2020年06月27日公開
2022年11月08日更新
【ブリーチ】バラガン・ルイゼンバーンの能力・帰刃を考察!強さや最後は?
バラガン・ルイゼンバーンとは漫画BLEACH(ブリーチ)に登場するキャラクターの1人です。漫画BLEACH(ブリーチ)に登場するバラガン・ルイゼンバーンは藍染惣右介が率いる十刃で№2を務める老人のキャラクターであり、物体を老化させる能力を持っていることから十刃で一番強いと評されています。しかし強いといわれるバラガン・ルイゼンバーンは藍染惣右介に反逆し、無残な最後を遂げてしまいました。本記事ではそんな強いといわれるバラガン・ルイゼンバーンについて帰刃などの能力や最後などをまとめてご紹介します。
ブリーチのバラガン・ルイゼンバーンとは?
BLEACH(ブリーチ)の作品情報
漫画BLEACH(ブリーチ)の作中で虚圏の王に君臨する十刃の№2・バラガン・ルイゼンバーン。バラガン・ルイゼンバーンは対象に老化現象を与える帰刃の使い手であり、作中内で砕蜂や有昭田鉢玄などを存分に苦しめる働きを見せました。この活躍から十刃で一番強いと評されたものの、藍染惣右介の手によって呆気ない最後を遂げてしまいます。本記事ではそんなバラガン・ルイゼンバーンの能力や最後についてまとめてご紹介します。
BLEACH(ブリーチ)の概要
ではまず十刃で一番強いと評されるバラガン・ルイゼンバーンの能力や最後などをご紹介する前に、バラガン・ルイゼンバーンが登場する漫画BLEACH(ブリーチ)の概要や物語の簡単なあらすじについてご紹介していきます。十刃で一番強いバラガン・ルイゼンバーンが登場するBLEACH(ブリーチ)とは日本の漫画家である久保帯人が描いたバトル漫画作品であり、2001年から2016年に渡って「週刊少年ジャンプ」で連載されました。
2016年に連載が終了した漫画BLEACH(ブリーチ)は死神の力を手に入れた主人公・黒崎一護の戦いを描いた作品となっており、合計74巻ものコミックスで完結しています。そんな漫画BLEACH(ブリーチ)は2020年6月現在までにアニメや実写映画、劇場版アニメといった数々のメディア作品が制作されている超人気漫画作品となっており、その累計発行部数は全世界で合計1億2000万部突破を記録しています。
BLEACH(ブリーチ)のあらすじ
普通の高校生活を送る漫画BLEACH(ブリーチ)の主人公・黒崎一護は昔から人より強い霊感があり、幽霊を見ることが出来る能力を持っていました。そんな霊感の強い黒崎一護はある日、朽木ルキアという人物と出会って死神の存在を知ることになります。その直後黒崎一護の家族が虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊に襲撃されてしまいます。この事件により黒崎一護は死神の力を手に入れ、家族を守るために刀を振るうことになるのでした。
バラガン・ルイゼンバーンのプロフィール
本記事で強いとされる能力や最後などをご紹介するバラガン・ルイゼンバーンとは漫画BLEACH(ブリーチ)に登場するキャラクターの1人です。漫画BLEACH(ブリーチ)に登場するバラガン・ルイゼンバーンは頭部に付けた王冠のような飾りと隻眼が特徴の老人であり、非常に豪胆な性格をしたキャラクターとなっています。また誕生日は2月9日であり、身長と体重は166cmの90キロと設定付けられていることが公式で判明してます。
漫画BLEACH(ブリーチ)の作中でバラガン・ルイゼンバーンは№2として藍染惣右介が率いる十刃に所属しており、対象の老いを操れる能力から「老い」という死の形を司っています。その正体はマントと王冠を纏ったドクロの破面であり、現世と尸魂界の狭間にある虚圏の王に君臨しています。しかし藍染惣右介によって虚圏の王の座を剥奪されてしまい、不満を抱えながら十刃の№2として藍染惣右介に付き従っています。
