【ワンピース】アフェランドラはアマゾン・リリーの女戦士！登場シーンや声優を紹介

『ワンピース』のアフェランドラは読者の間で「かわいい」と人気のキャラクターです。ここではそんな彼女のプロフィールや性格、能力についてみていきましょう。それではまず『ワンピース』の簡単な作品情報からご覧ください。

『ワンピース』は週刊少年ジャンプで大人気連載中のファンタジーバトル作品です。1997年34号より同誌にて連載がスタートしてから、2020年5月時点で単行本は96巻までが刊行されており、1976年から2016年まで連載された『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に次ぐ長期連載作品となっています。

国内累計発行部数は国内史上最高記録となる3億9000万部を突破し、2015年6月には「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録に認定されるなど、その他多数の最高記録を保持しています。

アフェランドラが登場したのは「女ヶ島編」でした。巻数は53-54巻。主人公のルフィとその仲間たちは、シャボンディ諸島で人間兵器パシフィスタによって窮地に追いやられてしまっていました。その時にバーソロミュー・くまが現れ、能力を使ったことで一味は全員世界各地へと離散してしまいます。

そしてルフィが飛ばされたのが「アマゾン・リリー(女ヶ島)」でした。そこでルフィは仲間たちの元へ向かう途中、カラダカラキノコガハエルダケを食べてしまい、気を失ってしまいます。そんなルフィを助けたのがアフェランドラでした。

『ワンピース』に登場するアフェランドラは「アマゾン・リリー(女ヶ島)編」で初登場を果たしたキャラクターです。彼女はアマゾン・リリーの戦士の中でも特に身長が高く、見たところ標準の人の2倍ほどの高さがありました。身長が高い理由は明らかになっていませんが、際立って身長が高いため『ワンピース』の読者間では巨人族の血が混ざっているのではないか？といった考察がなされているようです。

アフェランドラはアマゾン・リリーの戦士ですが、穏やかでおっとりした性格をしており、あまり好戦的なキャラクターではありませんでした。しかしその性格が『ワンピース』ファンの間でかわいいと言われています。

アフェランドラの能力については彼女の戦闘シーンがほとんど見られないため、どのような能力を持っているのかはっきりしていません。しかし、腰に大きな刀剣を所持していることから剣士の可能性があります。またアマゾン・リリーの戦士は皆覇気を会得しており、覇気を使った弓矢で攻撃しているため、アフェランドラもそれなりの強さを持っていることは確かです。

アフェランドラが初登場したのは漫画『ワンピース』53巻514話です。タイトルは「カラダカラキノコガハエルダケ」。アニメの初登場回は『ワンピース』第408話で、タイトルは「上陸！男子禁制の島アマゾン・リリー」です。その登場回におけるアフェランドラはカラダカラキノコガハエルダケといったキノコを食べて気を失ってしまったルフィーをマーガレットと共に森の中で発見し、助けていました。

ルフィを助けたアフェランドラですが、その後敵として登場することとなります。これには2つの理由がありました。まず1つ目にアマゾン・リリー(女ヶ島)には男子禁制という規則が定められており、もし男子を島で発見したならば死刑に処すといった決まりです。

そして2つ目に、アマゾン・リリーは凪の帯(カームベルト)の中心に位置する島であり、船を丸呑みできるほどの強さを持った海王類が生息していることから海軍ですら近づけない島だということです。これら2つの理由によってアフェランドラを始め、アマゾン・リリーの島民は皆男子を見たことがなかったため、助けたルフィを女の子と勘違いしていました。

ところがニョン婆によってルフィが女の子ではなく、男子ということが明らかにされたことでルフィは敵とみなされます。その後、アマゾン・リリーの皇帝であるボア・ハンコックが船旅から島に戻ってくるまでに、アフェランドラを含めアマゾン・リリーの護国の戦士達が手を打つことになりました。

それからのアフェランドラは身長の高さを活かし大いに活躍します。ルフィは突然襲ってきたアマゾン・リリーの戦士達から逃げ、一方、アフェランドラ達は逃げ続けるルフィを捕らえるのに苦戦していました。ルフィがゴム体質の体を活かして建物の上や木の上など高い場所に逃れていたからです。そこでアマゾン・リリーの戦士達は高い場所にも手が届くアフェランドラに望みを託し、ルフィを捕らえてもらうことにします。

