2020年03月20日公開
2020年03月20日更新
【WORST】藤代拓海は梅星一家の一人!武装戦線副頭としての強さや名言も
クローズの続編として制作された「WORST」は、前作に負けず劣らずの名作として描かれています。その中でも前作から登場するグループ・武装戦線に登場する藤代拓海はその強さや名言の多くからファンも多いキャラとされています。また、不良少年たちが下宿する梅星一家でも注目される人物の一人です。この記事では武装戦線の副頭として描かれている藤代拓海の強さや名言をまとめています。
藤代拓海とは?
WORSTにはとても多くのキャラが存在します。その中でも冷静沈着な性格をしている青年・藤代拓海は、ファンの中でも好感度の高いキャラといえます。この記事ではそんな藤代拓海について様々な視点からまとめています。藤代拓海が所属している武装戦線や下宿する梅星一家、藤代拓海がWORST本編で見せる強さや名言なども注目です。
WORSTの概要
「WORST」は月刊少年チャンピオンにて連載されていた「クローズ」の続編として描かれた高橋ヒロシ作の漫画になります。クローズの最終回から約1年後を描いている作品となっており、不良高校生たちの構想を描いていながらそれぞれの心にある葛藤なども綺麗に描かれている作品として多くのファンを作っている作品ともいえます。
また、この人気の高さからメディアコミック「HiGH&LOW」とコラボした実写映画「HiGH&LOW THE WORST」が2019年に上映されました。コラボ映画ということもあり、WORST作品に登場するすべてのキャラは登場することができませんでしたが、要となる人物たちの登場はファンの間でも話題となった作品です。
藤代拓海のプロフィール
藤代拓海は武装戦線の七代目副頭です。とても喧嘩の強い青年ではあるが、WORST内の中でも一番の争い嫌いともいえます。元々は黒咲工業高校に通っていた生徒ではありましたが、家庭の事情も相まって退学してフジキと呼ばれるバイク屋で働くようになります。集団行動が苦手な性格の持ち主なので武装戦線からのスカウトは何度も蹴っていたが、友人を助けるために武装戦線七代目副頭となります。
梅星一家の住人の一人
藤代拓海は下宿・梅星一家にて生活している人間です。梅星一家では2号室の住人になりますが、梅星一家の大家である梅星政司などが屈強なやくざのような容姿をしているため、影が薄い存在のようになっています。それに加えて藤代拓海は争いを好まない性格ということもあり、進んで喧嘩をするような人物ではありません。そのことから梅星一家では比較的おとなしい人物のように描かれています。
藤代拓海は武装戦線副頭!強さは?
WORSTの中でも少数で組まれているバイクチーム・武装戦線は、前作であるクローズから登場しています。この武装戦線の七代目副頭として登場するのが藤代拓海です。ここでは副頭として認められている藤代拓海の強さについてまとめます。
藤代拓海は武装戦線の副頭
藤代拓海はWORSTにて武装戦線の七代目副頭を務めています。WORST作品に登場する青年や男性の多くが喧嘩っ早い性格といわれるキャラが多いです。しかし、副頭をしている藤代拓海は争いが嫌いということもあり、あまり進んで喧嘩をするような青年ではありません。それでもその実力はけして他のキャラに劣るものではないため、そのギャップから多くのファンを作っています。
また、喧嘩が強い藤代拓海ですが基本的には争いを好まないという点で喧嘩慣れしていないのではないかと考えるファンも多くいます。しかし、藤代拓海がバイトを務めているバイク屋「フジキ」の先輩に鈴蘭25期生・本城俊明がいることから高校生ではない荒くれ者たちがいる武装戦線でも堂々とした立ち振る舞いができていると考察できます。
藤代拓海が武装戦線に入った理由
藤代拓海は争いが好きではない性格の持ち主です。そんな彼が少数揃いであっても武装派が揃っているバイクチーム・武装戦線の副頭となったのはとても大きな理由があります。それは多くの武力が動いた抗争戦にて起こります。それぞれの思惑が交差していた戦いの中で、ある暗躍を見抜いた藤代拓海は穏便に抗争を鎮めるために武装戦線七代目副頭となります。
藤代拓海の強さ・実力
藤代拓海はWORSTの中でも優しい物腰の青年として描かれています。屈強な男が描かれることが多いWORSTでは、そのイメージから弱いのではないかと噂されていました。しかし、荒くれ者たちを束ねる武装戦線七代目副頭というポジションに属していることもあり、その強さはWORST内でも折り紙つきの実力といえます。多くの不良たちが独学で力を付ける中、藤代拓海は合気道などの武術にも長けているのです。
また、藤代拓海は冷静沈着にものごとを考えることができるほどの頭脳を持っています。この頭脳によって荒くれ者が多い武装戦線を影からまとめている人物ともいえます。親友であり武装戦線の七代目頭となった村田将五を支えるために、その絶望を払拭させるために紛争する姿はチームの頭といわれても相違ない姿で描かれています。
