニャはそれ程までの強さや能力を秘めているのでしょうか?実はターニャの強さや能力の高さの秘訣は魔力の多さにあります。更に、ターニャが使用している宝珠は特別性。
宝珠とは魔術による術式を展開する際に使用する道具なのですが、ターニャが使用している宝珠はその出力が他の物よりもはるかに高いのです。特別性の宝珠を使いこなせるだけの魔力の多さや能力がターニャの強さを支えているのです。
幼女戦記のターニャ・デグレチャフの名セリフ集
現代日本から転生し、とびぬけた魔力と強さで戦場を駆け巡るターニャ・デグレチャフ。信仰心が芽生える事を期待して転生させた創造主ですが、ターニャの信仰心のなさや合理主義は転生した後も変わりませんでした。ここからはそんなターニャが放った『幼女戦記』に登場する名言について紹介していきます。
名セリフ①「ウジ虫どもに期待など…」
このセリフは「期待などしておらん」「少なくとも絶望はさせるな」と続きます。これは士官学校へやってきた新兵へターニャが放った言葉。士官学校の2号生指導官へと出世したターニャでしたが、実際のところ、2号生の新兵達よりも年はかなり下です。ターニャによる新兵への挨拶の最中も「あんな声で凄まれても」と新兵達はざわついていました。しかしそんなざわつきに耳を貸すことなく放った言葉がこの言葉です。
名セリフ②「今こそ神の仕事を肩代わりして…」
続いての名言は、アニメ版『幼女戦記』では12話で飛び出したセリフです。戦争を終わらせるチャンスを失い、再びターニャは出撃を命じられます。それについてターニャは「神とやらは非情な運命ばかりつきつけてくる」と部下の前で嘆いて見せました。そして「神の仕事を肩代わりしてやろう」と自分たちこそが戦争を終わらせ平和な世界を作るのだと啖呵をきってみせたのです。
名セリフ③「私は今ここに改めて宣言する…」
次に紹介する名言も『幼女戦記』アニメ12話で飛び出したセリフです。「神よ、貴様を切り刻んで…」と続く気迫のこもった言葉。流れとしては「今こそ神の仕事を肩代わりして…」の直前に登場した言葉でした。再び戦場に戻らなければならなくなった事を嘆き、同時に『神』をどれほど憎んでいるのかがよく分かるセリフです。
名セリフ④「どうした?えびのように…」
この言葉は、ターニャが士官学校の指導官に着任している時に出たセリフです。ターニャは元から優秀な人物であったためかルールにはとても厳しく、新兵が規則を破った際には厳しく制裁を与えます。このセリフもルールを破った士官学校の新兵に対して術式を使用した鉄拳制裁を加えた際に放ったもの。ファンにはターニャの厳しさがよく分かる名言として知られています。
名セリフ⑤「5分前行動もできない無能を…」
このセリフは、ターニャが新兵に対して鉄拳制裁を行おうとした際、それを止めに入った少佐に対してはなった言葉です。新兵に対して喝を入れると同時に、少佐に対して愛国心をアピールした言葉となっており、ファンからは「抜け目がない」と評判になりました。
名セリフ⑥「悪質すぎるマッチポンプ…」
このセリフは、ターニャの言う『存在X』つまり『創造主』と接触した際に出た言葉です。アニメ版『幼女戦記』では第3話で登場しました。あらすじ紹介で既に触れていますが、ターニャの正体はリアリストな日本人男性です。しかし、信仰心を取り戻させるために、創造主が戦争が起こっている世界へと転生させました。しかしターニャには信仰心が芽生える様子はありません。
そこで、誰にも制御できない新型宝珠の実験台になったターニャの状況に目を着け、使用する際には『祈りの言葉』を言わなければ制御できないような宝珠を開発者に作らせたのです。自作自演とも言えるこの演出にターニャは悪質すぎる、と怒りながら呆れていました。
名セリフ⑦「あれに撃墜される魔導師が…」
こちらのセリフはターニャが部下に向かって放った言葉です。アニメ版『幼女戦記』では第5話で登場します。ターニャは上官からの指示に従い、直々に魔導士による隊を編成して率いました。しかしながら現場になれていない部下は歩兵からの射撃に怯み、マニュアルとおりの統制射撃を行おうとしたのです。そんな部下に対し、喝を入れるために放たれたのがこちらのセリフでした。
名セリフ⑧「ビザはお持ちでない…」
こちらは侵攻してきた敵軍に対して挑発的に放ったセリフです。このセリフもアニメ『幼女戦記』では第5話で登場しました。魔導士で編成した隊に対して、歩兵で挑んできた敵部隊。敵部隊の装備では魔導士のバリアを壊すことさえできません。その為、ターニャは「ご入国の目的は?」「ビザはお持ちですか?」と続け挑発しました。
名セリフ⑨「少し早いが自分へのクリスマスプレゼント…」
