2020年05月12日公開
2020年05月12日更新
【ワンピース】ゴア王国は闇深き隔離社会の国?ステリー王即位の経緯や先代国王は?
「ワンピース」には様々な国が登場しました。今回はそんな「ワンピース」に登場した国の一つ・ゴア王国について解説をしていきます。ゴア王国は、サボやステリー王がいた国です。二人はゴア王国の貴族でもありました。その後作中ではステリーが国王になったことが明かされています。今回の記事では、どのようにしてステリーが国王になったのかということやサボとドラゴンの関係などについて考察をしていきます。
ゴア王国は闇深き隔離社会の国?
「ワンピース」は主人公モンキー・D・ルフィが仲間と共に旅をする姿を描いた海洋冒険漫画でした。ルフィは海賊王を目指して航海をしますがその道中様々な国を訪れます。「ワンピース」に登場する国は読者の間でも注目されているようでした。今回はそんな「ワンピース」に登場した国一つ・ゴア王国について解説!さらに国王となったステリー王とサボの関係やサボが関わることになる革命軍・ドラゴンについても紹介をしていきます。
ワンピースの作品情報
ゴア王国は、ルフィや義兄であるサボ・エースの故郷でもありました。作中ではゴア王国の貴族であった幼い頃のサボが苦悩している姿も描かれています。そんなゴア王国について解説をしていく前に、ここからはゴア王国も登場した「ワンピース」の作品概要・あらすじを簡単にネタバレ紹介していきます。
ワンピースの概要
「ワンピース」は、尾田栄一郎による海洋冒険漫画でした。主人公であるモンキー・D・ルフィが海賊王を目指して仲間と共に冒険をする姿は、多くの読者から支持を得ているようです。1997年にスタートした連載は現在でも続いており、1999年スタートのアニメ版の放送も続いています。これまでに96巻のコミックスが発売されましたが累計発行部数など「ワンピース」のコミックスは多くの出版記録を持っていることで有名なようでした。
ワンピースのあらすじ
フーシャ村に住んでいる少年ルフィは海賊になることを夢見ている少年でした。ルフィは村にやってきたシャンクスという海賊と仲良くなると、ますます海賊への憧れを募らせていきます。そんなある日、ルフィはシャンクスから命を救われます。自分のために片腕を犠牲にしたシャンクスにルフィはいつか立派な海賊になって会いにいくと約束しました。それから数年の時が経ち青年へと成長したルフィは海賊王を目指し故郷を旅立ちます。
ゴア王国とは?
ここからはゴア王国について簡単に解説をしていきます。ゴア王国は、東の海にある国でした。ルフィの故郷であるフーシャ村もゴア王国の中にあります。東の海には様々な国があるようですが、そんな中でもゴア王国が最も美しい国だとされているようです。国の中心部は巨大な壁で覆われ、身分の高い者しか壁の中に住めません。壁のすぐ外には生活に困っている者や犯罪歴のある者などがいるため、あまり治安は良くないようです。
ルフィの故郷であるフーシャ村はそんな中心部からかなり離れた場所にあるということが明らかになっていました。壁の近くではないため、フーシャ村は農村地帯となっており治安も壁の付近に比べると悪くないようです。作中では主にルフィ、エース、サボの幼い頃を描いた過去編で登場していました。そんなゴア王国ですが現在は、サボの義理の兄弟としてやってきたステリーが国王の座についたということが判明しているようです。
ゴア王国のステリー王即位の経緯や先代国王
ルフィの幼い頃が描かれた過去編以降、ゴア王国は登場していませんでした。しかし、その後ステリーが国王になったという情報が明らかにされています。ステリーはサボの義理の兄弟でもありました。サボと同じく貴族として育ったステリーですが、そんなステリーが国王になった経緯や理由が注目されているようです。ここからはステリーがどのようにして国王になったのかということやステリーの目的について考察をしていきます。
ステリー王即位の経緯
「ワンピース」では世界会議編というものが描かれていました。世界会議では世界政府に加盟している国の代表が集まる姿が描かれています。そんな世界会議編でステリーがゴア王国の国王になったという情報が明かされていました。しかし、先代国王やその息子は不自然な形で消えていったようです。このような作中での描写から、読者の中にはステリー王が裏で暗躍していたのではないかと考えている方もいらっしゃるようでした。
ステリーは先代国王を殺した?
