【となりの怪物くん】ヤマケン（山口賢二）がかっこいい！告白シーンや声優・実写俳優も

『となりの怪物くん』の作品情報です。『となりの怪物くん』はろびこ先生による恋愛漫画で、2008年から2013年にかけて「デザート」で連載されました。連載終了後も『となりの怪物くん』は番外編として掲載が続いた程人気の作品となっています。

『となりの怪物くん』は2020年3月現在までに単行本が全13巻刊行され、『となりの怪物くん』の単行本累計発行部数は2018年2月時点で610万部を突破しています。2012年10月から12月にかけてアニメ『となりの怪物くん』も放送され、全13話で構成されました。その後、2018年4月に菅田将暉さんと土屋太鳳さんのW主演で実写映画化されました。

『となりの怪物くん』の概要です。『となりの怪物くん』は少女漫画の王道である不良少年と秀才少女の格差恋愛を描いたラブストーリーです。誰からも恐れられ、”怪物”のような扱いを受ける少年が、1人の生真面目な少女に出会った事で心を開いていくという王道のストーリー展開となっています。

しかし『となりの怪物くん』は主人公の不良少年が非常に魅力的に描かれていた事で人気を博しました。ただ不良なだけではなく、不器用な優しさや、抱えている心の闇など弱さも垣間見え、そのギャップに読者は釘付けとなりました。2人の不器用で純粋な恋の行方は予測不能で、『となりの怪物くん』は最終回を迎えるまでファンの間で様々な憶測が飛び交う作品となりました。

『となりの怪物くん』のあらすじです。主人公の水谷雫は小さな頃から勉強が好きな女の子で、あまりに感情表現が乏しい事から周りの人間から「ドライアイス」とあだ名を付けられるようなクールな性格をしています。そんな雫が高校へ入学して間も無く、とある事情である男子生徒の元へ届け物をする事になりました。

その男子生徒・吉田春は入学式の日に暴力事件を起こして停学処分を受け、処分が明けてからも不登校となっていました。そんな春の家を尋ねた雫に好意を抱いた春は学校へ登校するようになりました。なぜか春に異常に懐かれてしまい、最初は疎ましく感じていた雫ですが、春の真っ直ぐで純粋な告白に少しずつ雫の心は動いていきました。

『となりの怪物くん』に登場するかっこいい当て馬キャラのヤマケン（山口賢二）のプロフィールです。ヤマケンは5月9日生まれのA型である事が明かされています。身長は177㎝と長身で、妹が1人作中に登場します。そんなヤマケンは雫とは別の秀才高に通う生徒で、山口総合病院の跡取り息子という御曹司です。

かっこいいルックスと裕福な家柄から、女性には困らずかなり女たらしな生活を送っていました。幼少期は同じ学校に通っていた春をいじめていた事もあり、その報復を春の兄である優山から受けた事がトラウマで、優山の事は異様に怖がっています。そんなヤマケンは嫌いな食べ物がニンジンと白菜という子供っぽい一面も持ち合わせており、ファンの間ではギャップが人気となっています。

『となりの怪物くん』の当て馬・ヤマケン（山口賢二）の性格をご紹介します。ヤマケンは前述したように春をいじめていた事もあり、かなり横暴な性格をしています。さらに御曹司である事からプライドも高く、自身のルックスやステータスも伴って自信家でもあると言われています。恵まれた家柄と、かっこいいルックスによってヤマケンの性格には拍車がかかっていました。

しかし一方ではすぐ迷子になってしまったり、春の兄である優山を異様に怖がっていたりと気の弱い一面も持ち合わせています。幼少期から勝者として育ってきたヤマケンは打たれ弱く、雫に喝を入れられた時にそのあまりの衝撃に恋に落ちてしまう程ピュアな性格もしています。そんな愛すべきおバカキャラであるヤマケンは多くの『となりの怪物くん』ファンに愛されているようです。

かっこいい当て馬キャラのヤマケン（山口賢二）の告白シーンをご紹介します。ヤマケンは春をいじめていたところを雫に見つかってしまい、この事がきっかけで雫に恋に落ちていきます。学校は違えど、秀才同士の雫とヤマケンは進学塾で同じ席につくなど接点も多く2人の距離は徐々に縮まっていきました。その間に何度も雫へ告白しようとしますがヤマケンは失敗しています。

