虚構推理をネタバレ!原作の何巻までがアニメ化?鋼人七瀬の正体と結末は?

「虚構推理」は、怪異や妖怪の知恵の神となった主人公・琴子が、次々に起こる怪異絡みの事件を解決していくという、一風変わったミステリーです。2020年1月から放送されたアニメは、3月で最終回を迎えました。メインとなった物語は、亡くなったアイドル・七瀬かりんの亡霊・鋼人七瀬の事件でした。この記事では、アニメ第1期「虚構推理」結末のあらすじネタバレを紹介していきます。ネタバレは多く含みますので、閲覧はご注意ください。

虚構推理をネタバレ!原作の何巻までがアニメ化?鋼人七瀬の正体と結末は?のイメージ

目次

  1. 虚構推理とは?
  2. 虚構推理のあらすじネタバレ
  3. 虚構推理は原作の何巻までがアニメ化?
  4. 虚構推理の鋼人七瀬の正体や謎を考察
  5. 虚構推理の結末ネタバレ予想
  6. 虚構推理の登場人物とアニメ声優
  7. 虚構推理に関する感想や評価
  8. 虚構推理のネタバレまとめ

虚構推理とは?

虚構推理の原作情報

「虚構推理」は、怪異や妖怪たちの知恵の神となって、数々の問題を解決していく少女を主人公とした物語です。「虚構推理」の原作は、「名探偵に薔薇を」で小説家としてデビューした城平京が手がけた小説です。2015年には、漫画化されさらなる話題を呼びました。「虚構推理」の作画は、原作小説でもイラストを描いている片瀬茶柴が担当しています。

虚構推理のアニメの概要

虚構推理のアニメ制作会社と作画

こちらが、アニメ「虚構推理」の予告動画です。「虚構推理」は、ブレインズ・ベースがアニメーション制作に携わりました。「虚構推理」主人公の琴子が可愛い、さらに怪異や妖怪などの動きも良いといった感想が目立ちます。最初から最終回結末まで、演出も好評でした。

虚構推理のアニメ主題歌

アニメ「虚構推理」のオープニングテーマは、2018年にメジャーデビューしたロックバンド・嘘とカメレオンの「モノノケ・イン・ザ・フィクション」です。歌詞は、「虚構推理」の世界観やあらすじを意識したものとなっています。独特のテンポが中毒性があると話題となりました。

アニメ「虚構推理」のエンディングテーマ曲は、主人公・琴子の恋人・桜川九郎役の宮野真守が歌う「LAST DANCE」です。MVは、仮面をつけた男女が過ごすクラブで宮野真守が歌う様子が描かれています。大人な雰囲気のおしゃれな楽曲といった感想が多くありました。

アニメ「虚構推理」公式サイト

虚構推理のあらすじネタバレ

あらすじネタバレ①琴子の能力

琴子は、11歳の時に怪異たちから誘拐され、知恵の神になって自分たちを助けてほしいと頼まれました。あっさり承諾した彼女は、右目と左足を失った状態で公園のベンチに腰掛けていたところを発見され、保護されます。右目と右足は、知恵の神になる対価であり、それからというもの義眼と義足をつけて生活することになりました。怪異たちは自分たちの知恵の神である琴子を尊敬し、彼女の頼みはなんでも聞くようになります。

あらすじネタバレ②琴子と九郎の出会い

ネタバレですが、琴子は、通院していた先の病院で後ろから転倒しそうになった九郎を助け、一目惚れします。彼は、恋人の紗季と共に、従姉妹のお見舞いで頻繁に病院に顔を出していました。けれど諦めきれなかった琴子は約2年、彼のことを目で追い続けました。そんな中、病院で紗季と一緒にいる姿を見かけなくなった琴子は、2人が別れたのだとわかり、九郎に告白します。

失恋の傷心から立ち直れていなかった九郎は、琴子にお礼を言いつつも断りました。そんな彼に琴子は、紗季と破局した理由を聞きます。九郎は、京都に2人で旅行に行った時に、おぞましい河童に遭遇します。九郎を見た河童は、気味悪がって逃げていったといいます。怪異が苦手な紗季は、怪異ですら逃げ出す九郎の存在が恐ろしくなり、別れを言い渡します。

