【進撃の巨人】グンタ・シュルツはどんなキャラ?強さと最後の死亡シーンは?

グンタ・シュルツは、旧リヴァイ班に所属していた兵士の1人です。体格が良く、後頭部の一部がとんがった髪型が特徴で、寡黙かつ冷静沈着な性格でした。リヴァイに腕を認められるほどの強さを持つ兵士でしたが、巨大樹の森で兵士に扮した女型の巨人に殺されます。この記事では、「進撃の巨人」に登場するグンタ・シュルツの作中での活躍や強さ、最後の死亡シーンなどを紹介していきます。

【進撃の巨人】グンタ・シュルツはどんなキャラ?強さと最後の死亡シーンは?のイメージ

目次

  1. グンタ・シュルツはどんなキャラ?
  2. グンタ・シュルツの強さや体格
  3. グンタ・シュルツの22話の名シーンや最後の死亡シーン
  4. グンタ・シュルツには彼女や家族がいた?
  5. グンタ・シュルツに関する感想や評価
  6. グンタ・シュルツについてまとめ

グンタ・シュルツはどんなキャラ?

「進撃の巨人」に登場するグンタ・シュルツは、調査兵団の旧リヴァイ班に所属していた高い戦闘能力・強さを持つ兵士の1人です。後頭部の一部がとんがった髪型が特徴で、身長が高く寡黙な人物でした。最後の死亡シーンは、第57回壁外調査に参戦した際、巨大樹の森で兵士に扮した女型の巨人に遭遇し首を切られて亡くなります。

進撃の巨人の作品情報

進撃の巨人の概要

「進撃の巨人」は、講談社が刊行する「別冊少年マガジン」で創刊号から連載されている作品で、2020年4月にはコミックス31巻が発売されました。2013年にはアニメ化もされ、第1期から第3期までが制作・放送されました。さらに2020年には、第4期「The Final Season」の放送が予定されています。その他、小説やゲームといった媒体でも取り上げられました。

進撃の巨人のあらすじ

突然現れた人を食べる巨人から身を隠すため、人類は生活圏を守るべく巨大な壁を築き上げ、その内側で生活していました。ウォール・マリアのシガンシナ区で生まれ育った主人公のエレンは、壁の外を調査する調査兵団に入ることを目標としていました。ある日、超大型の巨人が出没し、ウォール・マリアの壁を壊します。これにより、壁の穴から巨人が侵入し、ウォール・マリアは陥落しました。

ウォール・マリア陥落時にエレンの母親は巨人に食べられて死亡し、以前から目標としていた調査兵団に入って巨人を倒す意思をさらに固めます。その後、両親を亡くしたことで一緒に暮らしてきたミカサ、幼なじみのアルミンと共に訓練兵に入りました。

グンタ・シュルツはリヴァイ班の一員だった

グンタ・シュルツは、リヴァイが強さ・能力を見込んで選出した調査兵団特別作戦班の兵士の1人です。この部隊は、略してリヴァイ班と呼ばれています。トロスト区の扉を、巨人化したエレンが巨大岩を運んで穴を塞ぐという作戦が行われます。作戦は成功しますが、一時暴走したエレンは周囲から恐れられました。処遇は裁判で調査兵団に入れられることが決まりますが、リヴァイ班に入れられ監視されることになります。

リーダーのリヴァイ、グンタ・シュルツ、主人公のエレン・イェーガーの他に、オルオ・ボザド、エルド・ジン、ペトラ・ラルの計6名がいます。オルオ・ボザドは、リヴァイに強い憧れを抱いており口調を真似ることが多くあります。少し間の抜けたところがあり、乗馬中に喋り舌を噛むこともあります。エルド・ジンは、リヴァイの不在時に指揮を任される冷静沈着な兵士です。

ペトラ・ラルは、周囲を気遣う優しい兵士で、オルオと同じくリヴァイに憧れていました。当初、グンタ・シュルツ、エルド、オルオ、ペトラは、巨人化できるエレンにまだ不信感を抱いていました。エレンは、実験でいつものように手の甲を噛み、巨人化しようとしますが、いくら噛んでも巨人になることはできませんでした。さらに、以前のように傷も塞がらず、エレンは焦りを覚えます。

リヴァイ班と外でお茶をする中、エレンはティースプーンを地面に落とし、拾い上げようとします。その時、自分で噛んだ手の傷に痛みが走り、一部だけ巨人化しました。グンタ・シュルツ、エルド、オルオ、ペトラは、突如巨人化したエレンに武器を構えます。許可なく巨人化したエレンをそれぞれ責める中、グンタ・シュルツは、人類の敵ではないことを証明してみせるよう要求します。

