2018年07月11日公開
2018年07月11日更新
美味しんぼの山岡と栗田の結婚シーンは何巻・何話?その後や馴れ初めは?
美味しんぼには東西新聞文化部の記者山岡と栗田の両名が「究極のメニュー」を求めて全国の美味や珍味、様々な調理法や食へのこだわりを語り、究極メニューを完成させていきます。「究極のメニュー」に対して、「至高のメニュー」と題うち、対抗する勢力がいます。究極のメニューを考案するのは美食倶楽部を主宰する美食家海原雄山です。彼らの至高と究極の対決を描くことを中心に、美味しんぼの中には山岡と栗田の結婚のエピソードが描かれます。両名が結婚前に至ったエピソードから、結婚式のシーンや、結婚後の様子を紹介していきます。
目次
美味しんぼの山岡と栗田の結婚と馴れ初めについて紹介!
グルメ漫画の金字塔美味しんぼとは?
小学館から発売されている漫画雑誌ビッグコミックスピリッツには「美味しんぼ」と書いて「おいしんぼ」と読む漫画が連載されています。美味しんぼの漫画は原作に雁屋哲先生、作画に花咲アキラ先生の両名のタッグで描かれる、料理や食材を中心に山岡と栗田の二人の友人知人や関係者など多くの人々が織りなすストーリーを描いたグルメ漫画です。
究極のメニュー作りを任されて結婚までした山岡士郎と栗田ゆう子
美味しんぼの主人公の一人、山岡士郎は、東西新聞社文化部の記者をしている会社員です。その性格は初登場に、会社のソファーで勝手に寝泊まりをして無精ひげを生やした姿で現されています。「グータラ」な人物で、山岡の上司からは「変わり者」「無駄メシ食い」呼ばわりまでされていました。しかし彼の食に関する造詣の深さは、周囲の人物どころか、美食倶楽部に所属して美食を堪能する新聞社の上層部の人々にも負けません。
栗田ゆう子が初登場をしたのは美味しんぼの単行本第1話からです。美味しんぼの登場はもう一人の主人公の山岡よりも早いです。そのときの彼女は22歳の新入社員です。あこがれの東西新聞社に入社して、二日前に文化部に配属になり、はやく自分の記事を書かせてもらいたいと、希望に満ちているときにソファーで寝ていた山岡と出会います。
美味しんぼには欠かせないライバルであり絶対的な強者の海原雄山
美味しんぼにて山岡と栗田が挑む究極のメニュー作りに対抗して現れたのが、美食倶楽部を主宰する美食家海原雄山の存在です。白髪が混じったグレーのオールバックの和装の男性です。食を芸術と考える美食家で有名であり、そして陶芸家、日本画の書など日本文化にも精通した文化人でもあります。何巻もの美味しんぼの物語の中で、山岡と海原雄山は、究極至高の対決の他に、父親と子供として対立していきます。
グルメジャンルを確立させた美味しんぼ
はじめは東西新聞社文化部の山岡と栗田の「究極のメニュー」と美食倶楽部を主宰する美食家海原雄山が作る「至高のメニュー」との対決を描いたものだったために、和食を中心にメニュー作りがされていましたが、物語が進むにつれて食材や料理の調理方法は日本に収まらなくなっていきます。そして最終的には世界中の山海珍味を取り扱う、かなり範囲が広く、美味しんぼ原作の雁屋哲先生の知識や情報量を要求されるものとなります。
こうして美味しんぼのなかでまだ当時の日本人が知らなかった食に関する文化や、海外での希少な食材に関する料理の数々が人々の興味を引きます。やがての1988年10月17日から1992年3月17日全136話にも及ぶ長期間の美味しんぼがアニメ化されます。
美味しんぼの何巻もの物語や、まだ見ぬ食材や料理に魅せられた読者に支えられた人気から、美味しんぼは多くの読者に支持されます。美味しんぼで取り扱うグルメ漫画は、一つのジャンルとして人々に認識されています。その後に続くグルメ漫画人気の下地を作ったのは、この美味しんぼだと称賛のうえ語られています。
そんな究極のメニュー作りで出会った山岡と栗山の二人は何巻もの美味しんぼの物語の中でやがては結婚します。さらには子供まで設けます。次からは、二人がどのようにして恋を発展させたのか、如何にして結婚にまで至ったのか、美味しんぼの単行本何巻で結婚式を挙げるのか、子供は美味しんぼの何巻で生まれてくるのかを紹介していきます。
美味しんぼの山岡と栗田の馴れ初めは?