あらすじネタバレ③九郎の能力

琴子は、九郎に自身が怪異たちの知恵の神であることを明かし、信じられないようなら、誘拐された少女が右目と右足を失った状態で発見された過去の新聞記事を確認するように言います。後日、図書館で事件の記事を確認した彼は、入り口で琴子と会いました。琴子は、彼を連れて図書館に現れて暴れる怪異を退治に向かいます。手が付けられないから逃げようと言う琴子を引き寄せ、九郎は自身の腕を怪異に食べさせました。

怪異は倒れ、九郎の腕はすぐに再生しましす。彼は、人魚の肉を食したことで不死身の身体となり、くだんの肉を食したことで望む未来を決める能力を手に入れました。ネタバレですが、後に琴子の恋人となった九郎は、自身の能力を使って琴子の事件解決をサポートするようになります。アニメ第1期「虚構推理」のメインとなる鋼人七瀬事件のあらすじでは、最終回結末まで大活躍しました。

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虚構推理は原作の何巻までがアニメ化?

虚構推理は原作の何巻までがアニメ化?

2020年3月の時点で、漫画版「虚構推理」は、12巻まで登場しています。アニメ「虚構推理」第1期は、鋼人七瀬の事件完結までの6巻まで放送されました。アニメ「虚構推理」最終回放送後、最終回を惜しむ声が多く上がりました。しかし、原作、漫画共に続いており、ストックもあるため第2期「虚構推理」放送を待ち望む声も多く見られます。

虚構推理のアニメは何クール?

2クールで鋼人七瀬事件を放送するのではないかと予想する声が多く見られた「虚構推理」でしたが、2020年1月から3月まで放送されたアニメ「虚構推理」は、全12話で1クールとなっています。鋼人七瀬事件は、3話から最終回結末までになります。

虚構推理の鋼人七瀬の正体や謎を考察

巷では、巨大な鉄骨を持ち、派手な衣装を着た胸囲が大きい顔のない女が、度々目撃されるという事件が起きていました。鉄骨の下敷きになって亡くなったアイドル・七瀬かりんの容姿と似ていることから、女は世間から鋼人七瀬と呼ばれるようになりました。怪異たちから相談を受けた琴子は、鋼人七瀬事件の解決に向けて動きます。

七瀬かりんは、学生の時に芸能事務所にスカウトされてアイドルになり、ドラマやラジオに出演するようになります。そこそこ名前も売れていた時、七瀬かりんの父親が階段から落ちて亡くなりました。しかし、父親は七瀬かりんの収入をあてにして働いておらず、保険金もかけられていたといいます。七瀬かりんは、世間から父親殺害の容疑をかけられ、精神的に疲弊していました。

そんな中、落ちてきた鉄骨にぶつかって亡くなります。鋼人七瀬が着ている衣装は、アイドル時代の七瀬かりんのものと酷似しており、胸囲が大きいことも共通していました。七瀬かりんは、落ちてきた鉄骨を顔面に受け、顔が潰れた状態でした。この世に恨みを持ったまま亡くなったと考えてもおかしくない状況であり、鋼人七瀬は、七瀬かりんの亡霊なのではないかと噂されました。

しかし、鋼人七瀬を見た琴子は、言葉に反応せず何かに操られるように攻撃してくる様子から、知能を持っていないと判断し、世間で言われる亡霊という説に疑問を感じていました。ネットで七瀬かりんの情報を探す中、琴子は鋼人七瀬の噂についてまとめられたまとめサイトを発見します。サイトには、鋼人七瀬にそっくりのイラストも上げられていました。

鋼人七瀬の正体は、幽霊ではなく、人々のイメージが具現化した怪物でした。そのイメージを大衆に植えつけたのは、まとめサイトでした。まとめサイトは、鋼人七瀬のイラストを載せることで見る人にイメージをしやすくし、凶暴で恐ろしいものであるかのように先導していました。人々の想像が創り出したものであるため、肉体にダメージを与えても消すことはできません。

