【とある魔術の禁書目録】エイワスとは何者？性別や能力・強さを考察

大人気ライトノベルとある魔術の禁書目録の作中でアレイスター＝クロウリーに｢法の書｣の叡智を与えた守護天使エイワス。とある魔術の禁書目録に登場するエイワスは性別不明の高次知生体であり、学園都市最強の一方通行を圧倒するほどの能力や強さを持った存在とされています。本記事ではそんなとある魔術の禁書目録に登場するエイワスについてその能力・強さや不明とされる性別、声優や作中でのセリフなどをご紹介していきます。

ではまずエイワスの能力・強さや性別、セリフなどをご紹介する前に、エイワスが登場するとある魔術の禁書目録の作品情報についてまとめてご紹介していきます。本記事で強さやセリフなどをご紹介するエイワスが描かれたとある魔術の禁書目録とは超能力者で構成された科学サイドと魔術師によって構成された魔術サイドの戦いを描いた鎌池和馬のライトノベル作品であり、2004年から2020年4月現在まで電撃文庫より刊行されています。

単行本は2020年4月現在までに短編集を含めて合計49巻刊行しており、とある魔術の禁書目録といったタイトルが長いことから｢とある｣や｢禁書｣、｢インデックス｣などの略称で呼ばれています。そんなとある魔術の禁書目録は2004年に発表された後、2006年に｢月刊少年ガンガン｣で漫画化されることになり、翌年の2007年には科学サイドにスポットを当てたスピンオフ作品のとある科学の超電磁砲が｢電撃大王｣にて漫画化されました。

その後とある魔術の禁書目録は2008年から2019年に渡って合計3期構成でアニメ化されることになり、劇場版アニメも2013年に放映されました。またそれと同時にとある魔術の禁書目録のスピンオフ作品であるとある科学の超電磁砲も多岐にわたってアニメ化されました。アニメ化によってとある魔術の禁書目録はとあるシリーズとして大ヒットを記録し、電撃文庫の作品の中でどの作品よりも早く累計発行部数1000万部を突破しました。

2020年4月現在もその人気は衰えることが無く、とあるシリーズの累計発行部数は3100万部を突破しています。この人気からとある魔術の禁書目録はとある科学の一方通行やとある科学の未元物質などのスピンオフ作品が多数製作されており、日本を代表するメディアコンテンツとして全世界から注目を集めています。2020年4月現在とある魔術の禁書目録は｢創約｣といった新シリーズが始まっており、まだまだ完結が見えていません。

とある魔術の禁書目録の世界では超能力という非化学的な存在が科学の力で解明されており、日本に超能力者を育てる育成機関である学園都市が設立しています。とある魔術の禁書目録の主人公である上条当麻はそんな学園都市に通う男子高校生であり、何の能力も持たない無能力者でした。しかし無能力者の上条当麻はある日インデックスと名乗る謎のシスターと出会ったことにより、魔術と科学が交差する戦いに巻き込まれてしまいます。

本記事で性別やセリフ、声優などをご紹介するエイワスとはとある魔術の禁書目録に登場するキャラクターの1人です。とある魔術の禁書目録に登場するエイワスはこの世に存在することの無い高次知性体であり、全身を包む白い装束と天使のような輪が特徴となっています。エイワスはこの世に本来いないはずの存在であることから｢ドラゴン｣や｢聖守護天使エイワス｣、｢シークレットチーフの真なる者｣など多数の名称が付けられています。

実際学園都市の最重要機密である｢ドラゴン｣として旧約のとある魔術の禁書目録の後半に登場するものの、その正体や性別などについては謎に包まれています。とある魔術の禁書目録の本編で学園都市を裏で統べているアレイスター＝クロウリーは過去に｢聖守護天使｣とあだ名されるエイワスを呼び出し、｢法の書｣の叡智を授りました。そしてこの｢法の書｣を元にし、アレイスター＝クロウリーは科学サイドである学園都市を設立しました。

なので学園都市という科学サイドを象徴する存在はエイワスがいなければ作られることがありませんでした。元々とある魔術の禁書目録の世界は｢オシリスの時代｣と呼ばれる十字教による時代が築き上げられていました。しかしエイワスが｢法の書｣を与えたことで｢オシリスの時代｣が潰え、新たに｢ホルスの時代｣を迎えることになりました。この時代の転換はアレイスター＝クロウリー曰く魔術という概念に大きな変化を与えたそうです。

