2020年06月22日公開
2022年11月30日更新
【BLEACH】握菱鉄裁の強さは?大鬼道長だった過去や禁術について考察
漫画BLEACH(ブリーチ)の作中で浦原喜助と共に浦原商店を営んでいるメガネと髭が特徴の握菱鉄裁。漫画BLEACH(ブリーチ)に登場する握菱鉄裁は浦原商店で働く紬屋雨と花刈ジン太のお目付役を務めており、作中を通してギャグ担当のような立場にいます。しかし本当は禁術とされる鬼道を2つ使える実力者であり、その強さから過去に鬼道衆総帥の大鬼道長を努めていました。本記事ではそんな浦原商店で働く握菱鉄裁について強さや禁術などをまとめてご紹介します。
握菱鉄裁とは?
BLEACH(ブリーチ)の作品情報
漫画BLEACH(ブリーチ)の作中で浦原喜助や紬屋雨、花刈ジン太と共にギャグ担当を務めているキャラクター・握菱鉄裁。当初握菱鉄裁は漫画BLEACH(ブリーチ)の作中でただの中年の男性と思われていたものの、実は鬼道で非常に難しいとされる禁術を使用出来る実力の持ち主であり、浦原喜助に並ぶ強さを秘めているのが判明しました。本記事ではそんな握菱鉄裁についてその強さや禁術、声優などをまとめてご紹介していきます。
BLEACH(ブリーチ)の概要
ではまず握菱鉄裁の強さや禁術などをご紹介する前に、握菱鉄裁が登場する漫画BLEACH(ブリーチ)の作品情報と物語のあらすじについて簡単にご紹介していきます。握菱鉄裁が登場するBLEACHとは死神となった主人公・黒崎一護と悪霊・虚の戦いを描いた久保帯人の漫画作品であり、2001年から2016年にかけて「週刊少年ジャンプ」で連載されました。2020年6月現在は連載しておらず、合計74巻の単行本で完結しています。
2016年に連載が終了した漫画BLEACH(ブリーチ)は非常に面白いストーリーとお洒落なセリフが有名となっており、これまで1億2000万部を越える累計発行部数を記録するほど非常に高い人気を博しています。この非常に高い人気から漫画BLEACH(ブリーチ)は多数のメディア展開が行なわれており、アニメやゲームといった作品が制作されています。特にアニメ版は「ナルト」や「ワンピース」に並んでテレビ東京の代表作となってます。
BLEACH(ブリーチ)のあらすじ
上述でご紹介した通り、漫画BLEACH(ブリーチ)は死神となった主人公の黒崎一護と虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊との戦いを描いたアクション作品となっています。黒崎一護の戦いを描いた漫画BLEACH(ブリーチ)は現世・尸魂界・地獄・虚圏といった4つの世界を舞台に主人公達の成長と友情を描いた少年漫画の王道的作品となっており、秀逸な作画やお洒落なセリフも合わさって2020年6月現在も多くのファンに愛され続けています。
握菱鉄裁は浦原商店の一員?
本記事で禁術や強さなどをご紹介する握菱鉄裁とは漫画BLEACH(ブリーチ)に登場するキャラクターの1人です。漫画BLEACH(ブリーチ)に登場する握菱鉄裁はメガネと太い口髭が特徴のキャラクターであり、2mに及ぶ非常に大きな肉体を持っています。そのため体重も138kgと重く、誕生日は5月12日生まれとなっています。そんな握菱鉄裁は漫画BLEACH(ブリーチ)の作中で浦原喜助が営んでいる浦原商店で働く従業員の1人です。
浦原喜助が営んでいる浦原商店は駄菓子屋に扮して現世で死神達にアイテムを販売しているお店であり、従業員の1人である握菱鉄裁は共に働く紬屋雨と花刈ジン太のお目付役を担当しています。この紬屋雨と花刈ジン太は度々揉めており、いつも握菱鉄裁が仲裁に入ることからギャグ要員の1人になってしまっています。しかし本当は非常に優れた鬼術の使い手であり、物語が進むにつれて握菱鉄裁の本当の姿が露わになっていきました。
握菱鉄裁は空座町決戦と霊王護神大戦に登場した?