それぞれが責め立てる中、エレンは巨人化した部位から腕を引き抜きました。ハンジは、巨人化した手がティースプーンを持っていたことから、ある結論を導き出します。巨人化には、何か目的を持って自傷行為をする必要があったのでした。エレンに悪意がなかったことが判明し、リヴァイ班はそれぞれ自分の手を噛み、最後はエレンの謝罪しました。

進撃の巨人 作品公式サイト

グンタ・シュルツの強さや体格

グンタ・シュルツの強さ

リヴァイ班のメンバーは、全員リヴァイ本人が能力・強さを見込んで選出しています。グンタ・シュルツの巨人討伐の実績は、討伐7体、討伐補佐40体と非常に高い戦闘能力・強さを持つことがわかります。討伐と討伐補佐の差を見る限り、補佐役に回ることが多かったようです。非常に真面目で協調性も高く、公式ガイドブックの協調性に項目も8と評価が高く、組織行動にも向いた性格でした。

グンタ・シュルツの身長や体重

グンタ・シュルツは、身長183cm、体重82kgと、リヴァイ班の中でもっとも高身長で、体格も良い兵士でした。公式ガイドブックのデータには、格闘術の評価の値が7、行動力の評価も同じく7、頭脳戦の評価は8と、リヴァイに選ばれただけあり、戦闘能力の高さに加え頭も良く非常に優秀です。

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グンタ・シュルツの22話の名シーンや最後の死亡シーン

グンタ・シュルツの22話の名シーン

グンタ・シュルツは、第57回壁外調査前に、エルヴィンが考案した長距離索敵陣形の配置をエレンに説明します。巨人化できるエレンのいるリヴァイ班は、5列中央・待機とかなり後方の部分に配置されます。グンタ・シュルツは、図でエレンやその他のリヴァイ班に具体的な場所を説明していました。リヴァイ班が配置された場所は、長距離索敵陣形の中で一番安全とされている場所でした。

第57回壁外調査は、エレンをシガンシナ区に送り届けるテスト走行のようなものであり、生きて戻ることが大切だと、グンタ・シュルツはエレンにいいます。エレンは、まだ自身の巨人化の力の全貌を把握しきれておらず、戸惑いと不安を吐露しました。先日、ソニーとビーンが何者かに殺された時、エルヴィンはエレンに意味深な質問を投げかけました。質問の意味がわからなかったエレンは、答えることができませんでした。

グンタ・シュルツは、エルヴィンがエレンにした質問の意味は理解できたかと問います。質問の意味は、エレンも含めリヴァイ班の全員が理解できていませんでした。キザなセリフを言おうとするオルオの言葉を遮り、グンタ・シュルツは今回の第57回壁外調査には別の目的があるのかもしれないと考えを口にします。

しかし、エルヴィンは兵士たちに真の目的を話しませんでした。グンタ・シュルツは、エルヴィンが話さないのには訳があると判断し、とりあえず生きて戻ることだけを考えるべきだといいます。そして最後に、エレンにエルヴィンを信じるようにと言葉をかけます。

グンタ・シュルツの最後の死亡シーン

104期生にとっては初となる第57回壁外調査が行われます。しかし、知性を持つ女型の巨人が、大量の巨人を引き連れて現れました。これにより、長距離索敵陣形の右翼側は壊滅します。女型の巨人は、アルミンの顔を確認した後、殺さず別の方角に走り去っていきました。アルミン、ジャン、ライナーは、兵を守るため、女型の巨人を足止めすることにします。戦いの中で、女型の巨人はライナーを握り潰そうとします。

ライナーは、女型の巨人の指を切って脱出し、3人はその場から逃げ出しました。自身の手を見た女型の巨人は、エレンたちリヴァイ班のいる後方へ走り出します。エルヴィンの指示により、リヴァイ班は巨大樹の森の中へと入り、その他の兵は森に入ろうとする巨人を食い止めることになります。女型の巨人は、エレンを捕まえるため巨大樹の森の中まで追いかけてきます。

周囲の兵士たちは、女型の巨人を食い止めるために立ち向かい、次々と命を落としていきます。エレンは、巨人化して女型の巨人と戦おうとしますが、ペトラに自分たちを信じて欲しいと言われ、命令通り逃げるのに専念します。巨大樹の森をひたすら駆け抜ける中、待ち構えていたエルヴィンは、女型の巨人を捕らえ、集中攻撃を浴びせました。リヴァイは、馬をメンバーに任せ、立体機動装置を使ってエルヴィンと合流します。

