【ワンピース】フレバンスはトラファルガー・ローの出身国!白い町と珀鉛を考察

『ワンピース』にはトラファルガー・ローが登場します。トラファルガー・ローはパンクハザード編でルフィと海賊同盟を組み、一緒に行動する機会が増えました。そんなトラファルガー・ローの過去がドレスローザ編で明らかになります。トラファルガー・ローは白い町といわれるフレバンス出身でした。この記事では、フレバンスで発掘されていた珀鉛の恐ろしさやフレバンスの町のモデルなどを紹介します。

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目次

  1. フレバンスに住んでいたトラファルガー・ローとは?
  2. フレバンスはトラファルガー・ローの出身国!白い町と珀鉛を考察
  3. フレバンスに関する謎や伏線を考察
  4. フレバンスに住んでいたトラファルガー・ローの過去
  5. フレバンスに関する感想や評価
  6. フレバンスの考察まとめ

フレバンスに住んでいたトラファルガー・ローとは?

ワンピースの作品情報

トラファルガー・ローとは『ワンピース』に登場するキャラクターです。ルフィとは同じ最悪の世代で、シャボンディ諸島では共闘をしたこともありました。そんなローの出身地・フレバンスについて詳しく紹介する前に、まずは『ワンピース』の基本情報をまとめました。

ワンピースの概要

『ワンピース』とは、海賊同士のバトルや仲間との友情ストーリーを描いた冒険漫画です。週刊少年ジャンプでは看板漫画として人気を誇っています。長期連載しているのでファン層が幅広く、いくつもの出版記録を保持しています。アニメも長期的に放送されており、漫画に続いてアニメも20周年を迎えました。

ワンピースのあらすじ

海賊王と呼ばれたゴールド・ロジャーは、ひとつなぎの財宝に関する言葉を残して処刑されました。これにより大海賊時代が始まります。さらにマリンフォード頂上戦争では、白ひげが死亡する直前に「ひとつなぎの大秘宝は実在する」と言ったことでさらに海は荒れることとなりました。主人公のルフィは新時代の海賊として次第に力をつけ、やがて五皇の一人といわれるようになります。

トラファルガー・ローのプロフィール

トラファルガー・ローはシャボンディ諸島編から登場するキャラクターで、ハートの海賊団の船長です。誕生日は10月6日で年齢は初登場時が24歳、現在は26歳です。嫌いな食べ物はパンと梅干し、好きな食べ物はおにぎりと焼き魚です。2年後に再登場した時は海賊の心臓を100個海軍に送りつけ、王下七武海に入っていました。王下七武海に入る前はロッキーポート事件によって4億4千万の懸賞金がかけられていました。

しかしルフィと海賊同盟を組んだことで、王下七武海から除名されます。その後は麦わら海賊団と共に行動を取るようになります。過去にドフラミンゴと因縁があり、王下七武海に入ったりルフィと海賊同盟を組んだのも、その目的を果たすためでした。ワノ国編では万国へと向かうルフィと一旦別れ、先にワノ国に潜入してカイドウを打ち取る作戦に向けて内情を探っていました。

ローはルフィの性格も考えた上で計画を立てたりと、参謀的な役回りを担うこともあります。率いているハートの海賊団は総勢20名ほどで、ベポ・シャチ・ペンギンの3人はハートの海賊団結成時からいるメンバーです。ちなみにハートの海賊団のメンバーはゾウ編で再登場していますが、ルフィと海賊同盟を結んだことを知らされておらず、後に新聞で知ったようです。

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フレバンスはトラファルガー・ローの出身国!白い町と珀鉛を考察

フレバンスはトラファルガー・ローの出身国

フレバンスとは、トラファルガー・ローの出身地です。北の海にあった王国で、物語開始時点ではすでに滅亡していました。珀鉛が採掘される国で、フレバンスの経済は珀鉛を使った製品の売買で潤っていました。町全体がこの珀鉛によって真っ白だったことから白い町ともいわれていました。この世とは思えないほどの美しい国だと評判でした。

珀鉛とは?病も紹介

白い町・フレバンスでは珀鉛を地層から大量に採掘することができました。しかし珀鉛は富をもたらすだけのものではありませんでした。珀鉛は中毒症状を引き起こすものだったのです。世界政府やフレバンスの王族達は珀鉛のリスクを知っていながら、珀鉛によって得られる富に目が眩んで珀鉛が危険なことを黙っていました。

