【ドクターストーン】獅子王司の死亡説を考察！コールドスリープされ今後復活する？

人気漫画作品『Dr.STONE(ドクターストーン)』には魅力的なキャラクターが数多く登場します。今回紹介する獅子王司もそんなキャラクターの中の1人。獅子王司は、『Dr.STONE(ドクターストーン)』に登場するキャラクターの中でも最強と呼び声高く、非常に高い戦闘能力を持っています。そんな獅子王司は物語当初、主人公である石神千空とは対立するキャラクターとして描かれていました。

しかし物語の途中から獅子王司は冷凍され、コールドスリープ状態となってしまいます。これによりファンの間では死亡説がささやかれることに。今回はコールドスリープ状態となってしまった獅子王司について、死亡説の真偽や復活の可能性、現在どうなったのかについて紹介していきます。

『Dr.STONE(ドクターストーン』は2017年から『週刊少年ジャンプ』で連載が開始された少年漫画作品です。原作者は『アイシールド21』の原作者としても知られている稲垣理一郎。作画はBoichiが手掛けています。ジャンプ作品としては珍しく「科学」をテーマとした作品となっており、連載当初から大きな話題に。「ドクターストーンを読んで科学に興味が沸いた」「子供に読ませたい漫画」といった声もあげられています。

『Dr.STONE(ドクターストーン)』の物語は現代の日本から始まります。主人公である石神千空は科学部に所属する高校生。その日も友人である大木大樹らと共にごく普通の1日を過ごしていました。しかしその日は突如奇妙な光が発生。光を浴びた人間は1人の例外もなく石化してしまいます。しかもその光が包んだのは日本だけではなく、なんと地球全体。地球上の人間は1人残らず石になってしまったのです。

そのまま3700年の時が流れ、文明は完全に崩壊。そんな中偶然にも千空の石化が解除され、千空は自由に動ける体を手に入れます。たった1人復活した千空ですが、その後友人である大木大樹を石化状態から復活させることに成功。千空は大樹と共に科学の力を駆使し、全人類復活を目指しますが…というのが『Dr.STONE(ドクターストーン)』のあらすじとなっています。

獅子王司は『Dr.STONE(ドクターストーン)』に登場するキャラクターの中でもとびぬけた戦闘力を持っており、人類が石化する前は「霊長類最強」として世間に名をしられていた人物です。実際作中では素手でライオンの群れを撃退するなど桁違いの戦闘力を見せました。年齢は18歳。しかしかなり落ち着いた性格をしており、作中で獅子王司が取り乱す様子が描かれることはほとんどありません。

情け深い一面を持つ一方、過去の出来事から大人を忌み嫌っており、石化した大人を千空や大樹達が見ていないところで破壊する等、自分が受け入れられない者に対しては容赦しないという面を持っています。人類が石化する前は格闘家としてテレビ番組等に出演することもあり、司のカリスマ性や強さに惹かれファンとなった人々も。千空達と離れ『司帝国』を築いた際、司帝国の一員となった人物の中には司のファンが何人かいたとされています。

既に紹介している通り、獅子王司は『Dr.STONE(ドクターストーン)』の世界では「霊長類最強」として有名な人物です。では、何故獅子王司は「霊長類最強」と呼ばれているのでしょうか？これについては、2020年4月現在も謎のままとされています。獅子王司は、ライオンの群れに囲まれた千空達がピンチを切り抜けるために復活させられることになりました。要は戦闘能力を買われたわけです。

その為何かしら格闘技をしていたのだろうとファンから推測されていますが、『Dr.STONE(ドクターストーン)』の作中でどのような格闘技をしていたのか明確に描写されているシーンはありません。しかし『Dr.STONE(ドクターストーン)』の番外編として公式から発売されている小説では「蹴りだけでKOの山を築いた」「足技禁止の試合しか組めなくなった」とされています。

また、同じく小説には「グローブ越しのタフなパンチ」を過去受けたことがあると解釈できる描写もなされていました。その為一部のファンからは「元々キックボクシングをやってて、その後ボクシングに転身した？」と推測されているようです。

「霊長類最強」と呼ばれていた獅子王司。しかしとある事から獅子王司の死亡説がファンの間でささやかれるようになりました。ここからは獅子王司の死亡説が出るまでの経緯について紹介していきます。物語の途中から思想の違いが元で千空と対立することになった司ですが、科学王国と全面対決となった際に、とあることを条件に停戦を受け入れます。その条件とは獅子王司の妹である獅子王未来を復活させること。

獅子王司は過去、大人を復活させたくない理由として、幼かった頃に「妹をせめて美しくを死なせてやりたい」と、人魚姫が好きだった妹のために貝殻の首飾り作る為砂浜で貝殻を集めた事を語っていました。しかし砂浜の持ち主から漁業権を主張され「泥棒」呼ばわりされた挙句、苛烈な折檻を受けたことも同時に語っています。このことがきっかけで司は大人を忌み嫌うようになったのです。

