2020年06月29日公開
2022年11月08日更新
【ブリーチ】ワンダーワイス・マルジュラの能力と技は?名シーンや声優も紹介
ワンダーワイス・マルジュラとは漫画BLEACH(ブリーチ)に登場する破面(アランカル)の1人です。破面の1人であるワンダーワイス・マルジュラは山本元柳斎重國を封じるために作られた存在であり、圧倒的な強さを持つパンチ技と流刃若火を吸収する帰刃の能力を持ったキャラクターとなっています。しかし作中内で山本元柳斎重國に一撃で倒されて最後を遂げたため、あまり能力や技の強さが分かっていません。本記事ではブリーチに登場するワンダーワイス・マルジュラについてその能力や技の強さ、最後などをまとめてご紹介します。
目次
ブリーチのワンダーワイス・マルジェラとは?
BLEACH(ブリーチ)の作品情報
漫画BLEACH(ブリーチ)の作中で、山本元柳斎重國が使う斬魄刀の能力を封じるためだけに作られた破面・ワンダーワイス・マルジュラ。ワンダーワイス・マルジュラは藍染惣右介の目的通りに斬魄刀の能力を封じる技で山本元柳斎重國を追い詰めるものの、彼の圧倒的身体能力によって無残な最後を遂げてしまいました。本記事ではそんなワンダーワイス・マルジュラの能力や技の強さ、最後などについてまとめてご紹介していきます。
BLEACH(ブリーチ)の概要
ではまずワンダーワイス・マルジュラの能力と技の強さや最後などについてご紹介する前に、ワンダーワイス・マルジュラが登場する漫画BLEACH(ブリーチ)の簡単な作品情報や物語のあらすじについてご紹介します。ワンダーワイス・マルジュラが登場するBLEACH(ブリーチ)とは死神と虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊の戦いを描いた久保帯人のオカルトバトル漫画であり、「週刊少年ジャンプ」で2001年から連載が開始されました。
2001年に連載が始まった漫画BLEACH(ブリーチ)は1億2000万部という驚異的な累計発行部数を記録するほど非常に高い人気を博しており、これまでアニメや実写映画といった様々なジャンルのメディア作品が展開されています。しかし漫画BLEACH(ブリーチ)は2016年に完結を迎え、多くのファンに惜しまれながら連載を終了しました。それでも4年経った2020年6月現在も漫画BLEACH(ブリーチ)は不動の人気を博し続けています。
BLEACH(ブリーチ)のあらすじ
大人気漫画BLEACH(ブリーチ)は死神となった主人公・黒崎一護の戦いと成長、そして仲間との絆を描いた少年漫画の王道作品です。さらに漫画BLEACH(ブリーチ)は王道的要素の中に非常にかっこいいお洒落なセリフ回しや読者を引き込む秀逸な作画が融合されており、非常に魅力溢れる作品となっています。この魅力により漫画BLEACH(ブリーチ)は多くの読者の心を鷲掴みにし、非常に高い人気を博し続けているのです。
ワンダーワイス・マルジェラのプロフィール
本記事で能力と技の強さや最後などをご紹介するワンダーワイス・マルジュラとは漫画BLEACH(ブリーチ)に登場するキャラクターの1人です。漫画BLEACH(ブリーチ)に登場するワンダーワイス・マルジュラは死神の力を会得した虚の上位種・破面(アランカル)の1人であり、そばかすと少年のような見た目が特徴のキャラクターとなっています。その幼い少年の見た目通り身長も155cmと低く、体重も42キロしかありません。
そんなワンダーワイス・マルジュラの正体は藍染惣右介が山本元柳斎重國の斬魄刀・流刃若火の能力を封じるために崩玉から作った改造破面であり、漫画BLEACH(ブリーチ)の第138話で初登場を飾りました。山本元柳斎重國を倒すためだけに作られたことから感情や理性を失っており、動物のような喋り方しか出来ません。しかしその分攻撃力が高く、ワンダーワイス・マルジュラは作中で浮竹十四郎や久南白を圧倒しました。
