【ワンピース】タナカさんのヌケヌケの実の能力者！担当声優はあの人気俳優？

タナカさんは、テゾーロがオーナーを務めるグラン・テゾーロで警備責任者の仕事をしています。2頭身で背が高く、猫のような耳のついた被り物に、白いラインが入った隊服を着たキャラクターです。非常に優秀で、テゾーロからも厚い信頼を寄せられていました。

存在感のあるキャラクターで、ファンの間でも人気のある敵キャラクターとなっています。ヌケヌケの実の能力者で、壁や天井、床などを自在に通り抜けることが可能です。能力を使いこなしており、高速で移動し相手を撹乱させていました。

「ワンピースフィルムゴールド」は、2016年に公開された13作目にあたる映画作品です。興行収入は、51.8億円を記録し、大ヒットとなりました。主題歌には、長野県出身の音楽ユニット・GLIM SPANKYの「怒りをくれよ」が起用されました。

麦わら一味は、船上にある世界最大規模のエンターテイメントシティ、グラン・テゾーロへとやってきます。コンシェルジュのバカラに案内されたカジノで、賭け事を楽しむことにしました。順調に勝ち進んでいく麦わら一味を、バカラはVIPルームに通します。麦わら一味は、オーナーのテゾーロと勝負しますが、触れた人の運気を吸い上げるラキラキの実の能力を使ったバカラによって敗北しました。

高額な借金を払うか、奴隷としてグラン・テゾーロで働くかの選択を迫られました。ゾロは、ゴルゴルの実の能力者であるテゾーロを倒そうと切り掛かりますが、捕らえられ処刑されることになります。麦わら一味は、テゾーロの元で歌姫として働くカリーナと手を組み、ゾロを助けるためテゾーロが所持する莫大な資産を盗むことにするのでした。

「ワンピースフィルムゴールド」に登場するタナカさんは、長身で頭が大きい2頭身キャラクターです。公式でも、名前はさん付で紹介されています。グラン・テゾーロは、ヌケヌケの実の能力を活用した警備の仕事をしています。半月型の目、動物のようなカーブを描いた口が特徴です。両腕を横にまっすぐに伸ばしながら走ります。ヌケヌケの実の能力者であり、壁や床をすり抜けることができました。

また、タナカさんに触れた人もその効力を発揮します。麦わら一味をVIPルームに連れて行った時は、手を繋いで案内していました。ヌケヌケの実は壁や床を通り抜ける能力です。その他、タナカさんは特殊能力などを持っていないようで、武器は拳銃を使います。

しかし、的確な撃ち込みをすることから、射撃の腕・強さは確かなようです。VIPカジノに入る客のチェックもしており、きちんとメモも取っていました。情報通でもあるらしく、スパンダムが麦わら一味にコテンパンにやられたことを知っていました。

「ワンピースフィルムゴールド」に登場するテゾーロ一味とは、船でありながら世界規模のエンターテイメントシティとされるグラン・テゾーロのオーナー・ギルド・テゾーロと彼に付き従う部下たちを指します。本記事で取り上げた警備員のタナカさんの他、ラキラキの実の能力者でコンシェルジュのバカラ（声優・菜々緒）、ディーラーのダイス（声優・ケンドーコバヤシ）、歌姫のカリーナ（声優・満島ひかり）などがいます。

グラン・テゾーロの警備責任者であるタナカさんは、ヌケヌケの実の能力者です。有機物は無理ですが、無機物ならばなんでも通り抜けることが可能です。さらに、触れた人間にも効力を発揮し、麦わら一味をVIPルームに案内する時には、手を繋いで壁をすり抜け案内しました。ヌケヌケの実の能力・強さを使って壁や床を突き抜ける時は、するるるという効果音を口にします。