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フレバンスに関する謎や伏線を考察

考察①ドフラミンゴがフレバンスに詳しかった理由

珀鉛病がどれだけ迫害されているのかは、ローとコラソンが病を治す旅に出た時のシーンでよく分かります。そのシーンを見ると珀鉛病が伝染病ではないと医者でも知りませんでした。しかし、ドフラミンゴは白い町・フレバンスの真相を知っていました。ローがドンキホーテ海賊団に来た時は、ドンキホーテ海賊団のメンバーから肌が白いことや、伝染病だと気持ち悪がられていました。

しかしそれを聞いたドフラミンゴは、珀鉛病は中毒で他人には伝染らないと訂正しています。なぜドフラミンゴが白い町・フレバンスのことについて詳しいのかは明らかになっていません。ドフラミンゴは知識人ではありますが、珀鉛病が伝染病であるということは世界政府が徹底的に広めた情報です。それを信じた隣国から攻撃されたことで白い町・フレバンスは滅亡しました。

『ワンピース』の作中では、「白い町 FLEVANCE」と書かれた本をドフラミンゴが読んでいるようなシーンがありました。しかし、一般的な書物に珀鉛病の真実が書かれているとは思えません。ドフラミンゴは世界政府の弱みを持っていた人物です。もしかするとドフラミンゴは世界政府から珀鉛病が伝染病ではなく、中毒症状であるということを聞いていたのかもしれないといわれています。

考察②白鉛病は時限爆弾的な要素がある?

珀鉛病は伝染病ではなく、中毒症状でした。なぜ伝染病だと信じられてきたのかというと、それは珀鉛病の特徴にあります。珀鉛病は、例えば一人の大人の体に珀鉛が溜まったまま子供が生まれると、その子供にまで珀鉛の影響が及ぶのです。

こうして長年珀鉛の物に触れてきた大人達だけでなく、子供にまで珀鉛病の症状が出たこともあって、伝染病だという噂が信じられるようになったと考えられています。特にローがフレバンスにいた頃の時代には、同時期に全世代に珀鉛病の症状が出たのではないかといわれています。

考察③モデルはどこ?

白い町・フレバンスは美しい町として知られていました。珀鉛の有毒性が明らかになるまでは、皆が憧れる国でもあったのです。そんな白い町・フレバンスにはモデルになった町があると噂されています。白い町・フレバンスのモデルになったといわれているのは、スペインのアルコス・デ・ラ・フロンテーラです。このモデルだといわれている町は、壁全面が白く塗られているのが特徴的です。

モデルだといわれるアルコス・デ・ラ・フロンテーラは、フレバンス同様に白い町と称されることもあります。その他にもギリシャのサントリーニ島もまた白い壁の美しい町で知られています。こちらもモデルとまではいわれていませんが、フレバンスのようだと思う方もいるようです。

ちなみに、フレバンスは珀鉛によって白い町となっていましたが、モデルといわれているアルコス・デ・ラ・フロンテーラやサントリーニ島の建物には鉛中毒の危険性などはなく、観光地として人気です。

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フレバンスに住んでいたトラファルガー・ローの過去

過去①両親は名医だった

ローの両親は医者をしていました。そんな両親に育てられたローは元々医学に興味がありました。昔から難しい医学書などを読む姿や、勉強している姿が描かれています。妹のラミはお転婆な様子で、ローはラミの事を可愛がっていました。ちなみにローの顔立ちは父親にそっくりです。

両親はとても優秀な医者で、大きな病院で務めていました。珀鉛病が伝染病ではなく中毒であることにも気づいており、感染しないことを必死で訴えていました。しかし世界政府は自分達が今まで珀鉛の有毒性に気づいていながらあえて珀鉛を採掘させていたという悪事をもみ消すために、わざと伝染病であるという報道をしました。

ローは自分よりも重症で寝込んでしまったラミの看病をしていました。その間に両親が殺されてしまいます。更には自分たちを逃してくれるという兵士を信じて子供達を集めていたシスターと、集まった子供たちが全員惨殺されてしまいました。そしてラミがいる病院に戻ると、病院は全焼してラミも帰らぬ人となります。

過去②ドフラミンゴとの出会い

ローは死体に紛れてフレバンスを脱出したあと、体中に手榴弾を巻いてドンキホーテ海賊団に入れろと言いました。この時のローは自暴自棄になっていました。ローの命は珀鉛病によって寿命はあと3年しかありませんでしたが、悪魔の実の能力を得てドフラミンゴの右腕になることを条件にドンキホーテ海賊団に入ることとなりました。

