2020年07月28日公開
2020年07月28日更新
【ハイキュー】裏話やトリビアまとめ!古舘先生からのクイズの答えも紹介
『ハイキュー』は約8年半連載されてきた人気漫画です。『ハイキュー』は青春スポーツ漫画なのですが、裏話や小ネタ・トリビアなどがあり度々話題となっています。特に『ハイキュー』の公式SNSなどではよく裏話などが明かされています。また、コミックスのおまけにはちょっとした小ネタが載ることもありました。この記事では、そんな『ハイキュー』の裏話やトリビア・小ネタなどをまとめています。
目次
ハイキューとは?
ハイキューの概要
『ハイキュー』とは、古舘春一によって「週刊少年ジャンプ」で連載されていた漫画です。高校のバレーボール部を題材としており、『ハイキュー』の連載開始後にバレー部の人口が増加傾向になったほど人気の高い漫画でした。2014年にはアニメ化を果たしており、さらに注目を集めるようになります。また10代だけでなくVリーガーにもファンがおり、度々コラボもしています。
ハイキューのあらすじ
『ハイキュー』の主人公・日向翔陽はバレー部のエースになることを目指して憧れの烏野高校に入学します。しかし烏野バレー部には中学の時に試合で負けた因縁の相手である影山飛雄がいました。二人はよく喧嘩をしていましたが、次第に互いの力を認めあうようになります。やがて相棒のような存在になった二人は、烏野バレー部のメンバーと共に全国大会出場を目指します。
ハイキューの裏話やトリビア・小ネタ~表紙やクイズの答え編~
裏話①ゴミ捨て場の攻防
『ハイキュー』には16巻と19巻の表紙に関する小ネタ・トリビアがあります。小ネタ・トリビアをまとめると、16巻と19巻は離れた巻ですが繋げると1枚絵になっているのです。中央に置かれたぬいぐるみを堺に、左側に槍を持つ山口、右側に盾月島が立っている構図となっています。そしてもう一つ注目すべき点はカラスの位置です。『ハイキュー』の16巻では左を向いている山口の後ろに被るようにカラスが描かれています。
そして『ハイキュー』の19巻では中央に立つ月島の背後に被るようにカラスが飛んでいる姿が描かれています。そのため、二人にカラスの羽が生えているような構図となっているのです。ちなみにコミックスの16巻・19巻が発売される時の告知としてそれぞれ小ネタイラストが描かれました。
16巻発売告知の小ネタイラストでは、表紙を一人で飾った山口が黒尾と及川に連れて行かれそうになっているのを澤村が止めている姿が描かれています。今までの告知イラストを見ると分かるのですが、これは重要キャラでありながらまだ一人で表紙を飾ったことがない黒尾と及川が山口に嫉妬しているシーンとなっています。
このように黒尾と及川は度々告知で表紙になったキャラに絡んでいます。19巻の告知イラストの小ネタでは月島が槍を持って山口に「ツッキーそれ俺の!」と言われている姿が描かれています。月島は槍の方がかっこいいと思っているようです。ちなみに表紙をよく見るとヒナガラスも隠れています。
裏話②週刊少年ジャンプ44号表紙
『ハイキュー』は「週刊少年ジャンプ」2015年44号で表紙を飾った時にも実は小ネタ・トリビアがありました。「週刊少年ジャンプ」2015年44号のイラストは日向や影山が肉まんを食べ、後ろに谷地、そして木の下に座っている月島と山口が描かれています。実は元絵はこの5人だけではなかったのです。
『ハイキュー』の公式Twitterでは、「週刊少年ジャンプ」2015年44号の表紙のイラストには、山口達の後ろに実は田中と西谷がいることが明かされました。編集側から田中と西谷は隠れてしまうと言われたものの描いてしまったそうです。田中と西谷ははしゃぎすぎたのかコケており、より楽しげなイラストとなっています。
裏話③コミックス・漫画17巻のカバー
『ハイキュー』はコミックス17巻にも小ネタ・トリビアがあります。コミックス17巻の小ネタ・トリビアをまとめると、まず表紙が裏と表で繋がっている1枚絵のカバーになっていました。及川が横断幕を持って先頭を歩き、他の青葉城西のメンバーがそれに続いているようなかっこいいイラストです。実はこのカバーの折返しには表紙の小ネタ漫画が描かれています。
表紙では及川が先頭に立って皆を引き連れているような構図ですが、漫画では負けず嫌いの岩泉が及川を追い越し、それに気づいた及川が速歩きで岩泉を追い越します。追い越したり追い越されたりを繰り返す二人を見て、松川達は「競歩かよ」と笑っていました。
