2020年07月07日公開
2020年07月07日更新
【進撃の巨人】実写版映画に登場するサンナギとは?担当キャストは松尾諭
累計8000万部突破の大ヒットコミック「進撃の巨人」の実写化作品、前篇の「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」と後篇の「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」が2015年に公開され、そのオリジナルキャラクターの多さに注目が集まりました。今回は実写映画「進撃の巨人」のオリジナルキャラクターの1人、サンナギがどんな役柄なのかを紹介し、サンナギを演じた俳優キャストの松尾諭さんのプロフィールや主な出演作品をみていきます。
サンナギが登場する進撃の巨人の実写映画とは?
進撃の巨人の実写映画の概要
実写映画「進撃の巨人」は三浦春馬さんを主演として、前篇の「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」が2015年8月1日に公開され、その続編として、後篇の「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」が2015年9月19日に公開となりました。
これらは別冊少年マガジンで連載中の諫山創先生による少年漫画「進撃の巨人」を原作とした実写映画化作品で、登場人物や世界観の設定など大幅に追加・変更され、原作やアニメ版とは異なる完全オリジナルストーリーが展開されています。次に、実写映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」の前篇のあらすじをみていきます。
進撃の巨人の実写映画のあらすじ
大昔、巨人たちの脅威に晒され、滅亡の危機に陥る人類でしたが、生き残った者たちによって、巨人を防ぐ巨大な壁が築かれます。それから100年、巨人はもはや伝説となっていましたが、人類は突如現れた超大型巨人や鎧の巨人の襲撃に遭います。生き残ったエレンや幼馴染のミカサ、アルミンは家族を殺した巨人への復讐を決意。数年後、壁外の任務にあたる調査兵団入りを目指すエレンたちは再び超大型巨人の襲撃を受けるのでした。
サンナギとは?
次に、実写映画「進撃の巨人」のオリジナルキャラクターで、俳優の松尾諭さんが演じたサンナギとはどんな役柄なのかについてみていきます。
サンナギは進撃の巨人の実写映画に登場
松尾諭さんが演じたサンナギは実写映画「進撃の巨人」のオリジナルキャラクターです。実写映画「進撃の巨人」にはサンナギのように、原作、そして原作に忠実に作られているテレビアニメや劇場版アニメには登場しないキャラクターが多く登場します。
長谷川博己さんが演じた「人類最強の男」シキシマや渡部秀さんが演じた「悲しみの守護星」フクシ、水崎綾女さんが演じた「勇猛なる母性」ヒアナ、武田梨奈さんが演じた「愛に生きる本能」リル、ピエール瀧さんが演じた「嘆きの先駆者」ソウダ、國村隼さんが演じた「闇を統べる者」クバルなども原作やアニメ版には登場しない実写映画版オリジナルキャラクターです。
サンナギの役どころや役割
原作やアニメ版には登場しない実写映画「進撃の巨人」オリジナルキャラクターの1人である、サンナギとはどんな役柄なのかをみていきます。サンナギは「慈愛深き豪傑」と表現され、そのキャッチフレーズは「微笑みを貫け」となっています。サンナギは力持ちのキャラクターで、自慢の腕力と武器の斧を駆使して味方をサポートする頼もしい青年です。
実写映画の前篇「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」ではサンナギの熱いアクションシーンの見せ場が話題となりました。「進撃の巨人」の世界では巨人の弱点はうなじというのが常識となっています。そのため、一般的なキャラクターは立体起動装置を使って、高さのある建物に飛び上がり、そこから巨人のうなじを刃物で狙って倒します。
しかし、実写映画オリジナルキャラクターであるサンナギはこの方法を使いません。サンナギは武器の斧を使って巨人のアキレス腱を切り裂くことで巨人を倒してしまいました。サンナギ流の巨人の倒し方に実写映画を観たファンからは「そんな方法があったのか」と驚きの声があがったそうです。
さらに、サンナギは持ち前の腕力を活かし、ピンチになったときには巨人を投げ飛ばしたり、建物を倒壊させて仲間を救ったりするなど「豪傑」の名に恥じない活躍を見せました。
実は原作では俳優・松尾諭さんが演じたサンナギのようなガッチリした体格の豪傑キャラは登場していません。斧を使うキャラといえば、サシャが斧で巨人に向かっていくシーンが描かれましたが、歯が立ちませんでした。そもそも原作にサンナギのようなガッチリ体型のキャラの兵団員が登場しないのは、立体起動装置を使いこなす必要があるからではないかと予想されています。