残念ながら握菱鉄裁は優れた実力を持っているものの、漫画BLEACH(ブリーチ)の本編であまり大した活躍を残していません。しかし握菱鉄裁は浦原商店の浦原喜助が護廷十三隊の十二番隊隊長を務めていた時、優れた鬼道の使い手だけで構成された鬼道衆で総帥の大鬼道長を務めていました。なので大昔から握菱鉄裁は浦原喜助や四楓院夜一達と知り合いでした。しかし空座町決戦で藍染惣右助の罠で平子達が虚化してしまいます。
この時浦原喜助や黒崎一心達と協力した握菱鉄裁は作中のボスの1人である藍染惣右助と戦い、使うことが禁じられている禁術を使って平子達の救出に成功しました。しかし禁術を使ったことによって握菱鉄裁は投獄され、四楓院夜一の助けで現世に逃れて浦原商店で働くことになりました。その後浦原喜助は霊王護髪大戦でユーハバッハと激しい戦いを繰り広げるものの、握菱鉄裁は最終回まで前線で敵と戦うことはありませんでした。
握菱鉄裁の強さや過去
握菱鉄裁の強さ
ではここからは漫画BLEACH(ブリーチ)に登場する握菱鉄裁の強さや鬼道についてご紹介していきます。上述でご紹介した通り、握菱鉄裁は漫画BLEACH(ブリーチ)の本編で目立った活躍をしておらず、ギャグ担当の1人であることからあまり強さが感じられません。しかし握菱鉄裁は鬼道衆を束ねていたほどの鬼道の使い手であり、鬼道で一番難しいとされる九十番台を平気で詠唱破棄して使いこなすことが出来る実力を持っています。
鬼道は敵に直接攻撃する破道と防御や敵を捕まえるために使用する縛道という2つの種類があります。その2つの中で握菱鉄裁は縛道を得意としています。漫画BLEACH(ブリーチ)の作中で鬼道の九十番台を使いこなすのは浦原喜助や藍染惣右助といった強者しかおらず、特に縛道の九十番台は有昭田鉢玄と握菱鉄裁しか使うことが出来ません。なので握菱鉄裁の強さはほぼ間違い無く漫画BLEACH(ブリーチ)の最上位に入ることでしょう。
握菱鉄裁の縛道の九十九 第二番
握菱鉄裁は漫画BLEACH(ブリーチ)の作中で黒崎一護を成長させるため、彼に鬼道の縛道で最上位の強さを持つ縛道の九十九「禁」をいとも簡単に使用しています。これは相手をベルトで拘束する鬼道であり、容易に逃れることは出来ません。さらに握菱鉄裁はそれの強化版である縛道の九十九第二番「卍禁」もいとも簡単に使うことが出来ます。この鬼道の縛道は3つの段階を踏んで発動出来、縛道の中で珍しい攻撃系の鬼道となっています。
まず最初に布で相手を拘束する初曲「止繃」を放ち、次に何十本もの鉄の釘を突き刺す弐曲「百連閂」を放ちます。そして最後に卍模様が描かれた巨大な碑石を落とす終曲「卍禁太封」を放つのが縛道の九十九第二番「卍禁」です。本来鬼道の第二番を使うことが出来る者はおらず、非常に難しい鬼道の代表格となっています。しかし握菱鉄裁は涼しい顔でこの第二番も使うことが出来ます。これも握菱鉄裁の強さが分かる証といえるでしょう。
握菱鉄裁の大鬼道長だった過去
漫画BLEACH(ブリーチ)には「鬼道衆」と呼ばれる組織が尸魂界に登場します。この鬼道衆とは優れた鬼道の使い手だけで構成された尸魂界の組織であり、護廷十三隊の別組織として行動しています。そのため鬼道衆のトップは隊長では無く、大鬼道長と副鬼道長が鬼道衆という組織を束ねています。上述で少し触れた通り、握菱鉄裁は101年前にその非常に高い鬼道の実力から尸魂界で大鬼道長として鬼道衆のリーダーを務めていました。