しかしローはドンキホーテ海賊団に正式に入る前にコラソンを後ろからナイフで刺していました。バッファローはたまたまその現場を目撃しており、血の掟を破ったことを報告しようとしていました。ローは逃げ出しましたがあっさりと捕まってしまいます。てっきり殺されると思ったローでしたが、ドンキホーテ海賊団に正式に入ることを認められたのです。

コラソンはローから刺されたことをドフラミンゴに言いませんでした。ローはなぜコラソンが自分を庇ったのか分かりませんでした。なぜならコラソンはとても子供嫌いで、すぐに子供たちを殴るからです。

過去③コラソンと二人旅

ローはドンキホーテ海賊団で医療の勉強や戦闘訓練を受けて暮らしていました。ある日ベビー5とバッファローと本名の話をしていました。バッファローにしつこく聞かれたローは、自分の本名は「トラファルガー・D・ワーテル・ロー」だと言いました。これをコラソンはたまたま聞いており、突然ローだけ連れ去って行きました。ベビー5は、またコラソンにいじめられるんだと不安そうな顔をしていました。

ローはコラソンに人気のない路地裏に連れて行かれました。そしてコラソンから「隠し名"D"…それが本当なら出ていけドフィから離れろ!!」と言いました。コラソンは喋ることができないと思われていたので、ローは驚きます。コラソンは実は海兵で、ドンキホーテ海賊団に潜入していたのです。子供たちに辛辣だったのは、ドンキホーテ海賊団から追い出すためでした。

コラソンはDの隠し名を持つローを生き延びさせるために、病院を巡る旅を始めました。ローはほぼ誘拐される形で船に乗せられます。そして病院では、フレバンスの生き残りだと知られると罵倒され、殺されそうになります。コラソンはそんな医者を殴り、ローは罵倒される度に泣きました。

過去④ドフラミンゴを裏切ったコラソン

ロシナンテはオペオペの実の存在を知り、ミニオン島へと向かいます。コラソンはドフラミンゴが来る前にオペオペの実を奪い、ローに食べさせました。しかしコラソンはオペオペの実を奪う時に打たれており、重症でした。さらには海軍に潜入していたヴェルゴによって、コラソンが裏切り者だとバレてしまいます。コラソンはローを宝箱の中に隠し、庇いながらドフラミンゴによって殺されてしまいます。

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フレバンスに関する感想や評価

フレバンスで珀鉛病となり、迫害されつづけていたローは弱い人に対して辛辣な言葉を言う場面がありました。しかし、それは過去の辛い経験が影響している言葉でした。『ワンピース』を読み直して、ローのセリフに注目している方がたくさんいました。

ローの過去は読んでいて辛くなるため、何度も読み直せないという方がたくさんいました。しかし、ローの過去には伏線のような点もあります。注目されている点は、世界政府が珀鉛の採掘に加担していたところや、ドフラミンゴがフレバンスの珀鉛病の真相について知っていたところです。結局ドレスローザ編では明らかになっていないので、今後その謎が判明するかもしれません。

フレバンスが壊滅したのは戦争が原因でした。しかし人に伝染る伝染病だという噂を流したのは、真相を知っているはずの世界政府でした。証拠隠滅のために一つの国を滅亡させる世界政府に驚いている方がたくさんいました。世界政府が正義を掲げる海軍を率いているとは思えないという方もいました。

白い町といわれると、フレバンスのモデルだといわれているスペインのアルコス・デ・ラ・フロンテーラではなく、ギリシャのサントリーニ島を思い浮かべる方もたくさんいました。ドレスローザのモデルがスペインなので、白い町のモデルもスペインのアルコス・デ・ラ・フロンテーラだといわれているようです。『ワンピース』のファンの中には、一度モデルとなった場所に行ってみたいという方もいました。

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フレバンスの考察まとめ

ローが育った白い町・フレバンスはとても素敵な町でしたが、珀鉛の有毒性が明らかになってからは悲劇的な運命を辿りました。ローの過去を知ったベビー5も涙するほど悲惨でした。戦争によって滅亡してしまったフレバンスですが、実は革命軍が本拠地を置いているバルティゴという場所と同じなのではないかといわれています。今後のストーリーでフレバンスのその後や逃げ出した王族の行く末も明らかになるかもしれません。

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