2020年05月18日公開
2020年05月18日更新
【WORST】ビスコこと蛭子幸一は萬侍帝國最強!花とのタイマンの結果は?
蛭子幸一は高橋ヒロシの『WORST』に登場するキャラクターです。蛭子幸一は『WORST』の主人公である月島花と生涯を通じた友情を作り上げます。蛭子幸一の強さは最強と言われ、ビスコという呼ばれ方とのギャップに「かっこいい」「渋い」と評価や感想を持つ人がネットでは見られます。蛭子幸一の名言などを含め、『WORST』に登場する男たちの中でも最強の一人である、萬侍帝國三代目九頭神會會長、天善高校の頭でもある蛭子幸一について、ご紹介します。
ビスコこと蛭子幸一は萬侍帝國最強!
蛭子幸一は、高橋ヒロシが描いた『WORST』の登場人物です。不良高校生グループである萬侍帝國に所属する九頭神會の三代目會長であると同時に、天善高校の番長でもあります。蛭子幸一の日頃の態度や人に対しての姿勢は、他の不良たちとは違って比較的穏健と言えますが、喧嘩になったときは阿修羅のごとく激しい様子になります。
蛭子幸一は「えびすこういち」の途中の部分を使って「ビスコ」と呼ばれることがあります。蛭子幸一は大きな体躯であり、不良グループ萬侍帝国で最強の男といわれたり、萬侍帝国が日本全国に21もの支部を持っている大きな組織であることから日本不良界で最強の男ともいわれることがあります。
WORSTの作品情報
『WORST』は、高橋ヒロシが描いた「不良漫画」「ヤンキー漫画」といわれるジャンルの漫画です。前作の『クローズ』は大ヒット作品になりました。1998年に8年間の連載が終了した『クローズ』の続編として、2001年から2013年まで『月刊少年チャンピオン』に131話が連載され、コミックは全33巻、外伝1巻、キャラクターブックを4巻出しています。また作画者は別人で『WORST』のスピンオフも2作発表されています。
WORSTの概要
前作『クローズ』と同じく、高校生たちの喧嘩による青春群像劇といえるのが『WORST』です。前作の『クローズ』の最終回からの設定を引き継ぎ、その1年後という書き出しから始まります。前作『クローズ』の登場人物たちの4歳年下の世代が、前作と同じ鈴蘭高校生で登場します。実際と同じく、4年も経つと勢力図などは変わるので、『WORST』と『クローズ』での不良グループの関係は変わっています。
WORSTのあらすじ
『WORST』の主人公は月島花です。月島花は携帯電話が圏外になるような田舎から出てきた高校生です。前作『クローズ』の舞台でもあった鈴蘭高校が再び舞台となり、月島花も鈴蘭高校名物の「一年戦争」に参加し、番長を目指します。多くの不良たちが登場し、彼らの日常生活や近隣高校との喧嘩勝負や不良グループとの抗争を経て、不良たちが友情をはぐくんでいく様子を描いています。
ビスコこと蛭子幸一のプロフィール
蛭子幸一は、東京都町田市を中心に日本全国に21もの支部を持っている不良グループ「萬侍帝國」のメンバーです。萬侍帝國は幾つかの會に分かれていますが、『クローズ』の九頭神竜男が創設した九頭神會の三代目會長なのが、蛭子幸一です。喧嘩が強いのとは裏腹に、蛭子幸一は絵を描くことが非常に下手です。『WORST』の主人公である月島花とは喧嘩をして以来、生涯を通じての親友となったようです。
ビスコこと蛭子幸一と花とのタイマンの結果やグリコとの対戦
『クローズ』や『WORST』のメインテーマは喧嘩です。特にタイマン(1対1の喧嘩)はスポーツのような描かれ方をされています。喧嘩の勝利によって男と認められ、周囲に認められていくのです。このため喧嘩に勝ったかどうかは非常に重要です。『WORST』には、多くの対戦シーンが描かれています。『WORST』のコミック33巻には、合計88の喧嘩勝負が描かれています。そのどれもが激しい喧嘩シーンとして描かれています。
