【ハンターハンター】フェイタンの新旧声優キャストを紹介！念能力や強さは？

ハンターハンターに登場する幻影旅団のメンバーの1人、フェイタンについて紹介する前に、まずはフェイタンの登場するハンターハンターの作品情報について紹介していきます！

ハンターハンターとは、1998年から週刊少年ジャンプで連載されている冨樫義博原作の漫画です。2020年現在『ワンピース』に次ぐ長期連載作品となってはいますが、休載が多いため2018年10月に36巻が発売されてから2年近く経っても新刊が発売されていません。しかしながらこの休載の長さはファンにとっては驚くことではないため、連載が再開されてすぐに休載となってもダメージはあまりないようです。

クジラ島に住むゴン・フリークスは叔母のミトと祖母と共に暮らしていました。ある日カイトという青年に出会い、亡くなったと思っていた父・ジンがハンターという仕事に就いていることを聞きます。カイトもまたハンターと聞き、ゴンもハンターを目指すためにミトの反対を押し切り島を出て、ハンター試験会場へと向かうのです。

フェイタンは幻影旅団の初期からいるメンバーで、生年月日は不明、流星街出身で身長155cm、体重45kg、黒い髪の毛に黒いマントを羽織った小柄な男性です。仲間からは「フェイ」という愛称で呼ばれ、語尾に「～ね」とつける特徴的な話し方をしています。変化系能力者で、残虐で陰湿な性格をしており梟やオークショニアへの拷問はフェイタンが担当しました。

フェイタンの新旧声優キャスト1人目は日比野朱里で、1999年版アニメでフェイタンの声優を務めました。日比野朱里は1959年7月5日生まれ、静岡県出身で、1981年から1989年は小粥よう子名義で活動していました。30歳で引退、40歳で声優として復帰したものの積極的には活動を行ってはいないようです。日比野朱里の夫は、自身の代表作である『キャプテン翼』の原作者・高橋陽一です。

日比野朱里の主な代表作には『キャプテン翼』の大空翼役、『エスパー魔美』のコンポコ役、『トランスフォーマー 超神マスターフォース』のキャンサー/深海攻撃兵士キャンサー役、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の沖田総司役、『未来少年コナンII タイガアドベンチャー』のタイガ役、『も〜っと! おジャ魔女どれみ』の服部四郎役などがあります。

フェイタンの新旧声優キャスト2人目は山口勝平で、2011年版アニメでフェイタンの声優を務めました。山口勝平は1965年5月23日生まれ、福岡県出身で、1985年から俳優として、そして1988年から声優として活動しています。1989年に放送されたアニメ『らんま1/2』で主演を演じたことで注目を集めますが、山口勝平は「右も左もわからない状況だったので一生懸命演じた」と語っています。

山口勝平の主な出演作には『らんま1/2』の早乙女乱馬役、『ジャングルの王者ターちゃん♡』のエテ吉役、『赤ちゃんと僕』の榎木拓也役、『名探偵コナン』の工藤新一役、怪盗キッド/黒羽快斗役、『犬夜叉』の犬夜叉役、『ONE PIECE』のウソップ役、『ケロロ軍曹』のトロロ新兵役、『ネオ アンジェリーク Abyss』のルネ役、『デュラララ!!×2 』の赤林海月役などがあります。

ここからはマントの下に刀を仕込んだ傘を忍ばせており、拷問を得意とするフェイタンの念能力や強さを見ていきましょう！

フェイタンの念能力1つ目は「許されざる者(ペインパッカー)」です。「許されざる者(ペインパッカー)」は、フェイタンが受けた痛みを糧にオーラを増強させ敵に放つ能力で、技の威力や内容、持続時間は、相手から受けたダメージの過多によって左右されます。

また「許されざる者(ペインパッカー)」はフェイタンが激怒した際に発動する上に無差別に広範囲を攻撃する能力なため、周囲への配慮は一切行われないようです。そのため周りにいる旅団のメンバーは、フェイタンの能力発動の気配を感じたら即退避しないと巻き込まれてしまいます。シズクは「見学をしようとして殺されかけた」と語っていました。

フェイタンの念能力2つ目は「太陽に灼かれて(ライジングサン)」です。「太陽に灼かれて(ライジングサン)」は「許されざる者(ペインパッカー)」の派生技の1つで、灼熱の玉に変えたオーラを放ち放射熱で周囲を焼きつくす技です。ザザンの念弾で大ダメージを受け、更に左腕を折られたフェイタン。この痛みを灼熱の玉に変えて「太陽に灼かれて(ライジングサン)」を放ち、ザザンを消し炭にしてしまいました。

フェイタンはキメラアントの師団長を倒せるほどの強さを持っていますが、攻撃を受けたダメージによるカウンター式の強さです。そのためフェイタンは安定して攻撃力が高いわけではないので、前面で戦う戦闘員ではなくやはり拷問など内部で活動する役割を担っているといえます。しかしながら前述した通りキメラアントの師団長を倒すほどの実力の持ち主なので、かなりの強さを持っているのは間違いありません。

ここからはフェイタンの声優に関する感想や評価を見ていきましょう。まず最初のこちらの方は、「旧ハンターハンターの声優の使いまわしがすごい」という感想を持たれています。幻影旅団のメンバーであるフェイタンが登場する前、日比野朱里はハンター試験編にて美食ハンターのメンチを演じていました。

余談ですが旅団の団長であるクロロの旧声優、永野善一は凶狸狐（息子）、トードー、キュー、試験官、キルア邸執事、サダソなどのモブキャラを演じており、ヒソカの旧声優、高橋広樹は水夫Cや殺し屋を演じていました。

こちらの方は新アニメをご覧になり、フェイタンの声優が山口勝平だと知り「へー、好き！」という感想を持たれていました。山口勝平は元気な少年、青年役を演じることが多く、ファンもそういうイメージがあるようですがフェイタンはどちらかというと小声でボソボソと話すキャラクターです。そのためフェイタンの声優が山口勝平だと気づかなかったファンが少なからずいたようです。

山口勝平といえば工藤新一や怪盗キッド、そしてウソップというイメージが強いファンが多いようですが、山口勝平の演技の幅が広いためこちらの方はフェイタンの新声優である山口勝平について、「昔のアニメのザ主人公のキャラクターに声を当てたり、フェイタンのような悪役やLのような天才も演じられる演技力お化けな声優」と評価していました。

こちらの方はハンターハンターの中でフェイタンが好きだそうです。そして他のキャラクターの声優も、フェイタンの声優も同じ山口勝平だったそうで、「キャラクターというよりこの声優さんがすきなだけ？」という感想を持たれていました。ほかにも「フェイタンが気になって仕方ないんだけど、声優が山口勝平と知ってやっぱりなと思った」という感想も見られました。

ここまでフェイタンの強さや念能力について、そして本記事のメインであるフェイタンの新旧声優キャストについてまとめてきました。1999年版アニメのフェイタンの声優は日比野朱里で、日比野朱里は『キャプテン翼』の原作者を配偶者にもちます。2011年版アニメのフェイタンの声優は山口勝平で、言わずと知れた『名探偵コナン』の工藤新一役の声優です。

1999年版アニメの声優はメインキャラがモブキャラを演じているため、それを見つけるのが楽しいというファンが見られ、2011年版は1999年版に劣らず豪華な声優陣を起用していることでも話題を集めました。本記事を読んで気になった方は、ぜひ新旧アニメをご覧になって声優を比較してみてはいかがでしょうか？