アレイスター＝クロウリーはそんな魔術の世界を一変させるほどの力を持つエイワスと協力し、学園都市を設立して魔術師排除に乗り出します。実際エイワスは｢ドラゴン｣として旧約とある魔術の禁書目録に登場し、未完成品ながら一方通行を簡単に破る強さを見せつけています。新約でも多くの謎が残っているエイワスであるものの、その存在や能力、影響力などはとある魔術の禁書目録で最も重要となる要素の1つといえるでしょう。

とある魔術の禁書目録の作中で｢ドラゴン｣や｢聖守護天使エイワス｣などの名前で登場するキャラクター・エイワス。そんなとある魔術の禁書目録に登場するエイワスには元ネタが存在しています。上述でご紹介した学園都市の生みの親であるアレイスター＝クロウリーは実在した人物です。現実世界に実在したアレイスター＝クロウリーは1875年から1947年まで生きていた本物の魔術師であり、若い頃から魔術の深淵を追い求めていました。

ある日そんなアレイスター＝クロウリーは妻のローズとエジプトのカイロに渡り、そこで神であるホルスを召喚しようとしました。するとアイワスを自称する謎の存在からとある｢声｣を授りました。アレイスター＝クロウリーはアイワスを自身の守護天使とし、その｢声｣からとある魔術の禁書目録の通り｢法の書｣を作り上げます。この｢声｣を与えたアイワスこそとある魔術の禁書目録に登場するエイワスの元ネタとなっています。

残念ながら本当にアイワスが神や天使だったのか不明であり、アレイスター＝クロウリーの幻聴だったのではないかといった意見が多数を占めています。アイワスの託宣を聞いたアレイスター＝クロウリーはその後｢法の書｣を元に｢セレマ思想｣と呼ばれる新たな概念を生み出し、｢テレマ｣という新興宗教が完成することになりました。とある魔術の禁書目録を通して舞台となる学園都市はこの新興宗教｢テレマ｣の概念が組み込まれています。

アレイスター＝クロウリーは｢法の書｣から｢セレマ思想｣を生み出したことで人生の大きな分岐点を迎えました。しかしアレイスター＝クロウリーはその後教会などから激しい弾圧を受け、失意の内に病死してしまいました。結局エイワスの元ネタとなったアイワスが実在するか明らかにならず、彼の記憶と共に消え去りました。しかしアレイスター＝クロウリーが残した｢セレマ思想｣は2020年4月現在まで哲学として輝きを放っています。

ではここからはとある魔術の禁書目録に登場するエイワスの性別についてご紹介していきます。とある魔術の禁書目録に登場するエイワスは長い金髪と身に纏った白い装束が特徴のキャラクターとなっており、性別が女性のような雰囲気を放っています。しかし残念ながらエイワスは未だはっきりとした性別が明らかになっていません。実際とある魔術の禁書目録には性別が女性のような見た目をした男性キャラクターが多数登場しています。

なので一概に長い金髪と衣装だけでエイワスの性別が女性とはいえないでしょう。本来聖書などに登場する天使や悪魔などは性別が存在しておらず、男性と女性のミックスとなっています。またエイワスのあだ名の1つである｢ドラゴン｣も本当に性別が存在するのか登場作品によって異なっています。もしかするととある魔術の禁書目録に登場するエイワスは本来の天使や悪魔達の設定に基づき、性別という概念が無いのやもしれません。

上述でもご紹介した通り、とある魔術の禁書目録の公式ではエイワスの性別がはっきりと描かれていません。しかしとある魔術の禁書目録の作中でエイワスの性別を匂わすセリフが登場しています。確かにとある魔術の禁書目録に登場するエイワスは男性と女性のどちらにも見える容姿や服装をしています。しかしエイワスが登場した後、とある魔術の禁書目録の作中で第三者が性別不明のエイワスを｢彼｣と呼んでいるシーンが描かれています。

｢彼｣というセリフは本来男性以外に使われることがありません。もしこのセリフのままだとすると、とある魔術の禁書目録に登場するエイワスの性別は男性となります。だが性別が男性であるとすれば、新約のとある魔術の禁書目録の作中などではっきりと明言されるはずです。しかし未だ作中内において性格が描かれていないので、エイワスは身体の中身が男性であり、身体の外見が女性という両性具有の存在なのではないでしょうか？