こちらのセリフは敵兵から短機関銃を奪った際に登場しました。アニメ版『幼女戦記』では第7話での登場となっており、この回はターニャの敵国の兵がクローズアップして描かれています。中でも中心となったのは、娘を含めた家族や祖国に為に戦おうとした男性。
ターニャはその男性と交戦し、勝利。男性から小機関銃を奪い取りますが、手に入れたその小機関銃は、男性が娘からクリスマスプレゼントとして受け取ったものでした。その為、このセリフはファンからえげつない名言として知られているようです。
名セリフ⑩「貴様のアホな頭蓋骨を切開して…」
このセリフは5分前行動を行えなかった士官学校の新兵に向けたものです。ターニャはこの時士官学校の指導官に着任していました。しかし外見が幼い少女である為、周囲からはなめてかかられることも。ですがターニャはとても規則には厳しく、部下に鉄拳制裁を行う事も珍しくはありません。周囲の人間にターニャがどのような人間なのかを印象付ける名言となりました。
幼女戦記のターニャ・デグレチャフのかわいい画像集
ターニャ・デグレチャフのかわいい画像①アニメ1話
ここまでで『幼女戦記』の主人公、ターニャの強さや能力、そして正体について紹介してきました。30代の男性の転生後であるため、ターニャはとても有能な人物です。しかし、ターニャの魅力はそれだけではありません。とても厳しく、恐ろしい面も持つターニャですが、時にはかわいい姿を見せると評判です。ここからはそんな、かわいいと評判のターニャの画像を紹介していきます。
アニメ『幼女戦記』第1話の中でも可愛いと評判なのが上の画像のターニャです。敵意を顕わに、相手を睨みつけるような表情を見せる事の多いターニャですが、高度1万フィートまで上昇した際には少し疲れたような表情を見せました。この時に見せた表情が普段とは異なり可愛らしいと評判のようです。
ターニャ・デグレチャフのかわいい画像②アニメ2話
アニメ『幼女戦記』第2話で可愛いとされているのは、上の画像のようにドレスアップした姿でした。幼くして銀翼突撃賞を受賞したターニャは、軍の宣伝材料としてぴったりでした。その為、ドレスアップした姿でカメラの前に立たされることに。
ターニャのドレスアップした姿が描かれることはとても珍しく、アニメ『幼女戦記』全12話の中でドレスアップ姿が登場したのはこの時だけ。普段の軍服姿は違った少女らしい服装が可愛いと評判になりました。
ターニャ・デグレチャフのかわいい画像③アニメ3話
『幼女戦記』のアニメ版第3話で可愛いと評判になったのは、パジャマ姿のターニャです。いつもは軍服に身を包み、髪を結わえているターニャですが、この時は髪の毛をおろしたパジャマ姿でした。普段とは異なる服装や印象にギャップを感じ、可愛いと評価している方が多いようです。
ターニャ・デグレチャフのかわいい画像④アニメ4話
続いてアニメ『幼女戦記』第4話で可愛いと評判になったターニャの姿を紹介します。この時可愛いと評判になったのは、同僚に「君は幼い」と言われた時のターニャの表情です。同僚は幼くして戦線に立つターニャを思いやり、前線から退いてはどうかと提案したのです。しかし、出世したいターニャは、同僚を出世コースから外す為に傷ついたような表情をして、自分の愛国心をアピール、そして同僚には後方につくよう進言しました。
演技とは言え、この時に見せた不安気で傷ついたような表情のターニャはアニメ『幼女戦記』全12話の中でも珍しく、幼女戦記ファンから珍しい表情がかわいいと評判になりました。
ターニャ・デグレチャフのかわいい画像⑤アニメ5話
続いて紹介する、かわいいと評判のターニャの画像はアニメ『幼女戦記』第5話で登場した姿です。この時ターニャは魔導士の大隊を編成する任務に当たっていました。大隊編成後、戦線へ向かわなくてはならないターニャは、できる限り編成を遅らせようとしていました。
志願してきた魔導兵に無茶な訓練を課し、リタイアさせようとした程でしたが、大多数の兵はその訓練をクリアしてしまったのです。予想外の展開に、訓練の疲れも相まってターニャは上の画像のように机に突っ伏しますが、その姿が可愛いと評判になりました。
ターニャ・デグレチャフのかわいい画像⑥アニメ6話
『幼女戦記』アニメ第6話で可愛いと評判になったのは、上の画像のターニャです。この時ターニャは敵との交戦中でしたが、部下の指揮をあげる為通信で「援軍は断った」「帰還後の祝賀会は1番成績の悪かった者の奢りとする」と伝えていました。この時の意地の悪い笑顔が、幼女戦記ファンからかわいいと人気です。
ターニャ・デグレチャフのかわいい画像⑦アニメ7話
こちらは『幼女戦記』アニメ第7話で可愛いと評判の画像です。この時ターニャは上官数名と作戦会議を行っていました。その際、地図を指す必要があったのですが、ターニャは幼い少女です。背が低い為に背伸びする必要があり、全身がプルプルと震えていました。その姿が幼女戦記のファンから可愛いと評判になったようです。
