【鬼滅の刃】アニメと漫画に違いはある？おすすめは？先に見るならどっちから？

週刊少年ジャンプにて連載され、子供から大人まで莫大なブームを生み出した「鬼滅の刃」ですが、その人気は最終回を迎えた現在でも衰える事がありません。そんな鬼滅の刃ですが、現在コミックス、小説、アニメ、ゲームと幅広いジャンルにて手に取る事ができます。その人気を経て、アニメ二期の放送も決定した鬼滅の刃ですが、アニメと漫画ではどちらがおすすめできるのかをここではまとめていきます。

炭売りの長男として生きてきた炭治郎が家族を失い、唯一の肉親である禰豆子を人間に戻すという日本を舞台にした和風ダーク・ファンタジー作品となります。兄妹の絆を大きく描きながら生き物の命に関しても深く触れている作品のため、中には残酷な部分も存在します。それでも老若男女問わずに人気を集めている週刊少年漫画でも異例の大人気作品です。

大正時代、山奥にて家族と共に平和に生活していた少年・竈門炭治郎は、家族で温かい正月を迎えるために、一人山の下にある村まで炭を売りに行きます。その日の夜、急いで帰路につこうとする炭治郎を一人のおじいさんが引き止めます。おじいさんは炭治郎に「夜には人食い鬼が出る」といい、断りを入れようとする炭治郎を自分の家に泊めます。

翌朝、連絡もなしに宿泊してしまった事から家族が心配で少し帰路を急ぐ炭治郎。しかし、そんな彼の特技ともいえる嗅覚がある匂いをかぎ取ります。それは「血」の匂いです。家族の無事を祈りながら家につく炭治郎ですがそこで目にしたのは血の海に横たわる家族の姿でした。そんな家族の中に、唯一息があったのが妹・禰豆子です。炭治郎は禰豆子を救うため、村まで連れて行こうとしますが道中で禰豆子は炭治郎に襲い掛かります。

そんな炭治郎を助けたのは鬼殺隊と呼ばれる部隊の冨岡です。最初冨岡は禰豆子を斬ろうとしますが、炭治郎の強い熱意と兄を守ろうとする禰豆子の姿に希望を感じ、彼らに鬼殺隊に入隊して人間に戻る方法を探すように伝えます。炭治郎はその言葉を頼りに禰豆子と共に鬼を人間に戻す方法を探すため、鬼を斬る覚悟をする事になります。

社会現象まで引き起こした「鬼滅の刃」ですが、その人気はアニメも漫画も大きく存在します。そんな面白い作品でもある鬼滅の刃は原作漫画とアニメで大きな違いはあるのでしょうか。ここではアニメ、漫画それぞれのよさを比較する事でどっちをおすすめしようか考えている人の手助けをしていきます。

アニメと原作漫画の大きな違いともいえるのが作品を描く「絵」になります。漫画では作者である吾峠呼世晴先生の雰囲気が強く、読む人によっては別作品をイメージしてしまう部分もあります。一方アニメはとても細かな描写にて絵が描かれているため、アニメでありながらアニメ映画を彷彿させる臨場感ある作品となっています。

原作漫画とアニメを絵で比較するとアニメ作品に傾いてしまいます。しかし、ストーリーの内容を比較してみるとやはり原作漫画の方がおすすめです。その大きな理由として、漫画ならではの情報量になります。アニメではどうしても「放送枠」と呼ばれる時間制限がかかってしまいます。逆に漫画であればページ数さえきちんと守って、コマと呼ばれる枠内に収める事ができれば、たくさんの情報を詰め込む事ができます。

そのため、読者が必要とするキャラクターの心情や周りの雰囲気を事細かく描く事ができます。アニメでは疑問になってしまう部分も、漫画であれば小さく説明を入れる事ができるのも原作漫画の大きな魅力になります。また、効果音などもアニメ特有の「音」を使う技法から漫画特有の「文字」を使う技法まで同じ要素でも比較できる部分が多いです。

絵やストーリー内容を比較する事で原作漫画とアニメの良さを知る事ができますが、では鬼滅の刃を先に見るのはどっちがいいのかという疑問が出てきます。ここではさらに面白いポイントを取り上げる事により、漫画とアニメのどっちがおすすめなのかを紹介していきます。

