【あひるの空】安原真一（ヤス）はクズ高のシックスマン！モデルやバッシュは？

今回は「あひるの空」に登場するクズ高バスケ部のシックスマン、安原真一（ヤス）について、かっこいい魅力やアニメ声優の八代拓さんについてみていきます。さらに、安原真一が作中で使用しているバッシュを紹介し、安原真一のモデルとされる実在の人物についても考察していきます。まず、ここでは「あひるの空」の作品情報についてみていきます。

「あひるの空」は週刊少年マガジンで2004年から日向武史先生により連載されている、バスケットに打ち込む高校生たちの青春を描いた少年漫画です。アニメ「あひるの空」も2019年10月2日からテレビ放送が開始しました。

主人公の車谷空は九頭龍高校（クズ高）に入学し、母への誓いを実現するためにバスケ部に入部します。しかし、クズ高のバスケ部は不良部員たちが部室を占拠しており、部活ができる環境ではありませんでした。それでも空は不良部員たちをしつこく部活に誘い、不良部員たちも彼のバスケにかける純粋な思いに心を動かされていきます。そして、空のクズ高バスケ部での奮闘と成長の物語が始まっていきます。

「あひるの空」に登場する安原真一は「ヤス」の愛称で親しまれている九龍龍（くずりゅう）高校（クズ高）の2年生です。誕生日は12月8日、身長は181cm、体重は58kg（後に65kg）、血液型はAB型で、ポジションはスモールワールドを任されており、背番号は「5」、実家は八百屋を営んでいます。

そして、安原真一は不良の割に意外と真面目で、熱しやすい性格でもありますが、バスケで様々な経験を積むことで少し落ち着きを身につけ始めました。また、安原真一はバスケの初心者でしたが、そもそもの運動能力の高さから同じく初心者の茶木正広や鍋島竜平よりも成長が早く、バスケの強豪校として知られる横浜大栄高校の監督からもそのバスケセンスを評価されています。

さらに、安原真一は持ち前のバスケセンスだけでなく努力家でもあり、自主錬として毎朝走り込みを行ったり、1on1やハンドリングをマスターするために練習するなどかなり意欲的にバスケを向き合っています。加えて、年下にも関わらず「トビ」こと夏目健二の腕前を素直に認めて指導も頼みました。

ただ、安原真一はやや自信過剰で「モテたい」という欲求が人一倍あり、試合中でもチームのことよりもまず自分が目立つようなプレーをついつい優先しがちです。しかし、そんな安原真一も他の選手のプレーを観るうちに自分はまだまだ努力しなければならないと改めて認識するようになります。ただ、同じポジションにバスケの天才と称される「トビ」こと夏目健二がいるため、安原真一はレギュラーにはなれません。

そんなわけで、安原真一はサッカーでいう「スーパーサブ」のように主に試合の後半から登場するシックスマンとなります。しかし、当初は「1試合をフルで出れるだけの能力がないから」という理由で試合の後半から使われていた安原真一でしたが、努力を重ねていくうちにどんどん実力をつけていき、現在では試合の流れを変える、クズ高バスケ部のシックスマンとして、チームになくてはならない存在となっていきました。

「あひるの空」の登場キャラは公表されていませんが、ファンの間ではモデルがいると話題になっています。例えば、チームメイトの車谷空のモデルはかつてNBAで活躍したマグジー・ボーグス選手、花園千秋のモデルも同じくNBAで活躍したジェイソン・ウィリアムズ選手だと考えられています。それでは安原真一にもモデルはいるのでしょうか？

安原真一についてもそのモデルが誰であるかについて公表されているわけではありませんが、何人かの選手がモデル候補として名前が挙がっているので一部紹介すると、1人目はトニー・クーコッチです。トニー・クーコッチもかつてNBAで活躍したクロアチア出身の選手で、シックスマンとして活躍しました。

特に、ブルズにいた頃には控え選手シックスマンとして、チーム内で3位の特典率を記録し、チームに最も貢献した控えの選手に贈られるシックスマン賞も獲得しました。このシックスマンとしてチームに貢献するという点と、安原真一と同じスモールフォワードのポジションという点から、トニー・クーコッチが安原真一のモデルではないかと言われるようになりました。

また「あひるの空」作中では安原真一が妙院高校との対戦でスクープショットを左手で決めたシーンもありました。このシーンももしかしたら左利きのトニー・クーコッチをモデルにして描かれたのではないかと言われています。