あまりに身体が大きいと立体起動装置を使用できない可能性があるため、原作ではガッチリ体型の兵団員が出てこなかったのだろうと言われています。しかし、サンナギは実写映画オリジナルキャラですが、彼も兵団員です。実際、サンナギは立体起動装置を使用できるのでしょうか?実写映画公開前には、オリジナルキャラであるサンナギという役柄への期待と共に、このような疑問まで話題になりました。
サンナギの実写の俳優キャストは松尾諭
次に、実写映画「進撃の巨人」でサンナギ役を演じた俳優キャスト、松尾諭さんについて、そのプロフィールや主な出演作品を紹介していきます。
松尾諭のプロフィール
実写映画「進撃の巨人」でオリジナルキャラのサンナギ役を演じた俳優キャスト・松尾諭さんのプロフィールをみていきます。松尾諭さんは1975年12月7日生まれ、兵庫県尼崎市出身、年齢は44歳(2020年7月現在)です。身長は176.5cm、体重は90kg、ラグビー経験者であるため、ガッチリとした体格をしています。
血液型はAB型、所属事務所はエフ・エム・ジー、2000年から映画やテレビドラマを中心に俳優として活躍しています。次に、サンナギの俳優キャスト・松尾諭さんの主な出演作品をみていきます。
松尾諭の主な出演作品
2005年の福井晴敏原作の人気小説の実写映画化作品「亡国のイージス」では、主演の真田広之さん演じる仙石恒史の下につく「いそかぜ」の船員を演じ、2006年にはイ・ジュンギさんと宮崎あおいさん主演の日韓合作映画「初雪の恋 ヴァージン・スノー」で個性的なお坊さん役を演じました。
翌年、2007年放送のテレビドラマ「SP 警視庁警備部警護課第四係」では、主演の岡田准一さん演じる井上薫と同じ、警護課第四係所属の機動警護班隊員・山本隆文役に抜擢され一躍ブレイク。その後、さらに注目を集めたのが2015年放送のテレビドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」の島田宗太郎役でした。松尾諭さんは主演の長谷川博己さん演じる高等遊民(ニート)の谷口巧の親友でコミカルなロックンローラーを演じました。
この役で松尾諭さんは兄貴のように頼れる親友として、巧とヒロインの薮下依子(演:杏さん)の恋にアドバイスをしつつ、巧に想いを寄せる妹のことも見捨てることもできず、2人の仲を邪魔してしまうという難しい役柄を見事に演じたと高く評価されました。
他にも2009年放送の大河ドラマ「天地人」桜井晴吉役や2011年からは沢口靖子さん主演のテレビドラマ「警視庁機動捜査隊216」シリーズの富田康介役を演じ、2012年には阿部寛さん主演映画「テルマエ・ロマエ」でも伊丹登役として出演しました。
そして、2016年公開の長谷川博己さん主演映画「シン・ゴジラ」の泉修一役や、2017年放送の大河ドラマ「ひよっこ」の益子次郎役や2018年放送の大河ドラマ「わろてんか」の川上四郎役など、様々な映画やテレビドラマに出演し、作品を彩る個性的な脇役として持ち味を発揮しています。
サンナギに関する感想や評価
劇場版進撃の巨人見てるけど、サンナギが好きです
— 🌭ホット犬のプロ🌭 (@hotdog_2525) June 19, 2016
こちらは実写映画「進撃の巨人」に登場するサンナギに関するツイートで、サンナギが好きだという感想となっています。
あと進撃の巨人といえば、慈愛深き豪傑・サンナギも忘れてはいけない。
— Rとがりや (@togariya753_R) June 20, 2020
こちらも実写映画「進撃の巨人」に登場するサンナギに関するツイートです。こちらのツイートのようにサンナギが印象に残っているという「進撃の巨人」ファンが多く存在するようです。
ジッシャシンゲキで最強なのは斧で巨人を倒せたり、立体機動装置のワイヤーで塔を倒して仲間を救ったサンナギくんだとおもうんだよな
— 二個 (@izumi2co) September 19, 2019
こちらも実写映画「進撃の巨人」に関するツイートです。斧で巨人を倒し、立体起動装置のワイヤーを使って仲間を救ったサンナギが実写映画「進撃の巨人」で最強のキャラクターだと思うという感想となっています。
サンナギについてまとめ
いかがでしたか?実写映画「進撃の巨人」に登場するサンナギについて、その役のポイントや演じた俳優キャスト・松尾諭さんのプロフィールや主な出演作品をみてきました。そして、サンナギはガッチリした力持ちの青年で、自慢の腕力で巨人を倒す大活躍をしたこと、観客から好評だったことが分かりました。
さらに、サンナギを演じた松尾諭さんは「SP 警視庁警備部警護課第四係」や「デート〜恋とはどんなものかしら〜」などの代表作があり、様々な出演作で個性的なキャラを演じ、作品を彩る脇役として存在感を発揮していることが分かりました。皆さんもぜひ実写映画「進撃の巨人」のサンナギ及び俳優・松尾諭さんに注目してみてください!