ターニャ・デグレチャフのかわいい画像⑧アニメ8話
こちらの画像はアニメ『少女戦記』第8話の画像です。この時、後方地域が遮断され、物資が届かなくなるという知らせが届きました。その原因となったのは、以前手に入れた地域に残っていた地域住民による蜂起。この知らせを聞いた時にみせたターニャの悩ましい表情が可愛いと、幼女戦記のファンからは人気です。
ターニャ・デグレチャフのかわいい画像⑨アニメ9話
次に紹介するのは『幼女戦記』のアニメ第9話からの画像です。腐ったイモを食べた部下が戦線を離脱した際、その部下の家族に向けて手紙を書いていたターニャの表情が可愛いと話題になりました。ターニャは『幼女戦記』の中で凛々しい顔や睨みつけるような表情を見せる事が多く、この時見せたむくれたような表情は珍しいと人気になったようです。
ターニャ・デグレチャフのかわいい画像⑩アニメ10話
アニメ『幼女戦記』第10話で可愛いと話題になったのは、上の画像です。この時ターニャは、戦争を終わらせるきっかけとなり得る開錠作戦の帰りでした。作戦は成功し、勝利はすぐそこまで来ていると確信してのこの表情です。邪気のない笑顔を見せるターニャは『幼女戦記』の中でもかなり珍しく、ファンの間で話題となりました。
ターニャ・デグレチャフのかわいい画像⑪アニメ11話
続いて紹介するのは『幼女戦記』アニメ11話で登場したターニャの笑顔です。こちらも10話と同様屈託のない笑顔となっており、幼女戦記ファンからは珍しいと評判になっています。この笑顔は戦争の勝利を確信したことから生まれました。
ターニャ・デグレチャフのかわいい画像⑫アニメ12話
次に紹介するのはアニメ『少女戦記』最終話にあたる12話からの画像です。この画像は、自分たちに過酷な運命ばかりを背負わせる神にターニャが啖呵を切る直前に見せた表情です。この直後ターニャの顔は変貌するのですが、この空を仰ぎ見るターニャは可愛らしいと評判になりました。
幼女戦記のターニャ・デグレチャフに関する感想や評価
幼女戦記見終わった
— おみ (@MAXbet65536slot) August 29, 2019
ターニャ普通に強すぎカッコよすぎ
ヴィーシャ普通に可愛い
面白かった👍 pic.twitter.com/vjxD9CCAHA
ここからはアニメ『幼女戦記』を鑑賞した方が、ターニャに対してどのような感想を持ったのかを紹介していきます。まず紹介するのは「強い」「かっこいい」という感想です。ターニャの外見は幼い少女ですが、戦闘力は並外れて高く、とても有能な兵士として描かれています。その為「かっこいい」という感想を抱くファンも多いようです。
ターニャおじさん、母にも好評だったな。
— pkill -f '東風谷さずりん' (@Xatz) February 22, 2019
「性格歪みまくりとかいいつつ組織内での素直な上昇志向と素直な社会性と従順さを身に着けたかわいい子」とか言い始めてうーんこのってなった
次に紹介するのは「かわいい子」という感想。幼女戦記の物語上、性格が歪んでいるように描かれることの多いターニャですが、見る人によっては上昇志向を持ちつつ、社会性と従順さを身につけているキャラクターとも見ることができます。その為幼女戦記ファンの中にはターニャを可愛いキャラクターと考える方もいるようです。
幼女戦記はタイトルからして引いてしまう人もいるかもしれないけど、ターニャちゃん見た目はめちゃくちゃ可愛いロリなのに完全におっさんとして認識してしまうくらいストレートな萌えに媚びてない作品なので最高です。
— ゆき🍼 (@sugarholic_sub) August 27, 2019
最後に紹介する感想は「完全におっさん」というもの。しかしこれは決してターニャをけなしているわけではありません。『幼女戦記』という作品は、そのタイトルから内容を誤解する方も多いようです。しかしタイトルからくる印象とは異なり、実際には媚びるどころか熱くなるストーリーで、主人公であるターニャは「かっこいいおっさん」だと認識している方も沢山いらっしゃるようです。
幼女戦記のターニャ・デグレチャフの正体まとめ
今回は『幼女戦記』の主人公ターニャについて、その強さや能力、そして正体について紹介してみました。『幼女戦記』というタイトルから内容について誤解する方もいらっしゃるようですが、実際に『幼女戦記』を観たファンは、作品やターニャについて「かっこいい」という感想を持つことが多いようです。もしまだ『幼女戦記』を見たことがないのでしたら、1度ご覧になってはいかがでしょうか?