そんな藍染惣右介に付き従うバラガン・ルイゼンバーンは漫画BLEACH(ブリーチ)の作中で他の十刃のメンバー達と空座町へ侵攻し、護廷十三隊の死神達と対峙しました。この戦いでバラガン・ルイゼンバーンは老いの能力で砕蜂や有昭田鉢玄などを追い込み、恐ろしいほどの強さを見せつけました。残念ながらバラガン・ルイゼンバーンはその後最後を遂げてしまうものの、その活躍から十刃で一番強いキャラクターと評価されています。
ブリーチのバラガンの能力・帰刃や強さ
能力や強さ①帰刃
ではここからは十刃で一番強いと評されるバラガン・ルイゼンバーンについて帰刃などの能力や強さをまとめてご紹介していきます。漫画BLEACH(ブリーチ)に登場する破面達は刀に封じ込めた虚の力を解放する帰刃(レスレクシオン)という能力を持っています。帰刃は死神が使う斬魄刀と同じく刀に秘められた力を解放する能力となっており、斬魄刀の卍解と違って自身の身体をその能力に応じた肉体に変えることが可能となっています。
バラガン・ルイゼンバーンの帰刃は「髑髏大帝(アロガンテ)」であり、「朽ちろ『髑髏大帝』」という解号を唱えることで発動することが出来ます。帰刃の髑髏大帝を発動すると武器の斧が炎に包まれバラガン・ルイゼンバーンの身体がマントと王冠を被った髑髏に変わり果てます。上述でもご紹介した通りバラガン・ルイゼンバーンの帰刃・髑髏大帝は老いを与える能力を持っており、死神でも一瞬で骸骨にする技を使うことが出来ます。
能力や強さ②死の息吹(レスピラ)
上述でご紹介した通り、バラガン・ルイゼンバーンの帰刃である髑髏大帝は老いを加速させる能力を持った技を使うことが出来ます。まず1つ目の帰刃の技は「死の息吹(レスピラ)」です。帰刃後に発動する死の息吹はその名の通り老いを加速させる毒息を吐く能力であり、その息に触れた物体を全て老化させて崩壊することが出来ます。また対象の物体に少しでも触れるとそこに老いの毒を与え、時間経過と共に朽ちさせてしまいます。
もし死神が死の息吹に触れてしまうと、触れた部分を斬って落とすしか治す方法がありません。さらに帰刃後のバラガン・ルイゼンバーンが放つ死の息吹は死神の鬼道さえも老いさせて無効化することが出来ます。漫画BLEACH(ブリーチ)の作中で砕蜂はこの死の息吹を受け、片腕を切り落とすことになりました。この死の息吹の能力が大きな理由となり、バラガン・ルイゼンバーンは十刃で一番強いと評価されているのです。
能力や強さ③滅亡の斧(グイン・カイーダ)
2つ目にご紹介する帰刃後のバラガン・ルイゼンバーンの技は「滅亡の斧(グイン・カイーダ)」です。漫画BLEACH(ブリーチ)に登場するバラガン・ルイゼンバーンは巨大な斧を武器としており、その斧を媒介として帰刃することが可能となっています。この滅亡の斧は右手から鎖で繋がれた状態で巨大な黒い斧を出現させる技であり、それを振るうことで戦っている相手に急速な老いを与える能力を持っています。
残念ながら原作漫画で滅亡の斧は活躍しておらず、アニメ版のBLEACH(ブリーチ)でその詳しい能力が明らかになりました。どうやら滅亡の斧は直撃させる以外に死の息吹をまき散らして老いを与える能力も持っているらしく、振り回すだけで周囲が老いの毒に包まれた空間を作ることが可能となっています。また鎖で繋がれていることから飛ばしても使用することが出来、近距離でも遠距離でも関係無く使用することが出来ます。
ブリーチのバラガンの名シーンや最後
バラガンの名シーンやセリフ
