【ジョジョ】シュトロハイムはかっこいいサイボーグ軍人！世界一チィィなど名言も

『ジョジョの奇妙な冒険』第2部の作品情報です。『ジョジョの奇妙な冒険』第2部は「第二部 ジョセフ・ショースター -その誇り高き血統-」というサブタイトルの元連載されました。『ジョジョの奇妙な冒険』の単行本では第5巻から第12巻までの内容になっています。

『ジョジョの奇妙な冒険』第2部は『ジョジョの奇妙な冒険 Part2 戦闘潮流』というタイトルで1987年から1989年にかけて連載されました。単行本では全8巻（第5巻〜第12巻）が発売され、全69話で構成されています。2012年から放送されたテレビアニメでは第10話から第26話までの内容が「戦闘潮流」編として放送されました。

『ジョジョの奇妙な冒険』第2部のあらすじです。『ジョジョの奇妙な冒険』第2部は第1部「ファントムブラッド」の世界から約50年が経過した1938年の話です。ジョナサン・ジョースターの戦友だったロバート・E・O・スピードワゴンは、メキシコで2000年の月日を眠ったまま過ごす「柱の男」と共に大量の石仮面を発掘したまま行方不明になりました。

ジョナサンの孫にあたるジョセフ・ジョースターは祖母と共にニューヨークで暮らしていましたが、スピードワゴンの消息を探しにメキシコへ向かいました。そこでスピードワゴンの発見した「柱の男」サンタナが目を覚ましたところに出会います。強靭的な強さのサンタナを相手にジョセフは太陽の力「波紋」によってサンタナを制圧する事に成功しました。

サンタナを制圧したジョセフ・ジョースターですが、サンタナの他にも「柱の男」が存在する事を知り、彼らが地上を制圧する為に「エイジャの赤石」を探している事を知ってしまいます。こうしてジョセフは「柱の男」達が抱く野望を阻止する為に、命懸けの戦いに挑んでいく事になりました。

『ジョジョの奇妙な冒険』第2部に登場するシュトロハイムのプロフィールです。シュトロハイムは本名を「ルドル・フォン・シュトロハイム」と言います。ナチスに所属する将校で、階級は少佐でした。メキシコにある秘密基地の指揮官を務める人物で、手柄を立てる為にスピードワゴンを尋問し、「柱の男」サンタナを目覚めさせた人物です。
 

しかしサンタナの圧倒的な力を前にシュトロハイムはなす術もなく、メキシコ基地が甚大な被害を受けてしまいました。基地を守る為、サンタナを追ってきていたジョセフ・ジョースターと共にサンタナの制圧に身を挺して挑んでいます。

『ジョジョの奇妙な冒険』第2部に登場する人気キャラクター・シュトロハイムの最後についてご紹介します。シュトロハイムは戦いの末に戦死しています。サンタナを前になす術もなく、ジョセフと共に命懸けでサンタナを制圧しようと試みました。サンタナの弱点である日光を浴びせる為に自身の足をジョセフに切り落とさせたりと、シュトロハイムは満身創痍で戦いました。

しかしシュトロハイムの決死の決断も虚しく、切断した足の傷口からサンタナに入り込まれてしまいました。そんな中シュトロハイムは最後の手段として手榴弾での自爆を試みました。この自爆によってシュトロハイムは戦死しますが、サンタナは生きていました。しかしシュトロハイムの戦死は無駄ではなく、この機転によってサンタナは日光に晒される結果となり、ジョセフが石化に成功しました。

シュトロハイムはこの自爆によって戦死したものと思われましたが、実際には戦死しておらず、自身の体をサイボーグにしてシュトロハイムは蘇ります。サイボーグの軍人として大佐の階級を得たシュトロハイムは、再び「柱の男」を制圧する為に戦う事になりました。以前と違いサイボーグとなったシュトロハイムは「柱の男」達と互角に戦いますが、サンタナよりも強いカーズには完敗してしまいます。