しかし妹は死亡していませんでした。獅子王未来は臨床脳死状態(意識が回復する見込みがない脳死状態)となっていたのです。千空は石化状態から復活させる際には、石化前に受けた傷が回復することを説明し、妹を石化から復活させれば意識も回復するかもしれないと司に伝え、停戦を呼びました。そして獅子王司はその提案を受け入れたのです。

千空の提案に少し悩む様子を見せた獅子王司でしたが、自身の過去を見抜いた千空の「科学に嘘はつかねえ」という言葉を信じ、千空からの提案を受け入れます。その後千空は約束通り獅子王未来に復活液をかけ、獅子王未来を石化状態から回復させます。石化が解除される際の修復能力により、獅子王未来は無事、脳死状態からも復活。獅子王司は妹である獅子王未来と6年と数千年ぶりの再会を果たしました。

再会を喜ぶ獅子王兄妹。しかし獅子王未来のもとへ司帝国ではNo.2とされる氷月が近づいてきます。そして言葉巧みに獅子王未来を人気のない川辺へと誘導。獅子王未来が背中を向けると氷月は手にしていた槍で獅子王未来へ攻撃しました。しかし獅子王司が獅子王未来を庇い、その槍を胸に受けることとなってしまいます。氷月は元々獅子王司を狙っており、妹を襲えば獅子王司が庇う事を予見していたのです。

氷月の攻撃により致命傷を負ってしまった獅子王司。医療技術のないストーンワールドでは本格的な治療を行うことができません。獅子王司の命はもってあと数日となってしまいました。そこで千空が思いついたのが石化が解除される際の修復能力。獅子王司を1度石化させ、復活させば傷も癒えるはずだというものでした。しかし千空達の手元には人間を石化させるような技術はありません。

人間を石化させる技術を手に入れるまで、どうやって獅子王司を死なせないようにするかということが問題。そこで打ち出された苦肉の策がコールドスリープでした。要は獅子王司を冷凍保存し仮死状態にするというものです。獅子王司本人もこの提案を承諾。獅子王司は千空が開発した冷凍装置をしようしてコールドスリープ状態となりました。

しかしあくまで冷凍装置は千空によって作成されたもの。満足な医療機器がないストーンワールドで、この冷凍保存が上手くいくかどうかはわかりません。また、コールドスリープが上手くいき、石化技術を手に入れたとしても、それで獅子王司が無事復活するかどうかは不明でした。その為ファンの間では「獅子王司死亡説」がささやかれるようになったのです。

冷凍され、コールドスリープ状態となってしまった獅子王司。ファンの間では一時死亡説までささやかれるようになりました。では獅子王司は今後無事復活するのでしょうか？また、獅子王司の復活はいつになるのでしょうか？これについてですが、実は2020年4月現在、すでに獅子王司は復活しています。千空達は、「宝島」で石化武器を利用して島を牛耳っていたイバラと対決し、その後石化武器を手に入れることに成功。

その時点で石化武器はほとんど電池切れの状態となっていましたが、奇跡的に1回のみ使用することができ、獅子王司を石化させることに成功しました。その直後千空が復活液を使用し、見事獅子王司は復活することができたのです。物語当初は千空と敵対していた獅子王司ですが、現在は千空と和解。2020年4月現在は『Dr.STONE(ドクターストーン)』の中でも最強の人物として、千空の心強い味方となっています。

冷凍されコールドスリープ状態となった獅子王司ですが、冷凍状態から目覚めた現在は最強の人物として千空の心強い味方となっています。獅子王司はその強さから、人類が石化する以前の世界では「霊長類最強」として有名な人物でした。また獅子王司には独特のカリスマ性があり、そのカリスマ性に惹かれて獅子王司のファンとなった人も少なくないようです。

実際『Dr.STONE(ドクターストーン)』の作中には獅子王司の主張に共感し『司帝国』のメンバーとして、千空達とは敵対することとを選んだ人物たちも数多く登場しました。もちろん全員が全員獅子王司のファンだったわけではありませんが、多くの人物が『司帝国』に属していました。ここからはそんな『司帝国』に属していた人物たちについて紹介していきます。

まず最初に紹介する司帝国のメンバーは氷月です。司帝国の中でもNo.2とされる実力者で、尾張貫流槍術の使い手。獅子王司が「人から奪われない世界」を目指し大人を排除しようとしていたのに対し、氷月は「復活させるべき人間は選ぶべき」という似て非なる考えを持っていた為、隙をついて獅子王司を殺害しようとしました。しかし千空とタッグを組んだ獅子王司に敗北。その後紆余曲折を経て2020年4月現在は千空の味方となっています。