まとめサイトを利用して、鋼人七瀬は恐ろしくないというイメージを人々の記憶に上書きすることで、力を弱めることができるといいます。琴子は、鋼人七瀬の存在は嘘という説得力ある話を作りあげることにします。話に説得力を持たせるためには、鋼人七瀬の真犯人とその動機を説明する必要がありました。そのために琴子は、現役警察官の六花に七瀬かりん死亡事件の正確な情報提供を求めました。

世間から父親殺害の疑惑の目を向けられ、精神状態を心配した事務所は、七瀬かりんに休暇を与えます。枕崎市のホテルに泊まっていた彼女は、雨が降り注ぐ深夜にマンション建設現場へと赴き、事故に遭います。彼女がこの場にいた理由は、解明されていません。現場には、彼女が吸ったと思われるタバコの吸い殻が何本も落ちていました。

さらに、七瀬かりんの携帯には、誰かと待ち合わせしたようなやりとりは残っていませんでした。防御創が残っていなかった理由は、精神的疲労のため、防ごうという意識が起こらなかったのではないか、あるいは死んでも構わないと思って防御しようとしなかったのではないかと推測されました。七瀬かりんを殺害する動機のある人間に、不仲だった姉の初実がいましたが、アリバイがあったことから他殺の可能性は薄れます。

警察は、彼女は未成年であったため、人気のない場所にタバコを吸いに出かけ、事故に遭ったのではないかと結論づけます。琴子たちは、七瀬かりんが事故に遭うところに居合わせた幽霊に話を聞きます。幽霊曰く、1人でやってきてタバコを吸っていた七瀬かりんは、鉄骨が倒れかかってきた時、一瞬驚きはしたものの、すぐに目をつぶり無抵抗で下敷きになったといいます。

話を聞き終えた琴子は、早速鋼人七瀬を人々の記憶から薄れさせるために、多くの人が納得する作り話を考えることにします。そんな中、ガソリンスタンドで紗季の上司の警察官・寺田徳之助が鋼人七瀬と遭遇し鉄骨で殴られ殺害されるという事件が起こりました。柔道の有段者であった寺田が、顔面を潰されて亡くなるというのは奇妙であるため、世間では他殺ではなく七瀬かりんの幽霊・鋼人七瀬の仕業と騒がれます。

ネットを始めとした世間の注目を浴びた鋼人七瀬は、以前よりも力をつけ凶暴化しました。この事件によって、鋼人七瀬の正体と、その人物が傷害と殺人を行った理由、寺田が顔面を潰されて殺された理由や真犯人など、合理的な説明が必要な項目が増えました。鋼人七瀬は存在しないと世間に納得させるのは、困難を極めます。

琴子たちは、まとめサイトに載っていたイラストなどから、管理人は九郎の従姉妹の六花であるとわかっていました。そして怪異たちによる出現情報から、鋼人七瀬が出現した場所へ車で向かいました。車からおりた九郎は、一般人が犠牲にならないよう鋼人七瀬を相手取ります。その間に琴子は、まとめサイトに、鋼人七瀬はいないと大衆を説得できるストーリーを打ち込む作業をすることになりました。

考察①警察官を殺した犯人は女性?

琴子が最初にまとめサイトに書き込んだ仮説は、犯人は寺田刑事の知り合いの女性の警察官であるというものでした。仮説の内容は、まず犯人がネットで見た鋼人七瀬の格好で夜の街を歩き、なりすまします。真面目で優秀なターゲットの寺田刑事は、個人的に鋼人七瀬の捜査に乗り出しました。犯人は、電話で鋼人七瀬を目撃したと言って寺田刑事を殺害現場のガソリンスタンドまで呼び出します。

ガソリンスタンドの上から縄とブロックの振り子を作り、リモコン操作で振り子が動くよう細工しました。顔面を潰して殺害したのも、鋼人七瀬という都市伝説を利用したものといいます。犯人は、寺田刑事を振り子が当たる位置まで誘導し、離れたところでリモコンを操作して殺害し、凶器や痕跡を片付けて逃げたのではないかというものでした。

