【響け！ユーフォニアム】川島緑輝の名前の読み方は？名言やかわいい妹も紹介

「響け! ユーフォニアム」は、吹奏楽部に所属する高校生たちが大会を目指して成長していくストーリーです。小説家・武田綾乃の作品で、2015年には京都アニメーションよりアニメ化され、楽器の質感や演奏の仕方などがリアルに描かれていたことでも話題となりました。

川島緑輝は、ポジティブで明るく、作中でもムードメーカー的存在です。ショートカットの髪に水玉柄の大きなリボンのヘアアクセサリーをつけています。北宇治高校に入学後、吹奏楽部に所属して中学時代に引き続きコントラバスを担当します。しかし、身長148cmと小柄なため、持ち運びには毎度苦労していました。校庭を走らされた時は、他の生徒よりも遅く、走るのは苦手なようです。

川島緑輝は、かわしまさふぁいあと読みます。下の名前は当て字のようで、彼女はこの名前を少し恥ずかしく思っています。北宇治高校に入学したての時、出席確認のため名前を呼ばれます。しかし、フリガナがふられていなかったため担任の教師は読むことができませんでした。緑輝は顔を赤くして、読み方を先生に教えています。周囲の人には、本名通りの「さふぁいあ」ではなく、「みどり」と呼んでほしいと頼んでいます。

加藤葉月は、黄前久美子の幼馴染の塚本秀一に恋をします。そんな彼女の恋を、川島緑輝は全力で応援しました。友人以外にも、他人の恋の話には敏感に反応します。その理由の一つは、音楽と恋愛は密接な関係にあるからというものでした。

コンバス初心者の頃は、指の痛みを我慢しながら弾いており、高校になってからは指の皮が厚くなっています。高校入学した後も、今まで積み上げてきた経験と技術に慢心することなく、大会に向けて努力を惜しみませんでした。キャラソンは、そんな彼女の音楽への愛がわかる歌詞となっています。

「響け！ユーフォニアム」1話にて川島緑輝は、黄前久美子のスクールバッグに下がっていたマスコットのチューバ君を見て、話しかけます。このことがきっかけで、黄前久美子と仲良くなりました。チューバ君とは、楽器くんシリーズという楽器のゆるキャラです。ガシャポンでもグッズが出ており、チューバ君が出るよう祈りながら回しますが、なかなか出てきてくれません。

そんな彼女に加藤葉月は、ダブっている人がいたから交換してもらってはどうかと提案しますが、自分で引き当てなければいけないとして断っています。大好きなチューバ君との出会いには、こだわりがあるようです。さらに、チューバ君の着ぐるみを着た黄前久美子に、真っ先に駆け寄ったりなどその愛の深さがわかります。

「響け！ユーフォニアム」6話で、吹奏楽部は大会に出る実力ある生徒を、オーディションで決めることになります。チューバ初心者の加藤葉月は、今年は無理だろうが来年は選ばれるだろうと、状況を軽く見ていました。それを聞いた先輩の田中あすかは、例えに川島緑輝のようなチューバのうまい下級生が入学してきたら、ずっと大会に出られないままだと諭します。

加藤葉月は、次の年にルビー川島というチューバ経験者の生徒が入学したきたことを想像します。そして、次の年にプラチナダイヤモンド川島というチューバ経験者が入っててくる想像をしました。想像上のキャラクターですが、2人とも髪の色が名前の宝石通りで、顔は川島緑輝と瓜二つです。

非常にポジティブで頑張り屋でもある川島緑輝は、作中でも数々の名言を残しています。ここでは、アニメ「響け！ユーフォニアム」作中に登場する川島緑輝のかわいい名言を紹介していきます。

こちらは、アニメ「響け！ユーフォニアム」1話に登場する名言です。北宇治高校に入学したてのころ、黄前久美子、加藤葉月、川島緑輝の3人は、クラスが同じだったこともあり、すぐに仲良くなります。3人で吹奏楽部の見学に行ったところ、全国大会へ行けるほどのレベルではないことに少しガッカリします。

川島緑輝は、それでも黄前久美子と加藤葉月の前で入部する意志を表明します。音楽に国境はなく、人々の心を通じ合わせることができると信じていたのでした。音楽が大好きで前向きな彼女らしいセリフです。

