デスノートのルール一覧！基本や矛盾点・注意点まとめ【DEATH NOTE】

2003年から2005年まで、2年間に渡り少年ジャンプで連載されていた少年漫画です。ノートに名前を書いただけで、書かれた人は書かれた死因どおりに死ぬ。通称「デスノート」。デスノートを使って犯罪者を抹殺し。理想の世界を創ろうとする主人公と、それに対峙する名探偵の頭脳戦を描いた作品です。漫画連載後も、アニメや映画、ドラマ、小説、ミュージカルなどその他幅広くメディア化されています。

死神リュークが落とした「デスノート」を、主人公である夜神月（やがみらいと）が拾うところから物語は始まります。黒い表紙に、英語で書かれたルール一覧。正義感と使命感に溢れた夜神月は、このデスノートを使い世の中を正そうと、名だたる凶悪犯をデスノートを使い殺していきます。デスノートを使用して行った死はすべて「自然死」。夜神月が殺した証拠は何も残りませんでした。

夜神月は凶悪犯以外にも、自分の行動に横槍を入れる正しき人間をも裁きの対象にしてしまいます。突然の不審死が多くなり見過ごせなくなった警察は捜査を行います。警察が頼りにしたのは名探偵「L」。その本名も素顔も一部の人しか知りえない人物です。Lは捜査していくうちに、夜神月が事件に関与していると疑い始めます。それぞれの正義を掲げて対峙する夜神月とL。天才的な頭脳を持つ二人の心理戦は驚きの結末を迎えます。

デスノートルール一覧を紹介します。デスノートのルールは基本的に英語で表記されていますが、書く側は英語でなくても効果があります。また、英語訳が判明しているところは英語も追記しています。

デスノートに名前の書かれた人間は例外を除き、全員死にます。ルール一覧に書かれている英語は、The human whose name is written in this note shall die.

名前を書くときに、当人の顔を浮かべながらでないと効果はありません。同姓同名ではデスノートの効果はでません。ルール一覧に書かれている英語は、This note will not take effect unless the writer has the person's face in their mind when writing his/her name. Therefore, people sharing the same name will not be affected. 

デスノートに名前を書かれた人間の基本的な死に方は心臓発作ですが、それ以外の死に方で死なせたいときは死因を書くとその通りに死にます。ルール一覧に書かれている英語は、This note will not take effect unless the writer has the person's face in their mind when writing his/her name. Therefore, people sharing the same name will not be affected. 

デスノートに死因無しで書かれた場合、全て心臓発作での死亡になります。ルール一覧に書かれている英語は、If the cause of death is not specified, the person will simply die of a heart attack.

より詳しい死因にしたい場合、6分40秒以内に記載しなければなりません。ルール一覧に書かれている英語は、After writing the cause of death, details of the death should be written in the next 6 minutes and 40 seconds. 

デスノートを所持したものだけが、所有者である死神の姿や声を確認する事ができます。ルール一覧に書かれている英語は、The owner of the note can recognize the image and voice of the original owner, i.e. a god of death. 

どんな理由であれ人殺しであることから、デスノートを使った人間は天国へも地獄へも行かず彷徨うことになります。ルール一覧に書かれている英語は、The human who uses the notebook can neither go to Heaven nor Hell. 

2冊以上のデスノートを保有することもできます。そのうちいずれかのデスノートの所有権を失うと、そのデスノートに憑いていた死神は消え去り、死神の姿も認知できなくなるが、そのデスノートの記憶がなくなることはありません。

デスノートに触れだけで、元所有者の死神の姿を確認することが出来ます。これは、他のデスノートにも言えることで、他のデスノートに触れたときはそのノートに憑いてる死神を見ることができます。

顔を見るだけで、相手の名前と寿命を確認できる「死神の目」の能力を利用することが出来ます。ルール一覧に書かれている英語は、The human who becomes the owner of the Death Note can, in exchange of half his/her remaining life, get the eyeballs of the god of death which will enable him/her to see a human's name and remaining life span when looking through them. 