安原真一のモデルとしてもう1人、名前が挙がっている選手がいます。名前はトニー・パーカー、彼もかつてNBAで活躍した選手でフランス出身です。2015年にはユーロ圏で歴代史上1位となる高得点1032点を記録した有名選手です。彼がそれほど多くの得点を出せたのは、得意技としているスクープシュートによるものです。

そのため、トニー・クーコッチはシックスマンとして安原真一のモデルとして最も有力視されていますが、スクープショットの名手という点ではトニー・パーカーがモデルである可能性も考えられるそうです。

安原真一が「あひるの空」の作中で使用しているバッシュ、1足目は「AIR ZOOM SWIFT」です。これはクズ高バスケ部のマネージャーである七尾奈緒が、実家の営むスポーツショップで展示品だったこのバッシュを安く譲り受けたものでした。安原真一は、気分によってバッシュをコロコロと変えるバッシュ集めが趣味の茂吉要とは異なり、気に入ったものはとことん大事に長く使用します。

長らく「AIR ZOOM SWIFT」を履いていた安原真一でしたが、そんな安原真一の2足目のバッシュは「AIR JORDAN12」です。これは安原真一が「トビ」こと夏目健二からやや強引に売りつけられたものです。そして、このバッシュは中古にも関わらず、トビから2万円で売りつけられました。最初は高いと断っていた安原真一でしたが、このバッシュには神が宿っているなどと上手いこと言われ、結果的に押し切られる形で買い取りました。

しかし、本当はトビが初めてこのバッシュを履いて出た試合で大怪我をしたという訳ありな品でした。安原真一はそんな曰く付きのものとはまったく知らされずにこのバッシュを履き、どんどん成長していくのでした。ただ、安原真一がトビから売りつけられたこのバッシュ「AIR JORDAN12」に神が宿っているという話はトビによるまったくの作り話ではありません。

実はこのバッシュはバスケの神と称されたマイケル・ジャクソンが履いていたのと同じモデルのバッシュで、名前も彼にちなんでつけられています。また、トビは安原真一から受け取ったお金を広島に帰郷するときの旅費に当てていました。

バスケ部に入る前、安原真一は空手部に所属していました。県大会にも出場できる腕前で黒帯の2段でした。しかし、ある事件をきっかけに空手部を辞め、バスケ部に入部することになりました。空手部をやめた安原真一でしたが、不良との喧嘩では相手を牽制するために自分が空手をやっていたことを分からせる行動を取ります。

ただ、彼が実際に人に対して空手を使うことはなく、そんなところからも安原真一の真面目な人柄が垣間見えると視聴者からは言われています。

安原真一はもともとは空手をやっており、バスケは初心者でした。そのため、バスケの経験者揃いのクズ高のチームメイトの中で、自分は「バスケが下手」だと自覚し、トビに練習をみてもらうことになりました。そして、トビとの特訓で安原真一はスクープショットをマスターし、徐々にチーム内でも期待される存在となっていきます。

「スクープショット」とは遠くからレイアップを放つ技のことで、その軌道は高い弧を描くため、相手のディフェンスに阻まれにくく、かなりの高確率で得点できることが期待できます。安原真一はこのトビとの特訓でマスターしたスクープショットのことを「YSSS」（安原真一スーパースクープショットの意）と名付け、これによりチームの流れを変える、クズ高バスケ部にとって必要不可欠なシックスマンに成長したのでした。

バスケ部に入る前、空手部に所属していた安原真一は上記の通り、かなりの実力を持つ選手でした。あるとき、そんな彼が保護観察処分を受けてしまいます。安原真一が所属していた空手部では「しごき」という名目の上級生による後輩いじめが横行していました。

そんな仕打ちに我慢の限界が来ていた安原真一はある日、暴力事件を起こし、先輩の顔を殴って鼻を骨折させてしまいます。このことで安原真一は1年間の保護観察の対象とされ、空手部をやめてバスケ部に入ることとなりました。

しかし、バスケ初心者の安原真一はバスケ部に入部しても、一生懸命に練習に打ち込むことがなく部室に入り浸り、酒やタバコ、麻雀で時間を潰す、不良と化してしまいます。そんな頃、車谷空が入学し、空の影響でキャプテンの花園百春がバスケ部として活動し始めたことで、安原真一もバスケを始めることとなりました。それでも、安原真一は基礎練習にうんざりしてすぐにやめてしまいます。

