2020年06月26日公開
2022年11月08日更新
【ブリーチ】卯ノ花烈の卍解・皆尽とは?能力は回復?更木剣八との戦いを考察
『BLEACH(ブリーチ)』には護廷十三隊四番隊隊長の卯ノ花烈というキャラクターが登場します。卯ノ花烈は回復・治癒に特化した斬魄刀を持っていました。卍解の名前は「皆尽(みなづき)」といいます。この記事では、卯ノ花烈が使う卍解「皆尽」の能力について詳しく紹介します。また卯ノ花烈は千年血戦篇で更木剣八と戦っています。ここでは更木剣八との戦いの結末などもまとめています。
卯ノ花烈とは?
BLEACH(ブリーチ)の作品情報
『BLEACH(ブリーチ)』は死神になってしまった主人公の物語が描かれています。この記事で紹介する卯ノ花烈も死神で、尸魂界の護廷十三隊四番隊隊長です。しかし卯ノ花烈には隠された過去がありました。ここでは、卯ノ花烈について詳しく紹介する前に、『BLEACH(ブリーチ)』の作品情報についてまとめています。
BLEACH(ブリーチ)の概要
『BLEACH(ブリーチ)』はかつて週刊少年ジャンプという週刊誌で連載されていた少年漫画です。バトルを中心として描かれた漫画なのですが、絵柄や構成などがおしゃれだと評価されています。世界的にも人気があり、コミック系のイベントでは多くの方が『BLEACH(ブリーチ)』のコスプレを披露しています。既に作品は完結していますが、現在も連載記念のイベントが企画されるほど人気です。
BLEACH(ブリーチ)のあらすじ
『BLEACH(ブリーチ)』の主人公・黒崎一護は、ある時家族を守るためにルキアという死神から力を分け与えられ、死神代行として虚と戦うことになります。ルキアの死神の力が戻るまでの代行でしたが、いつまで経ってもルキアの力は戻らず、ある時尸魂界に連行されてしまいます。事情があったとはいえ一護に死神の力を与えたことが重罪と判断されたのです。一護はルキアを助け出すために尸魂界へと向かいます。
卯ノ花烈のプロフィール
卯ノ花烈は護廷十三隊四番隊隊長です。長い髪を前で三編みにしており、穏やかな雰囲気が特徴的です。その正体は初代剣八で、回復能力だけでなく斬術にも優れています。昔まだ幼い頃の更木剣八と戦った時に彼こそが剣八の名にふさわしいと思い、剣八の名を譲って卯ノ花烈として四番隊隊長になりました。
卯ノ花烈の斬魄刀
卯ノ花烈の斬魄刀は「肉雫唼(みなづき)」といいます。始解と共に巨大な緑色のエイのようなものに変化して、呑み込んだものを治癒・回復することができます。
卯ノ花烈の卍解・皆尽とは?
卍解・皆尽とは?
卯ノ花烈の卍解「皆尽(みなづき)」は、始解「肉雫唼(みなづき)」と読み方は同じですが漢字が違います。「肉雫唼」の時とは形態が全く違い、卍解「皆尽」は能力を解放するとともに黒い液体のようなものが斬魄刀から流れ出てきます。ゲーム「Brave Souls」では赤茶色のような色合いで演出されていました。
卍解・皆尽の強さや能力
卯ノ花烈の卍解「皆尽」はどのような能力なのか詳しく語られませんでしたが、主に回復能力であると考察されています。なぜなら、卯ノ花烈が回復術を極めたのはより長く相手と戦えるようにするためだからです。実際に最後の戦いでも卍解する前に一太刀入れられた傷以外、負傷している様子はありません。ただ更木剣八から受けた致命傷は治す事ができなかったので、治癒能力には限度があるようです。
攻撃力
卯ノ花烈の卍解「皆尽」の能力は回復が主なので攻撃力はないと思われがちです。ただゲーム「Brave Souls」の卯ノ花烈の卍解「皆尽」の説明欄では、チーム全体の体力を回復させるとともに、敵に斬撃があたると大ダメージを与えることができます。その攻撃力は敵が即死する可能性があるほどの威力です。ゲーム「Brave Souls」の解説だと回復・攻撃のどちらにも優れているようです。
速さ
卯ノ花烈の卍解「皆尽」は移動の速さというよりも攻撃の速さに優れています。『BLEACH(ブリーチ)』の劇中では、自分の力に目覚め始めている更木剣八と対等に戦い続けました。最後は胸を突かれましたが、自分よりも強いと分かっている相手に死闘を繰り広げられるほどの速さを持っていることが分かります。
特殊性
卯ノ花烈の卍解「皆尽」は特殊であるといわれています。もしゲーム「Brave Souls」の解説通りの力を使えるのであれば、回復だけでなく攻撃にも優れていることになります。普通であれば始解と卍解の能力は繋がりがあります。始解では回復が主なのに卍解で攻撃力が上がるのは特殊だといわれています。
希少性
卯ノ花烈の卍解「皆尽」は希少性が高いといわれています。そもそも回復能力を持っている斬魄刀自体が希少性が高く、死神の中でここまで高い回復能力が使えるのは卯ノ花烈だけです。
卯ノ花烈と更木剣八との戦いを考察
考察①強さの違いを見せつける烈
卯ノ花烈と更木剣八の戦いは『BLEACH』の第523話から描かれています。尸魂界は「見えざる帝国」の侵攻によって大打撃を受けていました。新しく一番隊隊長に就任した京楽はこの侵攻を重く見ており、中央四十六室に更木剣八に斬術を教えることを提案しました。元一番隊隊長の山本も更木剣八に斬術を教えようとしましたが、更木剣八がこれ以上力をつけて手に負えなくなることを危惧していました。
