2020年05月06日公開
2020年05月06日更新
【ワンピース】シャンクスとバギーはラフテルに行った?過去の喧嘩エピソードも紹介
大人気テレビアニメ「ワンピース」に登場するルフィの恩人。シャンクスと仲良しで義兄弟とも言われているバギーについてまとめていきます。シャンクスとバギーがラフテルに行ったのは本当なのでしょうか?また、「北極か」「南極か」とどちらが寒いかという過去の喧嘩エピソードについても紹介していきます。そのほか、シャンクスとバギーが所属していたロジャー海賊団についてもまとめていますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
目次
シャンクスとバギーとは?
ワンピースの作品情報
今回のまとめでは、大人気テレビアニメ「ワンピース」に登場するシャンクスとバギーについてまとめていきます。シャンクスとバギーはラフテルに行ったのでしょうか?仲良し義兄弟だと言われている2人の仲良しな関係や喧嘩エピソードなどを紹介していきます。それでは、義兄弟のシャンクスとバギーについてまとめていく前に、テレビアニメ「ワンピース」の概要やあらすじについて見ていきましょう。
ワンピースの概要
テレビアニメ「ワンピース」は、1999年より2020年4月現在も放送されている長寿テレビアニメです。原作となっているのは、1997年より『週刊少年ジャンプ』にて連載されている尾田栄一郎さんの『ONE PIECE』です。現在も同雑誌にて連載されており、コミックは96巻まで刊行されています。「ワンピース」はテレビアニメのほか劇場版も公開されており、これまでに14作が公開され、14作目は興行収入55億円を超えました。
ワンピースのあらすじ
物語から25年前、海賊王であるゴールド・ロジャーが「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を残し処刑されたことで大海賊時代に突入します。ある日、主人公のモンキー・D・ルフィは「東の海(イーストブルー)」にシャンクスが滞在者としてやってきました。そこで、ルフィはシャンクスと仲良しになり海賊に憧れを抱くようになったのです。それから10年の月日が経ち、ルフィは海賊王を目指して旅立つことにしました。
シャンクスのプロフィール
シャンクスは、元・ロジャー海賊団に所属する見習いとして活動していた現・赤髪海賊団の大頭で”四皇”の1人です。四皇とは、大海賊時代の後半を指す”新世界”時代に君臨する海賊のこといいます。シャンクスは赤い髪がトレードマークのため、「赤髪のシャンクス」という通り名を持っていました。シャンクスは赤い髪のほか、左目に3本のスラッシュの傷に黒いマントが特徴的です。また、身長は199cmと長身でもあります。
出身は西の海、誕生日は3月9日のうお座、懸賞金は40億4890万ベリーです。シャンクスが率いる赤髪海賊団は「レッド・フォース号」という船に乗る海賊で、陽気な性格をした船員たちが多いのが特徴です。シャンクスは仲間を1番大切に思っていることから、仲間を傷つける者には容赦しません。また、シャンクスは周りからの信頼が厚く、ルフィの恩人で麦わら帽子をくれた人物でもあります。声優は池田秀一さんが務めました。
バギーのプロフィール
続いて、バギーはシャンクスと同じく元ロジャー海賊団の見習い船員で、その後バギー海賊団の船長となった人物です。今は海賊派遣会社「バギーズ デリバリー」で座長となっています。バギーは、超人系悪魔の実と言われている「バラバラの実」を食べたことによって身体をバラバラにすることのできる能力を得ました。通り名には「道化のバギー」、「千両道化のバギー」があります。大砲が好きな海賊として知られています。
出身は「偉大なる航路」、誕生日は8月8日のしし座、身長は192cmと長身です。ピエロのような風貌に青いロングヘアーが特徴です。ピエロのような赤い鼻がコンプレックスだといいます。陽気な一方、利己的で自己中心的、お調子者で強い相手には怯むなど分かりやすい性格をしています。身体能力は高くありませんが、策士な一面をもっており、「特製バギー玉」という砲弾を隠しもっています。声優は千葉繁さんが務めました。
シャンクスとバギーが所属していたロジャー海賊団とは?
幼年の頃にシャンクスとバギーが所属していたロジャー海賊団とは一体どんな海賊だったのでしょうか?ロジャー海賊団は、「偉大なる航路」を初めて制覇し伝説の海賊と呼ばれたゴール・D・ロジャーが船長を務めていた海賊団です。ロジャーはエースの父親でもあります。偉大なる航路制覇後、ロジャーは海賊団を解散しましたが、その1年後、世界政府に自首をし故郷のローグタウンで公開処刑をされ人生に幕を閉じました。
懸賞金は55億6480万ベリーでした。ロジャーは世間からの評判は酷いものばかりでしたが、身近な人からは好感ばかりで慕われていました。性格は純粋で子どもっぽい短気な性格をしている一方、1人が嫌いで派手な性格をしています。シャンクスとバギーは、ロジャーが処刑されるところを見ており、ロジャーが処刑される前に放った「おれの財宝か? 」という名言はこの時に発されたものです。声優は現在津嘉山正種さんが務めています。
シャンクスとバギーはラフテルに行った?