ビスコこと蛭子幸一の強さ
蛭子幸一の喧嘩の強さは、最強と称されています。蛭子幸一が所属する不良グループの萬侍帝國では、グループ内の強さを比較したとき、最強とされています。不良集団の萬侍帝國は全国組織であるため、日本の不良高校生の中での強さは、最強ではないかとも言われています。蛭子幸一の強さは、例えば地元に偵察に来たライバル不良を一撃で倒すほどの強さです。『クローズ』や『WORST』の喧嘩強者ランキングでは、上位に位置します。
蛭子幸一と花とのタイマンの結果
月島花の決まり文句は、喧嘩を始めるときに必ず「恨みっこなしだぜ」というものでした。蛭子幸一とのタイマンでは、蛭子幸一に「恨みっこなし、だったな」と、言われてしまいます。激しい戦いの後、蛭子幸一が月島花に勝利します。蛭子幸一は、紙一重でしたが月島花に勝ちました。蛭子幸一と月島花の喧嘩を見届けていた花木九里虎は「敵をとってやる」といいました。蛭子幸一の強さは本物でした。
蛭子幸一がグリコと対戦したらどうなる?
月島花に勝利した蛭子幸一と花木九里虎(通称グリコ)とがタイマンをした場合、蛭子幸一の勝敗は半々と予想されます。月島花が3年生の時に花木九里虎とのタイマンの結果は、花木九里虎の勝利でした。月島花と蛭子幸一は、紙一重で蛭子幸一が勝ちました。『クローズ』の九頭神竜男と『WAORST』の蛭子幸一の強さは互角といわれることがあるので、蛭子幸一が花木九里虎に勝利するかもしれません。
ビスコこと蛭子幸一の名言やフィギュア
『クローズ』や『WORST』は、男臭さが重要な要素となっています。喧嘩に明け暮れる男たちの、腕っぷしだけで生きていく様を描いた漫画だからです。不良たちの間では、何気なく口にしたセリフであっても、重みを感じることがあります。作者の高橋ヒロシも、そこは狙ってセリフを描いています。いわゆる漫画の中で登場人物にしゃべらせる名言セリフです。『WORST』の主人公は月島花なので、月島花には名台詞が多いです。
しかし、蛭子幸一などの、他の登場人物にも「かっこいい」と評判になっている名台詞が存在します。蛭子幸一に限らず、『クローズ』や『WORST』の主な登場人物たちのフィギュアも人気を集めています。特定のシーンを再現したフィギュアが高値で取引されています。また、『クローズ』や『WORST』の登場人物たちのフィギュアは海外でも人気を集めています。
ビスコこと蛭子幸一が井上と話していた時の名言
不良集団の萬侍帝國は総長の江戸川會、副総長の九頭虎會の下に7つの會が続きます。その7つの會の頭たちを萬侍七人會といいます。蛭子幸一は萬侍七人會の一人です。不良グループの勢力図が変化し、最強と言われていた萬侍帝國の存続に対しての構え方が七人會の中でも意見が食い違ってきます。定例幹部会での激しい意見が交わされたあと、萬侍七人會の一人である益田會會長の井上辰巳が定例会の後、蛭子幸一と公園で話をします。
今、オレたちに必要なのは「大いなる敗北」かもな…そんな奴らがいたらの話だがな…
名言らしい名言は、他にもたくさんありますが、蛭子幸一の名言といえば「大いなる敗北」の名言が最も有名となっています。萬侍帝國の副総長である九頭虎會の會長の谷義友が「膨らみすぎた風船は、やがて破裂する」という名言を蛭子幸一に聞かせていました。そのセリフを受けての、蛭子幸一の名言というわけです。不良集団の大戦争の直前に冷静に自分たちを分析し情勢を見極めている蛭子幸一の名言に感動するファンが大勢います。
ビスコこと蛭子幸一のフィギュア