ステリーは、サボの家に養子として引き取られた人物です。サボがいなくなった後はステリーがサボの父親から王族に近づくための英才教育を受けてきたとされているようでした。「ワンピース」で描かれたゴア王国編では、グレイターミナルが火事になるというシーンが登場します。この火事はゴア王国の貴族が起こした事件でしたが、その真相は明らかになることはなく別の人物に全ての罪が着せられてしまっていました。
このようなことから、ゴア王国は貴族の悪行を隠蔽する習慣があるのではないかと考えられているようです。作中では、ステリーが国王になる情報が明かされると同時に先代の国王が謎の病気で亡くなったことも判明していました。さらに国王の息子も、不審な死を遂げているようでした。そのため読者の中にはステリーが貴族であることから、先代の国王を暗殺しても隠蔽されていたのではないかと考えている方もいらっしゃるようでした。
ステリーが王座を狙った理由
先代の国王を暗殺したとも言われているステリー王ですが、ステリー王が国王の座を狙っていた理由に注目している方もいらっしゃるようでした。「ワンピース」の世界には、出世をするためにあらゆる手段を尽くすキャラクターが登場していました。このようなキャラクターがいたということから読者の中には、ステリーも出世したいという欲望を満たすために王の座を狙うようになったのではないかと考察されている方もいらっしゃるようです。
先代国王も世界の縮図?
ステリー王によって暗殺されたのではないかと言われている先代の国王ですが、そんな先代の国王は世界の縮図だったと思われているようです。作中ではドラゴンがゴア王国のことを世界の縮図だと話している姿が描かれていました。先代の国王は貴族の悪行を見なかったフリをしていたそうです。そのためそんな先代の国王も、国と同じく世界の縮図であり隔離社会を表していたキャラクターだったと考える方もいらっしゃるようでした。
ゴア王国のステリー王とサボの関係
世界会議編でゴア王国の国王となったことが判明したステリー王ですが、そんなステリー王はサボとも関わりのあるキャラクターでした。ステリー王とサボは、幼い頃一緒に過ごしたことがあるということが明らかにされています。読者の間では、ステリー王とサボの関係に注目している方もいらっしゃいました。一体2人はどのような関係なのでしょうか?ここからは、ステリー王とサボの関係について詳しく解説をしていきます。
サボとの関係①義理の兄弟
サボは、ゴア王国の貴族の息子でした。しかし、サボは貴族の差別意識を嫌っていたようです。サボの父親はサボを王族の娘と結婚させようとサボに英才教育を受けさせていたようですが、サボは海賊になることを夢見てルフィ達と過ごすようになっていきました。そんな中、サボの父親はステリーを養子として引き取ります。ステリーはサボの義理の兄弟になりますが、兄弟仲はあまり良くないようでした。
サボとの関係②サボを見下していた?
ステリーは、サボの両親の前ではニコニコと笑顔で対応していました。しかしサボの前では様子が一変します。サボに対する態度は酷く、サボのことを「おめー」と呼ぶなど見下している姿が作中では描かれていました。ステリーは、貴族らしくないサボのことを良く思っていなかったのではないかと推測されています。そのため、グレイターミナルで起こった火事の際もサボが急いで人々を助けに行く中行動を起こしませんでした。
ゴア王国や世界を変えようとするドラゴン
「ワンピース」に登場したゴア王国出身のキャラクターはサボやルフィ、ステリー王だけではありませんでした。ルフィの父親であるドラゴンもゴア王国出身のキャラクターです。ドラゴンは現在、革命軍総司令官として活動していました。そんなドラゴンはゴア王国や世界のことを変えようとしているようです。ここからは、サボと出会ったドラゴン達革命軍が今後どのような活躍をしていくのか詳しく考察をしていきます。
サボの言葉に胸を痛めるドラゴン
サボは、自由を夢見て旅立ちますが天竜人の砲弾で大きなダメージを受けてしまいます。そんなサボを救ったのがドラゴンでした。サボはそこで貴族に生まれたことが恥ずかしいとドラゴンに語ります。ドラゴンはこのサボの言葉に酷く胸を痛めたようでした。その後ドラゴンはサボを革命軍に加入させます。サボとは師弟関係を築いているようでした。バルディゴから本拠地を移したドラゴン達の今後の動向に注目が集まっています。
ドラゴンたち革命軍は今後どうなる?