この時、有昭田鉢玄が副鬼道長として大鬼道長の握菱鉄裁をサポートしていました。しかし当時護廷十三隊の五番隊で副隊長を務めていた藍染惣右助がその残忍で冷酷な本性を見せ初め、五番隊隊長を務めていた平子真子達が虚化してしまう事件が発生してしまいます。この時握菱鉄裁は浦原喜助達と協力して平子真子達を救出しました。しかし握菱鉄裁は禁術を使ったことで幽閉され、鬼道衆の大鬼道長という肩書きを失ってしまいました。
握菱鉄裁の禁術
握菱鉄裁は禁術2つを使用
ではここからは漫画BLEACH(ブリーチ)に登場する握菱鉄裁の禁術についてご紹介していきます。上述でもご紹介した通り、漫画BLEACH(ブリーチ)に登場する鬼道は破道と縛道といった2つに分けられています。しかしその中で破道には禁術と呼ばれる裏の鬼道が存在しています。禁術は人間及び死神を超越した神様の如き能力を持った鬼道であり、その名の通り尸魂界の中央四十六室などで使うことが完全に禁止されています。
なのでもし禁術を使ってしまうと大きな罰則を受けることになります。漫画BLEACH(ブリーチ)に登場する握菱鉄裁はこの禁止された鬼道の禁術を会得しており、使いこなす高い実力を持っています。1つ目の禁術が時間の進みを止める「時間停止」であり、2つ目が空間ごと転移させる「空間転移」です。漫画BLEACH(ブリーチ)の作中で握菱鉄裁しか禁術を使用していないので、おそらく他に禁術を使用出来る者がいないと考察出来ます。
握菱鉄裁が禁術を使った理由
上述でご紹介した通り、握菱鉄裁は「時間停止」と「空間転移」といった2つの禁術を使いこなすことが出来ます。では漫画BLEACH(ブリーチ)の作中で握菱鉄裁はなぜ禁術を使ったのでしょうか?漫画BLEACH(ブリーチ)の本編の前日譚で藍染惣右助の暗躍により、平子真子達が虚化してしまうことになります。この時虚化はどんどん加速しており、このままでは完全に平子真子達が虚となって死神としての姿が保てなくなってしまいます。
この時握菱鉄裁は禁術の1つである「時間停止」を発動し、平子真子達の虚化を止めることに成功しました。しかし虚化が完全に止まった訳ではありません。そのため、握菱鉄裁は2つ目の禁術である「空間転移」を発動し、技術開発局へ平子真子達を即座に転移させました。その後平子真子達が虚になることを防ぐことが出来たものの、禁止された禁術を使った罰によって握菱鉄裁は護廷十三隊などから牢屋に収監されてしまいました。
握菱鉄裁の声優
梁田清之のプロフィール
では最後に、アニメBLEACH(ブリーチ)で握菱鉄裁を演じた声優についてご紹介していきます。アニメBLEACH(ブリーチ)で握菱鉄裁を演じた声優は日本の男性声優である梁田清之です。アニメBLEACH(ブリーチ)で握菱鉄裁を演じた梁田清之は1965年の5月10日に東京都で生まれた男性声優であり、2020年6月現在フリーの声優として活動しています。そんな梁田清之は1987年にアニメの映画作品で声優デビューしました。
1987年に声優デビューを飾った梁田清之は1988年に放送されたアニメ「鎧伝サムライトルーパー」で鬼魔将朱天を演じたことでブレイクを果たし、これまで多数のアニメ作品で人気キャラクターを数多く担当しています。主に梁田清之は悪役を中心に演じており、東映が製作した特撮ドラマの怪人役を多数担っています。握菱鉄裁は悪役で無いものの、その無骨な雰囲気や正義感の強い性格を見事な演技力で演じきっています。
梁田清之の主な出演作品