防御創がなかった理由は、最初からブロックが飛んでくる方向から後ろ向きに立たせ、ぶつかる瞬間を見計らって振り子の方向を指差し、ブロックの方向に顔を向けさせたのだと説明します。しかし、あまりにも殺害方法が手間のかかるものであるという指摘を受けました。この指摘に対して琴子は、犯人の性別は女であり、容疑の目を自分に向けさせないための工作と返します。

深夜に恋愛関係にない女と人気のない場所で会うのは考えにくく、柔道の有段者である寺田刑事を屋外で真正面から撲殺したとなると、容疑者は同じように体格の良い男と判断されるはずです。この犯行を行うには、寺田刑事の身長を把握している必要があり、突然夜中に呼び出してもなんら怪しく無い職業の警察官であることになります。このことから、犯人は婦警であると結論づけました。

考察②鋼人七瀬は七瀬かりんの亡霊?

次に琴子は、鋼人七瀬は亡霊であるという仮説を立てます。亡霊となった理由を明確に提示し、鋼人七瀬を消す方法を考えていくという作戦です。琴子は、七瀬かりんが亡霊となって人に害をなしている理由を考察します。七瀬かりんは、父親殺害の容疑で精神的に疲れており、倒れかかってきた鉄骨に対して何の抵抗もせず、死を受け入れていました。

彼女が亡霊になった理由は、無実であるにも関わらず、父親の殺害容疑がかけられたままだったことが理由なのではないかといいます。亡くなる前の父親の手記には、娘の七瀬かりんに殺されるだろうといった内容のものが残されていました。父親は、娘の収入で生活していたことを引け目に感じ、その成功をも妬んでいました。自分の自殺によって娘・七瀬かりんの人生を破綻させようと考えたのではないかといいます。

考察③死体はすり替え?鋼人七瀬は七瀬かりんの死を証明する噂?

次に立てた仮説は、姉・初実と関係するものでした。父親の目論見通りにマスコミに終われ、精神的に追い詰められた七瀬かりんは自殺します。七瀬かりんは、死後の世界で父親から事実を聞き、成仏できずにこの世に亡霊として復活したのだといいます。琴子は、彼女をみんなの祈りで成仏させてあげようと呼びかけます。今までの恐ろしいイメージが、同情に値するものへと変わったことから、鋼人七瀬の力は弱まります。

琴子は次に、亡霊・鋼人七瀬は生きている人間がなりすましているという仮説を披露します。七瀬かりんの生前の出来事からすると、自殺する理由は十分にありました。遺体は血液型や服装、所持品などから、身元確認がなされました。しかし、七瀬かりんと不仲だった姉の初実は、顔が潰れていることから、七瀬かりんの遺体は別の人間のものと疑います。

初実は、七瀬かりんに殺害されるという内容の父親の手記をマスコミに渡します。しかし、これが原因で妹は精神的に追い詰められ、自殺に近い事故で亡くなりました。罪悪感を感じた初実は、七瀬かりんの遺体は別人のもので、本当は生きており、自分に復讐にやってくるのではないかという妄想に囚われます。

初実に一方的に好意を寄せていた男は、鋼人七瀬という亡霊を演じ、七瀬かりんはもう亡くなっていると初実に思いこませようとしたのではないかという仮説を立てました。しかし、鋼人七瀬は無害な亡霊ではなく非常に凶暴な性質を持っていることから、さらに初実を精神的に追い込む存在となるだろうと反論されます。

考察④七瀬かりんは生きている?

