【あひるの空】花園千秋のパスセンスは一流？名言や声優・モデルも紹介

今回は「あひるの空」に登場するクズ高バスケ部の花園千秋について、一流と言われるパスセンスやかっこいい名言・魅力を紹介していきます。さらに、モデルと言われている実在の人物や担当声優の小西克幸さんについてもみていきます。まず、ここでは「あひるの空」の作品情報をみていきます。

「あひるの空」は日向武史先生により講談社の週刊少年マガジンで2004年から連載されていた学園バスケ漫画です。「あひるの空」はアニメ化もされており、2019年10月からテレビ東京系列などで放送されています。

九頭龍（くずりゅう）高校（通称：クズ高）に入学した主人公の車谷空は149cmというバスケをするには低身長ながら、母親との約束を守るためにバスケ部に入ろうとします。しかし、そのバスケ部は花園千秋・百春兄弟ら不良たちの吹き溜まりとなっており、とてもバスケができる環境ではありませんでした。それでも、純粋なバスケへの情熱を持つ車谷空の姿が徐々に不良たちの心を動かし、彼らのバスケにかけた青春が始まるのでした。

「あひるの空」に登場する花園千秋は登場当初は九頭龍高校（クズ高）に通う2年生です。そのプロフィールをみていくと、誕生日は1月1日、身長は193cm（後に194cm）、体重は90kg（のちに94kg）で、血液型はA型となっています。花園千秋のポジションはポイントガードを任されており、背番号は「7」、容姿は大柄な体格にアフロヘアが印象的となっています。

また、花園千秋はお調子者な性格をしていますが、かなり計算高いところがあり切れ者としても知られています。そして、花園千秋自身は女の子が大好きですが、まったくモテず、イケメンを観る度に僻んでは「こいつ嫌い」などと敵とみなします。

さらに、花園千秋は七尾奈緒がマネージャーとして入部して以来、彼女にメロメロで、背番号まで彼女にちなんだ「7」という数字となっています。ただ、何度も七尾奈緒に告白している花園千秋ですが、いつもうまくかわされてしまっています。

花園千秋はパスセンスが凄いことでも有名です。その容姿やお調子者な性格とは裏腹に、花園千秋はかなり繊細なパスコントロールを持っています。彼のパスがどれくらい繊細かというと、パスを受ける相手の利き手や身長まで考慮してパスを出しているのです。

クズ高のバスケ部というと、得点力の高さを誇る車谷空（くるまたにそら）や「トビ」こと夏目健二が目立つ存在ですが、実は彼らがどんどんシュートを決められるのも、花園千秋が緻密なパスを回してくれているからなのです。また、花園千秋はパスコントロールが高いだけでなく、天才的なセンスも持っています。

具体的にみていくと花園千秋は新丸子戦で、エルボーパスやノールックパス、ボーリングパスなど技術力が光るパスで相手チームを翻弄しました。対戦相手の新丸子のキャプテンも、花園千秋以上のプレイヤーを見たことがないとして、そのセンスの高さを絶賛していました。このように、花園千秋は驚異的な視野で仲間の位置を瞬時に確認し、相手の意表をつくようなセンスの高いパスを供給します。

そのパスの軌道やタイミングはチームメイトでないと予測することが困難で、花園千秋のパスは相手の意表をつくことにも長けています。さらに、花園千秋は自分のパスを受け取った相手がシュートがしやすいようにゴールの正面でパスが回るように緻密なパスコントロールもしています。そのため、花園千秋のパスは彼以外には繰り出せない「神業」と称されて注目を集めています。

花園千秋は花園百春（ももはる）とは双子の兄と弟という関係です。容姿はあまり似ていませんが花園千秋の方が兄で、バスケのセンス・勉強・兄弟喧嘩全てにおいていつも千秋が圧勝となっています。ただ、花園千秋が弟の百春に唯一負けるものがあります。それは恋愛です。

何度も七尾奈緒に告白して振られている花園千秋に比べて、イケメンの花園百春は女子バスケットボール部のキャプテンである薮内円と親しくなっていきます。そのため、女の子が大好きな花園千秋にとって、これはとても悔しいことだろうと考えられています。さらに、花園千秋がバスケを始めたきっかけも双子の弟である花園百春の影響によるものです。

花園千秋が作中で履いているバッシュはNIKEの「AIR FORCE1」です。彼がこのバッシュを履いている姿が初めて描かれたのは新丸子高校との練習試合のときでした。この試合で途中出場することになった花園千秋は対戦相手の新丸子高校の千葉真一が外履き用として使っていた「AIR FORCE1」を無断で借りて試合に出ました。

