【鬼滅の刃】伊黒小芭内に痣が出現？赫刀の発動条件や痣との関係も考察

オッドアイ(黄色の右目＆青緑色の左目)を持つ伊黒小芭内は、いつも口周りに包帯をしていました。さまざまな遺伝子疾患を患っている彼には、自分の命を鬼に差し出そうとした家族や一族との辛い過去があったのです。それゆえに、誰も信用できなくなってしまいます。鬼殺隊に入った彼は、冷静沈着であり、公平に物事を判断しようとする鬼殺隊では最高管理者を務めている主人の産屋敷耀哉でさえ、信用していませんでした。

鬼を次々と誕生させている無惨と渡り合えるだけの能力を持っている産屋敷に仕えていた伊黒小芭内でしたが、周囲に対して嫌味を言っては距離を置いていたのです。そんなネチネチした性格を持っている伊黒小芭内は、ついに痣が出現した？と注目を集めるようになりました。そこで、鬼の当主を務めている無惨との関係や赫刀の発動条件、出現したと言われている痣との関係も考察しながらネタバレしていきます。

2016年2月から週刊少年ジャンプより漫画家である吾峠呼世晴(ごとうげ こよはる)さんによって連載がスタートした「鬼滅の刃(きめつのやいば)」は、たちまち大人気漫画となります。2020年2月の時点では、単行本が19巻まで刊行されており、累計発行部数は4000万部とシリーズで突破しており、注目を集めるようになりました。大人気となった鬼滅の刃では、テレビアニメとしても制作され、放送されています。

テレビアニメとしては、 2019年4月～9月にかけて全26話がTOKYO MXほかより放送され、話題となりました。2019年集英社本ランキングにおいては、「ONE PIECE」が、1270万部を期間内の売上として打ち立てており第1位に輝いていますが、鬼滅の刃ではそれに続いて1080万部を突破しており、第2位の売上を上げています。大人気となった本作は、2020年に「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」の公開が予定されるようになりました。

大正時代には人間を喰う鬼が出現し、次々と人間を襲うという事件が発生していました。父親の炭焼きという仕事を受け継いでいた竈門炭治郎(かまどたんじろう)は、いつものように仕事に出かけ帰宅します。帰宅すると無惨に殺された家族と鬼にされてしまった妹である禰󠄀豆子(ねずこ)の姿があったのです。呆然としてしまった彼でしたが、妹を再び人間に戻すべく、凶悪な無惨をはじめ鬼との戦いがスタートしました。

穏やかで全てにおいて公平に考えることができる産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)は、産屋敷家の97代目の当主であり、鬼殺隊では、最高管理者も務めていました。そんな彼に仕えていたのが、冷静に状況が判断できる伊黒小芭内だったのです。しかし、偏屈な性格の彼は仕えている主人でさえも信用することができず、誰にも心を開くことができませんでした。それゆえに、周囲に対していつも皮肉交じりな話し方をしていたのです。

• 名前：伊黒小芭内(いぐろおばない)
• 年齢：21歳
• 誕生日：9月15日
• 階級：柱
• 出身地：東京府八丈島八丈富士(西山)
• CV(声優) ：鈴木健一
• 身長：162cm
• 体重：53kg
• 好きなもの：とろろ昆布

気難しい性格の伊黒小芭内は、自分を生贄にしようとした一族の暗い過去やトラウマを背負っていました。しかし、天真爛漫で少し天然な性格の甘露寺蜜璃(かんろじみつり)に対して恋をすることになります。誰も信用出来なかった伊黒小芭内も彼女にだけは心を開き、真っ暗だった人生に光がさすようになりました。彼女のために自分の穢れた血を清めて、人間に生き返った際には告白をしたいという希望を持っていたのです。

殺鬼体の中でも最上級剣士である柱の階級を持っている伊黒小芭内でしたが、自分が仲間の中でも一番活躍ができていないと冷静に判断していました。それゆえ、鬼の首魁を務めている鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)との戦いにおいて何とかしようと試みます。仲間の柱たちは、凶悪な無惨を相手に次々と死闘を繰り広げていますが、日が昇るまでにかなりの時間が残っており、このままではかなりピンチな状態に陥っていたのです。