アニメ「響け！ユーフォニアム」6話に登場する加藤葉月に向けた名言です。大会に出る生徒を、オーディションで選出することになり、チューバ初心者の加藤葉月も頑張って練習に取り組みます。中学時代テニス部だった加藤葉月は、一生懸命取り組んだのに大会で負けてしまうという悔しい過去がありました。

高校で始めた吹奏楽で、壁に直面することも多くありましたが、それでもオーディションに向けて頑張ろうとします。そんな彼女へのエールとして、川島緑輝はこのセリフを口にしました。

アニメ「響け！ユーフォニアム」7話に登場する名言です。北宇治高校の吹奏楽部は、オーディションを前にギクシャクした雰囲気となっていました。黄前久美子も演奏に集中できず、音をこぼしていると先生に注意されてしまいます。そんな彼女に、川島緑輝はこのセリフを言います。

アニメ「響け！ユーフォニアム」3話に登場する名言です。川島緑輝は、楽器くんシリーズのチューバ君が大好きで、ガシャポンを回して引き当てようとします。しかし、出てきたのはお目当のチューバ君ではなく、サックス君でした。加藤葉月はダブっている人からもらうよう提案しますが、川島緑輝はこのセリフを言って断ります。

アニメ「響け！ユーフォニアム」8話で、川島緑輝の妹・琥珀が登場します。あがた祭りには、毎年妹と一緒に行っているという川島緑輝。姉妹の仲の良さがうかがえます。自己紹介の際、妹は「こはく」と名乗っています。しかし、本当は「アンバー」など別の読み方があるのに、川島緑輝と同様一般的な漢字の読みに沿った名前を名乗った可能性もあります。見た目は川島緑輝と瓜二つで、ヘアアクセサリーもお揃いです。

アニメ「響け！ユーフォニアム」で、川島緑輝の声を演じた声優は、豊田萌絵でした。無邪気で明るく、かわいい川島緑輝のイメージにぴったりであると、視聴者からも好評でした。川島緑輝のキャラソンも、同様に彼女が歌っています。

豊田萌絵は、スタイルキューブに所属している声優です。「この中に1人、妹がいる!」で声優デビュー、その後アニメソングを中心に歌う「StylipS」のメンバーとなります。キャラソン、ドラマCD、ラジオなどでも活躍する期待の若手声優です。

豊田萌絵の代表的な出演作に、「境界の彼方」伊波桜役、「咲-Saki- 全国編」鹿倉胡桃役、「アイドルメモリーズ」林薇薇役、「アクションヒロイン チアフルーツ」桃井はつり役、「パンでPeace!」深川ふゆみ役、「フライングベイビーズ」もえ役、「ノブナガ先生の幼な妻」熱田杏南役などがあります。

川島緑輝担当声優の豊田萌絵が歌う、キャラソンも登場しています。「流線コントラスト」は、コントラバスを愛する明るい彼女の個性が現れたかわいい曲です。「I LOVE MUSIC」は、タイトル通り音楽を大切に想う気持ちや、人の心に響く素晴らしいものという価値観が表現された歌詞となっています。

川島緑輝は、明るく、前向きな努力家です。しかし、恋愛話に敏感なところもある、乙女チックな側面も持ち合わせています。容姿だけでなく性格や趣味、特徴全てがかわいいという評価も散見されました。

川島緑輝は、自分のサファイアという名前を気にしており、周囲には「みどり」と呼んでほしいと頼んでいます。出席確認で名前を呼ばれた時は、顔を真っ赤にして恥ずかしがっていました。さらに「サファイア」と呼ばれた時はすぐに「みどり」と訂正しています。名前のことを気にしているところもかわいいという感想もありました。

加藤葉月の想像の中で少ししか登場しなかったルビー川島とプラチナダイヤモンド川島ですが、その存在感と川島緑輝に瓜二つのかわいい容姿から、ひそかな人気があります。好きなキャラクターにあげる人もいます。

ここまで、川島緑輝のかわいい魅力や、名前の読み方、話題のキャラソン、妹の存在について紹介してきました。小柄でかわいく、明るくポジティブで頑張り屋、さらに面倒見が良いという性格から、大変人気があります。主人公・黄前久美子のクラスメイトで、同じ吹奏楽部に所属していることから出番も多いので、作中での活躍にご注目ください。