革命軍はバルディゴという場所を本拠地にしていました。しかしそのバルディゴは黒ひげ海賊団によって壊滅的なほどの攻撃を受けてしまいます。このような情報からドラゴンや革命軍のその後が注目されていましたが、その後本拠地をカマバッカ王国に移していたということが明かされました。そんな革命軍が一番敵視しているのが貴族だと言われています。一方麦わらの一味はまだ貴族の悪さを知らないようでした。
読者の間では、今後麦わらの一味が貴族の悪さを知るというエピソードが登場するのではないかと考えられていました。また、貴族の悪さについて知った麦わらの一味が革命軍と組むのではないか?と予想している方もいらっしゃるようです。
ゴア王国に関する感想や評価
ゴア王国編、読み返して最高にディストピアダークファンタジーだから好きになっちゃったな。ゴア王国の名前の由来はイギリスオランダに搾取されまくった大航海時代のインドネシアのゴア王国じゃないですかね
— Mrマダオ (@huriuartria) March 25, 2020
「ワンピース」に登場したゴア王国に関する感想や評価を紹介していきます。ゴア王国に関する感想や評価の中には、こちらのようなものもありました。こちらの方は、ゴア王国編についてディストピアダークファンタジーだから好きになったという感想を述べられていました。さらに、ゴア王国の名前の由来について大航海時代のインドネシアのゴア王国をモデルにしているのではないかというような予想も感想では述べられています。
サボの「これ以上ゴア王国の貴族たちの間にいたら精神を歪められてしまうのでそう成り果てる前に海賊(=冒険者的サムシング)になるしかねえ」が切実すぎる過去編
— 灰鉄蝸(かいてっか) (@Kaigoat) March 25, 2020
「ワンピース」に登場したゴア王国に関する感想や評価の中には、こちらのようなものもありました。こちらの方は、ゴア王国の貴族達の間にいたら精神を歪められてしまうのでそうなる前に海賊になるしかないと考えたサボの過去編が切実すぎるという感想を述べられています。サボは貴族でしたが貴族の在り方に疑問を持っているようでした。過去編で描かれていた幼い頃のサボの決断に多くの読者が感動していたようでした。
「ゴア王国のステリーといえばお前の義弟だったな」って言われても「ゴア王国か‥あの国でお前とあったんだよな、ルフィ」ってステリーがん無視でルフィとの思い出に浸るお兄ちゃん☺️
— ノイズ (@noise_pp) May 5, 2019
ゴア王国に関する感想の中には、このようなものもありました。こちらの方はステリー王について話を振られたサボがルフィのことを思い出している様子についてお兄ちゃんだという感想を述べられていました。サボとルフィは幼い頃に兄弟の絆を結んでいました。一方ステリーは両親が養子として引き取った義弟です。サボの中でルフィの存在がステリー王よりも大きいということについて嬉しく思っている方は多くいらっしゃるようでした。
ゴア王国出身はただでさえドラゴンサボエースルフィと反政府勢力的なのが勢揃いしてる言われてるし……今回の件でみすみすサボを紛れ込ませた失態が転じて、この国は革命軍に繋がってるとか天竜人とか政府に因縁つけられたりしないのかなぁ……実はサボくんそういう嫌がらせ狙ってたりしませんよね……
— MapleKraken (@maplekraken) May 28, 2018
ゴア王国に関する感想の中には、このようなものもありました。こちらの方はゴア王国出身に反政府勢力が集まっているということなどからゴア王国が革命軍に繋がっていると世界政府に目をつけられるのではないかという予想をしていました。主人公であるルフィや白ひげ海賊団のエース、そして革命軍を率いるドラゴンは皆ゴア王国出身です。そのため今後ゴア王国が政府から因縁をつけられるのか注目している方は多くいるようでした。
ゴア王国についてまとめ
今回は「ワンピース」に登場した国一つ・ゴア王国について紹介をしてきました。ゴア王国は、ルフィの故郷フーシャ村もある国です。作中ではルフィの過去編とともに描かれていました。ゴア王国は世界の縮図と言われている国です。ルフィの過去編ではそんなゴア王国の隔離社会や貴族の差別意識などが描かれていたようでした。ルフィの義兄であるサボはゴア王国の貴族でしたが、そんな国の姿を嫌っていた姿が描かれています。
その後世界会議では、ゴア王国の国王が変わったということが明かされていました。新たに国王となったのはサボの義理の兄弟であるステリーです。ステリー王には、先代の国王を殺したのではないかという疑惑も浮上しているようでした。今後、国王交代の真相やゴア王国出身のドラゴンが率いる革命軍の活躍などが期待されています。そんなゴア王国も登場する大人気漫画「ワンピース」一度ご覧になってはいかがでしょうか?