【進撃の巨人】ジークはリヴァイがトラウマ?過去の戦闘が原因で会いたくない?

「進撃の巨人」に登場するマーレの戦士の戦士長・ジークと調査兵団の兵士長・リヴァイの関係を見ていきます。「リヴァイとはもう会いたくない」という発言をしているジークは、リヴァイに対してトラウマを感じていると言われています。それは二人の過去の戦闘が原因とされており、ここでは、そのジークのトラウマとなった原因とされる過去の戦闘での様子を紹介し、さらに、ジークとリヴァイの違いなども見ていきます。

【進撃の巨人】ジークはリヴァイがトラウマ?過去の戦闘が原因で会いたくない?のイメージ

目次

  1. ジークとリヴァイとは?
  2. ジークはリヴァイがトラウマ?原因は?
  3. ジークとリヴァイの関係や今後を考察
  4. ジークとリヴァイに関する感想や評価
  5. ジークとリヴァイまとめ

ジークとリヴァイとは?

進撃の巨人の作品情報

作者・諌山創(いさやまはじめ)による漫画「進撃の巨人」は、別冊少年マガジンで連載中のダーク・ファンタジー・アクション漫画です。コミックは2020年4月時点で第31巻まで発売中で、日本だけでなく世界各国で人気を集め、発行部数は1億部を超えています。「進撃の巨人」のアニメは2013年から2019年にかけて第3期まで放送され、2020年の秋にはNHK総合で第4期の放送が予定されています。

進撃の巨人の概要

「進撃の巨人」は、人間を捕食する巨人の出現によって命を脅かされた人間の戦いを描いた作品です。巨人と戦うための軍を組織し、王都には三つの壁、「ウォール・マリア」、「ウォール・ローゼ」、「ウォール・シーナ」を立てることで巨人から人々を守っています。

進撃の巨人のあらすじ

主人公の少年エレン・イェーガーは、医者の父と母、そして幼なじみのミカサの4人でウォールマリアの南、シガンシナ区に住んでいます。エレンは幼い頃から壁の外に憧れ、唯一壁外へ出ることのできる調査兵団への入団を希望しています。845年、エレンが10歳のとき、超大型巨人がシガンシナ区に出現。母のカルラが巨人に食べられるところを目の当たりにしたエレンは、巨人への復讐を誓い、訓練兵団の104期生となりました。

ジークのプロフィール

ここまで「進撃の巨人」の作品情報、概要、あらすじを紹介しました。ここからは、今回注目のキャラクター、ジークとリヴァイの関係について見ていきます。ジークにとってリヴァイはトラウマで「もう会いたくない…」という存在だということで、その原因や理由について考察していきます。それでは、まずジークとリヴァイのプロフィールから紹介します。

「進撃の巨人」のジークは本名ジーク・イェーガーで、エレンの父・グリシャと前妻ダイナ・フリッツの息子で、エレンの異母兄です。出身地は壁外の国「マーレ」のレベリオ収容区です。パラディ島とは敵対関係にある「マーレの戦士」の戦士長で「九つの巨人」のうちマーレの管理下にある「七つの巨人」の一つ「獣の巨人」の継承者です。「ライナー(鎧の巨人)、ベルトルト(超大型巨人)、アニ(女型の巨人)はジークの部下です。

リヴァイのプロフィール

「進撃の巨人」のリヴァイは「調査兵団」の兵士長で、戦闘能力は、一人で約4000人規模の兵団と同等の戦力を持つ最強の兵士と称されています。かつて地下の貧民街で窃盗団のリーダーをしており、その当時の影響なのか、今でも敬語はめったに使わず、汚い言葉を使うことがあります。トロスト区奪還戦後、さらわれたエレンを救出する戦闘でミカサを庇い負傷。一戦を退きますが、現在は新たに作った「新リヴァイ班」を率いています。

