【テラフォーマーズ】風邪村一樹とは何者？正体やジョセフとの関係を考察

漫画テラフォーマーズの第3部で初登場を飾った風邪村一樹。風邪村一樹は若くして奇病を患って寝たきり生活を送るキャラクターであり、M.O.手術によって何とか命を保った状態にあります。その正体は様々な動物を手術ベースにしたキメラのような人間であり、日本に攻め寄せるテラフォーマーを単騎で迎え撃ちました。本記事では風邪村一樹とはどのようなキャラなのかについて正体やジョセフとの関係などを交えながらご紹介します。

では正体やジョセフとの関係などを交えながら風邪村一樹とはどのようなキャラなのかをご紹介する前に、風邪村一樹が登場する漫画テラフォーマーズとはどのような内容の作品なのかについて簡単にチェックしていきましょう。風邪村一樹が登場するテラフォーマーズとは圧倒的な力を持つ進化したゴキブリと人間の戦いを描いた貴家悠と橘賢一の漫画作品であり、2011年に漫画雑誌の1つである｢ミラクルジャンプ｣で連載が開始されました。

2020年7月現在も漫画テラフォーマーズは｢週刊ヤングジャンプ｣に移籍して連載が続いており、合計22巻の単行本が刊行されています。そんな漫画テラフォーマーズはこれまで累計発行部数1600万部突破を記録するほど非常に高い人気を博しており、アニメや実写映画といったメディア作品が多数制作されています。しかし漫画テラフォーマーズは作者である貴家悠の体調不良が原因となって2018年からしばらく休載が続いています。

時は26世紀から27世紀の未来、人口増加に悩める人類は火星に移住することを決定し、ゴキブリを火星に放って住める環境を整えることにしました。その後主人公の1人である小町小吉はバグス2号と呼ばれる宇宙船に乗り込み、火星に放ったゴキブリを駆除しに行きました。しかしそこでバグス2号の乗組員達は進化して知能と強さを手に入れたゴキブリと出会います。これがきっかけとなって人類はゴキブリに蹂躙されていくのでした。

本記事で正体やジョセフとの関係などをご紹介する風邪村一樹とは漫画テラフォーマーズに登場するキャラクターの1人です。漫画テラフォーマーズに登場する風邪村一樹は長い黒髪と暗い表情が特徴の男性キャラクターであり、223cmの身長と111kgの体重を持つ人並み外れた肉体を有しています。漫画テラフォーマーズの第3部で風邪村一樹は初登場を飾り、得体の知れない雰囲気と独特な容姿から多くの読者に強い印象を与えました。

その正体は日本で3本の指に入るほどの名家で生まれたM.O.手術の経験者であり、弓道8段・剣道5段・茶道の師範・書道の師範といった様々な日本の武術と文化を極めています。また知能も非常に高く、とある大学を首席で卒業した経験を持っています。そんな名家生まれの風邪村一樹は大学を主席で卒業後、天皇家を守る皇宮護衛官に入隊しました。しかしその後すぐに風邪村一樹は風邪村家に伝わる奇病を突如発症してしまいました。

この奇病のせいで風邪村一樹は全身の筋肉を動かすことが出来なくなってしまい、寝たきりの生活を送ることになりました。風邪村家は日本有数の財力で風邪村一樹を治そうとするものの、彼自身無気力な状態が続いてしまいます。そんな中で責任感が強い性格をした風邪村一樹は日本の守護と祖先への恩返しを果たすために立ち上がり、周囲の強い反対を押し切って様々な動物の能力を付与するM.O.手術を受けることになりました。

しかし風邪村一樹はM.O.手術で動けるようになったものの、進行を続ける奇病を治す為何度もM.O.手術を繰り替えることになります。その手術を耐えきった風邪村一樹は女郎蜘蛛・アナコンダ・烏・コモドオオトカゲ・モウコノウマ・本土狸・ヤマアラシ・ムネマダラトラカミキリといった多数の動物の能力を手に入れました。その強さは体格と同じく並外れており、現在23位であるものの元々ジャパンランキングの1位に輝いていました。

上述でご紹介した通り、漫画テラフォーマーズに登場する風邪村一樹は日本有数の名門である風邪村家に伝わる奇病を治すため、何度もM.O.手術を受けています。しかしM.O.手術は非常に難易度が高い手術となっており、本来様々な動物を掛け合わすことが出来ません。そのため何度も手術を耐えきった風邪村一樹は複合実験型として｢人為鵺（マスティコア）｣とあだ名され、多数の強者が集う一警護からも非常に高く評価されています。