後日、元の持ち主である千葉とバスケイベント「モンスターバッシュ」で再会した時、花園千秋は千葉にバレて怒鳴られていました。その後、花園千秋はバスケ部を引退した千葉から、彼のバスケへの情熱を受け取る形で「AIR FORCE1 HIGH」を譲ってもらいます。また、花園千秋は中学時代には「AIR ZOOM FLIGHT5」を履いていました。このように、花園千秋は新丸子高校の千葉とバッシュを通して交流していることが分かります。

「あひるの空」花園千秋の名言1つ目は「戦わない奴らが…」で、名言の全文は下のセリフの通りです。圧倒的な実力差がある新丸子と対戦し、ボロボロになるクズ高野バスケ部でしたが、それを外野で観ていた新丸子の不良たちが笑ってバカにします。そんな中でも、クズ高バスケ部のメンバーたちは新丸子に必死に食らいついていきます。

その姿に心動かされた花園千秋はとうとうトラウマを乗り越えて、クズ高バスケ部に入部し、再びバスケを始めることとなりました。そして、花園千秋はクズ高を観て笑った不良たちに対して、折りたたみテーブルを彼らのいる2階まで放り投げます。そして、下のセリフを言って、一瞬にして不良たちを黙らせてしまいました。花園千秋は入部する前から、なんだかんだ言ってクズ高バスケ部の近くにいて手助けをしてきました。

そんな風に花園千秋はクズ高バスケ部に寄り添い、メンバーたちの努力も苦労もよく知っていたため、彼らがバカにされて笑われることが許せなかったのです。こちらのセリフはそんな花園千秋が発した名言として有名なものとなっています。

「あひるの空」花園千秋の名言2つ目は「継続することが美徳みたいに…」で、名言の全文は下のセリフの通りです。「チャッキー」こと茶木正広は、同じ頃にバスケをやり始め、著しい成長を見せる「ヤス」こと安原真一や「ナベ」こと鍋島竜平に差をつけられ、劣等感を感じていました。

そして、耐えきれなくなったチャッキーは思い切って部活をやめようと考えますが、仲間たちから才能はあるから頑張っていこうと励まされ、辞めるに辞められない状態になってしまいます。そんな葛藤の中で苦悩していたチャッキーでしたが、とうとう部活を辞めることを決心します。

下のセリフはそんな彼に対して、花園千秋が言った名言となっています。また、この名言から、世間一般の考えに反して勇気のある決断をしたチャッキーのことを評価した花園千秋自身も、視聴者からは器のとても大きな人物であると評されています。

「あひるの空」で花園千秋の声を担当した声優・小西克幸さんは1973年4月21日生まれ、和歌山県和歌山市出身で「こにたん」の愛称で親しまれています。また、花園千秋の声優・小西克幸さんの所属事務所は賢プロダクションで1996年から声優や舞台俳優として活躍しています。次に、花園千秋の声優・小西克幸さんの声優としての主な出演作品をみていきます。

花園千秋の声優・小西克幸さんの声優としての主な出演作品は「金色のコルダ」の王崎信武役、「テイルズ オブ シンフォニア」のロイド・アーヴィング役、「アサシン クリード」のアルタイル役、「軍鶏-Shamo-」の成島亮役、「トランスフォーマー スーパーリンク」のグランドコンボイ役、「世界一初恋」の高野政宗役、「マクロスF」のオズマ・リー役、「FAIRY TAIL」のラクサス・ドレアー役・ユーリ・ドレアー役などです。

他に花園千秋の声優・小西克幸さんの声優としての主な出演作品をみていくと「東京喰種トーキョーグール」の亜門鋼太朗役、「ヨルムンガンド」のアール役、「聖闘士星矢Ω」の蒼摩役、「翠星のガルガンティア」のピニオン役、「キルラキル」の黄長瀬紬役、ガッツ役、「DIABOLIK LOVERS」の逆巻レイジ役、「アカメが斬る!」のブラート役、「ガンダムさん」のシャアさん役、「デュラララ!!」の田中トム役などです。

他に小西克幸さんの声優としての主な出演作品をみていくと「ワンパンマン」のタンクトップマスター役、「魔法陣グルグル」のキタキタ親父役（2017年）、「DAYS」の中澤勝利役、「マギ シンドバッドの冒険」のバドル役、「ぐらんぶる」の寿竜次郎役、「キャプテン翼（第4作）」のロベルト本郷役、「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」のディアボロ役、「炎炎ノ消防隊」の武能登役、「ゴールデンカムイ」の鯉登音之進役などです。