名前を書かれたら絶対に死んでしまうデスノートですが、実はいくつか特殊なルールがあります。ノートに書かれているその他ルールについて説明します。

何かの間違えで、デスノートに4度名前が書かれたらその人物は死にません。たとえ焦ってたくさん書いてしまってもその回数が4回ならばどんなに殺したくとも無効になってしまいます。

自分の寿命と引き換えに相手の本名と寿命が見える「死神の目」は3.6の視力があります。とても視力が上がるのでメガネやコンタクトは本来必要ありません。

所有していたデスノートを紛失して490日経過すると所有権を失ってしまいます。所有権を失うとデスノートに関する記憶も消滅します。

複数のデスノートに同時に名前を書かれても死にません。人間界にはデスノートが6冊あります。もし、同時に6冊全てに名前を書かれても死ぬことはありません。

この124歳というのは世界最長寿の年齢です。死神は人間の残りの寿命がエサになっているので長ければ長いほど死神にとっては良いのです。この他にも、生後780日未満の人間や残りの寿命が12分以内の人間にもデスノートは効果がありません。

デスノートを放棄すると記憶が消去出来ますが、再所有することによて再度記憶を取り戻すことが出来ます。最長6回までです。

人間界にもデスノートのルールがあるように、死神界にもルールがあります。それを破ると、ジェラスのように砂になって消えてしまいます。

デスノートは本来死神が所有しているものです。夜神月のように人間が拾ったとして、人間界に存在して良いデスノートは6冊までです。

デスノートはアニメだけでなくたくさんの実写化もされています。日本国内に留まらず、アメリカでもオリジナルドラマとして実写化されました。デスノートの実写化作品について紹介します。

映画DEATHNOTEは、2006年に公開された日本映画です。第一部・第二部に分かれて公開され、原作のDEATHNOTEとは違う結末が用意されました。

主人公の夜神月は藤原竜也さん。ライバルの名探偵L役は、松山ケンイチさんでした。その他出演者は、弥海砂役は戸田恵梨香さん、ワタリ役には藤村俊二さん、月のお父さん役の夜神総一郎には、鹿賀丈史さんがそれぞれ演じられました。

また、死神にはCGが使われ、夜神月に憑いている死神リュークの声を中村獅童さんが、弥海砂に憑いている死神レムの声は、池畑慎之介が演じられました。

夜神月のライバル・名探偵Lにスポットを当てた、邦画DEATHNOTEのスピンオフ作品です。物語は、世界を震撼させた「キラ事件」終焉の直後です。自らの命と引き換えにキラの正体を付きあて、事件を解決したL。Lは残りの時間をかけて、世界中の難事件を経った一人で解決していました。その難事件のうちの一つが今回の事件。

タイのある村に新種のウイルスによる前代未聞のバイオテロが発生し、証拠隠滅のため村が焼き払われてしまいました。エボラウイルスと並ぶ致死量を持つそのウイルスは、本来研究のためワタリに渡される予定のもので、ある少女が何故かそのウイルスを携えてLの前に現れます。残り少ない時間を使い、Lは事件解決へと動きだします。

2015年7月に日本テレビで放送されたDEATHNOTEのTV版です。原作とは違うキャラクター設定とオリジナルストーリーで放送されました。

主人公の夜神月には、窪田正孝さん。名探偵L役には、山﨑賢人さん。ミサミサ役には、佐野ひなこさんが出演されました。

2016年10月に公開された、DEATHNOTE邦画第二弾です。テレビ版DEATHNOTEの最終回終了後に発表されました。ですが、テレビドラマ版DEATHNOTEとはリンクしていない内容です。

ルールのみ明記はされていましたが、映画はじめアニメやドラマ版では踏み込んで描かれていなかったルール『人間界で存在して良いデスノートは6冊まで』という、いわゆる『6冊ルール』が、メディア化作品として初めて適用されたのが、この「DEATHNOTE / Light up the NEW world」です。

原作者の大場つぐみも監修し、サイバーテロが世界規模で頻発する超高度情報化社会に起こる事件を、新キャラクターである3人の天才たちが中心となり、デスノート争奪戦を繰り広げます。世界観は、初代映画版DEATHNOTEから10年後。過去の映画作品に登場した人物も数名登場しており、弥海砂はキラ事件から10年後の姿で登場しています。