鬼の生贄として育てられた伊黒小芭内は、座敷牢で過ごしていたために箸よりも重いものを持ったことがありませんでした。そのため、他の鬼殺隊の仲間たちと比較しても圧倒的に握力がない彼は、過去の戦いを冷静に分析していきます。冷静沈着に状況を把握する能力を持っている彼は、それらの分析によって、自らできる攻撃を発見して、それに挑戦することで邪悪な無惨との戦いにおいて、痣を出現させることに成功しました。

鬼殺隊の柱の中でいまだに痣を出現できていなかった伊黒小芭内でしたが、邪悪な無惨との戦いにおいて見事、出現させることができました。そのきっかけとなったことをネタバレしていきます。ネタバレを知りたくない方はご注意ください。柱の中で、唯一痣を出現することができていなかった伊黒小芭内は、次々と鬼を誕生させることができる無惨との戦いにおいて出現させることができました。

そのきっかけとなったのが、彼の冷静な分析能力です。鬼の首魁を務めている無惨との戦いにおいてピンチを迎えた鬼殺隊を何とかしようと考えた時に思い出したのが、6つの目を持ち鬼の中でも最強と言われた黒死牟と霞柱と呼ばれている時透無一郎との戦いでした。死ぬ間際に時透無一郎が行った「赫刀(しゃくとう)」を発現させた方法を思い出していたのです。それがきっかけとなり彼は活躍することになります。

天才剣士と呼ばれていた時透無一郎が行った「赫刀(しゃくとう)」を発現させたときの状況を分析した伊黒小芭内は、それをヒントに痣を出現することができました。出現させることで得た力をネタバレしていきます。ネタバレを知りたくない方はご注意してください。青い瞳を持った天才剣士と呼ばれていた時透無一郎が死ぬ間際に赫刀を発現させていた際、彼は最後の力を振り絞って日輪刀をしっかり握っていたことを思い出します。

それゆえに、死の間際に発現することができた赫刀は、全ての力を刀に集中させることで発現することができるのではと伊黒小芭内は考えたのです。握力に自信のない伊黒小芭内でしたが、自分の全ての力を刀に集中させながら刀を力強く握りしめました。その瞬間に、柱の中で唯一痣がなかった伊黒小芭内の左腕に蛇のような痣が浮かび上がり、日輪刀は赫くなります。それによって「万力の握力」という力を得ることに成功しました。

鬼に追い詰められ、残りの力を全て刀に集中することで日輪刀は赤く変化しました。唯一鬼を倒すことができる刀が日輪刀ですが、よりパワーアップした日輪刀が赫刀なのです。この特別な力を持つ赫刀は、熱によって発動することがわかっています。そこで、どのような熱が発動条件となっているのかをネタバレしていきましょう。ネタバレを知りたくない方はご注意ください。

鬼を唯一倒すことのできる日輪刀をさらにパワーアップさせるには、日輪刀の温度を上昇させることが条件となっています。特別な鉄を使用している日輪刀は、素材が鉄であることから一般的には600度の熱があれば、簡単に赫くすることは可能です。しかし、人間の体温をそこまであげるのは不可能でしょう。ただ、日輪刀は太陽の光を十分に浴びているため痣者によって発現できるということは40度前後の体温で十分と考えられます。

箸よりの重いものを持たせてもらうことができなかった伊黒小芭内は、育った環境が原因で握力がかなりありません。しかし、何もすることがなく考えることしかできなかった彼には、状況を冷静に分析する能力があったのです。それによって、鬼殺隊のピンチを見抜き、改善策を立てることに長けていました。そこで、発動条件を仮定していた伊黒小芭内の考えをネタバレしていきます。ネタバレを知りたくない方はご注意ください。

発動条件を仮定していた伊黒小芭内は、正義感や使命感がかなり強かった時透無一郎は、赫刀を死ぬ間際に発現させていますが、その時に彼に残されていた力やできたことはそれほど多くはなかったと考察しています。また、その時の状況を冷静に思い出し、刀をしっかりと握りしめていたことを思い出したのです。そのため、彼は残りの全ての力を刀を握ることに集中したために、発現することができたと仮定しました。

