【ワンピース】クマドリの強さは？生命帰還などの技や名言・名シーンも紹介

クマドリは、ワノ国を思わせるビジュアルのキャラクターです。彼が初めて登場するのは、原作だと375話です。ルッチ、カク、ブルーノ、カリファがウォーターセブンの潜入捜査から、エニエス・ロビーに戻ってきた時でした。先日、クマドリ、フクロウ、ジャブラは、上からの命令を受けて革命軍支部長暗殺計画を実行しました。しかし、暗殺する人数は3人のところを、23人も殺害してしまい、スパンダムから責任追及されます。

ソファーに座っていたクマドリは、自分の責任であると逆立ちのような土下座をしました。おしゃべりなフクロウが、町で計画のことを話してしまったことが失敗の原因でした。切腹して責任を取ろうとするクマドリを、ジャブラが止めます。麦わら一味は、ロビンを助けるためにエニエス・ロビーを訪れました。彼女には、悪魔の実の能力を封じる海楼石の手錠がかけられています。

鍵は、CP9それぞれが所持しており、誰が目当ての鍵を持っているのかはわかりません。ルフィはルッチを追い、その他一同は残りのCP9を倒して鍵を手に入れることにします。ウソップとゾロがカクとジャブラと鉢合わせた際、ひょんなことから2人の手首が手錠で繋がってしまいました。カクとジャブラも折り合いが悪く、一緒に戦うことを良しとしません。

手錠を外してあげようとしますが、2人の持っていた鍵はゾロとウソップの手錠の鍵ではありませんでした。カクとジャブラは、どちらが先に2人を始末できるか競います。逃げる2人の近くには、チョッパーがおり手錠の鍵を探して欲しいと頼みました。事情を聞いたチョッパーは、2人の番号の鍵を探しに向かいます。しかし、サンジを探す途中で、クマドリに殺されそうになっていたナミを見つけ助けました。

クマドリの鍵は、すでにナミによってスられていたため、2人はそのまま逃げ出そうとします。しかし、現れたCP9のカリファと、ナミは戦うことになりました。チョッパーは、追いかけてきたクマドリを相手取ります。

「ワンピース」は、集英社の「週刊少年ジャンプ」で連載されている漫画家・尾田栄一郎の作品です。海を大冒険する海賊の少年・ルフィを主人公とした物語で、1997年から連載が始まり、2020年4月には96巻が発売されたベストセラー漫画となっています。

海賊王として世に名を馳せたゴールド・ロジャーは、ローグタウンで処刑台に送られた際、ひとつなぎの大秘宝をどこかに置いてきたと発言します。ひとつなぎの大秘宝を求めた者たちは後悔に乗り出し、大海賊時代の幕開けとなります。幼い頃から海賊王になるという夢を持っていた少年・ルフィも、修行の末生まれ育った村からひとつなぎの大秘宝を求め旅立つのでした。

「ワンピース」に登場するクマドリは、CP9の一人です。歌舞伎役者のような容姿と、喋り口調が特徴のキャラクターです。3m以上もある長身で、六式と生命帰還を使いこなします。悪魔の実の能力者ではありませんが、生命帰還によって髪の毛を自在に操るなどの攻撃をします。道力は810で、CP9の中では5番目の強さを誇ります。使う覇気は、見聞色と武装色です。好きなものに、ワノ国を思わせる味噌汁とお酒をあげていました。

スーツを着用し、靴は下駄を履いています。名前の由来は、歌舞伎の特徴的な化粧を指す「隈取り」のようです。革命軍支部長暗殺計画の失敗を叱責された時は真っ先に土下座をして詫び、切腹して責任を取ろうとしています。さらに、敵を殺そうとする時は涙するなど、アクションがオーバーです。生命帰還で髪を自在に操れることから、ナミからはタコ男と呼ばれていましたが、本人は失礼であるとして獅子と呼んでほしいといいます。