ブリーチのワンダーワイスの能力や強さ・技
ワンダーワイスの能力や技
ではここからは漫画BLEACH(ブリーチ)に登場するワンダーワイス・マルジュラの能力や技についてご紹介していきます。上述でご紹介した通り、山本元柳斎重國を倒すためだけに藍染惣右介が作った改造破面のワンダーワイス・マルジュラは全く知能や理性を持っていません。そのため、他の十刃などの破面とは違い、ワンダーワイス・マルジュラは山本元柳斎重國の能力を封じる以外の特殊能力を全く使うことが出来なくなっています。
なので藍染惣右介は空座町決戦篇の最終局面でワンダーワイス・マルジュラを戦場に投入しました。しかしワンダーワイス・マルジュラは破面の斬魄刀の始解解放である帰刃を使わずとも非常に高い身体能力と戦闘能力を持っています。残念ながらワンダーワイス・マルジュラは山本元柳斎重國の体術技によって最後を遂げてしまったものの、護廷十三隊の隊長格である浮竹十四郎や「仮面の軍勢」の久南白に重傷を負わせる活躍をしました。
ワンダーワイスの強さ
上述でご紹介した通り、漫画BLEACH(ブリーチ)に登場する改造破面のワンダーワイス・マルジュラは知能や理性を捨てる代わりに絶大な身体能力と戦闘能力を獲得しています。しかし山本元柳斎重國によって呆気なく最後を遂げてしまったため、あまりワンダーワイス・マルジュラの詳しい強さが分かっていません。なのでここからはワンダーワイス・マルジュラの強さについてステータスごとに分けたのでご紹介していきます。
ワンダーワイスの強さ①霊圧
ワンダーワイス・マルジュラは改造仮面という名前しか与えられておらず、十刃のメンバーに数えられていません。しかし漫画BLEACH(ブリーチ)の作中でワンダーワイス・マルジュラが増援として駆けつけた際は十刃に並ぶほどの霊圧があると尸魂界の観測が表しました。また藍染惣右介が第3十刃しか空座町決戦に参戦させて無いのに改造仮面のワンダーワイス・マルジュラを呼んだため、非常に膨大な霊圧を持っていると考察出来ます。
ワンダーワイスの強さ②攻撃力
漫画BLEACH(ブリーチ)に登場する改造破面のワンダーワイス・マルジュラは山本元柳斎重國の斬魄刀である流刃若刃の強大な炎を封印するために作られているので、特殊な能力の攻撃力などを全て捨てています。しかし素手で浮竹十四郎や久南白に重傷を負わせているので、攻撃力自体は低く無いと推測出来ます。それでも山本元柳斎重國を越えるほどでは無く、山本元柳斎重國が放った体術「双骨」の一撃で倒されてしまいました。
ワンダーワイスの強さ③タフネス
ここまでのステータスの結果、漫画BLEACH(ブリーチ)に登場するワンダーワイス・マルジュラはかなりの戦闘力を持った改造破面であることが分かりました。しかしワンダーワイス・マルジュラは攻撃力に特化しすぎているため、防御力を意味するタフネスを一つも持っていません。なので漫画BLEACH(ブリーチ)の作中で山本元柳斎重國の体術である「双骨」の一撃を受けて粉々となってしまい、そのまま最後を遂げてしまいました。
ワンダーワイスの強さ④速さ
本記事の最初にご紹介したプロフィールの通り、ワンダーワイス・マルジュラは非常に小さな身長と軽い体重を持ったキャラクターです。そのためワンダーワイス・マルジュラは非常に速く動けることが出来、予備の動作を一切使わず相手に攻撃を与えることが可能となっています。特にその素早さから放たれるワンダーワイス・マルジュラの連続攻撃は脅威であり、あの総隊長の山本元柳斎重國が一時防戦一方となってしまいました。
