【銀魂】文通篇の内容は？新八の恋の行方やフォロ方十四フォローとは？

銀魂の文通篇は、万屋の新八が文通相手に恋をするというエピソードで名シーンも多く人気を集めました。ここでは、銀魂の文通篇のあらすじをネタバレし、見どころなどの情報も詳しく紹介します。それではまず、銀魂の文通篇について見ていく前に、人気少年漫画・銀魂の作品情報をご覧ください。

銀魂とは、人気の少年漫画雑誌・週刊少年ジャンプにて連載されていた少年漫画作品です。作者は日本の漫画家の空知英秋。銀魂は2004年に週刊少年ジャンプにて連載をスタートさせ、瞬く間に人気作品となりました。2006年からはテレビアニメの放送も開始しています。銀魂の原作漫画は2019年に完結を迎えていますが、2021年には新作の劇場版作品の公開も決まっている等、今でも絶大な人気を誇っている漫画作品です。

銀魂のあらすじを紹介していきます。銀魂では、宇宙人に開国させられてしまった江戸時代の世界が舞台です。いまだに侍という存在を残しながら、町並みは非常に近代化しており、そんな混沌とした町並みで万屋を営む坂田銀時が主人公です。坂田銀時の元には、新八や神楽、定春といった仲間たちが集い、様々な厄介事に巻き込まれていきます。

銀魂の人気エピソードのひとつ、文通篇の概要を紹介していきます。銀魂では、一話完結形式のエピソードも多く、アニメでは3話以上となると長編シリーズとしてカウントされています。銀魂の文通篇は、コミックスでは第24巻に収録され、第二百三～二百六訓となっています。アニメの銀魂では126～128話で描かれ、DVDはシーズン2の7～8巻に収録されました。

銀魂の文通篇のあらすじを詳しくネタバレしていきます。新八はアイドルお通の親衛隊長を務めており、海辺で他の親衛隊と一緒に応援の稽古を行っています。そんな中、練習に身が入っていない隊員の様子に気づいた新八。問い詰めるとお通以外の女性に気持ちが向いている様子。新八はそんな隊員に対し、お通一筋でいるように叱責します。

隊員を叱っていた新八ですが、海辺で手紙の入った瓶を拾います。中には、「文通してください」という内容の手紙と、うららという可愛い少女の写真が入っていました。写真に写るうららの可愛さに、すっかり夢中になってしまった新八。

その後、新八の姉・お妙は、銀時に「新ちゃんの様子がおかしい」と相談します。夜な夜な様子のおかしい新八。銀時によってあらぬ誤解を与えてしまいましたが、実はうららに返す手紙を書いては、その内容をどうするか悩んでいたのでした。銀時はそんな新八の写真を撮ろうと持ちかけます。新八は何故かロカビリー風の衣装でばっちりヘアセットを決めますが、銀時はそんな新八を放ってメガネだけの写真を撮っています。

しまいには、「写真が肝心だ」と、真撰組の沖田にメガネをかけさせ、写真を撮る銀時。手紙に同封する写真は沖田の写真になってしまいます。中には、沖田が新八を切りつけている写真までありました。

銀時はうららから手紙の返事は来ないだろうと思ってましたが、なんと返事は返ってきたのでした。新八はまた、うららにどんな手紙を返そうか悩んでしまいます。そんな新八の元には銀時だけではなく、姉・お妙をスト―キングしていた近藤、近藤を捜しに来た土方も加わり、手紙指南が始まるのでした。

銀魂のあらすじネタバレと併せて、見どころも詳しくネタバレしていきます。まず、近藤の残した名セリフ・ムラムラしますというシーンについて。新八に手紙指南を行っていた近藤。新八当てのうららの手紙には、うららの姉・きららについての相談が描かれていました。その内容に関して近藤は、「ムラムラします」と返答し、新八に突っ込まれていたのでした。

うららと文通を始めた新八。手紙の返事の内容に頭を悩ませていましたが、銀時の新八に対する扱いはいつも通りのもの。メガネの写真を嬉しそうに取ったり、沖田の写真を送ってしまったり、散々な扱いをしていましたが、結局は近藤や土方も新八を真剣に応援しているのでした。

銀魂の文通篇の見どころでは、真撰組鬼の副長・土方十四郎の謎の称号・フォロ方十四フォローが登場したシーンも人気です。土方十四郎は、上司にも部下にも破天荒な者が多く、常に突っ込み役を担っているキャラクターでした。

そんな土方はフォローの達人として、近藤からフォロ方十四フォローと称され、手紙指南に一役買っています。新八がうららへ送る手紙の内容に迷っている時、うららにも姉のきららにもフォローを入れる完璧な内容を書いていました。

銀魂の文通篇では、うららへ返す手紙に新八の写真と偽って沖田の写真を同封しています。その結果、沖田がうららとのデートに参加する事となりました。うららをエスコートしておくように命じられた沖田でしたが、そのエスコートの仕方はうららの首に鎖をつけて、犬の散歩のように連れて行くというもので、ドSそのものだったのでした。

海辺で拾った瓶に入っていた写真のうららに惹かれていた新八。最初はうらら相手に文通していると思っていた新八ですが、実は手紙の相手はうららの姉・きららだったと判明します。きららは殻を破れない自分が嫌で、妹のふりをしていたのです。そんな事情が分かって、優しい笑顔を見せる新八。ピュアで優しい新八のかっこよさが分かるシーンでした。

銀魂の文通篇では、アニメならではの細かい演出も注目されました。万屋で一緒に暮らしている神楽と銀時。お妙に新八の事を相談された銀時は、神楽に聞かせたくない内容だった為、神楽のおでこをツンと指でつつくなどまるで父親のような姿を見せていました。

アニメの銀魂で、文通篇のOP主題歌となったのが、monobrightのアナタMAGICです。このアナタMAGICが起用されたOPは文通篇からスタートしたOPであり、とても銀魂らしいかっこいい出来上がりとなっていました。2008年10月から放送された、126～150話で流れていたOPです。

ghostnoteのI、愛、会いは、アニメ銀魂の126～138話で使用されていたED主題歌です。新八、神楽、沖田がメインに描かれている内容で、幼い新八たちの成長が見守られているEDとなっていました。

銀魂の文通篇に関しての感想や評価を紹介していきます。銀魂の文通篇に関しては、一番好きな長編エピソードだという感想も多くなっています。地味なエピソードだという評価もある文通篇なのですが、実は隠れた人気がある長編シリーズなのです。

銀魂の文通篇では、フォローの達人土方の、フォロー方十四フォローのシーンが好きだという感想も多いです。常日頃から仲間のフォローに明け暮れている土方。新八の手紙に完璧なアドバイスをし、ドヤ顔になっていました。

銀魂の文通篇での主人公・銀時は、とてもかっこいい活躍を見せたと評価されていました。銀魂の長編シリーズ文通篇は、ギャグが多いエピソードに分類されています。しかし、登場キャラクターのかっこいい活躍を見る事が出来るエピソードでもありました。

ここでは、銀魂の文通篇について詳しい情報をまとめました。銀魂の文通篇では、新八が海辺で拾った文通相手を求める手紙に返信し、うららやきららと出会うという内容のエピソードが描かれました。文通篇では、数々の名シーンが登場しましたが、土方のフォロー方十四フォローという称号が誕生したエピソードでもありました。是非、銀魂をチェックして、人気の文通篇にも注目して見てください。