生命帰還は、長い間仙人のように修行した結果身についたもののようで、大量に摂取した食べ物をすぐに消化吸収することも可能です。「ワンピース」作中で、チョッパーによって冷蔵庫に閉じ込められた時、この能力を発揮します。食事でお腹を満たした時は太り、消化した時は痩せ、吸収の時に元に戻っていました。

「ワンピース」のクマドリは、名前、容姿容貌、喋り方、立ち振る舞いなどから、歌舞伎役者をモデルにしたキャラクターのようです。このことから、ワノ国と関係あるのではないかという憶測がネットでも多く見られます。現段階で、「ワンピース」ワノ国との関連性は不明です。

「ワンピース」のクマドリは、長い修行の末に生命帰還を体得します。髪縛りは、この生命帰還によるもので、髪を自在に動かし相手を拘束する技でした。強い力で縛ることができ、技を喰らったナミやチョッパーを苦しめました。

持っている錫杖のような長い杖で、相手を突く技です。作中では、生命帰還・髪縛りでナミの動きを封じた後に使おうとしていました。しかし、助けにやってきたチョッパーによって披露されずに終わります。こちらも、ワノ国を思わせる技名です。その後、チョッパーを相手取って戦った時は、柳・吟・情という名前の技を使おうとしていました。

指銃「Q」は、常に持っている錫杖のようなもので、狙いを定めて相手をつく技です。何度も高速で使用することが可能で、トナカイ姿で走って逃げるチョッパーも、避けるのが精一杯でした。

獅子樺蕪は、指銃「Q」の後にクマドリが使用しました。錫杖のようなものの先端に炎を灯し、相手に当てる技です。杖の先端が大きく燃えているため、攻撃範囲も広がります。チョッパーは、この攻撃を腹に受け大ダメージを負います。

生命帰還・獅子指銃は、髪の毛をいくつも人差し指を立てたような形にし、指銃のように相手を攻撃する技でした。獅子樺蕪で大ダメージを受けたチョッパーは、この攻撃を避けることができませんでした。

麦わら一味は、ロビン救出のためにエニエス・ロビーに乗り込みます。ロビンには、悪魔の実の能力を封じることができる海楼石でできた手錠がはめられており、逃げ出すことができずにいました。鍵はそれぞれCP9が所持していますが、どれがロビンの手錠の鍵かわかりません。ルフィは、ロビンと一緒にいるルッチを追いかけ、その他の麦わら一味は残るCP9を倒すことにします。

ゾロは、CP9のカクとジャブラに遭遇します。カクとジャブラは、悪魔の実の能力者だったため、ウソップは海楼石の手錠を2人に投げつけました。しかし、ウシウシの実の能力で変身したカクの姿に気を取られ、手元が狂ってゾロに投げつけてしまいます。怒ったカクは、嵐脚 ・周断を使いました。ゾロは、ウソップを庇いますが、その拍子に海楼石の手錠で2人は繋がってしまいます。

事故で海楼石の手錠で繋がれてしまい、思うように動くことができず、相手の攻撃から逃げるしかありませんでした。そこへ通りかかったチョッパーは、2人に2番の手錠の鍵を探して持ってきて欲しいと頼みます。ゾロとウソップの手錠の鍵の番号は、2番でした。チョッパーは、最初に敵を倒しそうなサンジの元へ向かいました。

一方ナミは、最初にクマドリと遭遇しますが、生命帰還を駆使した攻撃になすすべもありませんでした。生命帰還・髪縛りで拘束され、春・吟・情で突き殺されそうになりますが、通りかかったチョッパーが助けます。戦いの最中、ナミはクマドリの鍵をスっており、チョッパーと共にその場から逃げ出そうとしました。しかし、上階からカリファにやられたサンジが降ってきます。

ナミはカリファと、チョッパーはクマドリと戦うことになりました。クマドリに蹴られたチョッパーは、壁を破って隣の厨房にきます。そこには、フクロウと戦うフランキーがいました。再びくるクマドリの攻撃を巨大な冷蔵庫の蓋で防ぎ、そのまま締めて中に閉じ込めます。チョッパーから冷蔵庫に入っていたコーラを受け取ったフランキーは、パワーをチャージしますが戦いの最中にフクロウと共に海へ落ちていきました。