ちなみにこの表紙はコミックス17巻に収録されている146話の扉絵と繋がっており、アニメ2期のEDジャケットにも及川が青葉城西の横断幕を持って走る姿が描かれました。ちなみにコミックス17巻発売の告知イラストでは、主将仲間の黒尾や澤村にこの表紙を自慢している及川が描かれています。澤村達は悔しそうにしていますが、すぐに岩泉がやって来て及川を叱っていました。
ハイキューの裏話やトリビア・小ネタ~キャラやクイズの答え編~
裏話①月島の突き指
『ハイキュー』の裏話・トリビアには月島に関するものもあります。月島の裏話・トリビアをまとめると、バレーをしている時の突き指の描写が増えるごとに月島がバレーにのめり込んでいるのではないかといわれています。月島は夏の合同合宿まではほとんど練習するシーンや試合で活躍するシーンはありませんでした。しかし木兎や明光の言葉に影響を受けてバレーにのめり込むようになります。
それから月島の練習シーンが増え、よく突き指をしてしまう姿が描かれるようになりました。最初に突き指のシーンが描かれたのは、明光の社会人チームに混ぜてもらった時です。9月3日に左手の中指と薬指を突き指しており、10月24日には左手の薬指と小指を突き指していました。そして白鳥沢戦では牛島のスパイクに触れて右手の人差し指を突き指しました。
そして白鳥沢戦では2セット目の勝利の決め手となる1点を勝ち取り、月島は木兎に言われたバレーにハマる瞬間を体感することになります。このように、突き指が増えていったことが月島がバレーにハマる伏線になっていたと考えられています。
裏話②影山飛雄の王冠
『ハイキュー』の裏話・トリビアには影山関連のものもあります。影山の裏話・トリビアをまとめると、度々劇中に登場する王冠が影山の心境を現しているといわれています。1巻の影山は王冠を被った王様で、まだ中学時代にいわれていた「コート上の王様」を引きずっていた時期でした。そしてインターハイの青葉城西戦では影山が王冠を脱ぎ捨てるシーンが描かれました。
王冠を脱ぎ捨てて独裁者から抜け出した影山の成長を表していました。青葉城西戦が描かれた『ハイキュー』のコミックス8巻には頻繁に王冠の描写が描かれているので、影山と王冠に注目しながら読むとより心境が分かりやすくなります。ちなみに春高バレーの宮城県代表決定戦の青葉城西戦では、王冠を被った及川と王冠を捨てた影山が描かれていました。
そして『ハイキュー』の最終章の389話では再び王冠を頭にのせた影山が描かれました。Vリーグに進出した影山は、中学までの独裁者ではなくコート内の有力な選手を伴ってコートを統べる王となっていたのです。このように王冠は1話から最終章までの影山の成長を表していました。
裏話③国見はどこに?
『ハイキュー』の裏話・トリビアには国見に関連するものがあります。国見の裏話・トリビアをまとめると、『ハイキュー』のコミックス14巻のカバー折返しの作者コメント欄で、国見が変なポーズをしているシーンのクイズが出題されました。
これまでの『ハイキュー』を読み直すと7巻の55話でこの国見が描かれていることが分かります。これは作者が忙しくてつい変なポーズになってしまったため、コミックス化の時に書き直そうとしたものの気に入ってしまったのでそのままにしたそうです。ちなみに『ハイキュー』のコミックス14巻の告知イラストでは、この変なポーズをした国見が告知をしている姿が描かれています。
裏話④縁下力について
『ハイキュー』の裏話・トリビアには縁下に関連するものがあります。縁下の裏話・トリビアをまとめると、実は『ハイキュー』の初期からスタメンで試合に出ていました。スタメンで試合に出ていたのは青葉城西との練習試合です。東峰が不在だったため、それを補う形で練習試合に出場しました。この時はまだ頼りなさげでしたが、コミックス14巻では次期主将と呼ばれるまでに成長しました。
ハイキューの裏話やトリビア・小ネタ~その他~
裏話①大王様について
『ハイキュー』の裏話や小ネタ・トリビアには大王様に関連するものがあります。大王様は日向がつけた及川の呼び名で、劇中では及川が大王様のような格好をした姿が描かれていました。及川の大王様のシーンをまとめると、12巻では騎士を引き連れる大王様のような姿が描かれました。これは影山が青葉城西に偵察に行った時に見た及川の印象を伝えた時のシーンです。
そして大王様ネタは本編以外でも描かれています。ハイキューは巻末のおまけページでなんちゃって映画ポスターが描かれることがあります。そのポスターで及川は大王様といわれていることから魔王様役として「ハイキュークエスト」に出演していました。
裏話②臣民について