ワンダーワイスの強さ⑤戦闘技術
上述で何度もご紹介した通り、漫画BLEACH(ブリーチ)に登場するワンダーワイス・マルジュラは崩玉から藍染惣右介の手によって作られた改造破面であるため、知性の欠片さえ持ち合わせていません。生まれた当初は少し知能があったものの、改造と成長と共に動物ような本能でしか動けない破面になってしまいました。そのためワンダーワイス・マルジュラは作戦などを立案することが出来ず、全く戦闘の技術を有していません。
ワンダーワイスの帰刃は滅火皇子(エスティンギル)
漫画BLEACH(ブリーチ)に登場する破面は虚の上位種であるため、死神の始解や卍解のような能力を習得しています。その能力のことを破面は「帰刃(レスレクシオン)」と呼んでおり、発動と同時に肉体をそれぞれの能力に合った姿に変身することが可能となっています。改造破面であるワンダーワイス・マルジュラも「滅火皇子(エスティンギル)」という帰刃を会得しており、発動すると巨大な仮面に顔が半分覆われるようになります。
また両腕や下半身が巨大化し、破面というよりかは虚に近い姿へと変わり果てます。さらに無数の腕を出現させる能力を持っており、目にも留まらぬ速さで連続攻撃を行えるようになります。しかし本来の能力は山本元柳斎重國の流刃若火を封じることです。ワンダーワイス・マルジュラの「滅火皇子」は流刃若火から放たれる強力な炎を全て吸収することが出来、作中で山本元柳斎重國は斬魄刀の始解を使用することが出来なくなりました。
ブリーチのワンダーワイスの最後は?名シーンも紹介
ワンダーワイスの最後
ではここからは漫画BLEACH(ブリーチ)に登場するワンダーワイス・マルジュラの最後や名シーンをまとめてご紹介していきます。空座町決戦篇の終盤で援軍として駆けつけたワンダーワイス・マルジュラはその場にいた浮竹十四郎と久南白に一瞬で重傷を負わせ、帰刃の「滅火皇子」を発動して山本元柳斎重國の流刃若火を封じ込めます。この時流刃若火の炎を吸収された山本元流斎重國は為す術が無くなり、驚愕の表情を浮べました。
しかし山本元柳斎重國は大昔から死神として前線に立っていた最強の死神です。山本元柳斎重國はワンダーワイス・マルジュラの連続攻撃を耐え抜いた後、「双骨」と呼ばれる拳の一撃で彼を粉々に粉砕してしまいました。体を粉々に粉砕されたワンダーワイス・マルジュラはそのまま最後を遂げてしまいます。しかしその瞬間ワンダーワイス・マルジュラから流刃若火の炎が解放され、山本元斎重國はその炎で致命的な傷を負ってしまいました。
ワンダーワイスの名シーンや名セリフ集
ワンダーワイス・マルジュラは知性や理性が無いためか「あぅ~」といった動物的な喋り方しか出来ず、漫画BLEACH(ブリーチ)の作中で名セリフを一切残していません。しかし藍染惣右介が作った時はまだ自身の「ワンダーワイス・マルジュラ」という名前を名乗ることが出来ました。この大きな変化は多くの読者の記憶に残っています。その後ワンダーワイス・マルジュラは欠落した改造破面となり、空座町に潜入を開始します。
空座町に侵入したワンダーワイス・マルジュラは共に行動していたヤミーの戦いを見てるだけであり、何もしませんでした。しかし突然ワンダーワイス・マルジュラは浦原喜助に強い興味を示し、「虚弾」を彼に放ちました。さらにその後、ワンダーワイス・マルジュラは空座町決戦で帰刃の力を解放し、山本元柳斎重國の力を封印します。このような個性溢れる行動から呆気ない最後を遂げたものの、非常に知名度の高いキャラとなっています。
ブリーチのワンダーワイスの声優
菅沼久義のプロフィール