ここでは鬼滅の刃のアニメについてお伝えしていきます。アニメには漫画にはない臨場感を使う事で生み出される面白い部分や良さが多くあります。また、声優によるキャラクターの喋りなども比較ポイントになると考えてチェックしてみてください。

アニメ鬼滅の刃の一番のおすすめポイントといえるのが映像の綺麗さになります。近年のアニメ作品は絵がとても綺麗に描かれている事が多いですが、その中でも群を抜いて綺麗とされているのが鬼滅の刃になります。主人公達が戦闘で使用する技の一つ一つが丁寧に描かれており、特に炭治郎が使う水の呼吸は本当に綺麗に水を表現しているとされます。

また、技だけでなく刀や自然など生き物ではないデザインにも細かなこだわりを発揮しています。そのため、アニメ第一話を視聴した多くの視聴者がアニメ映画を観ているのではないかという感想を抱くほど細かな絵で描かれている作品となります。このポイントは鬼滅の刃でも大きなおすすめになっています。

鬼滅の刃はアニメにおいて最も注目される声優にも力を入れている作品となります。また、このこだわりはアニメ作品でもおすすめできる大きな武器となっています。アニメで声優を担当するという事は、そのキャラクターのオーディションがあるという事になります。鬼滅の刃はアニメの内容自体も面白い作品ではありますが、声優の裏話も面白いとしておすすめできます。

また、声優の演技も注目されるポイントになります。有名なエピソードでは嘴平伊之助役の松岡禎丞は、感極まった感情を出すために呼吸を忘れてしまったという話があります。伊之助は特に声を張り上げているキャラクターでもあるのでその演技の違いなどもチェックしてみると面白いかもしれません。

ここでは鬼滅の刃の原作漫画の面白いポイントをまとめていきます。アニメと比較するとどうしても絵で好みが分かれてしまう漫画ですが、その漫画だからこそ生み出される良さなどを紹介します。

アニメ版では現在劇場版も含めますと原作漫画の3分の1ほどのストーリーしか進んでいない状態です。アニメ第二期が決定していますが、そちらも原作ストーリーの半分がようやく終わるかという部分になります。しかし原作漫画は最終回を迎えており、コミックスも最終話まで収録されている巻が販売されている事から最後までノンストップで読む事ができるのもおすすめです。

鬼滅の刃では原作漫画に様々な小ネタが織り込まれているのが面白いポイントの一つになります。その中には「大正コソコソ噂話」と呼ばれるキャラクター達の小さな秘密を教えてくれるコーナーなども存在しており、人気の高さからアニメでも取り上げられるコーナーとなりました。その他にもキャラクターの人気投票やそれに伴ったお礼コメントや絵を見る事ができるのも漫画がおすすめとされる部分です。

鬼滅の刃はアニメにも漫画にも多くの面白いポイントや魅力が織り込まれています。その中でどっちかをおすすめしなければならないと考えると、アニメから見た方がよいという声が多く見受けられます。その理由としては絵の綺麗さもありますが、動きのあるアニメから見て、その中で生まれた疑問点を漫画で答え合わせするという流れがストレスなく楽しむ事ができます。

もちろん漫画から先に見る事で全てのストーリーを知った上でアニメを楽しむのもおすすめですが、やはりアニメで鬼滅の刃の流れを知って漫画を読破するのが面白いのではないかとSNSでは言われています。また、現在は漫画アニメ以外にも小説が販売されていますので、漫画＆アニメを楽しんだ後に小説を読んでみるのも面白いです。

どっちも比較したうえでおすすめするならアニメからといわれている鬼滅の刃ですが、ストーリーだけでなく声優にも注目してみるとその面白い魅力がさらに倍増します。ここでは主人公やその仲間達の声を担当している声優についてもまとめています。

主人公である竈門炭治郎を演じているのは声優界でも人気が上昇していた若手の花江夏樹です。男性にしては少し高めのキーの持ち主ではありますが、少年よりは少し太い声質の持ち主です。声優として活動したのも2011年と経歴こそ若いですが、その実力は折り紙付きで2014年から2018年の4年間東京グールの主人公を演じた実力を持っています。

