【はねバド！】羽咲有千夏は綾乃の母親でありコーチ！二人の確執やアニメ版声優も紹介

漫画はねバド！の作中で主人公の羽咲綾乃の母親兼コーチを務めている羽咲有千夏。羽咲有千夏は元々日本を代表する選手であったことから羽咲綾乃に厳しい英才教育を施し、それが原因で仲違いしています。しかし羽咲綾乃がコニーなどの選手と戦う内に羽咲有千夏と距離を縮め、最終的に和解することになります。本記事ではそんな漫画はねバド！の羽咲有千夏について綾乃との和解のエピソードや声優などをまとめてご紹介します。

ではまず羽咲有千夏の綾乃との和解エピソードや声優などについてご紹介する前に、羽咲有千夏が登場する漫画はねバト！の作品情報について簡単にご紹介していきます。羽咲有千夏が登場するはねバト！とは2013年から2019年まで漫画雑誌｢good！アフタヌーン｣に連載されていた濱田浩輔の漫画作品です。漫画はねバト！はバトミントンに打ち込む女子高校生の姿を描いた作品であり、合計16巻もの単行本で完結しています。

当初漫画はねバド！はかわいい女の子達がバトミントンをする普通のスポーツ漫画でした。しかし途中から漫画はねバト！は非常にリアルで迫力ある作画に変更されました。これにより漫画はねバト！はバトミントンの激しさを見事に表現したスポーツ漫画となり、累計発行部数が180万部を超える大ヒットを記録しました。この人気から漫画はねバト！は2018年の7月にアニメ化され、同年の2019年の10月まで全国で放送されました。

ある日、プロバトミントン選手であった大学生の立花健太郎は膝に怪我を抱えてしまい、かつてバトミントン部のOBをしていた北小町高校にコーチとして赴任することになります。そこでプロバトミントン選手だった立花健太郎は厳しい選手を行なってしまい、バトミントン部の部員達がどんどん退部してしまいます。そんな中、立花健太郎は学校で主人公の羽咲綾乃と出会い、彼女を部活に勧誘したことで物語が始まることになります。

本記事で羽咲綾乃との和解エピソードやアニメの声優などをご紹介する羽咲有千夏とは漫画はねバト！に登場するキャラクターの1人です。漫画はねバド！に登場する羽咲有千夏は主人公である羽咲綾乃の母にあたるキャラクターであり、後ろ髪を結んだ大きなリボンとモデルのようなスタイルが特徴となっています。元々羽咲有千夏はプロバドミントン選手であり、バドミントン女子シングルス全日本総合優勝を10連覇した過去があります。

最初羽咲有千夏は羽咲綾乃を自身と同じ道に進ませるつもりが無かったのですが、バドミントンに対する天才的な才能を見出してしまい、彼女にプロバドミントン選手として英才教育を行なうと決意しました。そのため羽咲有千夏は海外へ飛び、コニーや麗夏といった選手を育てて羽咲綾乃を成長させるライバルにします。羽咲有千夏自身｢天才は作れる｣という考えだけで行動していたものの、これが原因で綾乃と仲違いすることになりました。

ではここからは漫画はねバト！に登場する羽咲有千夏の羽咲綾乃との和解エピソードやコニー・クリステンセンとの関係についてご紹介していきます。上述でもご紹介した通り、｢天才は作れる｣という考えだけで娘の羽咲綾乃に英才教育を施した羽咲有千夏は彼女と大きな溝が出来てしまいます。そのため、コニーや麗暁達を育てた後海外から日本に帰国した羽咲有千夏は久しぶりに会った実の娘の羽咲綾乃に絶縁宣言されてしまいます。

絶縁宣言されたことで羽咲有千夏は自身の教育が間違っていたことを認め、羽咲綾乃と関わっていこうとします。一方羽咲綾乃は最初和解する気が無かったのですが、心の中で羽咲有千夏を母親として愛しており、試合を通じて距離を縮めようとします。そして全国大会で2人は絆を取り戻し、無事和解することになりました。しかし羽咲有千夏は癌が原因で亡くなってしまい、最終巻で羽咲綾乃がコニーと共に彼女のお墓参りを行ないました。

コニー・クリステンセンとは漫画はねバト！に登場するデンマークの女子バドミントンのプロ選手です。コニー・クリステンセンはどのような場面でも対応することが出来るオールランダーなバドミントン選手であり、漫画はねバド！の作中で最強の選手として登場します。しかしコニー・クリステンセンは元々親がいない孤児でした。羽咲有千夏はそんな孤児だったコニー・クリステンセンを拾い、プロの選手として育て上げました。