山岡と栗田が会社の同僚として出会う
二人の出会いは1巻の1話目からはじまります。東西新聞社に入社して二日前に文化部に配属になったばかりの22歳です。対して山岡はと言うと、前日に酒を飲んで家に帰るのが面倒になって会社に泊まりったあとです。無精ひげにぼさぼさのオールバック、さらには寝ぼけて布巾の代わりに雑巾で洗った顔を拭いても気にしないといった様子でした。
その後も文化部の仕事で、栗田は山岡の様子を何度か見ることがありました。仕事中に「フワアァ」と大あくび、さらには部長が文化部に所属する人々に声を駆け回っているところを堂々と眠りこけてしまったために部長に机を叩かれて、文字通り「叩き起こされ」ます。
そんな様子を見て、栗田の周囲の女性社員は山岡のことを「文化部の厄介者、社内でも変わり者扱いなの」「あの無駄メシ食いでも、置いておけば何かの役に立つってのかしら」と言って冷ややかな目で見ています。それを聞いていた栗田も「あっきれた」「拍子抜けもいいとこッ、あんなグータラな人が同じ新聞社にいるなんて…。新聞社ってこんなもの?」と幻滅した様子です。
さらには文化部全員が参加する食事会にて、他の全員が集合していたのにもかかわらず登場して、部長に怒られたところを反省するわけでもなく「クソしてたもんで…」と食事前にあるまじき単語を恥ずかしげもなく言い放ちます。それを傍で聞いていた栗田も、ついに表情を崩して「無神経な人…」と感想を思います。
山岡と栗田がプロジェクト「究極のメニュー」の担当に抜擢される
グータラな山岡と新人の栗田を含めた他文化部の面々が呼ばれた理由は、東西新聞社創立百周年を記念する企画の担当者を選び出すものでした。それも、その企画は鋭敏な味覚の持ち主でなければなりません。その選定方法は、三つずつの水と豆腐がどこのものかを当てる選択問題でした。しかしその課題は、シンプルさゆえに違いなど常人にはわからず、非常に難関でした。結局文化部のなかで見分けられたのは山岡と栗田のみです。
グータラな山岡と新人の栗田を含めた他文化部の面々が呼ばれた理由は、東西新聞社創立百周年を記念する企画の担当者を選び出すものでした。それも、その企画は鋭敏な味覚の持ち主でなければなりません。その選定方法は、三つずつの水と豆腐がどこのものかを当てる選択問題でした。しかしその課題は、シンプルさゆえに違いなど常人にはわからず、非常に難関でした。結局文化部のなかで見分けられたのは山岡と栗田のみです。
こうして味覚が優れている山岡と栗田がする企画、世界のありとあらゆる美味珍味の中からよりすぐった、後世に残す文化遺産としてのメニュー『究極のメニュー』を作ることを命じられます。栗田の最悪な印象から始まった二人ですが、ここから山岡と栗田の関係が改めてはじまるのでした。
山岡と栗田の二人で探す究極のメニュー
大抜擢をされた究極のメニュー作りですが、その範囲は日本食どころか世界中の食文化も入っている広大なものです。そこで山岡と栗田は幅広い範囲の土地やそこに根付く食文化、そして利用されている食材を方々手を尽くして取材していきます。そんな旅を交えた日常のなかで、山岡は料理に対する譲れない意地や誇りがあるのを感じとります。
料亭に入り、職人が最高の焼き魚だと自負する料理を一口にしただけで、山岡はその焼き魚になんの調味料がどれだけ使われているのか、メインの魚はどういった状態のものなのか、すべての情報を見通してしまう舌を持ちます。そして、それが職人が言う「最高」ではなかったとき、山岡は料理を放棄してこう言います。「俺につき合ってもらおう、おまえに本物の(料理の名前)がどんなものか教えてやる」