悪魔の実の能力者であるチョッパーは、助けに行くことができません。そこへ、冷蔵庫の中の食材を大量に食べて太ったクマドリが戻ってきます。しかし、すぐに生命帰還で消化吸収を行い、元どおりになりました。生命帰還は、長年の修行によって身につけたものだといいます。クマドリは、生命帰還によって、普通の人なら動かすことのできない髪などを自由自在に操ることができるのでした。

「ワンピース」のチョッパーは、六式と生命帰還を使いこなすクマドリの圧倒されます。自身の中で最強の攻撃である刻蹄・桜吹雪を使いますが、クマドリを倒すことはできません。クマドリは、生命帰還・髪縛りでチョッパーを拘束し、突き殺そうとします。3つめのランブルボールを服用すると、自我を失い暴走する上、死の危険性もあります。しかし、死が間近に迫ったチョッパーは、3つめのランブルボールを口に入れました。

巨大化し暴走したチョッパーに、クマドリの攻撃は効かなくなります。チョッパーは、クマドリを殴りつけ倒れた彼の顔面に拳を入れました。そのまま大怪我して気絶するクマドリの頭部を持ち、フランキーの前に現れるのでした。

スパンダムは、エニエス・ロビーでバスターコールのボタン誤ってを押してしまいます。クマドリは、同じCP9のブルーノと一緒に亜空間へと逃げ延びました。エニエス・ロビーが外部から攻め入られ崩壊した責任を、スパンダムは全てCP9のせいにします。これにより、現在は犯罪者扱いとなってしまい、CP9諜報部員の地位も失いました。その他のCP9と共に春の女王の町を訪れ、大道芸で生活費を稼いでいるようです。

アニメ「ワンピース」でクマドリ役を演じた声優は、吉田裕秋でした。吉田裕秋は、アプトプロ株式会社に所属しており、アニメの他にも洋画や海外ドラマの吹き替えもしています。

吉田裕秋の主な出演作品に、「薄桜鬼」不知火匡役、「レ・ミゼラブル 少女コゼット」グリビエ役、「まじめにふまじめかいけつゾロリ」秘書役、「ごくせん」達川ミノル役、「ロード・オブ・ザ・リング」イシルドゥア役、「ホミサイド/殺人捜査課」ポール・ファルゾン刑事役などがあります。

「ワンピース」のクマドリは、ワノ国を思わせる髪縛りなど髪の毛を自在に操り、体得した生命帰還を活用していました。「ワンピース」作中でも、この力を駆使してチョッパーやナミを追い詰めます。「ワンピース」クマドリの生命帰還の使い方を賞賛する感想も多くありました。

「ワンピース」クマドリは、エニエス・ロビー編で登場する敵キャラクターです。エニエス・ロビーに連行されたロビンを救うため、麦わら一味は敷地内に乗り込んできました。海楼石でできたロビンの手錠は、CP9の誰かが持っています。ロビンの鍵を手に入れるため、それぞれCP9と戦うことになります。クマドリは、最初にナミと戦った後、チョッパーと戦います。チョッパーとの戦闘シーンが好きといった感想もありました。

「ワンピース」のクマドリは、歌舞伎役者のような容姿、喋り口調、立ち振る舞いをするキャラクターです。そのため、ワノ国出身なのではないかと推測する「ワンピース」ファンも多くいました。「ワンピース」のワノ国で再登場してほしいといった意見もあります。

「ワンピース」のクマドリは、生命帰還を体得しています。そのため、大量に摂取した食事を、一瞬で消化吸収することが可能です。チョッパーによって冷蔵庫に閉じ込められ、出てきた時にこれを披露していました。非常に便利な能力であることから、ほしいといった意見も多くあります。

「ワンピース」CP9の一人であるクマドリの強さや、能力、作中での活躍、ワノ国との関係、アニメの声優などを紹介してきました。六式と生命帰還を使い、チョッパーをも追い詰めた強さを持つ敵キャラクターでした。「ワンピース」ワノ国での再登場も期待されています。