しかしなぜ風邪村一樹は普通ではありえないM.O.の手術を耐えきることが出来たのでしょうか？残念ながらその理由は強い精神力としか明かされていません。だが風邪村家は風邪村一樹を手術した海老塚病院に失敗したら日本で暮らすことが出来なくするといった脅しをかけています。おそらく海老塚病院は何としてでも手術を成功させるため、風邪村一樹にゴキブリから取れる｢免疫肝要臓｣以外の何かを使用したのではないでしょうか？

ではここからは風邪村一樹とジョセフとの関係について考察紹介していきます。漫画テラフォーマーズに登場するジョセフ・G・ニュートンとは恵まれた体格と美形を併せ持つキャラクターであり、ヨーロッパ人とアフリカ人で構成されたアネックス1号第6班の隊長を務めています。ジョセフはマーズランキングで1位に君臨するほどの強さを持っており、大量のゴキブリが相手でも手術ベースの動物の能力を使用せずに圧倒出来ます。

また知能もずば抜けており、これまで生物学や航空宇宙工学といった多数の修士号を修めています。そんなジョセフはヒロインの1人であるミッシェルに好意を寄せており、作中で彼女を守るために主人公陣営の人間としてゴキブリや中国陣営と戦いを繰り広げました。しかしその正体は人間を越えるために作られた真の裏切り者であり、小町小吉との戦いの後ニュートン一族の当主に就任し、世界中の裏で暗躍しています。

漫画テラフォーマーズの作中で風邪村一樹とジョセフとの関係は明確に描かれておらず、全くもって接点がありません。しかしアレクサンドル・グスタフ・ニュートンが研究成果をまとめた本の中にゴキブリによる日本侵略の予言を残していました。そしてその予言はジョセフに受け継がれています。上述でもご紹介した通り、風邪村一樹が生まれた風邪村家は日本で指折りの資産を抱えている誰も知っているほどの名家となっています。

さらに風邪村一樹は本来あり得ないM.O.手術の多用を成功させています。これは海老塚病院が持つ何らかの技術を用いて成功されたと考えられています。もしこれが本当であれば、ニュートン一族に注目されるはずです。アレクサンドルが残した本の中にこの技術が描かれていたとするとジョセフは風邪村一樹と海老塚病院に接触することでしょう。もしかすると今後風邪村一樹は技術を求めるジョセフと戦うことになるやもしれません。

漫画テラフォーマーズに登場する風邪村一樹に関する感想では風邪村一樹が一番好きといった感想が非常に多く寄せられていました。風邪村一樹は恵まれた体格と義理固い真面目な性格を持つ非常にかっこいいキャラクターであり、初登場の時から多くの読者に注目されていました。また風邪村一樹は様々な動物を掛け合わせてチート級の強さを持っているため、非常に高い人気を博しています。

漫画テラフォーマーズに登場する風邪村一樹に関する感想では過剰変態するシーンが熱いといった感想も多く寄せられていました。登場した当初、風邪村一樹は日本に攻め寄せたゴキブリの前に倒れてしまいます。しかしその瞬間風邪村一樹は過剰変態を行い、様々な動物を掛け合わせた能力と弓矢の力でゴキブリを打ち破りました。このシーンは漫画テラフォーマーズの第3部の中でも指折りの名場面となっています。

漫画テラフォーマーズに登場する風邪村一樹に関する感想では風邪村一樹の強さがチートすぎるといった感想も多く見受けられました。アナコンダやヤマアラシといった様々な動物を手術ベースにした風邪村一樹は痛みと引き換えに異常なほどの力を発動する能力を持っており、重傷を負っても即座に治癒することが出来ます。さらに風邪村一樹は武術も達人級となっているため、作中でトップクラスの強さを持っていると評されています。

本記事では漫画テラフォーマーズに登場する風邪村一樹とはどのようなキャラなのかについて正体やジョセフとの関係などを交えながらご紹介しました。名家で知られる風邪村家で生まれた風邪村一樹は幾度と無く繰り返されたM.O手術を耐えた逸材であり、何かしらの秘密が隠されていると考察されています。しかし未だ作中内ではっきりと公表されておらず、ジョセフとも本当に密接な関係になっていくか分かっていませんでした。

それでも風邪村一樹を手術した海老塚病院は本来あり得ないM.O.手術の連続成功を果たしているため、何かしらの技術を有していると見ていいでしょう。なので今後の展開で風邪村一樹と海老塚病院がジョセフ含むニュートン一族と関わる可能性は決して低く無いのではないでしょうか？