シャンクスとバギーは過去にラフテルに行っていない?
結論から申しますと、シャンクスとバギーはラフテルに上陸はしていません。ラフテルとは、ロジャーが遺した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」があると言われる島で、800年もの間誰も上陸してない島でした。「ラフテル(Laugh Tale)」と名付けたのはロジャーです。では、ロジャー海賊団に所属していたシャンクとバギーはなぜラフテルに行けなかったのでしょうか?
シャンクスとバギーはラフテルに行けなかった理由
ロジャー海賊団に所属していながらシャンクスとバギーがラフテルに行けなかった理由や、ラフテルに想いを馳せていたシャンクスとバギーについて見ていきましょう。
ラフテル到達を夢見ていた二人
シャンクスとバギーがラフテル到達を夢見ていました。それは『ワンピース』96巻で描かれました。ラフテルへ後悔する直前、バギーは熱を出してしまいます。最後の島ということでワクワクしていたバギーでしたが、熱が下がらないため同行する許可が貰えずお留守番となってしまったのです。「治ったから連れていってくれ」というセリフから、バギーがどれほどラフテルに行きたかったかということが窺えるでしょう。
熱を出したバギーと看病するシャンクス
では、熱を出していないシャンクスがなぜラフテルに行けなかったかと言うと、バギーの看病をしていたからです。熱を出しながらも「連れていってくれ」と切望していたバギーに反し、シャンクスは「あとで自分の船で行く」と冷静に判断し、バギーの元に残ることにしたのです。このエピソードから2人は仲良しであることも窺えます。
シャンクスとバギーの過去の喧嘩エピソード
シャンクスとバギーの「北極だ」「南極だ」の喧嘩シーン
続いては、シャンクスとバギーの喧嘩エピソードについて見ていきましょう。シャンクスとバギーは、『ワンピース』96巻にて喧嘩をしているシーンがあります。喧嘩の議題は、「寒いのは北極か南極か?」という珍しいものです。「北極だ!」と主張しているのはバギー、「南極だ!」と主張するのはシャンクスです。因みに、どちらが寒いかの答えは南極です。北極の最低気温は-71度ですが、南極の最低気温は-89.2度なのです。
出典: https://thetv.jp
ですので、この喧嘩はシャンクスの勝ちと言えますが、作中では勝敗は決まっておらず、ロジャー海賊団の副船長のレイリーに怒られてしまっています。
シャンクスとバギーの喧嘩は19話でも?
実は、この「寒いのは南極か北極か?」という喧嘩は、96巻967話以前でも繰り広げられていました。それは、『ワンピース』3巻の19話にて喧嘩が勃発しています。3巻での喧嘩はバギーの回想でしたが、96巻で描かれた喧嘩とは同じ時間のものではありません。シャンクとバギーの服やセリフ、レイリーに叱られるのは同じなのですが、この時の喧嘩は年代や時系列が合わないと言われているのです。
シャンクスとバギーの喧嘩は年代が合わない?
では、年代や時系列が合わないとは一体どういうことでしょう?3巻で描かれた「北極か南極か?」の喧嘩はバギーがバラバラの実を食べる前の出来事でした。バギーがバラバラの実を食べたのはエッドウォーの海戦前で、96巻で描かれた「北極か南極か?」の喧嘩はエッドウォーの海戦後になります。服とセリフは同じな一方で、時系列的に喧嘩は数年越しに勃発したこになるのです。
2つの喧嘩エピソードは一見同じ時系列に思えますが、詳しく年代を追っていくと時系列が違うということと、2人は数年経っても同じ喧嘩をするほど仲良しだということが窺えます。
シャンクスの号泣の意味やバギーとの関係を考察
考察①シャンクスの号泣の意味
バギーが高熱を出したことによってシャンクスも一緒にラフテルに行くことなくお留守番組となってしまいましたが、ラフテルからロジャー海賊団が戻ってくると、シャンクスは号泣してしまいました。では、一体なぜ号泣してしまったのでしょうか?それは、シャンクスの出自に関係することだったと言われています。ラフテルへ行ったロジャー海賊団は世界の全てを知りました。
そこで、シャンクスが世界政府を作った一族の末裔である天竜人の生まれであることを知り、シャンクスにそれを伝えたのではないかと推測されているのです。ロジャー海賊団と天竜人は相反する団体なので、シャンクスは自分の不条理な運命に泣いたと窺えます。
考察②シャンクスの「新しい時代に賭けてきた」の意味
シャンクスはルフィと知り合い、ルフィを助けるために左腕を失いました。左腕を失くして帰って来たシャンクスに、白ひげがその腕に対して問いかけるセリフをシャンクスにかけたのです。その時、シャンクスが返した言葉が「新しい時代に賭けてきた」でした。では、「新しい時代に賭けてきた」とは一体どういう意味なのでしょうか?この言葉の意味は、ルフィと関係があります。
ルフィの名言と言えば「海賊王に俺はなる!」ですが、シャンクスはこの言葉に再び夢を見ました。それは、ロジャーが昔同じ言葉を言っていたことに関係します。ロジャーとルフィが同じセリフを発したことにシャンクスは衝撃を受けました。このことから、シャンクスはルフィという「新しい時代」に賭けることにしたのです。
考察③シャンクスとバギーは仲良しな義兄弟?