それではここからはとある魔術の禁書目録に登場するエイワスの能力や強さについてまとめてご紹介していきます。まず最初に挙げられるエイワスの能力はとある魔術の禁書目録の中でも最強クラスの防御力です。エイワスは自殺を防ぐ何かをアレイスター＝クロウリーによって移植されており、絶対に外敵から傷を受けることがありません。例えば一方通行は黒い翼を用いてエイワスを攻撃したものの、全く効果が無く返り討ちに遭いました。

一方通行はベクトル操作によって攻撃を受けることがありません。しかし一方通行は自分でも気付かない間にダメージを受け、エイワスに敗北を喫してしまいました。実はエイワスはアレイスター＝クロウリーによって上記でご紹介した｢ホルスの時代｣を謳歌出来るものが与えられています。なので前の時代である｢オシリスの時代｣の能力を使う一方通行は攻撃も防御もすることが出来ず、ただ力の前に圧倒されるだけになってしまったのです。

最強の防御力の他にエイワスは輝きすぎるほど輝く翼を持っているという大きな特徴があります。このエイワスが持つ輝きすぎるほど輝く翼とはこの世に存在する物理の法則を一方的に無視するといった能力が秘められています。上述でもご紹介した通り、学園都市で最強の強さを持つ一方通行は自分でも気付かない内にダメージを受けていました。これはこの世に存在する物理法則を無視したから一方通行のベクトル操作を無効化したのです。

もしエイワスに勝利するためには、｢オシリスの時代｣では無く｢ホルスの時代｣の力を使用する必要があります。そのため、エイワスはオティヌスから魔神と互角に戦える強さを持っていると評価されています。また、どうやらエイワスは上条当麻の中に眠る、未完成な神浄の討魔さえも圧倒する強さがあるといわれています。このことからおそらくエイワスはとある魔術の禁書目録の作中でトップクラスの強さを持っているといえるでしょう。

それではここからはとある魔術の禁書目録に登場するエイワスのセリフや声優についてご紹介していきます。エイワスは旧約のとある魔術の禁書目録の後半で初登場を飾り、セリフも発しています。しかし初登場した当初のエイワスはノイズが混ざったようなセリフしか喋りませんでした。そのためエイワスのセリフが何を意味しているか分からず、唯一判明した｢オシリス｣と｢ホルス｣という単語を元に多数の考察がネット上に浮上しました。

しかし旧約が完結を迎え、新約とある魔術の禁書目録第18巻でエイワスはノイズがないセリフを初めて発することになりました。この時エイワスは上記のセリフを言い、世界の真実が広まったからノイズが入らなくなったとことを明かしました。しかし残念ながらこのセリフにある世界の真実は判明していません。もしかするとこのエイワスが発した世界の真実はとある魔術の禁書目録の世界を揺るがす重大な要素になるやもしれません。

上記のとある魔術の禁書目録でエイワスが残したセリフはコロンゾンというキャラクターを罵倒する際に発したセリフです。エイワスが上記のセリフを放ったコロンゾンとはとある魔術の禁書目録に登場する悪魔の1人です。コロンゾンは過去にアレイスター＝クロウリーが召喚して彼の2人目の娘｢ローラ｣に憑依した悪魔であり、とある魔術の禁書目録でイギリス清教の最大主教を務めるローラ＝スチュアートの名を語っています。

とある魔術の禁書目録の作中でコロンゾンはアレイスター＝クロウリーと偽りの協力を交わして自身の目的のために暗躍、アレイスター＝クロウリーが統べる学園都市を乗っ取ってしまいます。そんな悪魔のコロンゾンはエイワスと同じ高次知性体であり、2人は知り合い同士の関係となっています。しかしエイワスはコロンゾンが自身の対となる存在であることから非常に嫌っており、上記のような荒いセリフを度々放っています。

では次にエイワスの声優についてチェックしていきましょう。本記事で強さやセリフなどをご紹介したエイワスはアニメとある魔術の禁書目録の第3期でアニメ初登場を飾りました。その際エイワスの声優は日本の男性声優である宮本充が担当しました。エイワスの声優を務めた宮本充は1958年の9月8日に東京都で生まれた男性声優であり、劇団昴という声優事務所で1985年から俳優や声優、ナレーターなど様々な分野で活動しています。