女性にモテて百戦錬磨のヤマケンにとって、恋愛初心者の雫の存在は新鮮で、同時に厄介なものでした。ヤマケンは当初は全く雫に恋愛感情が無かったものの、雫と触れ合っていく内にその新鮮さから惹かれ始めていきます。そして同時に春に惹かれ始めている雫の心も敏感に感じ取ってしまいました。そんな中、ヤマケンは意を決して雫に告白をしました。

不本意にも「地味女」と見下していた雫に本気の恋をしてしまったヤマケン（山口賢二）の告白後の様子をご紹介します。ヤマケンの意を決した告白に、雫の返事は「NO」でした。初めて本気になれた告白にヤマケンは見事に玉砕してしまったようです。しかし雫にとってもヤマケンの存在は特別なものでした。

雫は告白された後にヤマケンの事を「初めてできた話の合う友人」と言い表しています。雫にとってヤマケンは気の合う友人として大切な存在であるようでした。しかしそこはヤマケンも譲れない思いがあるようで、告白した以上「友人にはなれない」とキッパリと雫に宣言しています。このシーンは男としてのけじめを付けようとするヤマケンのかっこいい一幕となりました。

アニメ化された『となりの怪物くん』でヤマケン（山口賢二）役を演じた声優の寺島拓篤さんについてご紹介します。寺島拓篤さんは1983年12月20日生まれの2020年3月現在で36歳の声優です。石川県出身で、2004年にドラマCDの『悪魔のミカタ』で声優デビューを果たしました。

その後2005年に『創聖のアクエリオン』で主人公のアポロ役の声優を演じ一躍有名になった後は、声優として数々の話題作へと出演し、2012年には歌手としてもデビューしています。そしてプライベートでは、2017年に同じく声優の佐藤聡美さんと結婚した事を発表しています。

声優・寺島拓篤さんの主な出演作品をご紹介していきます。寺島拓篤さんは『シゴフミ』の「野島要」役や、『まかでみ・WAっしょい！』の「佐久間榮太郎」役、『プリンセスラバー！』の「有馬哲平」役、『会長はメイド様！』の「更科郁斗」役、『デュラララ！！』の「渡草三郎」役、『バカとテストと召喚獣』の「久保利光」役、『うたの☆プリンスさまっ♪まじLOVEシリーズ』の「一十木音也」役などを演じています。

さらにその他には、『セイクリッドセブン』の「丹童子アルマ」役や、『ココロコネクト』の「青木義文」役、『ジュエルペット きら☆デコッ！』の「赤城烈」役、『はぐれ勇者の鬼畜美学』の「ゼクス」役、『クロスファイト ビーダマンeS』の「闇黒寺ゲンタ」役、『八犬伝-東方八犬異聞-』の「犬田小文吾」役、『ブラッドラッド』の「ウルフ」役などの声優を務めています。

実写版『となりの怪物くん』でヤマケン（山口賢二）を演じた俳優の山田裕貴さんのプロフィールをご紹介します。実写版ヤマケン役の山田裕貴さんは1990年9月18日生まれの2020年3月現在で29歳の俳優です。愛知県出身で、高校卒業後に芝居を学ぶ為に養成所へ入学しました。その後2010年12月に「D2」に加入し芸能活動をスタートさせています。

俳優デビューを果たしたのは2011年の『海賊戦隊ゴーカイジャー』のゴーカイブルー役での出演でした。その後、2012年にはテレビドラマの『D×TOWN ボクらが恋愛できない理由』で初主演を務め、2013年にはD2がD-BOYSに加入する形となり、山田裕貴さんもD-BOYSのメンバーとなりました。映画での初主演は2014年の『ライヴ』で果たしています。

実写版『となりの怪物くん』でヤマケン（山口賢二）役を演じたかっこいい俳優の山田裕貴さんの主な出演作品をご紹介します。実写版ヤマケン役の山田裕貴さんは『GTO』の「藤吉晃二」役や、『イタズラなKiss〜Love in TOKYO』の「池沢金之助」役、『Nのために』の「溝口」役、『ホテルコンシェルジュ』の「紺野浩太郎」役を演じており、『となりの怪物くん』以外にも漫画の実写版に出演されています。