パラディ島の現在の動き

「進撃の巨人」の主人公たちが住む島、パラディ島の現在の動きを見ていきます。ヴィリー・タイバーがパラディ島への宣戦布告を訴えた演説により始まったマーレとパラディ軍との戦闘が終わり、勝利を収めたパラディ軍は帰島しました。現在のパラディ島の動きを見てみると、エレンを巡って調査兵団が対立、エレンに心服する反兵団組織のイェーガー派がザックレー総統を執務室ごと爆殺しました。

また、ジークを信奉するイェレナとピクシス司令、帰還するパラディ軍の飛行船に乗り込んだマーレ人のガビ、ファルコとカヤのエピソードとニコロの高級レストラン、そしてマーレの戦士隊によるパラディ奇襲など、様々な問題が同時に起きているという状況です。

進撃の巨人 作品公式サイト

ジークはリヴァイがトラウマ?原因は?

マーレとパラディ軍との戦闘後、パラディ島で現在起きている問題を見てきました。ここから、ジークにとってリヴァイはトラウマと言われていることについて、その原因やジークとリヴァイの関係に迫ります。

ジークはリヴァイがトラウマ?

ジークはマーレにいた頃、マガト隊長に「リヴァイとはもう会いたくない」という発言をしており、その理由を見ていきます。エルヴィンが「シガンシナ区決戦」で獣の巨人となったジークを倒すための作戦をリヴァイに提案しました。その作戦とは、エルヴィンが自ら兵士たちと共に特攻を開始、その隙に乗じてリヴァイがジークを倒す、というものでした。

ジークは過去の戦闘が原因で会いたくない?

ジークに攻撃を仕掛けるエルヴィンと兵士たちに、ジークは石つぶてで反撃します。兵士たちは全員死亡し、一瞬隙を見せたジークにリヴァイが襲いかかります。近づくリヴァイに爪を立てようとするジークですが、リヴァイの素早いブレードさばきについて行くことができません。体中を斬りきざまれるジーク。そしてついにリヴァイのブレードがジークの口から左目の下へと貫きました。

ジークは瀕死の状態に追い込まれますが、ピーク(車力の巨人)がリヴァイの隙を突き、ジークは救出されました。後を追ってくるリヴァイを振り切り、マーレに帰ることができたジーク。その後、ジークとリヴァイは再び戦うことになるのですが、ジークはその戦闘に備えて3年もの間、ワインに自身の脊髄液を混ぜて兵士たちに飲ませていたのでした。

兵士たちを巨人化させておいてリヴァイと戦うジークでしたが、巨大樹の森で行われたその戦闘でもジークはリヴァイに完敗することになりました。この二つの戦闘での体験が、ジークにとってトラウマとなり、「リヴァイに会いたくない」と発言する原因になったと考えられています。

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ジークとリヴァイの関係や今後を考察

ジークはリヴァイとの戦闘が原因でトラウマとなり、リヴァイは会いたくないと思う相手になりました。ここで、ジークとリヴァイ、それぞれの性格や想い、二人の関係と今後について考察していきます。

考察①ジークはリヴァイに勝てると思った?

ジークは第81話、シガンシナ区での決戦でリヴァイに完敗しました。その後、数年をかけてジークは自身の脊髄液をワインに仕込み、各兵団の高官や兵士たちに飲ませていました。あらかじめ脊髄液を飲ませておいたのは、いざ戦闘となった際、ジークの一言で巨人化させ、操ることができるからです。

実際にリヴァイの部下は巨人化してしまったのですが、リヴァイは巨人とはいえ元部下を容赦なく殺していきました。ジークは、まさか自分の部下を殺すことはないだろう、今度こそ勝てる、と思い込んでいたので驚きます。ジークは獣の巨人となってリヴァイと戦いますが、結局リヴァイが雷槍(らいそう)でジークのうなじを爆破、ジークはぼろぼろになってうなじから引きずり出されました。

考察②ジークはかわいそう?