藤代拓海の名言・グッズ
藤代拓海は冷静沈着に盤上を見る力を持っているキャラになります。そのこともあり、作中内でも多くの名言を生み出しているキャラといえます。ここではそんな名言と共に藤代拓海を用いたグッズなどの情報もまとめます。
名言「その場しのぎの安っぽい同盟じゃねー…」
多くの名言を残す藤代拓海ですが、その中でも注目なのが「武装戦線とE・M・O・Dは同盟を組む!その場しのぎの安っぽい同盟じゃねー お互いを認め合いこの先の運命を共にするホントの同盟だ」です。七代目武装戦線がずっと抗戦していたケンカ集団である「E.M.O.D」との同盟が完了したさいに放たれた言葉になります。
一時的な休戦などではなく、お互いを認め合ったからこそ手を組むという考えがこのセリフには込められていることから、とてもかっこいい名言となっています。また、この同盟を組むことにより元々敵であった両チームが一つの強敵と戦うという図が出来上がったことも、作中の盛り上がりをアップさせる要素となっています。
藤代拓海のフィギュア
藤代拓海はその人気の高さからフィギュアも作成されているキャラクターになります。WORSTは多くのフィギュアを製作している作品ですが、武装戦線は人気の高いチームということもあって様々な種類があります。頭がメインで作られるものですが、藤代拓海は人気の高さからセットフィギュアではなく、単品フィギュアとして販売されています。
藤代拓海モデルのパーカー
WORSTではキャラクターをモデルとしたパーカーも作成されています。藤代拓海モデルのパーカーもその一つとして作成されていますが、そのデザイン性の高さからアニメや漫画好きでなくても使い勝手がいいようなっています。そんなデザインの中にも藤代拓海の特徴が再現されていることからファンの間では人気の高いパーカーとなっています。
藤代拓海に対する感想や評価
WORSTは多くのファンを生み出した作品といえます。前作であるクローズからファンであったものやWORSTから高橋作品を好きになったというファンもいます。それだけWORSTには前作に劣らない魅力的なキャラが多いのです。その中でも知的でありながら結果の強い藤代拓海は、読者の心を掴んだキャラといえます。
ギラギラした不良みは薄いけど仲間(将五)めちゃ大事にするいい男だせ藤代拓海。
— 🚚 (@moe_snyo) January 31, 2019
藤代拓海は不良としてのギラギラした感じが出ていないキャラではありますが、その性格の良さからかっこいいと感じるファンが多くいます。それ以外にも作品の至るところで見せる男気の高さもファンに好かれる理由となっています。通常時でもそのかっこよさは表現されていますが、その魅力はやはり友や仲間と共にいる時だと考察できます。
やっぱりこの2人カッコイイよね
— Mqsk@つぐみ推し (@Mqsk9) November 28, 2019
藤代拓海まじで好き pic.twitter.com/RXutxmtBix
また、他の不良たちのように感情に任せて行動するのではなく、冷静に状況を判断する「大人」の部分も描かれているのが藤代拓海です。そういった表現からまだ社会人としての年齢設定ではない藤代拓海がかっこいい大人というイメージを作り上げています。
うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!
— はぐれ先生(890) (@Ryuichi_H829) February 11, 2020
七代目武装戦線 藤代拓海モデルのTシャツ届いたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!
かっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!! pic.twitter.com/zXcGf13UMD
そんな藤代拓海はキャラだけでなくそのグッズも人気の高いものです。特に藤代拓海のパーカーは武装戦線のトレードマークがデザインされているにもかかわらず一目見てアニメと気付かれにくいことから普段使いとしても使いやすいものとなります。また、色にも種類があることから男女兼用で作られています。
藤代拓海のWORSTまとめ
WORSTに登場する武装戦線七代目副頭・藤代拓海についてまとめました。WORSTでは男らしいキャラが多くデザインされている中で、藤代拓海は優しい雰囲気で描かれています。しかし、その容姿とは裏腹に喧嘩が強いというギャップの高さもファンから好かれるキャラとなっています。また、この個性から生まれた名言もファンに好かれる理由です。
2013年に最終回を迎えているWORSTにもかかわらず2017年時点でシリーズ累計8000万部に突入していることも考えるとやはり藤代拓海や多くの個性的なキャラクターたちの人情劇がファンの心に刺さる作品ともいえます。コラボによって実写映画も上映されているため、今後の動向もチェックして損はありません。