アニメBLEACH(ブリーチ)でワンダーワイス・マルジュラを演じたのは日本の男性声優である菅沼久義です。ワンダーワイス・マルジュラを演じた菅沼久義は1978年の9月30日に東京都で生まれた男性声優であり、青二プロダクションに所属しています。そんな菅沼久義は二枚目キャラを演じることが得意な声優として知られており、2020年6月現在までに多数のアニメ作品でイケメンキャラクターの声優を数多く担当しています。
菅沼久義の主な出演作品
- 2000年のアニメ「ワンピース」:ダルマ役、リンドバーグ役、クマテ族役、他
- 2001年のアニメ「おとぎストーリー天使のしっぽ」:睦悟郎役
- 2002年のアニメ「ベイベーばあちゃん」:浜崎純也役
- 2003年のアニメ「ボボボーボ・ボーボボ」:ランバダ役
- 2005年のアニメ「ナルト」:少年時代のミズキ役
- 2006年のアニメ「金色のコルダ」:佐々木淳之介役
- 2008年のアニメ「夏目友人帳」:北本篤史役
- 2009年のアニメ「テガミバチ」:コナー・クルフ役
- 2014年のアニメ「ワールドトリガー」:嵐山副役、菊地原士郎役
- 2015年のアニメ「ハイキュー!!セカンドシーズン」:秋宮昇役
- ゲームシリーズ「三國無双」:姜維役、孫権役
ブリーチのワンダーワイスに関する感想や評価
ワンダーワイスみたいな見るからにやべぇキャラ好きなんだよなあ #BLEACH
— ヴォイ (@bandoage18) June 3, 2017
漫画BLEACH(ブリーチ)に登場するワンダーワイス・マルジュラに関する感想ではワンダーワイス・マルジュラが好きといった感想が多く寄せられていました。ワンダーワイス・マルジュラは必ず1作品にいる狂ったキャラクターであり、そういったキャラが好きな方に高い人気を博しています。またその無邪気でかわいい少年のような容姿が理由となって女性ファンからも密かに人気を博しています。
ブリーチ ワンダーワイスのあのキャラって愛染にやられたんだ。理性全部捨てて逆に弱くなったんじゃね。
— げっつ🌙🐰 (@tukkiiii) March 8, 2010
漫画BLEACH(ブリーチ)に登場するワンダーワイス・マルジュラに関する感想では理性を無くしたことで弱くなったのではといった感想も寄せられていました。ワンダーワイス・マルジュラは藍染惣右介によって理性や知性を全て失い、ただ山本元柳斎重國の能力を封じるためだけの存在になってしまいます。もしこのワンダーワイス・マルジュラが理性を失ってなければ、その高い身体能力で十刃の1員に選ばれていたかもしれません。
ワンダーワイスって山本総隊長に特化した能力だったけど、トータル的に言うとどれくらいの強さなんだろ。 pic.twitter.com/vCGhfis8kC
— 華蛇@部屋掃除の民 (@KadaSkull_5ya0) October 20, 2015
漫画BLEACH(ブリーチ)に登場するワンダーワイス・マルジュラに関する感想では総合的な強さが気になるといった感想も見受けられました。本記事でご紹介した通り、ワンダーワイス・マルジュラは戦闘技術やタフネスが無いものの、それを感じさせないほどの高い身体能力を持っています。それを証拠にワンダーワイス・マルジュラは作中で浮竹十四郎や久南白といった強いキャラクターに重傷を負わせる活躍を見せています。
ブリーチのワンダーワイスまとめ
本記事では漫画BLEACH(ブリーチ)に登場するワンダーワイス・マルジュラについて能力や技、名シーンなどをまとめてご紹介しました。ワンダーワイス・マルジュラは山本元柳斎重國に破れたものの、本当は破面の中でもトップクラスの身体能力を秘めた改造仮面となっていました。しかしワンダーワイス・マルジュラは藍染惣右介によって理性を全て奪われているので、ある意味非常に可哀想なキャラクターだといえるでしょう。