その他には、『HiGH&LOW〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜』の「村山良樹」役や、『キャバすか学園」の「植野ヒロシ」役、『トモダチゲーム』の「美笠天智」役、『おんな城主 直虎』の「庵原助右衛門朝昌」役、『ホリデイラブ』の「黒井由伸」役、『健康で文化的な最低限度の生活』の「七条竜一」役、『なつぞら』の「小畑雪次郎」役、『SEDAI WARS』の「柏木悟」役などを演じています。

こちらは『となりの怪物くん』を見る度に当て馬キャラのヤマケンを応援してしまうという方の投稿です。『となりの怪物くん』の作中で雫と春の恋愛に横恋慕するという見事な当て馬キャラを演じたヤマケン（山口賢二）はその立ち振る舞いから”いい奴”だと話題となりました。

当て馬というのは主人公同士の恋愛に横槍を入れ、突く事で主人公達の絆を深めてくれる存在の事です。『となりの怪物くん』のヤマケンも例外なく見事な当て馬ぶりで、ヤマケンが突いた事で雫と春の恋愛は発展し、やがて2人は結ばれました。そんな救われない”愛されキャラ”のヤマケンは密かに多くのファンから愛されていました。

こちらは『となりの怪物くん』を見るといつもヤマケンの事を想ってしまうという方の投稿です。前述したようにヤマケン（山口賢二）は救いどころのない可哀想な当て馬キャラとして登場します。ヤマケンが初めて心底惚れた女性には心に想う人がすでにおり、敵う訳のない相手だと分かっていながらも気持ちを抑える事ができませんでした。

ヤマケンは雫にとって恋愛ではないものの、”特別な存在”である事は確かなのにも関わらず、ヤマケンは自身のブライドを折る事ができず唯一残された自分が雫の側にいられる理由を自らの手で摘み取ってしまいました。裏を返せばそれ程までにヤマケンが雫を想っていたという事ですが、あまりに切ない恋の結末に多くの『となりの怪物くん』ファンからは同情の声が寄せられていました。

こちらは恋愛漫画のライバルである当て馬キャラに心酔してしまうという方の投稿です。王道の少女漫画には必ずと言って良い程”当て馬”という立場のキャラクターは存在します。『となりの怪物くん』のヤマケンも例外でなく、かっこいい容姿と恵まれた環境にいながらも難攻不落な女性に恋に落ちてしまいました。

雫と出会う前までは派手で綺麗な女性とばかり付き合ってきたプレイボーイのヤマケン（山口賢二）ですが、雫と出会い雫の心に触れる内にその純真さに惹かれていきました。ヤマケンにとって初恋のようなその感情はヤマケンの性格を徐々に変えていき、刺々しく荒んでいたヤマケンの表情が徐々に優しいものへと変化していきます。最終的に救われはしないものの、ヤマケンの存在は多くのファンに愛されています。

『となりの怪物くん』のヤマケンについてのまとめいかがだったでしょうか？『となりの怪物くん』の中で当て馬キャラでありながらかっこいい容姿とピュアな性格で愛されているヤマケンは、雫に一世一代の告白をするも玉砕してしまいます。そんな健気で真っ直ぐなヤマケンの姿がファンの心を掴み、『となりの怪物くん』の中でもヤマケンは人気のあるキャラクターとなりました。

そんな『となりの怪物くん』の人気キャラクターのヤマケンは、アニメ化した際には人気声優の寺島拓篤さんが演じた事で一躍話題となり、さらに実写版『となりの怪物くん』では実写版ヤマケン役に山田裕貴さんという大ブレイク中の俳優が起用された事で注目を集めました。『となりの怪物くん』の中でヤマケンは当て馬という存在でありながらも、密かな人気を誇っており、そんなヤマケンは数々のかっこいい魅力を兼ね揃えています。

ヤマケンは傲慢で理不尽なおぼっちゃまキャラで、当初は春の事をいじめるなど陰湿なキャラとして『となりの怪物くん』に登場するも、主人公の雫に惹かれていった事で徐々にかっこいい魅力を発揮していく事となりました。春との恋愛が上手くいかない時も、雫の力になるなどヤマケンは男前な一面も持ち合わせていました。

『となりの怪物くん』のキャラクターの中でもヤマケンは多くのファンに愛される存在です。『となりの怪物くん』をまだご覧になった事がない方は、そんなヤマケンの姿を見る事ができる『となりの怪物くん』を、この機会にぜひご覧になってみてはいかがでしょうか？