そしてアフェランドラはルフィの行く手を阻むことに成功しました。しかしそれでもルフィは自分の身を囲んだ戦士達の隙を付いて逃げます。その後も逃げ続けるルフィを捕らえられずにいたアフェランドラ達。遂にボア・ハンコックが島に戻ってきてしまいました。さらにルフィはハンコックの秘密を九蛇城で見てしまいます。その後、ルフィは捕らえられ、処刑を言い渡されてしまいました。

それからルフィは処刑場に連れられて処刑されそうになります。ところがその時にマーガレットが処刑場のルフィの横に立って彼を庇いました。それを見たアフェランドラもマーガレットを庇いますが、それをハンコックは許さず、その結果アフェランドラはマーガレットと共に石にされてしまいます。その後、ゴルゴン三姉妹との決闘で勝利したルフィは石化を解いてもらうように頼み込み、無事石化は解かれました。

• 本名：岡村明美(おかむら あけみ)
• 愛称：明美姉さん
• 出生地：東京都
• 生年月日：1969年3月12日
• 職業：声優
• 所属事務所：マウスプロモーション

『ワンピース』のアフェランドラを担当した声優・岡村明美は「粗忽屋武蔵野店」といった別名義で担当しています。彼女はスタジオジブリ作品『紅の豚』のフィオ役に抜擢されたことで声優としての注目を浴び、それによって吹き替えやアニメ、ゲーム関連作品と幅広く活動することになったようです。

少女から成人女性まで年齢を問わず担当しているのですが、その中でも『GTO』の上原杏子や『ロミオの青い空』のビアンカなど、気の強い女性役を多く担当していることで知られています。

『ワンピース』のアフェランドラを担当する西園明美ですが、別名義である「粗忽屋武蔵野店」はワンピースの麦わら海賊団の声優達が他のキャラクターの声優を務める時に使う名義であり、全員「粗忽屋〇〇店」となっています。つまり西園が担当しているキャラクターはアフェランドラだけではないということです。『ワンピース』ではナミをメインに担当していました。

本作のオーディションでナミ役を射止めたのは『金田一少年の事件簿』の「天草財宝殺人事件」にゲスト出演した際のことで、その時の演技が「東映アニメーション」でプロデューサーを務める清水慎治の目に留まったことにより、『ワンピース』のオーディションに誘われています。また『ワンピース』ではアフェランドラとナミ以外にもスーやヨンジの幼少期、セトの声を担当しています。

こちらの感想では、ワンピースに登場したアフェランドラがアマゾン・リリーの中で一番かわいいと言われています。アフェランドラのかわいい点は、やはりおっとりした性格なのでしょうか？他の感想にもアフェランドラがかわいいといった声が多く上がっていたため、かなり人気の高いキャラクターであることがうかがえます。

こちらの感想ではワンピースに登場したマーガレットとアフェランドラがかわいいと言われています。この2人はルフィを助けた組合わせとなっており、ルフィの恩人として活躍していました。活躍シーンで感じ取れる優し性格とかわいい見た目が好評の理由なのかもしれません。

こちらは『ワンピース』の女ヶ島編でのエピソードについて、アフェランドラに関する薄い本が出ると期待していたといった感想が述べられています。やはり、アフェランドラは謎に包まれた印象的なキャラクターのようです。

『ワンピース』に登場するアマゾン・リリーのかわいい女戦士・アフェランドラについて、能力や強さなどのプロフィールや登場シーンを交えつつ紹介してきましたがいかがでしたか？アフェランドラの強さと能力については作中で戦闘シーンがあまり描かれなかったため分かっていませんが、それでも覇気を会得していることや女ヶ島が新世界の海に存在していることを考慮すると、それなりの強さと能力を持っていると言えます。

彼女の登場シーンを見ると、身長の高さを存分に活かした活躍ぶりが確認できますが、アマゾン・リリーの中でも際立った身長の高さを持っているため、『ワンピース』の読者間で謎として印象のあるキャラクターとなっていました。

やはりアフェランドラは巨人族なのでしょうか？『ワンピース』では巨人族について明らかになっていないことも多いため、これから明らかになっていくにつれてアフェランドラの謎や強さ、能力などが判明するかもしれません。