「あひるの空」花園千秋のモデルとして、マグジー・ボーグスや桜木花道などの名前も挙がっていますが、最も有力視されているのはかつてNBAの選手として活躍したジェイソン・ウィリアムスです。次に、花園千秋とモデルとして有力視されるジェイソン・ウィリアムスとの共通点をみていきます。

ジェイソン・ウィリアムスが花園千秋のモデルであると言われる理由は共通点の多さのようです。花園千秋は上記のように神業と言われるほどのパスセンスを持っていますが、モデルと有力視されるジェイソン・ウィリアムスも、ノールックパスや背中を介してパスする「ビハインド・バックパス」などNBAで活躍していた頃には数々のトリッキーなパスを披露していました。

さらに、花園千秋のポジションはポイントガードですが、モデルとして有力視されているジェイソン・ウィリアムスも同じポイントガードです。加えて、花園千秋はゲーム好きとして有名ですが、実はモデルとして有力視されているジェイソン・ウィリアムスもゲームが大好きなのだそうです。

実際に、花園千秋のモデルがジェイソン・ウィリアムスであると公表されているわけではありませんが、このように共通点が多いことからジェイソン・ウィリアムスこそ花園千秋のモデルであると見なされています。また、花園千秋が新丸子戦で披露したエルボーパスについても、ジェイソン・ウィリアムスがモデルだと言われており、ジェイソン・ウィリアムスが花園千秋のモデルである可能性はかなり高いと有力視されています。

花園千秋のバスケ部でのポジションは、ディフェンスもオフェンスも両方こなし、ゲームメイクするチームの司令塔的な存在「ポイントガード」です。花園千秋はそもそも視野が驚異的に広く、冷静に物事を分析できる能力を持っており、選手の動かし方や点差と残り時間を考慮した試合運びなどに非常に長けています。

そして、コート外ではお調子者の花園千秋ですが、コート内では天才的なバスケのセンスを発揮し、チームの司令塔として上手くゲームメイクします。ただ、そんな花園千秋がポイントガードのポジションについた理由は、パスを出しさえすれば誰かが点を取ってくれるからというもの。花園千秋は人に指示を出してゲームメイクするというポイントガードの役割を気に入ったようです。

花園千秋は一度バスケを辞めた過去を持っています。中学時代から抜群のバスケセンスを持ち、新丸子高校の千葉からも花園千秋以上のプレイヤーを見たことがないと称賛されています。そんな花園千秋がなぜバスケを辞めたのでしょうか？実は、中学時代には花園千秋のバスケセンスが高すぎて、チームメイトが彼の繰り出すパスについていけないということが多々ありました。

そして、結果的には花園千秋がパスをミスしたと判断されてしまい、チームメイトからも信頼してもらえませんでした。なぜそのようなことが起きるのかというと、花園千秋のパスは対戦相手を出し抜くために、常に相手の半歩先を見据えてパスを出すというハイレベルなものでした。

そのため、チームメイトは彼についていくことが出来ず、強豪校との対戦で惨敗してしまいました。花園千秋はその試合で「かっこ悪い自分」に耐えきれず、途中で試合を放棄して逃げ出してしまいました。そして、この出来事がトラウマになってしまった花園千秋はバスケから一時期離れていました。

花園千秋は中学時代に「かっこ悪い自分」に耐えられなくてバスケを辞めたように、かっこ悪いことが大嫌いです。その性格は高校生になっても相変わらずで「俺、かっこ悪いことが嫌いだから」と時折口にします。

しかし、そんなかっこ悪いことが大嫌いな花園千秋も、クズ高のバスケ部でプレイする中で地道に努力することや貪欲さを持つようになり、それまでなら嫌がっていたことにも積極的に取り組むなど成長していきます。そして、彼がそんな風に変わったのも、嫌なことを避けていては勝てない相手がいることを実感したからなのだろうと考えられています。

一見、強面な花園千秋ですが、実はお菓子が好きで服の中だったりアフロの中からだったり、いつも気がつけばどこからともなくお菓子を取り出して食べています。特にお菓子の「カール」や「ガリガリ君」が好きだそうで、誕生日には父親からカール1箱分が贈られたこともありました。

花園千秋は上記の通り、お菓子が大好きですが、他人に自分のお菓子を取られると猛烈に怒ります。具体的な例を挙げると、昔、花園百春が自分のプリンを食べてしまったと勘違いした花園千秋はものすごく怒り、警察を呼ぶほどの大喧嘩に発展。結局、このとき百春は花園千秋によって肋骨を6本も折られてしまいました。さらに「トビ」こと夏目健二が広島に行ったお土産にもみじ饅頭を買ってきたことがありました。