能力を使いこなしているタナカさんは、高速で壁や床を移動することができます。ヌケヌケの実の能力の他に特殊能力を持っていないようで、武器は拳銃を使います。似たタイプの悪魔の実に、CP9のブルーノが使っていたドアドアの実があります。こちらの実は、どこにでもドアを出現させることができ、人間の身体にもドアを出現させることができました。しかし、ヌケヌケの実の能力とは異なり、いちいち扉を開ける手間があります。

「ワンピースフィルムゴールド」に登場したタナカさんの技は、主に2つありました。スルー・イリュージョンは、テゾーロに賭け事で負け、支払いを拒否して戦闘態勢をとる麦わら一味に使用した技でした。ヌケヌケの実を使い、床をすり抜けて姿を消したかのように見せ、あらゆる場所から現れ拳銃で攻撃していました。どこから現れるのか予測することが難しい厄介な技でした。

「ワンピースフィルムゴールド」に登場したもう一つの大技は、ボトムレス・ヘルです。こちらは、コントロールルームに侵入したルフィとフランキーに使っていました。ルフィとフランキーは、コントロールルームに侵入して防犯カメラの映像を止めようとしますが、失敗して警備員に見つかります。

テゾーロに倒された2人は床に転がり、触れたものに穴を開けるボトムレス・ヘルをタナカさんが使いました。この技で登場した穴は、すぐに何事もなかったかのように元どおりになります。

グラン・テゾーロに入った麦わら一味は、カジノでどんどん勝ち進んでいき、VIPルームに通されオーナーのテゾーロと勝負します。大金をかけたルフィでしたが、ラキラキの実の能力者・バカラによって運気を奪われ敗北しました。支払いを拒否した麦わら一味は、テゾーロ一味と衝突します。ここで、タナカさんは、スルー・イリュージョンを使い床の中に姿を隠しては現れ、麦わら一味に銃弾を浴びせました。

タナカさんがどこから出現するのか予想できないため、麦わら一味は慌てます。ゾロが人質に取られ、麦わら一味は後日金を受け渡すと宣言し、一旦その場を後にします。その後、テゾーロの元で歌姫として働くカリーナと協力し、テゾーロの金庫から金を奪う計画を遂行しました。テゾーロの資産が入った金庫は、ハイパースイートエリアにあります。しかし、金庫までの道のりには、防犯カメラが大量に設置されていました。

ルフィとフランキーは、コントロールルームに行き、螺旋階段の防犯カメラを停止させに向かいます。防犯カメラを停止させたところで、その他のメンバーが金庫に侵入するという計画でしたが、ルフィとフランキーは警備員に見つかりました。防犯カメラに映し出され、侵入者が現れたことは船中に知れ渡ります。床から、タナカさんと共にテゾーロが登場しました。

テゾーロに倒されたルフィとフランキーは、床に転がります。タナカさんは、触れることで穴を開けることができるヌケヌケの実の技の一つであるボトムレス・ヘルを使い、2人を地下へと落としました。穴はすぐに何事もなかったかのようにふさがります。その後、最終決戦でテゾーロのゴールドで作られた鎧を装備し、ロビンとサンジと戦いました。この装備によって、防御力・強さが強化されます。

タナカさんは、ヌケヌケの実の能力を使い高速で壁や床を出入りしながら、おちょくるように2人の周りを出入りします。当てないように何度も銃を撃ち、周囲の観客への見世物にしようとしました。サンジは、壁から出たタナカさんを蹴りつけますが、避けられてしまいます。サンジの蹴りから逃れたタナカさんは、ロビンがいた背後の壁から登場し銃を向けました。

タナカさんのヌケヌケの実の能力は、有機物には効きません。ロビンのハナハナの実の能力で銃を奪われ、拘束されました。サンジは、ゴールドの鎧をはめていない顔面を蹴りつけてタナカさんを倒します。武器に拳銃を使っていることから他に特殊能力を持っておらず、タナカさん本人の戦闘能力・強さはあまり高くないようです。しかし、的確に銃を乱射することから、射撃の腕・強さは確かなようです。