十刃の中で一番強いと謳われるバラガン・ルイゼンバーンは漫画BLEACH(ブリーチ)の空座決戦篇で登場し、護廷十三隊の二番隊隊長である砕蜂と副隊長の大前田希千代、「仮面の軍勢」の1人である有昭田鉢玄の3人と戦うことになりました。この空座決戦篇でバラガン・ルイゼンバーンは最後を遂げるものの、非常に魅力的な名セリフを残しています。ではここからはバラガン・ルイゼンバーンの名セリフや最後についてご紹介します。
藍染との一戦でのシーン
「虚圏の王に殺されるのだ」
まず最初にご紹介するバラガン・ルイゼンバーンの名シーンと名セリフは藍染惣右介と虚圏で相まみえた場面です。十刃に入る前、バラガン・ルイゼンバーンは「虚圏の神」を名乗って虚が存在している虚圏の王を務めていました。しかし自身が持つ圧倒的な強さからバラガン・ルイゼンバーンは虚圏で退屈な生活を送っていました。そんなある日、バラガン・ルイゼンバーンは護廷十三隊を裏切った藍染惣右介と出会うことになります。
この時バラガン・ルイゼンバーンは上記の名セリフを発し、藍染惣右介のことを完全に舐めきっていました。すると突然バラガン・ルイゼンバーンが住む王宮が崩壊してしまいます。実はこれは藍染惣右介の斬魄刀の能力であり、バラガン・ルイゼンバーンは強さを見せつけること無く一瞬で敗北してしまいます。その後バラガン・ルイゼンバーンは藍染惣右介に虚圏の支配権を奪われてしまい、一物を抱えながら配下に加わりました。
万物には平等に死があることを謳っているシーン
「人に死があり、~死神にも死がある」
次にご紹介する名シーンと名セリフはバラガン・ルイゼンバーンが砕蜂達と対峙した際の場面です。上述でご紹介した通り、空座町に侵攻したバラガン・ルイゼンバーンは護廷十三隊の二番隊隊長である砕蜂と戦うことになります。当初砕蜂はバラガン・ルイゼンバーンの老いの力で片腕を失ってしまい、「仮面の軍勢」の1人である有昭田鉢玄が救援に駆けつけ、強力な結界でバラガン・ルイゼンバーンを閉じ込めることにしました。
しかしバラガン・ルイゼンバーンは有昭田鉢玄の決壊さえも老いの力で破壊し、一瞬で脱出してしまいます。この時砕蜂や有昭田鉢玄はバラガン・ルイゼンバーンの圧倒的強さに震え上がってしまいます。そんな2人にバラガン・ルイゼンバーンは上記の名セリフを発し、死を恐怖する死神達をあざ笑いしました。しかしその直後バラガン・ルイゼンバーンは老いた有昭田鉢玄の腕を体内に転送されて最後を遂げてしまうことになりました。
バラガンの最後
バラガン・ルイゼンバーンは十刃でも最強の強さを持っていたものの、自身にも老いの力が効くという弱点を持っていました。戦いの中で右腕が老いで朽ちた有昭田鉢玄はこの弱点に気付き、老いた腕を物質転移の能力を持つ鬼道「匣遺」でバラガン・ルイゼンバーンの体内に移しました。有昭田鉢玄の腕は老いの毒が継続しており、優勢だったバラガン・ルイゼンバーンの身体はみるみる内に老いて崩壊を始めてしまうことになりました。
上述でもご紹介した通り、バラガン・ルイゼンバーンは虚圏の支配を奪った藍染惣右介を気に入っていませんでした。そのため、バラガン・ルイゼンバーンはいつか隙を突いて藍染惣右介を殺そうと考えていました。老いゆくバラガン・ルイゼンバーンは最後に野望を叶えるために滅亡の斧を藍染惣右介に投げ放ちました。しかし藍染惣右介に攻撃が当たらず、無念のままバラガン・ルイゼンバーンは自身の能力で最後を遂げてしまいました。
ブリーチのバラガンの声優
飯塚昭三のプロフィール
アニメBLEACH(ブリーチ)でバラガン・ルイゼンバーンを演じた声優は日本の男性声優である飯塚昭三です。飯塚昭三は1965年のアニメ「鉄腕アトム」でデビューしたベテラン声優であり、2020年6月現在シグマ・セブンに所属しながら活動しています。そんな飯塚昭三は声優兼俳優として数々のアニメ作品や特撮ドラマに出演しており、その非常に高い演技力で多くの声優ファンから支持され続けています。
