【ジョジョ】グッチョのサバイバーは強い?弱い?スタンド能力と元ネタを考察

大人気漫画の『ジョジョの奇妙な冒険』をご存知でしょうか?『ジョジョの奇妙な冒険』はジョースター家を始めとする様々なジョジョ達が主人公となり、スタンドという能力を駆使して立ちはだかる敵と戦っていく大人気シリーズです。迫力のあるアクション描写で世界中で愛されている作品ですが、今回はそんな『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するグッチョについてご紹介します。グッチョのスタンド・サバイバーの能力や、強さについての考察、さらにはグッチョの名前やスタンドの由来となった元ネタまで合わせてご紹介します。

【ジョジョ】グッチョのサバイバーは強い?弱い?スタンド能力と元ネタを考察のイメージ

目次

  1. グッチョとは?
  2. グッチョのスタンド能力・サバイバーは強い?弱い??
  3. グッチョの名前の由来と元ネタ
  4. グッチョに関する感想や評価
  5. グッチョの強さまとめ

グッチョとは?

ジョジョの奇妙な冒険6部の作品情報

『ジョジョの奇妙な冒険』第6部の作品情報です。『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』は荒木飛呂彦先生によって2000年から2003年にかけて「週刊少年ジャンプ」で連載されました。単行本は全17巻に渡り、ジョジョシリーズを通しては第64巻から第80巻に掲載されている作品です。

ジョジョの奇妙な冒険6部の概要

『ジョジョの奇妙な冒険』第6部の概要です。『ジョジョの奇妙な冒険』第6部はジョジョシリーズ通算で6作目にあたり、スタンドシリーズでは4作目の作品です。Part3で主人公を務めたジョジョ・空条承太郎の娘である空条徐倫が主人公で、ジョジョシリーズでは初めての女性主人公となっています。

『ジョジョの奇妙な冒険』第6部ではスタンド能力を記憶させた「DISC」というアイテムが登場し、本作の重要な鍵となっています。DISCを用いて囚人達にスタンドを発動させるエンリコ・プッチ神父と、冤罪を着せられた空条徐倫の戦いを描いており、長きに渡って因縁の対決となっているDIOとジョースター家の戦いの終末を描いています。

ジョジョの奇妙な冒険6部のあらすじ

『ジョジョの奇妙な冒険』第6部のあらすじです。空条承太郎の娘、空条徐倫はとある人物の策略によって冤罪を着せられ、無実の罪にも関わらずアメリカ州立刑務所に収監されてしまいました。徐倫を罠に嵌めた人物であるエンリコ・プッチ神父が牛耳る刑務所から、父の承太郎助けを借りながら徐倫は脱獄を試みていきます。

刑務所で知り合った仲間と共に重警備を潜り抜け外の世界を目指す徐倫ですが、エンリコ・プッチ神父から「DISC」を授かった囚人達がスタンドを駆使して徐倫の妨害に立ちはだかっていきます。父・承太郎や仲間達と共に徐倫はDIOの親友である因縁の相手との最終決戦に挑んでいきます。

グッチョのプロフィール

グッチョのプロフィールです。グッチョは31歳の囚人で、囚人番号は「MA20311」です。罪状は婦女暴行と窃盗で、刑期5年を務めています。人と関わる事が苦手な性格で、刑務所内でも常に他人をイラつかせていました。徐倫が特別懲罰隔離房に移された際に、徐倫の元へ送られた刺客の1人として登場します。

グッチョの他にも3人の囚人が刺客として送られており、グッチョはスタンド・サバイバーを使用して他の刺客をサポートする役割を果たしていました。戦闘能力のないスタンドの為、戦闘中は物陰に隠れています。徐倫の仲間であるアナスイに助けを求めるも、返り討ちに遭い身体中を改造されてしまいます。そしてダイバーダウンの能力によって体全体を罠に変えられたグッチョは罠が発動し、肋骨が飛び出してしまいました。

この出来事によって戦闘不能となったグッチョはエンリコ・プッチ神父の元へ返され、記憶の「DISC」を抜き取られました。そして記憶の「DISC」の代わりに本物の音楽CDを頭に挿し込まれたグッチョは歌を歌いながらエンリコ・プッチ神父の前で絶命するという壮絶な最後を迎えました。

TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』公式サイト

グッチョのスタンド能力・サバイバーは強い?弱い??