そしてその宣言通り、最高の場所で捕れた最高の状態の魚を、職人以上の手際と腕で調理して、一緒に食べていた栗田や見物人を含めて職人を唸らせる。そんなことを繰り返しつつ、最初は面倒くさいものを押し付けられたと考えていた山岡も、とある出来事があってから、本腰を入れて究極のメニュー作りに着手します。それは海原雄山の介入です。
山岡は海原雄山にはムキになり、自ら手掛けた究極のメニューが海原雄山プロディースの至高の料理に敗北したときは、いままで剣呑としていた雰囲気が一転します。その悔しそうな表情は、山岡の水準に達しない料理を自慢げに出された時とはまた違う真剣さです。それもそのはず、海原雄山は山岡の実の父親であり、過去に軋轢があり山岡は縁を切りっていたのです。この世で最も嫌な人物に敗北をした事実が、山岡に火をつけたのです。
山岡は妥当至高のメニューを掲げて俄然やる気を出し、様々な料理に関する情報を調べていきます。その隣にはもちろん栗山の姿もあります。そうして究極のメニューにつながる食材や料理を探求していく二人は、徐々に距離を狭めていきます。
こうして何巻もの紆余曲折があり、結婚するまで至ったのです。いままで美味しんぼの単行本の何巻もの出来事の中で、山岡と栗山にスポットライトを当ててエピソードを紹介していきました。原作漫画美味しんぼでは、そんな二人の関係を支えた、栗山の同僚や、山岡の個性豊かな友人たち、美味しんぼのストーリーの展開の中で増えていく様々な人々達もいます。
美味しんぼの山岡と栗田の結婚シーンは何巻・何話に出てくる?
二人の恋路はなかなか発展せず
最初に山岡と栗田は究極のメニューを作り出す同僚としての扱いをしていました。さらには山岡は27歳、栗田は22歳と年齢の差があり、山岡は栗田のことを年下程度にしか考えていませんでした。そんな二人の間には、美味しんぼが何巻も先に進んでも当初恋愛感情は見られず、栗田にとって山岡は「食べ物のことになると突然クソまじめになる」先輩、山岡にとって栗田は年下の同僚であり仕事上で話が通じる相手といった関係でした。
美味しんぼにて関係に変化が現れるのは、山岡と栗田の二人がそれぞれ別人と親しくなってからです。しかしそれでも何巻か巻を重ねるたびに、様々な関係者が現れます。互いにまるで意識をしておらず、相手と共に食事をしたり時間を過ごすようになると、互いに心のどこかにしこりを感じるようになります。けれど山岡と栗田共に芯がある人物ですが、ある意味では意固地になりやすいといった面があります。
そのうえ山岡は素直な性格ではありません。栗田が相手と会話をしているときに、山岡は横から口出しをしてきます。そうなれば栗田も意地になって「あら、放っておいて。私がボーイフレンドとなにを話そうと自由でしょ」と返してしまうような場面もありました。この様子では付き合うのは何巻になるかと読者は思ったでしょう。
雨降って地固まる二人
互いに別々の人と何度か会い、それなりに気の合う会話をする山岡と栗田でしたが、「あいつめ…ひとのきもしらないで…もうあんな奴…」と自分の心の中に山岡が先輩以上の思いがあることに気づきます。山岡も同じように自分の中に、後輩以上の存在になった栗田がいることに薄々気づきます。そして、二人は同時に「山岡さん、私と団さんのこと誤解…」「君は俺と二木さんのこと誤解…」と切り出します。
互いに何を言わんとしていたのか、同じ気持であった二人にはすぐにわかります。その話では、それから頬を染め合う二人のコマと、栗山が笑顔で山岡の腕に自分の腕を通して、これまで通りに仲がよさそうに歩いて行く二人の背中で話が終了します。
山岡から栗山に求婚!