日輪刀はさらにパワーアップすることで赫刀を発現させることができます。発現させるには日輪刀の温度を上昇させることが必要不可欠です。そこで、日輪刀の温度を上げる条件をネタバレしていきます。ネタバレが知りたくない方はご注意ください。腕力がなかった伊黒小芭内でしたが、日輪刀に全ての力を集中させることによって、万力の握力を得ることができます。

さらに、左腕には蛇のような痣を出現させることに成功しました。それによって、日輪刀の温度を上昇させることに成功し、刀が赫く染まり、最終的に赫刀を発現させることができたのです。それゆえに、日輪刀の温度を上げるには、心拍数が200以上で39度以上の体温が必要な痣を出現させること、さらに日輪刀に全ての力を注いでしっかりと握ることが条件と言えるでしょう。

鬼殺隊では、最上級の剣士とされている柱の全員が痣を出現させることに成功しました。痣を出現させるためには、条件があったのです。その発動条件とは、200以上の脈拍と39度以上の体温でした。一般の人間であれば、このような高熱ではふらふらしてしっかりと立っていることもおぼつかないかもしれません。しかし、柱として修業を積んでいる鬼殺隊のメンバーは発動させることでさらにパワーアップできたのです。

彼らは、痣を発動させることによって本来の力を発揮することができました。これによって鬼とも対等に戦うことができるようになったのです。その体温によって赫刀を発動する際には、さらに体温を40度～43度くらいまで上昇させることが必要となりました。

死ぬか生きるかの瀬戸際に立たされた際に人間は爆発的に体温を上昇させることができます。人間は追い詰められた状況によってさらに大きく進化することができるのです。鬼殺隊の柱たちにもそれに当てはまりました。彼らも凶悪な鬼たちとの戦いにおいてピンチになった時こそ、身体中の体温が上昇し、血流がアップすることで痣を出現させることができたのです。

さらに、体温と脈拍をアップさせることで赫刀の発動も可能としました。それゆえに、痣の出現によって赫刀の発動をさせることができる、痣の出現と赫刀の発動は比例するということができます。この状況になった時に鬼殺隊であり柱となっているメンバーも、鬼と対等に渡り合える力を得ることができ、少し有利に戦うことができました。

全ての人間を信用することができない偏屈な性格の伊黒小芭内でしたが、意外と整った見た目と影のある雰囲気にかっこいい、好きなどの感想が多く寄せられていました。黄色と青緑の美しいレッドアイを持ち、口付近は包帯をいつも覆っている彼は、首にはかけがえのない友である蛇をまいていました。嫌味な言動が多い彼ですが、周囲を冷静に判断することができるため、相手のためになる真面目な稽古をしていたのです。

素顔を見せない伊黒小芭内は、口にいつも包帯を巻いていました。しかし、そんな謎めいた姿を含めて顔が良いと評価している人は多くいます。彼の口の包帯は、かつて家族や一族全員が彼を蛇のような鬼の生贄として差し出した際に付けられたものです。鬼は彼を美味しく喰うために大きく育てようとしますが、自分の口の形と同じように口を裂いてしまいました。

口を裂かれてしまった彼は、周囲を驚かせないためにも包帯を常に巻いていたのです。彼の誕生は、鬼に喰われる運命が決まったものでした。それゆえに、彼は人を信用することができなかったのです。鬼の手から逃れた彼でしたが、それによって50人近くの一族が死ぬことになります。彼は、ますます大きな闇を背負って生きていくことになりました。

大きな闇を背負い、人を信用することができない気難し性格の伊黒小芭内は、かわいいという感想も意外と多く寄せられていました。無邪気で天真爛漫な甘露寺蜜璃との出会いによって、彼女にだけは心を開いていくようになります。天然な性格の彼女と一緒にいることで、心が癒され、次第に守りたいという気持ちが芽生えていきました。そんな彼の表情や仕草はとても可愛らしいものになっていったのです。

鬼殺隊の柱の中で唯一痣を出現させることができていなかった伊黒小芭内でしたが、凶悪な無惨との戦いによって出現させることができました。周囲の状況を冷静に分析したり、かつての戦いを考察したりすることができる彼は、それによって日輪刀の温度を上昇させることに成功して、さらにパワーアップします。能力をパワーアップさせることができるようになった彼は大きく成長することができました。