グッチョのスタンド能力はサバイバー

ジョジョシリーズの中でも壮絶な最後を迎えたグッチョですが、次はそんなグッチョのスタンド能力「サバイバー」についてご紹介します。サバイバーは円盤型のスタンドです。能力は脳内に電気信号を送る事で対象の人間の闘争本能を刺激します。サバイバーの能力を受けた人物は半ば無意識の状態で死ぬまで戦い続けてしまうという効果があります。

グッチョのサバイバーは濡れた地面などに置いて使用するスタンドで、約7ボルトの電流を人間に流し、操る事ができます。サバイバーの能力を受けた対象は、戦闘相手の体の中で最も優れた部位が透けて見えるという特殊な能力が授けられます。

スタンド能力・サバイバーの強さ

グッチョのサバイバーの強さについてご紹介します。グッチョのサバイバーはスタンド自体に戦闘能力はありません。あくまで人間の本能に作用し、闘争本能を暴走させるという能力で、敵味方関係なく発動してしまいます。他のスタンドのように人型で戦闘に長けた能力を持たないサバイバーは強さで評価するとDIO曰く「最弱」であると言われています。

しかし、スタンドの中でも「最弱」の強さのスタンド・サバイバーはスタンド自体の強さこそ弱いものの、闘争本能を掻き立て殺し合いを生むという点では、使い方によってはかなりの強さを誇るスタンドであると考えられていました。スタンドを使われた相手は抗う事ができず、死ぬまで戦い続けるという能力から、一網打尽にするような作戦時には強さはかなり上位に入ると言われています。

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グッチョの名前の由来と元ネタ

グッチョの名前の由来

最弱のスタンド使い・グッチョの名前の由来となった元ネタについてご紹介します。『ジョジョの奇妙な冒険』第6部はファッションブランドを元ネタとしたキャラクター名となっています。グッチョも例外ではなく、その響きの通りイタリアの超有名ブランドである「グッチ」が元ネタであると言われています。

グッチョのスタンドの元ネタ

次にグッチョのスタンド・サバイバーの元ネタをご紹介します。『ジョジョの奇妙な冒険』第6部に登場するキャラクターの持つスタンドはロックバンドを元ネタにした名前になっています。グッチョのサバイバーはアメリカのロックバンドである「サバイバー」が元ネタであると言われています。

アメリカのロックバンド・サバイバーは大人気映画「ロッキー3」で主題歌の「アイ・オブ・ザ・タイガー」などで知られている有名バンドです。「産業ロックの重鎮」と表されている「サバイバー」は1980年代の中期を中心に音楽チャートで1位を独占するなど、世界中で愛された人気バンドです。

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グッチョに関する感想や評価

こちらは『ジョジョの奇妙な冒険』を初めて読んだ際に、グッチョが壮絶な死を遂げるシーンを見てしまった事がトラウマとなって、『ジョジョの奇妙な冒険』を読む事ができなかったという方の投稿です。『ジョジョの奇妙な冒険』の中でもグッチョの肋骨が飛び出るシーンはトラウマ回として有名です。

体を改造され、罠にされてしまうという衝撃的な展開は、敵キャラクターでありがら同情を誘う程哀れな結末となっており、エンリコ・プッチ神父の恐ろしさが良く分かるシーンとなりました。

こちらは致命傷を受けたグッチョから「DISC」を抜き取り、さらに音楽CDを挿し込む事で歌い出したグッチョと共に、声高らかに歌い出すエンリコ・プッチ神父に恐怖を抱いたという方の投稿です。エンリコ・プッチ神父はグッチョに「ハレルヤ」を歌わせ、グッチョはそのまま絶命していきました。

「ハレルヤ」という曲目が選ばれた事も、相反する状況の異様さをより際立てており、ジョジョシリーズの中でもトップクラスで「気が狂っている」シーンとして語り継がれる名シーンとなりました。

こちらは『ジョジョの奇妙な冒険』第6部のアニメ化の際にはグッチョの頭に「メサイア」のCDを挿し込んで歌わせ、それを見た外国人の方の反応を見てみたいという方の投稿です。迫力のある描写とデザイン性の高いキャラクター性から世界中で愛されているジョジョシリーズは各部がアニメ化され、世界中で放映されています。

2020年3月現在までに4作目までアニメ化が果たされているジョジョシリーズは第6部の「ストーンオーシャン」も視野に入れた描写が作中に盛り込まれていた事から第6部のアニメ化を待つファンは多く、その際には問題のグッチョによるトラウマシーンがどのように表現されるのか期待されていました。

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グッチョの強さまとめ

グッチョの強さに関するまとめいかがだったでしょうか?『ジョジョの奇妙な冒険』第6部に登場する敵キャラクター・グッチョはジョジョシリーズの中でも特に残酷な最後を迎えたキャラクターで、多くのファンの心に刻まれる事になりました。トラウマさえ抱かせる程の残酷な仕打ちを受け絶命したグッチョですが、そんなグッチョのスタンド「サバイバー」も「最弱」だと言われています。

最弱のスタンドを授けられ、無残にも命を落としたグッチョはファンの中でも人気が高く、トラウマシーンは度々オマージュされて使用されるなど、ジョジョシリーズの中で語り継がれる事になりました。そんな哀れなキャラクター・グッチョが登場する『ジョジョの奇妙な冒険』をご覧になった事がない方は、この機会にぜひご覧になってみてはいかがでしょうか?

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