映画「ワンピースフィルムゴールド」の声優は、濱田岳でした。濱田岳は、スターダストプロモーション所属に所属する俳優で、1998年に放送されたドラマ「ひとりぼっちの君に」で子役から活躍しています。配偶者に、モデルの小泉深雪がいます。本作の他に、「百日紅 〜Miss HOKUSAI〜」「劇場版ポケットモンスターみんなの物語」などにも声優として出演していました。

主な出演作に、「アヒルと鴨のコインロッカー」椎名役、「ポテチ」今村忠司役、「ゴールデンスランバー」キルオ役、「みなさん、さようなら」渡会悟役、「謝罪の王様」ワクバル役、「サケボム」ナオト役、「本能寺ホテル」森蘭丸役、「永遠の0」井崎源次郎役、「予告犯」ノビタ、「俺はまだ本気出してないだけ」村上政樹役、「県庁の星」二宮学役、「フィッシュストーリー」雅史役などがあります。

「ワンピースフィルムゴールド」のタナカさんは、プライドの高い性格でもあります。グラン・テゾーロのカジノで順調に勝ち進んでいった麦わら一味は、VIPルームに通され、テゾーロと賭けをします。

触れた人から運気を吸い上げるラキラキの実の能力者・バカラによって敗北し、莫大な借金を背負うはめになりました。騙されたことに怒る麦わら一味をタナカさんは、他の仲間と一緒に騙される方が悪いと嘲笑しており、プライドの高さがわかるシーンも多くあります。

タナカさんは、警備主任を務めるテゾーロの優秀な部下です。逐一必要な情報をテゾーロに報告しており、VIPルームに入る人のチェックを怠らずきちんとメモも取っていました。ルフィとフランキーがコントロールルームに侵入した時は、ヌケヌケの実の能力を使ってテゾーロと共に床から登場しました。

最終決戦ではサンジとロビンと戦っていました。その時、ヌケヌケの実の能力・強さを駆使して2人の周りの床や壁から登場し、ショーとして観客に披露するためにわざと銃を外して撃っていました。残酷な性格ですが、グラン・テゾーロの利益を考え行動し、口調も仕草も丁寧で接客も申し分なく、抜かりない仕事ぶりからテゾーロからの信頼も厚いようです。

「ワンピースフィルムゴールド」のタナカさんは、公式でもさん付で表記されています。タナカではなく、タナカさんまでが名前だったことがわかり、可笑しかったといった意見も多くありました。

「ワンピースフィルムゴールド」に登場するタナカさんは、壁や床、天井を通り抜けられるヌケヌケの実の能力者です。強さ・能力は、他に触れた場所に一時的に穴を空けるなどがあります。しかし、床から突然登場することも多く、どうやって上に上がっているのが疑問に感じたといった意見も多くあります。

「ワンピースフィルムゴールド」に登場するタナカさんは、人と変わらない身長がありますが、頭が大きく2頭身のキャラクターです。格好や表情も個性的で、かわいいといった感想や好きなキャラクターにあげる人も多くいました。

「ワンピースフィルムゴールド」に登場するタナカさんの身長は、周囲の人間とあまり変わりません。映画を見る前にタナカさんを知り、もっとコンパクトなサイズだと思っていたといった人も多くいました。そのため、映画でタナカさんが登場した時は、びっくりしたといった意見も多くあります。

「ワンピースフィルムゴールド」でタナカさん役を演じた声優は、俳優の濱田岳でした。穏やかな口調で、タナカさん役にぴったりだったといった感想や、演技がうまかったといった感想が多くありました。

「ワンピースフィルムゴールド」タナカさんの作中での活躍、ヌケヌケ実の能力や強さ、声優などを紹介してきました。ヌケヌケの実は、壁や床、天井を通り抜けることができ、触れた人にもその効力を発揮します。タナカさんは、能力を使いこなしており、高速で移動して相手を撹乱させました。さらに、触った場所に一時的に穴を開けることもできるという強さ・能力でした。