最後に琴子は、鋼人七瀬の正体は七瀬かりんであり、まとめサイトの管理人は彼女自身であるという虚構推理を唱えます。父親殺害の疑惑をかけられ休息をとっていた七瀬かりんは、たまたま通りかかった胸が大きく背格好もよく似た女性・Aに声をかけます。そして、マスコミの目を引きつける自分の身代わりを演じてもらうことになりました。

何か報酬を約束した、または精神的にふさぎこんでいる所に漬け込んだのか、Aは七瀬かりんに協力します。Aを自分の指紋を拭き取った後の宿泊するホテルに入れ、指紋を残させます。さらに髪も服装も七瀬かりんそっくりにしてもらいました。深夜にマンション建設現場に彼女を呼び出し、一旦別れます。待ち合わせ場所にやってきたAは、待ち構えていた七瀬かりんに殴って気絶させ、近くにあった鉄骨を倒して顔を潰し殺しました。

Aの私物と自分の私物を入れ替えた七瀬かりんは、Aに成り代わって髪型や服装を一掃して新しい人生をスタートさせます。自分はすでに死んでいると世間に印象付けるために、まとめサイトを作って亡霊・鋼人七瀬の噂を世間に流しました。しかし、事件の下見のために人気のない時間帯に枕崎市をうろついているところ、寺田刑事と鉢合わせてしまいます。

寺田刑事は、鋼人七瀬を思わせる大きな胸囲を持った七瀬かりんを見て、事情聴取をするために呼び止めました。しかし、服装や髪型は違えど、彼女の容貌から亡くなったはずの七瀬かりん本人だと気がつき、戸惑います。その一瞬の隙をついて七瀬かりんは、持っていた鈍器で寺田刑事を殴って気絶させました。鋼人七瀬の犯行と思わせるために、近くにあった岩で頭部を破壊して殺害します。

証拠隠滅をした後、犯行現場を後にしました。大衆は、興味をそそる虚構推理を支持し、掲示板はこのことで盛り上がります。九郎が何度も未来を決定する能力を使い続けたこともあり、六花は琴子たちに敗北しました。「虚構推理」最終回結末では、琴子が使っていた九郎のパソコンには、六花から負けを認める内容のメールも届きます。

考察⑤黒幕は能力者?

六花は、九郎と同じく不死身の肉体と、未来を決める能力を持っています。九郎は不死身の肉体を受け入れていますが、彼女は怪異を使って不死身の肉体を捨てることを望んでいます。未来を決める能力は、自身のスペックや努力以上の未来を掴み取ることはできないものでした。彼女はこの能力がどこまでいけるものなのか、確認したかったのだろうと琴子は推理します。

考察⑥桜川六花が怪異を誕生させた?

「虚構推理」で鋼人七瀬のまとめサイトを作って存在を具現化させた犯人は、九郎の従姉妹の六花でした。六花は琴子たちが披露した虚構推理を覆すことができず、「虚構推理」最終回結末では、ネタバレですがサイトを削除していました。

虚構推理の結末ネタバレ予想

結末ネタバレ予想①アニメ最終回はどうなる?

アニメ「虚構推理」第1期のあらすじは、ネタバレですが鋼人七瀬事件が解決するまでが描かれています。事件の黒幕であった六花とは、今後も敵対していくと予想される終わり方をしました。六花を慕いつつも危険な存在だとわかっていた九郎は、琴子を巻き込みたくなかったがために、単独行動を取っていました。今回の虚構推理によって、六花は琴子が自分の目的を達成するのに邪魔な存在であると認識します。

九郎は、今後も琴子を守ると心に決めました。あらすじで取り上げた通り虚構推理で頭脳を酷使した琴子は、ぐっすり眠った後、九郎とともに宿泊先のホテルと後にします。その道中で、九郎は琴子に古事記のイワナガヒメの話をします。イワナガヒメは、コノハナサクヤヒメとともにニニギノミコトの元へ嫁ぐことになりますが、不美人であったことを理由に実家に返されています。

イワナガヒメは、永遠の命を与えることができる神様でした。不死身である九郎は、自分のパートナーはイワナガヒメでなければならないといいました。しかし、不美人であったとされるイワナガヒメに例えられた琴子は、いい気がしません。むくれる彼女に九郎は、琴子の容姿を褒めます。九郎は普段琴子を冷たくあしらうことが多くありますが、「虚構推理」最終回では恋人らしい側面が登場しました。

結末ネタバレ予想②原作はどうなる?