カーズによって体を真っ二つに切り裂かれたシュトロハイムは苦肉の策として片目に内蔵されていた紫外線ストロボを使って何とか戦闘から生き残る事に成功し、サイボーグの体を修理して再び戦線に赴きました。カーズとの最終決戦ではジョセフの手助けをし、この戦いによってシュトロハイムは再び戦死を遂げました。このように1度戦死するも再びサイボーグとして戦ったシュトロハイムはかっこいいと人気になっています。

『ジョジョの奇妙な冒険』第2部に登場するサイボーグ軍人のシュトロハイムは、語尾を独特に伸ばす口調が人気のキャラクターです。そんなシュトロハイムのセリフの中でも特に有名なセリフが「世界一ィィィ」という下記の名言です。

自身の軍の科学力を誇って声高らかに叫ぶ「世界一ィィィ」という名言は、あまりに強烈なセリフだった為、シュトロハイムの代名詞とも言える名言となりました。この「世界一ィィィ」という雄叫びは、シュトロハイムが戦死するまでに3度作中に登場しています。

かっこいい人気キャラクター・シュトロハイムはサンタナとの1度目の戦闘で自爆によって戦死したと思われました。しかしその後サイボーグとなって再びジョセフの前に現れます。

サイボーグの体になってしまった事を悲観しているかと思われましたが、実際にはシュトロハイムは自身のサイボーグ化した体を気に入っており、「人間を超えた」事を声高らかに宣言しました。上記はそんなシュトロハイムの名言です。

シュトロハイムは自爆によって瀕死となり、体をサイボーグ化する事で蘇りました。サイボーグとなったシュトロハイムは高機能な武器を体内に搭載しています。上記のセリフはカーズと対戦した際に、高機能の重機関砲をカーズへ向けながら放った名言です。1分間という短い時間で600発もの弾丸を発射する事ができるという銃を搭載し、シュトロハイムはかなり強い戦闘力を持っていたと考えられています。

サイボーグとなって蘇ったシュトロハイムはサンタナのデータを元に体を構成していました。この為、サンタナに対しては彼を超える能力を発揮しましたが、サンタナよりも強いカーズを前にしては手も足も出ない状況でした。

カーズにいとも簡単に真っ二つにされ、致命傷かとも思われる大怪我を負わされてしまいます。しかしシュトロハイムはそんな事では終わらず、あっという間にサイボーグの体を治して再びカーズとの戦いに挑んで行きました。上記はそんな驚くべきスピードの修理を終えたシュトロハイムの名言となっています。

シュトロハイムはカーズとの戦いに挑むジョセフを守って戦死するというかっこいいキャラクターです。しかしシュトロハイムはかっこいい反面で厳しい軍人の顔も持ち合わせていました。その片鱗が垣間見えるのが下記の名言です。

こちらの名言は女性を処刑しようとするシュトロハイムに、自ら身代わりになる事を提案した少年に言った名言です。申し出た少年以外は処刑せよと続くセリフで、冷酷非道な軍人としてのシュトロハイムが分かるセリフになっています。

下記のセリフは「世界一ィィィ」に続く人気のシュトロハイムの名言です。動揺しながら飲み物を飲もうとする人物に対し、関西人のツッコミのような見事な所作と勢いで放った名言になっています。このあまりの迫力にこのセリフは様々な場面でオマージュされ、使用されています。

緊迫したシリアスなシーンでも、「世界一ィィィ」のような勢いだけで突っ込んでいくシュトロハイムの性格や行動はファンの中でも人気が高く、『ジョジョの奇妙な冒険』第2部の脇役でありながらもシュトロハイムが人気となった起因となるセリフの1つと考えられています。

「世界一ィィィ」で有名なキャラクター・シュトロハイムですが、シュトロハイムにはモデルがいると言われています。そんなモデルの1人が映画監督で俳優のエリッヒ・フォン・シュトロハイムです。彼の名前を見れば一目瞭然ですが、シュトロハイムの名はエリッヒ・フォン・シュトロハイムから付けられていると言われています。

エリッヒ・フォン・シュトロハイムはただの映画監督ではなく、こだわりのあまり8時間以上の映画を制作したり、撮影中にあまりに過酷な環境から死者を出すなど”暴君”という異名を付けられる人物でした。そんな横暴な振る舞いもシュトロハイムのイメージにはよく合っていると言われています。