北極南極喧嘩のように、シャンクスとバギーは度々喧嘩をしていました。ですが、2人は仲良し義兄弟とも言われています。では、喧嘩ばかりする2人はなぜ仲良しな義兄弟と言われているのでしょうか?それは、ラフテル到達を夢見ていたはずのシャンクスでしたが、バギーの熱を看病することを買って出たことで「本当は仲良し」と言われるようになったのです。
義兄弟というのは、同じロジャー海賊団に所属する歳の近い兄弟見たいな関係からそう言われています。シャンクスは優しい兄貴分、バギーは奔放な弟分という位置です。普段は「北極か南極か?」というちっぽけな理由で喧嘩をしている義兄弟の2人には、どちらかが不調な時は手助けをしてくれるという兄弟愛がありました。
考察④シャンクスがバギーに見せる優しさ
義兄弟が見せる兄弟愛はまだまだあります。実は、ロジャーの処刑後、シャンクスはバギーに「自分と一緒に来い!」と一緒の海賊団になることを誘いますが、バギーは「お前の部下はまっぴらだ」と喧嘩腰で拒否してしまいました。ですが、まだロジャー海賊団だった頃、シャンクスはバギーの誘いを断っていました。そんな過去のやり取りを経て、シャンクスはバギーを1番に誘ったのです。
シャンクスとバギーは喧嘩ばっかりしていましたが、お互いがお互いを思い合っていたことが窺えるでしょう。義兄弟の2人がもう1度喧嘩が出来る日は来るのでしょうか?『ワンピース』はまだまだ続いていますので、気になった方は今からでも本編をチェックしてみてください。
シャンクスとバギーに関する感想や評価
感想や評価①義兄弟愛
バギーの看病のために残るシャンクスの図さ~。もうね、そ~いう関係好き。喧嘩ばかりなのに、いざってときは気にかけるから仲悪いんだか良いんだかわからない間柄。面白いのはシャンクスはあっけらかんと助けるけど、バギーは散々悪態ついて見捨てようとするんだけど最後に助けてしまいそうなとこだね
— まあく(低浮上) (@mm07notgod) April 20, 2020
シャンクとバギーと言えば、やはりラフテルに行けなかった時の看病エピソードに人気があることが窺えます。仲良しなのか仲が悪いのかといった描写ばかりですが、「喧嘩するほど仲が良い」とい言葉がピッタリの2人でした。
感想や評価②仲良しな2人
ワンピ最新話でジャンクスとバギーが仲良し…というかシャンクスがバギーのこと大好きなのが知れ渡ってしまったな…と読み返す度にニコニコする
— ことね (@wisteria_kt65) October 12, 2019
シャンクとバギーの仲の良さが少しずつ明かされ、「ニコニコしてしまう」といった感想です。2人のエピソードをもっと読みたいという方が多くいらっしゃいました。
感想や評価③北極と南極
ONE PIECEでシャンクスとバギーが北極と南極、どちらの方が寒いか言い争いしてたけど よくよく考えてみたらONE PIECEの世界にも南極と北極てあるんだな、と思った。
— ツルト/ミズガメ (@FebGani_) March 14, 2020
シャンクとバギーが繰り広げる「寒いのは北極か南極か?」という喧嘩について、ワンピースの世界にも北極と南極があるんだなといった感想も多くありました。
シャンクスとバギーの関係まとめ
以上、義兄弟として人気のあるシャンクとバギーの関係についてまとめてきました。シャンクとバギーの過去や考察からワンピースの一筋縄ではいかない複雑なストーリーが少しずつ読み取れたのではないでしょうか?サイト内には、ワンピースに関する他のまとめも沢山ありますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。