原作「虚構推理」は、まだ完結していません。最終回ネタバレあらすじで紹介した通り、今後も九郎と同じ能力を持つ六花と敵対していくであろうことが示唆せれています。しかし、最終的に九郎も琴子も幸せになり六花とも和解するのではないかとハッピーエンドの結末あらすじを予想する「虚構推理」読者の声が多くありました。他にも、バッドエンドの結末あらすじを予想する「虚構推理」読者もいました。

虚構推理の登場人物とアニメ声優

岩永琴子役/鬼頭明里

岩永琴子は、「虚構推理」作中で起こる数々の事件を解決に導く、頭のよい少女です。実家はお金持ちであり、衣装も豪華で可愛いと評判でした。「虚構推理」ネタバレあらすじで取り上げた通り、11歳の頃に怪異と契約して知恵の神になるのと引き換えに、右目と左足を失います。

九郎に一目惚れして告白し、その後付き合うことになりますが、当の本人からは冷たくあしらわれていました。ネタバレあらすじで取り上げた通り、「虚構推理」最終回では、九郎の褒め言葉に顔を赤くしていました。「虚構推理」の主人公・岩永琴子役を演じた声優は、「鬼滅の刃」竈門禰豆子役や「ブレンド・S」日向夏帆役などで知られ、歌手としても活躍する鬼頭明里でした。

桜川九郎役/宮野真守

桜川九郎は、「虚構推理」の主人公・琴子が惚れ込んでいる恋人です。真面目で優しい好青年であり、誰に対しても穏やかに接します。しかし、恋人の琴子に対しては容赦ない言動を浴びせていました。幼い頃に実験として食べさせられた怪異の肉によって、身体が欠損しても再生する不死身の肉体となります。怪異たちからは、食した肉が結合した生き物に見えるようで、気味悪がられていました。

琴子からは、大人しいけれど、活力に溢れたヤギのようと評されています。最終回結末では、今後も琴子を守っていくと強い決意を固めていました。アニメ「虚構推理」で桜川九郎役を演じた声優は、「うたの☆プリンスさまっ♪」一ノ瀬トキヤ役や、「ちはやふる」真島太一役でも知られ、歌手や俳優としても活躍する宮野真守でした。本作のエンディングテーマ「LAST DANCE」も、彼が歌っています。

弓原紗季役/福圓美里

「虚構推理」に登場する弓原紗季は、ネタバレで取り上げた通り、九郎の元恋人です。大人っぽくしっかりした女性で、九郎とは結婚間近までいきました。しかし、怪異も恐る得体の知れない彼のことを怖がるようになり、別れを切り出します。「虚構推理」登場時は学生でしたが、2年後は警官になっています。髪型は、ロングからショートに変化しました。鋼人七瀬事件の結末では、九郎とはやり直せないと改めて実感しています。

長く付き合っていたこともあり、九郎の性格や好みをよく知っており、彼の憧れの人が六花であることも見抜いていました。アニメ「虚構推理」で弓原紗季役を演じた声優は、「流星のロックマン」響ミソラ役や「革命機ヴァルヴレイヴ」野火マリエ役などを演じたことでも知られる福圓美里でした。

七瀬かりん役/上坂すみれ

「虚構推理」ネタバレで取り上げた通り、七瀬かりんは、学生の時に芸能事務所にスカウトされ、アイドルになります。持ち前の頭のよさを生かし、ドラマやラジオなどに出演して徐々に人気を得ていきました。しかし、世間から父親の殺害容疑をかけられ精神的に疲弊する中、落ちてきた鉄骨にあたり命を落とします。あらすじで紹介した通り、世間では突如現れた鋼人七瀬は、彼女の幽霊なのではないかと噂されるようになりました。