そんな宮本充は1985年に映画｢マイ・サイエンス・プロジェクト｣で吹き替え声優としてデビューを飾り、1993年にテレビアニメの声優を初めて担当しました。2020年4月現在まで宮本充は｢こちら葛飾区亀有公園前派出所｣の中川圭一や｢ドリフターズ｣の紫など多数の人気アニメで様々な役どころを演じています。アニメとある魔術の禁書目録でも中性的な見た目をしているエイワスを持ち前の演技力で見事に演じきっています。

エイワスは旧約とある魔術の禁書目録の第7巻でその名が明らかとなりました。その際アレイスター＝クロウリーとの過去や｢法の書｣を使った瞬間新たな時代が到来するとまで描かれたものの、エイワスの正体などについては触れられませんでした。その後第三次世界大戦が勃発し、旧約とある魔術の禁書目録の第19巻でAIM拡散力場を一点に集中させるためにヒューズ＝カザキリが力を使った際、エイワスは初めてその姿を露わにしました。

エイワスが現出したことでAIM拡散力場に大きな負荷がかかり、打ち止めやミサカネットワークに大ダメージを与えました。この世に現出したエイワスはその圧倒的強さを披露し、一方通行を驚愕させました。そしてエイワスは一方通行にロシアへ行くよう指示し、最後まで自由奔放な姿を見せました。しかし自由奔放な一面の一方で上条当麻・一方通行・浜面仕上に興味を持ち、この3人が主人公となるであろうと示唆していました。

新約のとある魔術の禁書目録では第18巻の作中にエイワスという名前が初登場しました。新約とある魔術の禁書目録の重要人物となる魔神のオティヌスは｢純粋なる物理法則の世界｣というこの世界の最下層に存在する天使であるとエイワスについて語りました。とある魔術の禁書目録の世界は何重もの層が重なっていると定義されています。この重なる層を｢位相｣と呼び、｢位相｣を現実世界に反映させたのが魔術師が使用する魔術です。

しかし魔術を使用することで｢火花｣が生じ、この｢火花｣を運命（不幸）と呼んでいます。基本的に現実世界の他の層は神話などの世界であるといわれています。しかしその層の一番下にあるのは神話などの世界では無く、全ての順序が説明出来る｢科学の世界｣だとアレイスター＝クロウリーは語っています。そんな｢科学の世界｣の最下層に存在しているのがエイワスなのですが、なぜ｢科学の世界｣に君臨しているか明かされていません。

とある魔術の禁書目録に登場するエイワスに関する感想ではエイワスが一番チート並みに強いといった感想が寄せられていました。とある魔術の禁書目録に登場するエイワスは新たな新時代である｢ホルスの時代｣の存在であり、｢オシリスの時代｣にいるとある魔術の禁書目録のキャラクター達は攻撃すら与えられません。そのためエイワスはコロンゾンと同様にとある魔術の禁書目録のチートキャラクターとして知られています。

本記事のセリフまとめでご紹介した通り、エイワスは同じ高次知生態であるコロンゾンと非常に仲が悪いです。そのためエイワスはとある魔術の禁書目録の作中で度々コロンゾンに暴言を吐いています。エイワスに関する感想ではこのコロンゾンとの関係が面白いといった感想も寄せられていました。

エイワスに関する感想ではエイワスと同じような存在となった御坂美琴に注目する感想も見受けられました。とある科学の超電磁砲の作中で主人公の御坂美琴はphase5.3と呼ばれる状態となり、暴走して誰も手が付けられなくなってしまいます。このphase5.3は公式でエイワスの親類的存在だと明かされており、｢ホルスの時代｣の力を持っているのではと考えられています。

本記事ではとある魔術の禁書目録に登場するエイワスについて強さや性別、声優などをまとめてご紹介しました。本記事でご紹介した通り、エイワスはとある魔術の禁書目録の作中で未だ詳しい正体が判明していません。しかし新約になってようやくその実態が少しずつ明らかになってきました。おそらく新シリーズである創約のとある魔術の禁書目録で謎に包まれたエイワスの正体が詳しく描かれることでしょう。