それまでずっと「何巻になれば二人は結婚するのだ」と読者をやきもきさせていた二人ですが、後輩だと思っていた女性に自分が恋愛感情を抱いていた事実に山岡自身も戸惑っているのです。山岡には恋愛に躊躇する事情がありました。父親の海原雄山と母親の、まるで母親を奴隷のようにこき使う父親の姿を見て、自分は生涯結婚しないと考えていたのです。そのために、山岡は自分の恋愛や結婚に前向きになることができませんでした。
しかし後輩の栗山に現れる、栗山に気のある男たちの影を見て焦り始めます。いままで何巻も一緒に過ごしてきた栗山は、山岡の中でなくてはならない大きな存在になっていたのです。結婚に消極的だが、そうとばかりは言っていられないと、山岡は栗山に話を切り出します。
場面は日常風景の横断歩道の手前です。山岡はプロポーズをしようとしますがなかなか話を切り出せません。「あ~まぁ…その…」と実に歯切れの悪い意味のない言葉を発します。そこへ逆に栗山から話が切り出されます。「(知人が)いろいろ教えてくれたわ。上手な断り方を…」と、もちろん栗田は別の話題についてのことを話していました。しかし、いままさにプロポーズしようとして頭が一杯だった山岡は愕然とします。
そのショックを受けた表情は山岡には珍しいほどの衝撃だったのでしょう。「本当に今のは、上手な断り方だな…」と事態が分かっていない栗山を置いて横断歩道を渡り始めます。ここで栗山は、自分の言葉で山岡はなにか勘違いをしていると気づきます。慌てて声をかけようとする栗山ですが、山岡は「幸せになってくれ…」とすでに諦めモードに入ってしまっています。
そんな彼に大きな声で「なにを言ってるのよ!断るも何も、山岡さん、まだ何も言ってないじゃないの!」と、周囲が振り返るのも構わずに山岡がなにを言おうとしてたのかを聞きます。さらに二人の会話は続き、「じゃ、結婚してくれって申し込んだら、受けてくれるってえのかよ!」「受けるわよ!」のやり取りでプロポーズが受け入れられます。
結婚しようと言う踏んぎりつかなくて呻いたうえに、話しの流れで勝手に誤解をして断られたと思いショックを受けて、さらには栗田から聞き出されて話の流れでプロポーズが決定してしまう。なんとも情けないようなプロポーズでしたが、このやりとりが実に山岡と栗田らしいプロポーズだと微笑ましく思うファンの方々が多いです。
漫画47巻「結婚披露宴」で山岡と栗田が結婚
美味しんぼにて「結婚になるのは何巻やら」と読者たちに期待されていた二人の恋路は、47巻にて実を結びます。そんな山岡と栗田の結婚式は、山岡の友人たちとも時期が重なったので、盛大に三組合同の披露宴になることになります。
さらに美味しんぼの披露宴は、普通の結婚式のようでは終わりません。なんと、そこに来たキャスターが「世界では貧しく、飢えてる人たちがたくさんいるなかで、そんな『ぜいたくなグルメごっこ』をして何になるの?」と異を唱えます。そこから美味しんぼでおなじみ究極と至高のメニュー対決の題材が「低予算披露宴対決」になるのです。披露宴会場で、キャスターと海原雄山が相対しお手並み拝見と言い放ちます。
しかし海原雄山はそんなキャスターに「ニュースキャスターか何か知らんが、最低の礼儀もわきまえておらんのか!」ここは六人の結婚式を挙げる者達と、それを祝う人たちが来ている祝いの場所なのです。しかしキャスターは腕を組んで仁王立ちで挑発的に「お手並み拝見」と言っていたのです。海原雄山はキャスターに「浅ましい」と一括します。いまだくすぶる山岡と海原雄山ですが、それでも栗田の結婚祝おうと料理をそろえたのです。
さらに結婚披露宴で開催された究極と至高のメニュー対決は、「究極のメニュー完成発表会兼山岡・栗田結婚披露宴」と題されている通り、山岡と栗田が何巻にもわたって追求し続けていた究極のメニューの終着地点としても設定されていたのです。二人の結婚と共に対決にと決着がつくと思いきや、美味しんぼの披露宴の最後では今後ともこの対決は続けられることが発表されます。
アニメでは結婚シーンは出てきていない?