DEATHNOTE / Light up the NEW worldのストーリーは、初代映画版DEATHNOTEの10年後。世界各地でデスノートによるとみられる死亡が多発する事件が起きます。そして、キラと名乗る人物から、「デスノートを手に入れろ」という謎のメッセージがたくさんの人々に配信され、人々はキラの存在に恐怖を感じ、大混乱に陥れらてしまいます。

日本のキラ対策本部は、名前をデスノート対策本部と名を変えて存続していました。デスノート対策本部の筆頭である、三島創（みしま つくる）をはじめとし、Lの正当後継者と言われている竜崎（りゅうざき）、インターネットから世界の行く末を冷静に見つめている紫苑優輝（しえん ゆうき）が、デスノートを確保するためそれぞれ行動を起こします。今度のデスノートの所有者は誰なのか、6冊のデスノートの行方は？

Death Note/デスノートは、2017年ネットフィリックスで配信されたアメリカ発のオリジナル映画です。監督は続編についても可能性を示しており、続編が可能になるよう熱望されています。

夜神月の父であり警察官である夜神総一郎は「死神の目」の取引をして視力が上がったのにもかかわらずメガネをかけて突撃していました。同じくメガネキャラの魅上も、死神の目の取引をしたのにも関わらず、メガネを時々かけていました。

ワタリは名探偵Lの付き人でなんでも出来る優秀すぎる執事です。ワタリは発明でも有名な偉人なのに捜査本部の人間は知らなかったようです。

センター試験の出願は10月初め。Lが出願するには間に合わない時期のはずです。ですが、Lはセンター試験で夜神月の後ろの席に座り受験を受けていました。

ジェバンニが、相沢をニアのところに連れて行くとき、載せた車がアメ車なのにハンドルが右でした。

夜神月がポテチを食べるふりをして袋の中のノートに名前を書いていたシーンで、いつの間にテレビを入れて封をしたのか謎が深まります。

さくらテレビに夜神総一郎を迎えにいった捜査本部メンバーたちが、顔を隠さないと死ぬと分かっているのに、明らかに顔を隠していませんでした。

Lがノートを奪った悪人を捕まえた後、あっさり夜神月にノートを渡してしまっていました。この時点で、夜神月はキラ容疑者です。危険極まりない行動でした。

デスノートを使用するうえでいくつか注意点があります。今回はデスノートの注意点を5つ紹介します。

それまで所持していた人物が「もういらない！」と捨てた場合、デスノートを所持していた記憶がその人物から抹消されます。しかし、人を殺したという記憶は消えないので「人殺し」という十字架を背負ってこれから生きて行かなければなりません。

デスノートを所有している人間は、そのデスノートの持ち主である死神に死ぬまでまとわりつかれます。他の人が他のデスノートを所持していた場合も、そのノートに触れれば相手に憑いている死神が肉眼で確認出来ます。

一度デスノートに名前を書いてしまったら、それがたとえ鉛筆だろうシャーペンだろうとなんであろうと消えません。書かれた人間は絶対に死ぬのです。

デスノートのそもそもの存在意義は何でしょうか？デスノートは、死神が、人間の寿命を頂戴するために存在しています。頂戴した寿命は死神のごはんになります。寿命は長ければ長いほど死神にとってはオイシイのです。

人間界にデスノートは6冊しか存在しません。その6冊に同時に名前を書き込まれた場合、その人物は死にません。

デスノートのルールと、基本・矛盾点・注意点についてまとめました。デスノートの矛盾は思いの外、矛盾点としてたくさんありました。矛盾もデスノートの魅力の1つだと思っていいます。デスノートのその他として、デスノートのルールは基本英語で記載されています。なぜ英語かと言うと、作者曰く、英語は世界で通様する世界語だからだそうです。デスノートのルールを英語で書くことによって世界共通の事件になりました。

また、デスノートルール一覧にはこうも書いてありました。Even the original owners of Death Note, gods of death, do not know much about the note. 訳すと、「デスノートについて、わからない事は元持ち主の死神でも沢山ある。」その他もたくさんありますので、調べて見るのも面白いかもしれません。