続いて紹介する司帝国のメンバーは紅葉ほむら。紅葉ほむらは司ではなく司帝国No.2の氷月に心酔している人物で、非常に高い身体能力を持っています。作中では石化する前は体操をしていたような描写がなされていました。性格は、氷月の命令さえあれば一切躊躇することなく村に火を放つ等、かなり盲信的。一時期は氷月からの命令で石神村を監視していましたが、後に氷月と共に千空達に身柄を拘束されました。

3番目に紹介する司帝国のメンバーは上井陽です。石化以前は警察官だったようですが、倫理観が希薄で勤務中問題を起こしていたらしい描写がなされています。自分勝手でお調子者な性格をしており、自身の油断から身柄を拘束していたはずのクロムに脱走されてしまった際には責任を問われることに怯えて逃亡したことも。自身を「司帝国No.4」と自称しており、実際接近戦では、No.3とされている西園寺羽京よりも上だとされています。

続いて紹介する司帝国のメンバーは西園寺羽京です。西園寺羽京は元自衛隊員で、潜水艦のソナー手。聴覚が異常にするどく、あさぎりゲンの声帯模写を看破したことも。弓の名手で戦闘では弓矢を使用しています。「復活した人々が殺しあわないように」という理由から人を選んで石化解除をしていた司帝国に属していましたが、「誰も殺さない」という条件のもと千空の仲間に。現在は科学王国の五知将の1人となっています。

5番目に紹介する司帝国のメンバーは花田仁姫。作中では司帝国内で大木大樹や小川杠の監視役を務めていました。180cmで筋骨隆々の体格。石化する前は柔道部に所属していたようで、厳しい練習を、リリアン・ワインバーグの楽曲を支えに乗り越えてきたと描写されています。司帝国のメンバーではありましたが、千空が持っていたリリアン最後の歌声が収録されたディスクを守る事を条件に、科学王国の味方となりました。

最後に紹介するメンバーは北東西南(ほくとうざいみなみ)です。石化する以前はジャーナリストとして活躍していました。働いても家賃や税金などで給料を搾取されることとなった石化以前の世界をよりも、文明が滅んだ後の世界が好きだという旨を発言。また石化前から獅子王司の大ファンだったため司を味方していたようです。ジャーナリストであったことから各界の有名人に詳しく、千空に七海龍水を紹介したのも彼女でした。

冷凍され、コールドスリープ状態となったものの、2020年4月現在は千空の仲間となった獅子王司。ここからはそんな獅子王司に関するファンからの感想や評価について紹介していきます。まず最初に紹介する感想は「顔がかっこいい」というものです。

『Dr.STONE(ドクターストーン)』には様々なキャラクターが登場しますが、獅子王司はその中でも「顔がいい」と評判です。それもそのはずで、獅子王司はイケメンと公式で設定されているのです。「霊長類最強」やその性格など、獅子王司の魅力は様々ありますが、外見の良さも、獅子王司の魅力の1つなのかもしれません。

次に紹介する感想は「敵キャラなのが惜しい」というものです。既に紹介している通り、獅子王司は公式でイケメンと設定されているうえ、『Dr.STONE(ドクターストーン)』では1番の実力者とされています。また、言葉遣いも丁寧。『Dr.STONE(ドクターストーン)』の中でも「かっこいい」と評判のキャラクターとなっています。しかし物語当初は敵キャラクターとして描かれていたので「惜しい」という感想を抱いた方もいたようです。

最後に紹介する感想は「司と千空がタッグを組んだのが熱い」というものです。物語開始当初は対立していた千空と獅子王司でしたが、2020年4月現在では仲間となっています。元々獅子王司は、ファンから「敵キャラクターなのがもったいない」と評判のキャラクター。そんな獅子王司が主人公の仲間になったという展開に魅せられたファンも沢山いらっしゃるようです。

今回は『Dr.STONE(ドクターストーン)』に登場する獅子王司獅子王司について、死亡説の真偽や復活の可能性、現在どうなったのかについて紹介しました。獅子王司は一時期冷凍され、コールドスリープ状態に。コールドスリープの為の装置は、まともな機材のないストーンワールドで千空の作ったものであったため、ファンの間では「本当にちゃんとコールドスリープできたの？」「司は死んだのでは？」と死亡説がささやかれました。

しかし2020年4月現在、獅子王司は無事復活し、千空の頼もしい仲間として活躍しています。『Dr.SOTNE(ドクターストーン)』は『週刊少年ジャンプ』で連載中ですし、アニメ2期も放送が予定されています。これからも獅子王司の活躍を期待しながら『Dr.STONE(ドクターストーン)』を見守っていきましょう。