かっこいい軍人のシュトロハイムのモデル2人目はドイツのギタリストであるルドルフ・シェンカーです。「スコーピオンズ」というバンドを率いるルドルフが、シュトロハイムの本名「ルドルフ・フォン・シュトロハイム」のモデルになったと考えられています。

シュトロハイムのモデル3人目はストリートファイターⅡに登場する正義感の強い軍人・ガイル少佐です。ガイル少佐は金髪で髪の毛を逆立てた容姿をしており、シュトロハイムとよく似ていると言われています。

外見がよく似ている事からガイル少佐がシュトロハイムのキャラクターデザインのモデルとして考えられていましたが、実は『ジョジョの奇妙な冒険』第2部が連載された1987年から1989年の間には「ストリートファイターⅡ」発売されておらず、「ストリートファイターⅡ」は1991年に発売されている事からガイルのモデルがシュトロハイムであると考えられています。

かっこいいサイボーグ・シュトロハイムのモデル4人目は『バオー来訪者』のドルド中佐です。同じ荒木飛呂彦先生による作品で、ドルド中佐は爆弾によるダメージで体の半分以上がサイボーグになっています。サイボーグの軍人という点でよく似たドルド中佐は、シュトロハイムというキャラクターの原型になったモデルではないかと言われています。

テレビアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』でシュトロハイム役を演じた声優・伊丸岡篤さんのプロフィールです。伊丸岡篤さんは1972年5月23日生まれの2020年3月現在で47歳の声優です。群馬県出身で、2012年に抜擢された『ジョジョの奇妙な冒険』のシュトロハイム役で一躍大人気となりました。

かっこいいキャラクターを得意とする声優・伊丸岡篤さんは声優を目指す前はプロボクサーとして活躍していました。高校生の頃から始めたボクシングを継続しながら、高校卒業後に役者を目指して上京を果たします。そして役者を目指す為に体を鍛える事が必要だと考えた伊丸岡篤さんは、再びボクシングジムに通っていたというエピソードが有名です。

かっこいい人気声優の伊丸岡篤さんの主な出演作品です。伊丸岡篤さんは『しあわせ荘のオコジョさん』の「タッチン/フェレット番長」役や、『暗殺教室』の「ウェイター」役、『ルパン三世 PART Ⅳ』の「ロメオ」役、『SUPER LOVERS』の「伊藤先生」役、『アイドル事変』の「小野寺」役、『キャプテン翼』の「城山正」役などを務めています。

こちらはシュトロハイムがいい奴だという方の投稿です。シュトロハイムは当初ジョセフの前に立ちはだかる存在でしたが、基地を守る為ジョセフとの共闘を決めました。そして強敵を前にシュトロハイムはジョセフを庇って命を落とすという男気あふれる最後を見せました。

こちらはシュトロハイムの戦死を受け入れられないという方の投稿です。シュトロハイムはかっこいい魅力が満載のキャラクターで、多くのファンに愛されるキャラクターです。シュトロハイムはジョセフを庇って戦死してしまいますが、シュトロハイムが戦死した際は多くのファンから悲しみの声が寄せられました。

こちらは『ジョジョの奇妙な冒険』第2部まで読んで、シュトロハイムが可愛いという方の投稿です。シュトロハイムは「世界一ィィィ」や「飲んどる場合かーッ」など、どこかクセのある口調で話すキャラクターです。そんなシュトロハイムの性格などから”かわいい”とファンから愛されています。

『ジョジョの奇妙な冒険』第2部に登場する人気キャラクター・シュトロハイムに関するまとめいかがだったでしょうか？シュトロハイムは軍人で、冷酷非道な一面もありながら、「世界一ィィィ」や「飲んどる場合かーッ」などの独特なセリフが印象的なキャラクターです。今回はそんなシュトロハイムのかっこいい魅力や名言をご紹介しました。

ナチスの科学力によって生まれる絶対的な強さを誇る兵器を有したサイボーグ軍人のシュトロハイムが登場する『ジョジョの奇妙な冒険』をまだご覧になった事がない方は、この機会にぜひご覧になってみてはいかがでしょうか？