そんな彼に空は何度もバスケをもう一度やってほしいと頼みにいきますが、安原真一は空に無理難題を突きつけます。それは「女子生徒の前で下着姿でバスケをする」というものでした。しかし、空はバスケをする仲間をどうしても集めたかったので、半分ヤケになりながら安原真一の要求通りにします。そのことで、安原真一の本格的なバスケ生活がスタートしたのでした。

「あひるの空」で安原真一の声優を務めた八代拓さんは1993年1月6日生まれ、岩手県出身で「たっくん」「たくちゃん」「しろたく」などの愛称で親しまれています。そして、所属事務所はヴィムス、声優として2013年から活動しており、イケメンのアイドル役を演じることが多いことで有名です。また、八代拓さん自身もイケメンなのでライブでは黄色い悲鳴が上がるほどです。

そして、その人気の高さからとうとう写真集まで発売されました。ただ、今回「あひるの空」で演じた安原真一は、これまで八代拓さんが演じてきたキラキラしたイケメンアイドルとはある意味、正反対の役柄でした。しかし、八代拓さんは持ち前の演技力で見事正反対な不良のバスケ選手・安原真一を演じきり、その演技力がより一層評価されました。次に、安原真一の声優・八代拓さんの声優としての主な出演作品をみていきます。

安原真一の声優を務めた八代拓さんの主な出演作品をみていくと「アイカツスターズ!」の結城すばる役、「アイドルマスター SideM」の柏木翼役、「イケメン戦国 時をかける恋 新たなる出逢い」の今川義元役、「君と霧のラビリンス」の凛堂圭役、「戦刻ナイトブラッド」の由利鎌ノ助役、「ファイナルファンタジーXIV 紅蓮のリベレーター」のマグナイ（余輩）役、「ガンダムビルドダイバーズ」のシバ・ツカサ役などです。

他に八代拓さんの声優としての主な出演作品をみていくと「千銃士」のブラウン・ベス役、「中間管理録トネガワ/1日外出録ハンチョウ」の海老谷役、「ねこねこ日本史」の服部半蔵役・中岡慎太郎役など、「人外さんの嫁」の木齋橋壱屋役、「B-PROJECT〜絶頂*エモーション〜」の寺光遙日役、「ドメスティックな彼女」の藤井夏生役、「なむあみだ仏っ!-蓮台 UTENA-」の地蔵菩薩役、「迷家-マヨイガ-」の颯人役などです。

他にも八代拓さんの声優としての主な出演作品をみていくと「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-」の十王院カケル役、「炎炎ノ消防隊」のヴァルカン・ジョセフ役、「遊☆戯☆王SEVENS」の上城龍久/ルーク役、「SDガンダム GGENERATION CROSSRAYS」のザザ・フォッシル / ザディエル・ザルムフォート役、「火ノ丸相撲」澤井理音役、瀬良拓海役、「ピアシェ〜私のイタリアン〜」の折木衛役などです。

こちらは「あひるの空」に登場する安原真一（ヤス）に関するツイートです。安原真一が作中で最も好きなキャラクターだという感想となっています。

こちらも「あひるの空」に登場する安原真一（ヤス）に関するツイートです。安原真一がとても頑張っているところがかっこよくて好きだという感想となっています。

こちらも「あひるの空」に登場する安原真一（ヤス）に関するツイートです。それまで髪を上げていた安原真一が髪を下ろすようになり、イケメンに変化して最高という感想となっています。

いかがでしたか？「あひるの空」に登場する安原真一（ヤス）のモデルやバッシュ、アニメ声優の八代拓さんについて紹介し、安原真一のかっこいい魅力に迫ってきました。安原真一は元々は空手部でしたが、暴力事件を起こして保護観察処分となりバスケ部に入学したこと。バスケ部入部後しばらくは荒れていましたが、車谷空との出会いによってバスケに打ち込むようになり、バスケも精神面も成長していったこと。

さらに、トビに特訓してもらいスクープショットを覚え、シックスマンとしてチームにとって必要不可欠な存在となったことなどが分かりました。皆さんもぜひ「あひるの空」のクズ高のシックスマン・安原真一（ヤス）に注目してみてください！