琴子が最後に披露した虚構推理では、実は生きていてまとめサイトも運営している黒幕とされました。アニメ「虚構推理」で七瀬かりん役を演じた声優は、「アウトブレイク・カンパニー」エルビア・ハーナイマン役や「波打際のむろみさん」隅田さん役などでも知られ、タレントや歌手としても活躍する上坂すみれでした。第4話では、彼女が歌う挿入歌「火炎放射器とわたし」が流れます。

寺田刑事役/浜田賢二

「虚構推理」の寺田刑事は、ネタバレあらすじで紹介した通り柔道の有段者で、紗季の良き上司です。ぶっきらぼうで優しく、何かと紗季のことを気にかけており、恋愛感情も抱いていたようです。鋼人七瀬と鉢合わせ、得意の柔道技を使うことができず、鉄骨で殴られ亡くなります。アニメ「虚構推理」で寺田刑事役を演じた声優は、「ゴーストハント」滝川法生役や、「二十面相の娘」明智役などでも知られる浜田賢二でした。

桜川六花役/佐古真弓

桜川六花は、九郎の歳上の従姉妹で、初恋の相手でもある美しい女性です。人魚とくだんの肉を食べており、九郎と同じ力を持っています。九郎は、長い間入院している彼女の見舞いによく訪れていました。ネタバレあらすじで紹介した通り、まとめサイトを作って鋼人七瀬のイメージを広め強化させた張本人でもあります。

アニメ「虚構推理」最終回結末では、ネタバレでも取り上げた通り、まとめサイトを削除して負けを認めています。アニメ「虚構推理」で桜川六花役を演じた声優は、アンバー・ハードやエマ・ストーンといった有名女優の吹き替えなどで知られる佐古真弓でした。

虚構推理に関する感想や評価

鋼人七瀬は、大衆のイメージで出来上がってしまったもので、亡霊ではありませんでした。「虚構推理」の主人公・琴子は、鋼人七瀬は存在しないと大衆に信じさせる説得ある虚構推理を考えなければなりませんでした。結末ネタバレで紹介した通り「虚構推理」作中では、4つの仮説を披露しています。鋼人七瀬事件で琴子が披露した虚構推理が、凝っていて面白かったといった感想も多く見られました。

ネタバレで取り上げた通り、現場を見ていた幽霊の証言によると、七瀬かりんは倒れかかってきた鉄骨を防ごうともせず、下敷きになって亡くなります。世間からは父親殺害の疑惑の目を向けられ、結末で琴子が披露した虚構推理では、犯罪者という扱いを受けてしまいました。鋼人七瀬を消すためだったとはいえ、七瀬かりんに同情する声が多く見られました。

最終回ネタバレあらすじで紹介した通り琴子は九郎の現在の彼女ですが、元彼女の紗季にライバル意識を持っています。3人は三角関係にありますが、掛け合いが漫才のようで面白いといった感想が多く見られました。紗季は、鋼人七瀬事件の後、琴子たちとはもう会わないだろうと予想しており、今後も出てくることはないようです。紗季がレギュラーキャラクターではなくなることを、残念がる「虚構推理」ファンも多くいます。

普段は琴子を冷たくあしらうことの多い九郎ですが、彼女の身を案じて1人で鋼人七瀬事件を調べようとしたり、琴子の容姿を褒めたりなど、愛情が感じられるシーンが多くあります。最終回ネタバレあらすじでも取り上げた通り、アニメ「虚構推理」の最終回結末ネタバレで取り上げた九郎の言動がかっこよかったといった感想も多くありました。

「虚構推理」最終回結末ネタバレあらすじで紹介した通り、鋼人七瀬事件の黒幕は九郎の従姉妹の六花でした。結末で九郎の口から明かされたことですが、六花は普通の人間の肉体になることを望んでいます。影のある美しい女性キャラクターとして、人気がありました。

虚構推理のネタバレまとめ

アニメ「虚構推理」最終回結末のネタバレを含むあらすじを紹介してきました。鋼人七瀬事件を解決へと導きましたが、黒幕だった六花とは今後も敵対していくと予想されます。アニメ第1期「虚構推理」が最終回を迎え、ますます盛り上がりを見せる本作「虚構推理」の第2期を待ち望む声も多くありました。

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