- 1988年のアニメ「鎧伝サムライトルーパー」:鬼魔将朱天役
- 1989年のアニメ「獣神ライガー」:リュウ・ドルク役
- 1991年のアニメ「絶対無敵ライジンオー」:篠田俊太郎役、ベルゼブ役
- 1993年のアニメ「スラムダンク」:赤木剛憲役
- 2000年のアニメ「真・女神転生デビチル」:デモゴルゴン役、ヤマタノオロチ役
- 2001年のアニメ「デジモンティマーズ」:アンドロモン役、ガードロモン役
- 2002年のアニメ「ワンピース」:ディック役
- 2006年のアニメ「コードギアス反逆のルルーシュ」:アンドレアス・ダールトン役
- 2006年のアニメ「ブラックラグーン」:松崎銀次役
- 2007年のアニメ「ディーグレイマン」:ノイズ・マリ役
- 2009年のアニメ「真マジンガー衝撃!Z編」:ゴーゴン大公役
- 2018年のアニメ「バキ」:猪狩完至役
握菱鉄裁に関する感想や評価
京楽春水が好きやが何気に握菱鉄裁も好き
— さがきゅ (@ns10vj2n) February 12, 2017
漫画BLEACH(ブリーチ)に登場する握菱鉄裁に関する感想では握菱鉄裁が好きといった感想が多く寄せられていました。握菱鉄裁は残念ながら漫画BLEACH(ブリーチ)の作中にあまり登場しておらず、浦原商店のギャグ担当の1人になってしまっています。しかし本当は優れた実力の持ち主であり、作中屈指の鬼道の使い手です。このギャップから握菱尾鉄裁は漫画BLEACH(ブリーチ)読者に高い人気を博しています。
まあ台風だしこの際だから言うけどBLEACHで1番鬼道強いのは"握菱 鉄裁"だからな!!!明日意地でも仕事らしいから寝よzz pic.twitter.com/IrJkoYUny3
— び (@ntoup004) October 3, 2016
漫画BLEACH(ブリーチ)に登場する握菱鉄裁に関する感想では握菱鉄裁が鬼道の使い手で最強といった感想も多く寄せられていました。漫画BLEACH(ブリーチ)に登場する握菱鉄裁は鬼道の最難関とされる九十番台を詠唱無しで放つことが出来る実力を持っており、本来禁止されている禁術さえも使いこなすことが出来ます。このことから握菱鉄裁は漫画BLEACH(ブリーチ)の鬼道の使い手で最強のキャラクターといわれています。
本日5月12日は「BLEACH」の元鬼道衆総帥・大鬼道長、浦原商店店員、握菱鉄裁の誕生日。おめでとう♪#BLEACH#BLEACH好きな人RT#握菱鉄裁生誕祭 #握菱鉄裁生誕祭2017 pic.twitter.com/SKObT6KXG5
— “嘲笑のひよこ” すすき (@susuki_Mk2) May 11, 2017
漫画BLEACH(ブリーチ)に登場する握菱鉄裁に関する感想では握菱鉄裁の誕生日を祝う声も多数見受けられました。上述でご紹介した通り、握菱鉄裁は面白さと強さを兼ね備えるキャラクターであることから非常に高い人気を博しています。この人気から誕生日である5月12日には握菱鉄裁を祝うコメントが多数TwitterなどのSNSに寄せられています。
握菱鉄裁の強さまとめ
本記事では漫画BLEACH(ブリーチ)に登場する握菱鉄裁について強さや禁術、声優などをまとめてご紹介しました。残念ながら握菱鉄裁は作中にあまり登場していないものの、浦原喜助を凌駕するほどの鬼道の使い手となっていました。もし仮に握菱鉄裁もユーハバッハとの戦いに参加しておれば、死神達にとって非常に大きな戦力となったことでしょう。