山岡と栗田の二人の人生の門出と、究極と至高のメニューの完成形の一つとして設定されていた山岡・栗田結婚披露宴なのですが、実は美味しんぼのアニメではその話をアニメ化されていません。美味しんぼがアニメ放送されたのは全136話で、美味しんぼの単行本にすると何巻かとすると、最終話は27巻のあたりの話をしていました。美味しんぼのアニメの中では、山岡と栗田の関係は結婚に至るどころか、まだまだの様子です。
美味しんぼの山岡と栗田の結婚後の生活は?
食の好みでぶつかってしまう
美味しんぼにて結婚をした二人ですが、なにも今まで通りとはいきません。全く違う二人が同じ空間で同じ食事を食べて、共に生活をしていくのです。山岡と栗山の両名は、みそ汁に入れる豆腐の切り方、みそ汁に具材を沢山入れるかどうかなど、こまごまとしたことでぶつかり合います。特に料理をしている栗山にとっては随分なストレスだったために「いいかげんにしてよ!」と美味しんぼの作中で取り乱していました。
そんな栗山ですが、山岡との対話の中で次第に収まっていきます。その栗田のなかには、まだ一つの大きな課題が残されています。それは山岡と海原雄山との確執をどうにかすることでした。栗山と海原雄山との関係は良好であり、結婚式で海原雄山が祝ったのも山岡を祝うためではないと断言していたほどです。しかしこのままではと、栗山はその後山岡と海原雄山との仲を取り持とうと、動き出します。
待望の双子の赤ちゃん誕生だが…
美味しんぼにて激突する海原雄山と山岡の両名は、両者ともに譲れない思いがあるうえに親子譲りの強情な性格が災いして、栗山の心配をよそに何巻にもわたって描かれ続けます。そんな美味しんぼのなかで、二人の間に子供ができます。しかし山岡は生まれて来る自分の子供に、海原雄山と自分自身との関係を重ねてしまいます。自分と同じように子供といがみ合うかもしれない。なぜなら自分は海原雄山の子供だからと悩みます。
しかし友人たちや美味しんぼの物語の中で出会った多くの人々に相談していくなかで、「みんなになんと言われようと、俺は雄山を許さないよ。だからといって俺が雄山との束縛にとらえられ続けるのは、愚かな話だ。俺は生まれて来る子供と、絶対によい親子関係を作る」と葛藤に一つの決着をつけます。この答えに至ったのも、美味しんぼで山岡が様々な問題を乗り越えてきたからこその強さです。
こうして山岡の一大決心をしたうえで、美味しんぼファン待望の子供が生まれてきます。なんと男女の双子の子供たちです。そんな子供たちが誕生したのは、美味しんぼの単行本75巻にてです。二人はそれぞれ違う性別の子供に名前をつけます。栗山は男の子に「私の初恋の人の名前からとったの」と「陽士」と名付けます。
山岡は女の子に「遊ぶ心」と「美しさ」を合わせて「遊美」と名付けました。子供に遊ぶと文字を着けることに周囲からは猛反対を受けましたが、美味しんぼにて栗山と二人の子供が海原雄山に挨拶に行ったさい、海原雄山は山岡の考えを即座に読み「士郎がつけたにしてはいい名だ」と褒めます。
子供を育てることの難しさに途方に暮れる夫婦
双子の子供たちが生まれたことで、夫婦の生活はさらに騒がしいものになります。美味しんぼではその様子も描かれていて、子供がなにかを食べているので口の中を覗き込むと極彩色な色になっており、山岡は腰を抜かさんばかりに驚き、なにかおかしな病気にかかってしまったのだと救急車に連絡します。しかし実は雑誌のカラーページを食べた残骸がくっついていたことがわかるなど、途方に暮れていることもありました。
美味しんぼの山岡と栗田の結婚後のさらなる活躍に期待!
山岡と栗田の結婚は描かれたのは、美味しんぼの単行本の47巻です。その後も漫画の連載はビックコミックスで続き、2018年現在では111巻まで出版されています。この記事で描いたエピソード以降も、両名の子供は成長していき、その後も究極と至高のメニュー同士の対決は続いています。今回の記事を読んで気になった方は、是非とも美味しんぼを読んで、対決を中心に描かれるその後の彼らと子供たちの生活を見守ってみてください。