『WORST』のコミック版32巻には、帯に記載されていた専用パスワードがありました。このパスワードで蛭子幸一のフィギュアを購入することができました。それをさらに改良し、ダメージを受けたときの蛭子幸一を表現したフィギュアが限定で販売されました。この様に、レアなキャラクターのフィギュアは高値で取引されることがあり、マニアの間では注目されています。
ビスコこと蛭子幸一に関する感想や評価
『月刊少年チャンピオン』での連載は2013年8月号で終了しているにも関わらず、2017年時点でのシリーズ累計が8000万部をこえる超ヒット作品になったのが、『WORST』です。SNSなどでは、いまでも『WORST』や『クローズ』の、男たちの熱い戦いに感想や評価の声が上がっています。
青春像
終わりたくなくて、ずっと先延ばしにしていたんだけれども
— 紗梨 (@tadasari) September 3, 2019
やっと、#WORST を終えた。
終わっちゃったの淋しい…
もっとこの子達の青春見たかったな…
みんな魅力的なキャラで大好きだけど
推しは #ビスコ かな…♡#蛭子幸一
あの子カッコ良すぎでしょ
喧嘩という野蛮な行為でも、それは少年たちの青春像でもあるわけです。『クローズ』や『WORST』では、暴力のインフレは起きず、時として喧嘩に負け、時として勝つために努力をしている少年たちが描かれています。不良少年たちは高校を卒業し、それぞれの人生に羽ばたいていきます。一人一人の個性が強く描かれ、中でも「渋い」「かっこいい」と評価される声が多いのが、蛭子幸一です。
ドリームマッチ
クローズ×WORSTファンにはたまらないドリームマッチが。。。
— 花木ぐりやん@ModanWarfareは神ゲー勢(CODMW) (@tejimax777) December 6, 2018
春道&ビスコチームが濃厚か。。。
いやしかしグリコ&パルコチームにも健闘してほしい。。。#坊屋春道 #蛭子幸一 #九頭神竜男 #月島花 #林田恵 #河内鉄生 #花木九里虎 #春山孝一 #クローズワースト最強決定戦 pic.twitter.com/SslCEj0yYn
『クローズ』の主人公の坊屋春道は最高の男と称されています。『WORST』の蛭子幸一はかっこいいと称されています。他にも喧嘩に強く、名言を生み出しているキャラクターたちが多く存在し、二つの作品の垣根を越えてドリームチームがあったら、と想像するファンが多くいます。最強決定戦についての意見は、ネットなどでまだまだ続いています。
ギャップに驚き
あ…そっちのビスコねw
— 銃とjuiceと千石ぴん! (@lastverse1) April 24, 2020
てっきり東京町田最強の漢やと思てビビりまくったわwww#worst#ビスコ#蛭子幸一 pic.twitter.com/zyV1rgeavb
蛭子幸一の体躯や強面から、お菓子の「ビスコ」は想像できません。その微妙な点を、作者の高橋ヒロシは狙ったのかは、定かではありません。『クローズ』の九頭神竜男のような、みるからに喧嘩に強そうな男に「クズ」と命名しても怖いですが、蛭子幸一のような男に「ビスコ」も逆の意味で怖い、という声もネットには見られました。
ビスコこと蛭子幸一まとめ
蛭子幸一は高橋ヒロシの不良漫画『WORST』にでてくる不良少年であり、主人公の月島花と喧嘩を通じて友情をはぐくんだナイスガイでした。蛭子幸一は意外と女性にも人気であり、蛭子幸一の名言などにはネットなどで高い評価が付けられています。『クローズ』の続編といわれていますが、別物語として読む方が良いという感想が多くみられます。熱い男たちの青春ストーリーである『WORST』を、ぜひ読んでみてください。