そのため、コニー・クリステンセンと羽咲有千夏は義理の親子という関係にあります。しかし羽咲有千夏がコニー・クリステンセンを優れたバドミントン選手に育てたのはライバルとして本当の娘である羽咲綾乃を強くしようとする考えからでした。この思惑通りコニー・クリステンセンは羽咲綾乃にとって一番のライバルとなります。しかしこのコニー・クリステンセンがいたことで羽咲有千夏が綾乃と関係を戻す大きな理由となりました。

アニメ版はねバド！で羽咲有千夏の声優を担当したのは日本の女性声優である大原さやかです。羽咲有千夏の声優を務めた大原さやかは1975年の12月6日に神奈川県で生まれ、1998年のアニメ｢名探偵コナン｣でデビューした声優です。そんな大原さやかは2020年4月現在までに多数のアニメ作品で登場キャラの母親役の声優を務めており、アニメはねバト！でも主人公の母親である羽咲有千夏を持ち前の演技力で見事に演じています。

アニメはねバド！で羽咲有千夏を演じることになった大原さやかはその際、上記のコメントを残しています。羽咲有千夏はプロバドミントン選手と母親の顔という2つの顔を持つはねバド！でも特別感の強いキャラクターであり、大原さやか自身かなり気合いを入れて収録に挑んだそうです。演技の際、母親という顔では無くプロバドミントン選手としての顔に重きを置いたことで大原さやかは羽咲有千夏らしさを存分に引き出しました。

• 2002年のアニメ｢朝霧の巫女｣：御堂志津歌役
• 2003年のアニメ｢カレイドスター｣：レイラ・ハミルトン役
• 2004年のアニメ｢A15シリーズ｣：プリシラリヤ・シャマラン役、城ヶ崎ヒカル役
• 2005年のアニメ｢灼眼のシャナ｣：ベルペオル役
• 2005年のアニメ｢BLEACH｣：黒崎真咲役
• 2006年のアニメ｢コードギアス｣：ミレイ・アッシュフォード役

• 2007年のアニメ｢もやしもん｣：長谷川遙役
• 2008年のアニメ｢とらドラ！｣：高須泰子役
• 2009年のアニメ｢フェアリーテイル｣：エルザ・スカーレット役
• 2011年のアニメ｢Fate/Zero｣：アイリスフィール役
• 2016年のアニメ｢ジョジョの奇妙な冒険ダイヤモンドは砕けない｣：辻彩役
• 2020年のアニメ｢波よ聞いてくれ｣：芽代まどか役

漫画はねバド！に登場する羽咲有千夏に関する感想では羽咲有千夏が良い親なのではといった感想が多く寄せられていました。確かに羽咲有千夏は｢天才は作れる｣という自分勝手な思想で娘の羽咲綾乃に英才教育を行ない、彼女を苦しめてしまいます。しかし羽咲綾乃にバドミントンの楽しさを教えたのも羽咲有千夏本人です。なので、やり方が間違っているだけであり、羽咲有千夏は決して悪い親という訳ではないでしょう。

漫画はねバド！に登場する羽咲有千夏に関する感想では羽咲有千夏が怖いといった感想も寄せられていました。本記事の画像でご紹介した通り羽咲有千夏はモデルのようなスタイルをした美人です。しかしプロであったことからバドミントンに対して非常にストイックな考えを持っており、羽咲綾乃などに怖い一面を見せています。このことから上記のような怖いという感想が寄せられることになってしまいました。

漫画はねバド！に登場する羽咲有千夏に関する感想では漫画｢バキシリーズ｣に登場する範馬勇次郎と似ているといった感想も多く見受けられました。漫画はねバド！に登場する羽咲有千夏は優れた選手に育てるため、あえて羽咲綾乃に辛い道を歩ませます。この姿は漫画｢バキシリーズ｣に登場する主人公範馬刃牙の父親である範馬勇次郎とそっくりであり、ファンに度々ネタにされています。

本記事では漫画はねバド！に登場する羽咲有千夏について羽咲綾乃との和解エピソードやコニーとの関係、アニメの声優などをまとめてご紹介しました。羽咲有千夏は当初自身の勝手な教育方針で羽咲綾乃と絶縁しかけるものの、試合を通して和解することに成功しました。その後癌が原因で亡くなってしまうのですが、最後に羽咲綾乃と和解出来たので、羽咲有千夏にとって後悔の無い人生となったのではないでしょうか。