リヴァイ班は、エルヴィンから作戦の意図や詳細を聞かされていませんでした。それは、兵団の中に巨人化できるスパイがいると判断したからでした。捕まって攻撃を受けていた女型の巨人は叫び声をあげ、周囲の巨人を呼び寄せます。集まってきた巨人は、女型の巨人の肉体を食い尽くしました。混乱に乗じて逃げ出した女型の巨人の本体は、調査兵団に扮して再びエレンを追いかけました。

女型の巨人の捕獲に失敗し、エルヴィンは兵団に帰還命令を出し、撤退の合図の煙弾が上がります。班の元に向かおうとするリヴァイに装備を整えるよう命令しました。一方、リヴァイ班も撤退の準備に取り掛かり、リヴァイと合流しようとします。ペトラは、自分たちを信じて命令に従ったエレンを褒めました。優しい言葉をかけるペトラを諌めたオルオは、町に戻るまで気を抜かないよう注意します。

エレンに先輩として接する2人を見たエルドは、2人が壁外調査で失禁した過去を暴露しました。恥ずかしい過去をバラされたペトラとオルオは、焦ります。じゃれ合う様子をそばで見ていたグンタ・シュルツは、壁外調査なのにピクニック気分なのかとみんなを注意し、自分も失禁したことはないと発言しました。調査兵団に扮した女型の巨人は、緑の煙弾を撃って位置を知らせます。

リヴァイからの合図だと判断したグンタ・シュルツは、煙弾の方へ向かうことにし、自身も煙弾で居場所を示しました。煙弾が放たれた場所を確認した女型の巨人は、武器を手にリヴァイ班のいる場所へ向かいます。リヴァイ班が立体機動装置で移動する隣を、女型の巨人が併走しました。フードを被っていたことから、グンタ・シュルツは女型の巨人を一瞬リヴァイと間違えます。

すぐにリヴァイではないと判断しますが、時すでに遅くグンタ・シュルツは首を切られ、立体機動装置で宙づりになった状態で死亡します。何が起きたのかすぐに理解できなかったエレンは、すぐにグンタ・シュルツの元へ様子を見にいきますが、死亡していることを確認し呆然としました。その後、エレンを先に逃そうとしたペトラ、オルオ、エルドも死亡しました。

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グンタ・シュルツには彼女や家族がいた?

グンタ・シュルツには彼女がいた?

グンタ・シュルツは、非常に真面目で頭もよく戦闘能力も高い優秀な兵士でした。彼女や、もしくは既婚者で妻がいるという可能性も十分あります。アニメ「進撃の巨人」では最後の死亡シーン後、第57回壁外調査から戻ってくる回で、グンタ・シュルツ、エルド、オルオ、ペトラそれぞれの帰りを待つ家族が少しだけ登場しました。しかし、最後までグンタ・シュルツと関係のありそうな妙齢の女性は登場していませんでした。

グンタ・シュルツの家族

アニメ「進撃の巨人」22話「敗者達~第57回壁外調査⑥~」で、最後死亡したリヴァイ班の帰りを待つ家族が少しだけ登場しました。グンタ・シュルツの家族には、椅子に座った穏やかそうな老人と、後ろ姿のみ写った女性が登場しました。女性は、椅子に座る老人にグンタ・シュルツが壁外調査から戻ってくることを伝えています。女性はグンタ・シュルツの母親か祖母、老人は祖父と推測されます。

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グンタ・シュルツに関する感想や評価

公式ガイドブックによるとグンタ・シュルツは、頭脳戦の評価が8、格闘術と行動力の値が7と、高い戦闘能力・強さを持つ優秀な兵士です。さらに、協調性の評価も8と高く、組織行動にも向いています。高い能力を持っていて尊敬できる、かっこいいといった意見も多くありました。

グンタ・シュルツは、調査兵団に扮したフードを被った女型の巨人の本体に、首を切られ死亡しています。「進撃の巨人」グンタ・シュルツの最後の死亡シーンで、泣いてしまったといった感想も多くありました。

グンタ・シュルツは、寡黙な人物ですが協調性があり、不安がるエレンにフォローの言葉をかけたりと優しいところも持ち合わせています。優しいお兄さんのような感じがするといった意見も多く見られました。

アニメ「進撃の巨人」のOPにもグンタ・シュルツが登場します。その他のリヴァイ班ととともに、立体機動装置で移動しているところが描かれています。このシーンのグンタ・シュルツがかっこよかったといった感想もありました。

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グンタ・シュルツについてまとめ

リヴァイ班のメンバーの1人だったグンタ・シュルツの活躍や、能力・強さ、最後の死亡シーンなどについて紹介してきました。戦闘能力が高く協調性や優しさも兼ね備えた優秀な兵士でした。

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