しかしこの非常事態です。自分の身を守れない中央四十六室は更木剣八に斬術を教えることを許可しました。そして更木剣八に残術を教えることになったのが卯ノ花烈でした。卯ノ花烈と更木剣八は「無間」というとても広い場所で戦うことになります。残術を教えると言っても戦闘狂の二人が戦うのです。当然命がけで戦うことを承知で京楽は二人に修行するように指示しました。
更木剣八と卯ノ花烈の戦いは能力を使わない単純な攻撃から始まります。しかし卯ノ花烈はそれだけで更木剣八を圧倒します。追い詰められた更木剣八は昔憧れていた卯ノ花烈に勝つことなく死んでしまうのかと絶望しながら首を貫かれます。しかし実際には首に剣は刺さっておらず、更木剣八は一瞬意識を失っていたことに驚きます。それから何度も意識を失いながらも戦いました。
そんな感覚に陥るのは卯ノ花烈と戦っている時だけで、更木剣八は卯ノ花烈と初めて戦った時のことを思い出します。一方卯ノ花烈は昔の自分との戦いのせいで、更木剣八が力を無意識に封じ込めていると感じていました。一護に負けたりノイトラを相手にギリギリの戦いをしたのも相手が強かったからではありませんでした。
なぜ無意識に力を封じてしまうのかというと、過去の卯ノ花烈との戦いでギリギリの戦いをすることに悦びを感じてしまったからです。しかし卯ノ花烈は更木剣八よりも力がありませんでした。更木剣八は卯ノ花烈を倒してしまうともう楽しい戦いができなくなると思い、本当の力を引き出せなくなったのです。
考察②卯ノ花烈と更木剣八の戦いの結末
出典: https://festy.jp
卯ノ花烈は更木剣八に自分を倒させ、さらなる力を引き出そうとしました。更木剣八はやっと卯ノ花烈に深手を負わせましたが、斬魄刀を卍解して「皆尽」で自身を回復しながら戦いを続けました。しかし次第に更木剣八に追い詰められ、斬魄刀は卯ノ花烈の胸を突き刺しました。
更木剣八は「死ぬな!!!」と叫び卯ノ花烈の死を悲しみますが、その瞬間斬魄刀の声が聞こえてきます。卯ノ花烈は自分の役目を果たし、幸せを感じながら死んでいきました。この戦いは更木剣八が力を認めた唯一の存在だった卯ノ花烈を殺さなければならなかったので、切ない名シーンだといわれています。
卯ノ花烈の卍解に関する感想や評価
卯ノ花さんは美しすぎて所作も言葉遣いも丁寧で普段穏やかで優しくて戦闘における回復のプロフェッショナルなのに、実はバリバリ戦闘好きな空前絶後の大悪人で誰よりも血を欲してる自分を静かに隠して過ごしてる所が萌えすぎる…🥺#卯ノ花烈#卯ノ花八千流 pic.twitter.com/Qmc5k0Ifxr
— れな (@gHeEjQ8jkGRy89f) June 11, 2020
卯ノ花烈は過去が明らかになるまで、戦闘狂だったことを微塵も感じさせずに常に穏やかな態度を取っていました。藍染と対峙した時もすぐに戦闘せずに話すことを優先しています。斬魄刀の卍解「皆尽」の能力も戦闘とは真反対の治癒に特化した能力です。そのため、戦闘狂だという事実を知ってからはそのギャップが好きになったという方が多いようです。
昨日は卯ノ花烈さんの卍解がゴミという話していた連中を思い出して、じゃあ実際彼女が剣八以外の相手に卍解使う場面を考えるかとなったのですが、彼女が戦いを楽しむために何度死にかけても無理やり生かされて無限に戦わされ続けるの一般的には煉獄に等しいし普通凶悪極まりない卍解だという解を得た
— 武原秋泉 (@akaeinouo) December 2, 2019
卯ノ花烈の卍解はそれほど戦闘向きではないので低評価されやすいのですが、まさに戦闘狂の卯ノ花烈に合う能力なのではないかと考察している方がいました。卯ノ花烈は更木剣八のように戦闘を好み、尸魂界史上空前絶後の大悪人といわれた人物です。もし相手を戦闘不能にしても卍解「皆尽」で回復させ、で無限に終わらない戦いを強いて廃人にするのではないかといわれています。
#BLEACH
— MANA🎬(🚙&🍫🍩&🍌🐟…etc) (@MANA19609125) March 18, 2020
懐かしい!
再アニメ化するんだ
卯ノ花烈様の卍解が見られるなら
絶対に見る
『BLEACH(ブリーチ)』のアニメは千年血戦篇が描かれる前に打ち切りとなってしまいました。しかし2020年に連載20周年を記念して千年血戦篇のアニメ化が発表されました。卯ノ花烈の卍解「皆尽」は千年血戦篇で初めて使われるので、アニメ化を楽しみにされている方がたくさんいました。卯ノ花烈の卍解「皆尽」は漫画の作画も素晴らしいと評価されているので、アニメ化にも期待が高まっているようです。
卯ノ花烈の卍解・皆尽まとめ
卯ノ花烈の卍解「皆尽」は詳しく語られなかったので、どのような能力なのか明らかになっていません。しかし卯ノ花烈は戦い続けるために回復術を極めているので、回復能力に優れていると考察されていました。卯ノ花烈の卍解「皆尽」が描かれている526話は切ない名シーンでもあるのでぜひ一度読んでみてください。