炭治郎の1人目の相棒として作中でも登場する回数が多い我妻善逸を演じるのは声優界でも注目度の高い声優になります。40歳を迎えるにも関わらず、少年声を出す事ができる下野紘は、男性でありながら高音が出ます。また、音響監督にはその能力を買われ、我妻電逸役を勝ち取ったともいわれています。また2014年からミュージシャンとしての顔も見せています。

鬼滅の刃の中でも変わった立ち回りをする美少年・嘴平伊之助を演じるのは松岡禎丞です。声優としては2009年から活動しておりますが、デビューして翌年には「のだめカンタービレ フィナーレ」や「メタルファイト ベイブレード 爆」など数多くの作品に登場する程の実力派声優です。

第一期アニメでは選抜の時以外大きな変化を見せていない玄弥ですが、その声を担当しているのは僕のヒーローアカデミアの爆豪勝己や刀剣乱舞の膝丸で有名な岡本信彦です。比較的若いメンバーの中でもずば抜けた注目度の高い岡本信彦が担当するという事で原作漫画を知らないファンの間では玄弥の注目度も高くなっています。

主人公達と同じ選抜にて生き残った唯一の女の子である栗花落カナヲを演じるのは上田麗奈です。声優として活動したのは2012年と若手の域を出ない経歴ですが、デビュー時から数多くの作品で声を担当しているほど実力を認められている女性声優です。また、2016年からミュージシャンとしても活動を始めており、その歌声に多くのファンを魅了しています。

主人公である炭治郎の妹であり、鬼となりながらも人間を守ろうとする少女・竈門禰豆子を演じるのは「六畳間の侵略者！？」でデビューを果たした鬼頭明里です。養成所時代でビューを果たしている実力派鬼滅の刃でも大きく影響しています。また、「ニュータイプアニメアワード2018-2019」で、声優賞女性部門の1位を獲得するなど声だけでなくルックスでも人気を博しています。

漫画でもアニメでも人気の高い鬼滅の刃は、最終回を迎えた現在もSNSで様々な声を聞く事ができる作品です。ここでは鬼滅の刃の中でもアニメが好きな人と漫画が好きな人の声を一部紹介していきます。両方の意見を比較する事でどっちも見てみる価値のある面白い作品であるとわかります。まずは漫画が好きな人の声です。

細かくこの部分が面白い、この部分がいいというご意見は少ないものの、読んでみたら一気に見てしまったという意見が多いのが鬼滅の刃の漫画が好きな人達特有の声となっています。どの部分に注目するかは読者によって千差万別ですが、それでも面白いという認識が共通です。ではアニメが好きな人の声を紹介します。

漫画よりも一足早く放送が終わっていたアニメですが、それでも第二期を待ち望んでいる声は多くあります。また、絵やストーリーだけでなく主題歌にも注目が向いているのが鬼滅の刃らしいといえるポイントです。家族で待ち望んでいるという声も多いのでやはり鬼滅の刃人気はそのまま保たれていると考えられます。

アニメ好き、漫画好きとどっちが面白いかを考える人もいる中で、アニメ・漫画両方の人気を比較し、面白い場面の違いを考えている人も多くいます。中でもその違いを自分自身の生活にも活かせるのではと考えられる部分が鬼滅の刃が注目されるポイントの一つなのかもしれません。

人気沸騰中の作品「鬼滅の刃」の原作漫画とアニメを比較してみましたがいかがだったでしょうか。アニメと漫画ではそれぞれに魅力が異なるため、どっちが面白いという比較をするのはとても難しいです。しかし、大人気という前提の元で、両方の面白い部分を比較してみるとまた違った面白さを発見する事ができます。

「アニメの絵が綺麗だ！」とか「漫画の小ネタが面白い！」など、比較する要素を見つけて友達や家族とお互いにその部分をチェックしてみるという楽しみも増えてきます。この部分が面白い、この部分が面白くないという比較をするのではなく、自分の面白い部分とは別の面白いポイントを知ってさらに鬼滅の刃を楽しみましょう。