しかし、車谷空に自分の分のもみじ饅頭を食べられてしまった花園千秋は、またも手を付けられないほど憤慨し、さらには巨大化して暴れまわるという大騒動に発展。このときも百春が花園千秋を止めようとしますが、まったく敵いませんでした。このように、花園千秋は自分のお菓子を取られると我を忘れるほど怒り、凶暴化することが分かっています。

作中屈指のバスケセンスを誇る花園千秋ですが、実はバスケ以外にもその天才的な能力を発揮しています。花園千秋は特に勉強をガリガリやっているようには見えないのに優秀で学業では常に上位をキープしています。さらに、格闘技の他に生け花という意外な趣味を持っています。また、花園千秋はバスケ以外のスポーツにおいても桁外れの運動神経を発揮し、学業・運動ともにまったくできない百春とは圧倒的な差をつけています。

花園千秋はお調子者でギャグ担当のようなイメージが強いキャラクターですが、実はチームメイトの中で最も大人びた性格をしています。新城東和との対戦でチームが敗北したときも、部室で落ち込みムードのチームメイトたちに対して、下のセリフを発して冷静に状況を分析して客観的な指摘を行っています。

さらに、合宿のときに「トビ」こと夏目健二や鍋島竜平、茶木正広ら初心者が他の部員とモチベーションの違いで揉めたときには、両者の間に立って仲裁していました。そんな花園千秋について、天才的なバスケセンスを有しながらバスケから一時期離れるという挫折を経験している彼だからこそ、あらゆる立場から物事を考えて客観的な指摘ができるのだと評価されています。

花園千秋はバスケ以外のスポーツも優秀だと紹介しましたが、特にソフトボールでは人間離れした運動神経を発揮します。クラス対抗でソフトボールをしたとき、花園千秋はピッチャーとして、強打者・鍋島竜平と対決することになりました。

このとき、花園千秋は豪速球で打者を抑えようと思い、音速を超えるスピードボールを投げました。しかし、あまりのスピードでボールを受けたキャッチャーは気を失ってしまい、試合に支障が出るほどでした。ただ、最終的には花園千秋の豪速球も鍋島竜平が金属バットで見事にホームランにしてしまいました。

花園千秋は結構なゲーマーとしても知られています。部室でも彼がゲームをしている姿がよく描かれており、特にお気に入りのファミコンは相当やり込んでいるようです。そんな花園千秋がプレイしているゲームについて、作中では「魔界村」や「ときメモ」「スーパーマリオ」などが登場しています。

さらに、その中でもスーパーマリオは結構な難易度のステージまで進めているところからみても、花園千秋は相当なゲームの腕前と知識を有しているゲーマーであることが分かります。また、ゲーマーである花園千秋の愛読書は「ファミ通」となっています。

「あひるの空」のストーリーが進んでいく中で、高校2年生だった花園千秋も3年生に進級し、高校を卒業して大学に進みます。花園千秋は大学でも継続してバスケをしますが、大学では新丸子高校の常磐時貴や藤沢菖蒲高校の深沼綾といった、いずれも作中でも指折りの実力者が彼のチームメイトとなります。また、イケメンを敵とみなす花園千秋が大学ではイケメンキャラ2人に囲まれてバスケをプレイする展開に注目が集まっています。

こちらは「あひるの空」に登場する花園千秋に関する感想で、花園千秋のプレイがとてもかっこいいと評価されています。

こちらも「あひるの空」に登場する花園千秋に関する感想です。アニメを見て花園千秋のことがもっと好きになったそうで、かっこよすぎると絶賛されています。

こちらも「あひるの空」に登場する花園千秋に関する感想です。花園千秋の名言がかっこよすぎるという感想で、普段のときと試合のとギャップも魅力として評価されています。

いかがでしたか？「あひるの空」の花園千秋は天才的なパスセンスを持つクズ高のポイントガードで、かっこいい名言が絶賛されていることなどが分かりました。また、花園千秋の担当声優や小西克幸さんやモデルと言われるジェイソン・ウィリアムスについてみていき、花園千秋のかっこいい魅力についても紹介してきました。

そして、花園千秋がバスケを辞めた過去や、学業・他のスポーツ・格闘技などバスケ以外の分野も優秀なこと、さらに意外にもお菓子が好きで生花を趣味としていることや、結構な腕前を持ったゲーマーであることなども分かりました。皆さんもぜひ「あひるの空」花園千秋に注目してみてください！