『ハイキュー』の裏話や小ネタ・トリビアをまとめると、よく劇中では日向達が臣民のような立場で描かれるシーンがありました。日向は金田一に影山から虐げられていると文句を言っている時に自分のことを臣民だと例えました。そして94話の扉絵では臣民が革命を起こしているようなイラストが描かれています。これは「民衆を導く自由の女神」のパロディでもありました。
裏話③マーライオン
『ハイキュー』の裏話や小ネタ・トリビアをまとめると、コミックス10巻のおまけページには「マーライオンキーホルダーを探そう」というクイズが書かれていました。この「マーライオンキーホルダー」は82話の谷地のかばんについていました。
裏話④16巻のヒナガラスの落書き
『ハイキュー』の裏話や小ネタ・トリビアをまとめると、漫画では印刷されない部分の落書きが『ハイキュー』の公式Twitterやコミックスのおまけページで明かされています。山口がサーブを打つシーンでは手にヒナガラスの落書きがされていました。印刷されない部分なのにしっかりとヒナガラスにまでトーンが貼られていました。
裏話⑤西義之先生の奮闘
『ハイキュー』の裏話や小ネタ・トリビアをまとめると、実は西義之先生が『魔物鑑定士バビロ』を連載していたころに『ハイキュー』のコラボ絵を描いていました。しかし『魔物鑑定士バビロ』は連載終了してしまいました。
裏話⑥ぐでたまとのコラボ
『ハイキュー』の裏話や小ネタ・トリビアをまとめると、2015年に『ハイキュー』は人気サンリオキャラクターの『ぐでたま』とコラボしました。コラボイラストが公開されただけでなくグッズも販売されました。
ハイキューに関する感想や評価
ハイキュー良いですよね!
— きり (@kr_ep_s) August 4, 2018
小説はマンガの裏話みたいな感じでオススメです!
マンガ読破したら是非とも小説に!!
『ハイキュー』ファンの方の多くは小説版を読んでいる方がたくさんいました。小説版の『ハイキュー』では漫画で描かれなかった裏話や小ネタが書かれています。例えば小説版の第9弾「ハイキュー!!ショーセツバン!!Ⅸ」では、稲荷崎戦で冴子がなぜ和太鼓の応援団を連れてきたのかなど裏話がたくさん収録されています。
また、コミックスのおまけページのなんちゃって映画のポスターのストーリーも小説版では書かれています。このように小説版は漫画をより楽しめる内容がたくさんあるので、小説版を読むことをおすすめしているファンもいました。
ハイキューのwebラジオです!浪川さんの回がすごく好きですww
— あお (@a_grimgar) November 15, 2016
最後の青城戦の後とかそうでしたよね…普段表に出さないので、よっぽど悔しかったんでしょうね😭
ハイキューラジオ フンヌフーン裏話 https://t.co/ccsPkPv9iR
『ハイキュー』は原作漫画の小ネタやトリビアだけでなくアニメの裏話も人気です。『ハイキュー』には、アニメで日向と影山の声優を務める村瀬歩と石川界人の二人がパーソナリティを務めるラジオがあります。この二人のラジオでは収録時の裏話を聴くことができるのでとても人気があります。特に及川役の浪川大輔がゲストとして出演した回は面白いと評判です。
浪川大輔がゲストの回では、漫画では「フンヌフーン」と書かれた一コマがアニメではとても長く、どう見ても「フンヌフーン」で収まる長さではなかったという裏話や、突然iPadを渡されて「フンヌフーン」の部分は東北の人なら誰でも分かる「ベニーランドの歌」を覚えさせられて歌ったというエピソードが語られています。他にもゲストによって様々な裏話やトリビアがあります。
ハイキューのラジオで、21話の影山とすがさんのセッターコンビの掛け合いを界人くんが絶賛してたから、動画で振り返って見てた。リアルタイムで見た時も感動したけど、そーゆう裏話を聞いてから見ると、また感慨深いね・・・。
— うみ (@mypace_umi) September 8, 2014
『ハイキュー』の裏話やトリビア・小ネタを知った後に、改めてそのシーンを見直している方がたくさんいました。『ハイキュー』の裏話などを知ってから読むと1度目に読んだ時とはまた違って感慨深いものがあるようです。この記事でまとめた裏話やトリビアの中にも見直せるものがあるので、ぜひコミックスをチェックしてみてください。
ハイキューの裏話まとめ
『ハイキュー』の裏話や小ネタ・トリビアをまとめると、知っているとさらに作品を楽しめるようなものばかりでした。読者の間では『ハイキュー』の漫画だけでなく声優の裏話などをチェックしている方もいました。今回紹介したもの以外にも裏話や小ネタ・トリビアがあるので、ぜひ探してみてください。