ジークの父・グリシャはマーレにあるエルディア人の収容所である「レベリオ収容区」で生まれ育ち、マーレ人に妹を殺されたことで復讐のために「エルディア復権派」に入りました。そんな中で生まれたジークは、父からエルディアの誇りを植え付けられ、その反面マーレに服従するように洗脳されました。そして、父はジークをスパイとして「マーレの戦士」に送り込もうとしました。

ジークはそれを拒絶し、父を含む「エルディア復権派」をマーレ側に告発しました。ジークは自身の正義感で実の父親を告発し、マーレに忠誠を誓いました。一方、息子に裏切られたグリシャは、この事を反省し、エレンには自身の思想を強要することなく自由にさせました。エレンが異母弟であることに気づいたジークは、エレンもまた父の犠牲になっているのではないかと心配し、救ってあげたいと思う、優しい人物です。

考察③リヴァイは正義?

ジークに多くの仲間を殺されたと言うリヴァイはジークを二度にわたって叩きのめしました。しかし、リヴァイもジークの策略によって巨人になってしまったとはいえ部下だったものを何十人も殺しています。その事を知ったジークはリヴァイを非難しますが、リヴァイは殺した部下について、「汚い、臭い、ブサイク、同情なんてしない」などと言って平然としていました。

考察④ジークは味方を大切にする?優しい?

ジークのセリフを見てみると、部下や仲間に対して「かわいそうに…」という言葉を使うことがあり、仲間を大切にしていることがよく分かります。ジークは自身が仲間想いであるため、リヴァイも同じだと考えていました。リヴァイの部下を巨人化するため脊髄液入りのワインを飲ませたのも、リヴァイは仲間を殺せない、という考えがあればこそです。

考察⑤2人の今後はどうなる?

「進撃の巨人」の第113話でジークとリヴァイの戦いが描かれました。ジークは獣の巨人となって戦いましたが、うなじに雷槍を差し込まれ、爆発。リヴァイはジークを巨人に食べさせるためにジークを生かしたまま捕獲し、ジークの腹に雷槍を刺し、信管に繋いだワイヤーを首に巻きました。意識が戻ったジークは自ら信管を引き抜き、雷槍を爆破させると、リヴァイは瀕死の重傷を負い、草むらに落下しました。

一方、ジークは体の胸から下を吹き飛ばされ、ジークもまた瀕死の状態となりますが、ある少女のおかげで奇跡的に回復します。その光景を見たハンジがリヴァイを連れて逃げていきました。ジークは朦朧とした意識の中でエルディア人のために自身の為すべきことを思い出します。そして、爆破によって右手を失ったリヴァイが巨人化するのは確かだと言われており、ジークの獣の巨人を継承するのでは?と考えられています。

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ジークとリヴァイに関する感想や評価

「進撃の巨人」のジークは両親を裏切った過去を持ち、リヴァイは地下街のゴロツキでした。ジークは獣の巨人で、リヴァイはジークを殺すことが生きがいになっています。二人は共に苦労を重ねて今があります。そんな二人が、ただのジークとリヴァイだったら互いに良き理解者になっただろうという感想です。

「進撃の巨人」のジークは、情が深く人間味に溢れる人物ですが、獣の巨人として戦い、一方、リヴァイはゴロツキだった頃を彷彿とさせるような本能のままに行動する人物ですが、調査兵団の兵士長という地位にあり、生身の人間のまま戦います。そんな二人が戦う姿が面白いという感想です。

「進撃の巨人」のジークとリヴァイの関係についての感想です。リヴァイは兵士長という立場で、しかも人類最強と言われています。そんなリヴァイがジークに対してだけは常に本気で、感情をむき出しにする、そんな姿が良いということです。

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ジークとリヴァイまとめ

いかがでしたか?「進撃の巨人」のジークとリヴァイの関係について見てきました。ジークは何度戦ってもリヴァイに完膚なきまでに叩きのめされます。そのため、ジークにとってリヴァイはトラウマで、もう会いたくない存在でした。また、ジークとリヴァイの性格の違いや二人の戦闘シーンを紹介しました。リヴァイが唯一感情をむき出しに出来ると言われるジーク。そんな二人の今後に注目して「進撃の巨人」をお楽しみください。

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