飯塚昭三の主な出演作品
- 1978年のアニメ「宇宙戦艦ヤマト2」:ゴーランド役
- 1979年のアニメ「機動戦士ガンダム」:リュウ・ホセイ役、クランプ役、他
- 1984年のアニメ「名探偵ホームズ」:レストレード警部役
- 1986年のアニメ「ドラゴンボール」:人造人間8号役
- 1989年のアニメ「ドラゴンボールZ」:ナッパ役、ハッチャン役
- 2000年のアニメ「人造人間キカイダー」:光明寺博士役
- 2004年のアニメ「ポケットモンスターアドバンスジェネレーション」:ゲンジ役
- 2005年のアニメ「かいけつゾロリ」:エンマ大王役
- 2009年のアニメ「はじめの一歩」:鴨川源二役
- 2018年のアニメ「バキ」:劉海王役
- 2020年のアニメ「白猫プロジェクト」:バール役
- 1988年のOVA「銀河英雄伝説」:ゼークト役
ブリーチのバラガンに関する感想や評価
8、バラガン(BLEACH)
— ジョルノ (@jojo_giogio) January 26, 2019
死神より死神らしい見た目してんなコイツ。オサレ師匠最高のデザインだと思う。
ナンバー2だけどナンバー1より強そうな点も含めて好き pic.twitter.com/UKV708pYSm
漫画BLEACH(ブリーチ)に登場するバラガン・ルイゼンバーンに関する感想ではバラガン・ルイゼンバーンのデザインが好きといった感想が多く寄せられていました。バラガン・ルイゼンバーンは老いを司ることから骸骨の身体をしているといった久保帯人のオサレさが存分に発揮されたキャラクターとなっています。このかっこいいデザインからバラガン・ルイゼンバーンは敵役であるものの非常に高い人気を博しています。
BLEACHの十刃最強ってどう考えても描写的にはバラガンだと思うんだけどな
— ゐぶを (@unTiPhgYq9C5mWT) March 15, 2020
個人的にはバラガン→ウルキオラ→スターク→グリムジョー→ヤミー→ハリベル→ノイトラ→なんか白哉にやられた愛の人→ザエルアポロ→アーロニーロ
だと思う
漫画BLEACH(ブリーチ)に登場するバラガン・ルイゼンバーンに関する感想ではバラガン・ルイゼンバーンが一番強いといった感想も多く寄せられていました。本記事でご紹介した通り、バラガン・ルイゼンバーンは周囲の物体を無差別に老化させる能力の持ち主であり、誰であろうと逃れることが出来ません。このことからバラガン・ルイゼンバーンは十刃の中で№2なのが読者にあまり納得されていません。
バラガン戦はBLEACHだと珍しく能力バトルっぽい戦闘で好き。ハッチと砕蜂って珍しいメンツで戦ってるし
— ササキ (@Kizan26) June 21, 2020
漫画BLEACH(ブリーチ)に登場するバラガン・ルイゼンバーンに関する感想では砕蜂達との戦いが好きといった感想も見受けられました。基本漫画BLEACH(ブリーチ)は圧倒的な力か斬魄刀での戦いが多く描かれており、鬼道や特殊能力を使った戦闘シーンが少ないです。そのためバラガン・ルイゼンバーンと砕蜂達との数少ない能力バトルは多くの漫画BLEACH(ブリーチ)読者の記憶に残っています。
ブリーチのバラガンまとめ
本記事では漫画BLEACH(ブリーチ)に登場するバラガン・ルイゼンバーンについて強いといわれる能力や最後などをまとめてご紹介しました。バラガン・ルイゼンバーンは残念ながら自身の力で最後を遂げるものの、その実力は作中でもトップクラスとなっていました。なのでもしバラガン・ルイゼンバーンが自身の老いの力を無効化出来ておれば、おそらく多くの死神達を恐怖させる存在となっていたことでしょう。