2020年03月15日公開
2020年03月15日更新
ママレード・ボーイの最終回をネタバレ!漫画のあらすじ・結末とその後は?
ママレード・ボーイでは、自由気ままに恋愛を楽しむ夫婦が旅先で知り合ったもう一つの夫婦と意気投合したことがきっかけとなり、お互いのパートナーを交換して再婚するというとんでもない事態に陥ります。また、そのお互いの夫婦には高校生の息子と娘がいたのです。突然出会ったその娘と息子も複雑な状況の中次第に惹かれていきました。そんなママレード・ボーイの最終回が注目を集めています。そこで、大人気となったママレード・ボーイの最終回のネタバレや、ラストの結末、その後の気になる展開、漫画のあらすじなどをご紹介します。
目次
ママレード・ボーイとは?
1992年5月~1995年10月にかけて連載された「ママレード・ボーイ」は、東京都出身の漫画家である吉住渉さんによって誕生した少女漫画です。全8巻が単行本として刊行されたママレード・ボーイは、たちまち大人気となりテレビアニメとしても放送されることになります。テレビアニメとしては、1994年3月~1995年9月に渡って全76話がテレビ朝日系列によって放送されました。
2001年には、実写版のドラマが台湾で放送されます。その後、2018年には実写版の映画が公開され話題を呼びました。ママレード・ボーイでは、完全版が全6巻、単行本が全8巻刊行されます。そこで、漫画以外にテレビアニメや劇場版のアニメ、実写版のドラマ、映画化もされた大人気のママレード・ボーイで繰り広げられた最終回のネタバレや、漫画のあらすじ、ラストの結末やその後のあらすじもご紹介します。
ママレード・ボーイの概要
1992年~1995年にかけて連載され大人気となったママレード・ボーイでは、2人の少年少女の両親が互いに離婚し、さらにお互いのパートナーを入れ替えて再婚するという複雑な家族環境が描かれていきます。まだ、高校生の2人は両親の自由気ままな振る舞いに振り回されながらも次第に惹かれ合っていくのでした。
もしかしたら、兄妹かもしれないという禁断の関係と疑いつつもお互いの気持ちに嘘がつけない状況が繊細に描かれていきます。ハラハラドキドキの切ない胸キュン少女漫画となっているため、多くの共感を得ていきました。ママレード・ボーイでは、漫画以外に、テレビアニメ、劇場アニメ、実写ドラマ(台湾)、実写映画化され、単行本の累計発行部数は1000万部を突破しており、さらに記録を更新中です。
りぼんで連載していた昔の漫画
週刊少年ジャンプやnon-no、週刊プレイボーイなどの雑誌を発行している日本の総合出版社である集英社から少女漫画雑誌として月刊で発売されていたのが、「りぼん」です。小学館の「ちゃお」や、講談社の「なかやし」と並ぶ、人気少女漫画雑誌であり、三大小中学年向け少女漫画雑誌として有名になっていました。少女漫画雑誌として有名な「りぼん」から連載がスタートしたのが、「ママレード・ボーイ」です。
ママレード・ボーイでは、少女漫画の王道を行くような胸キュンの切ない展開が描かれており、1992年~1995年に連載していたかなり古い漫画でありながらも、日本をはじめ台湾など世界中で取り上げられ、実写ドラマ化されたり、実写映画化されたりして、いまだに大人気の漫画となっています。
ママレード・ボーイの漫画のあらすじ
漫画のあらすじ①両親の再婚
ママレード・ボーイでは、実写映画によって、漫画での最終回のラストの結末やその後の2人の関係が気になるという声が非常に多く、話題となりました。この作品は、1992年~1995年に連載された漫画であるため、不朽の名作を懐かしむ声も多くあったのです。そこで、最終回のラストの結末や、その後の2人の関係のネタバレをする前に、ラストの結末やその後の様子がより楽しめるよう、今までのあらすじをご紹介します。
不朽の名作と言われているママレード・ボーイでは、両親の離婚と共に再婚がきっかけとなってその息子(松浦遊)と娘(小石川光希)の2人は出会うことになりました。明るくて無邪気な小石川光希の両親は、ハワイ旅行の際、松浦夫婦と出会い意気投合し、一緒に過ごしていくうちに、お互いのパートナーを交換して再婚することになったのです。
さらに、この2つの家族はそれぞれが再婚した上に、一つの家で一緒に生活を共にすることになりました。両親のハチャメチャな考えに困惑しながら、猛反対する光希でしたが、あまりにも幸せそうな両親を見た彼女はそれを受け入れるよりほかなくなります。それゆえに、相手の息子である成績優秀でイケメンな松浦遊とも義兄妹として一緒に暮らすことになりました。
漫画のあらすじ②義理の兄と妹
ママレード・ボーイでは、両親のハチャメチャな発想と行動によって、2家族がそれぞれ再婚し、一緒に同居生活をすることになります。2組の家族にはそれぞれ明るくて天真爛漫な小石川光希とスポーツ万能で成績優秀なイケメンである松浦遊という高校1年生の娘と息子がいました。それゆえに、彼らは突然義理の兄と妹という関係になります。
裏表がなく何でも素直に口にする光希は、義理の兄である遊に対して、いつも素直な気持ちをぶつけました。料理が上手で成績も優秀、学校ではモテモテの義理の兄である遊は、何でもできるイケメンだったために周囲からも大変人気がありました。しかし、そんな彼も義理の妹である光希には、何かとちょっかいを出してはからかって意地悪をしていたのです。
そのため、本当はとっても苦い要素がある、うわべだけの甘さの遊をママレード・ボーイと呼ぶようになりました。そして、いつでもピリピリと怒ってくる光希は、マスタード・ガールと義理の兄である遊に呼ばれ、からかわれることになります。彼らは義理の兄と妹として、何だかんだちょっかいを出し合っては仲良く過ごしていきました。
漫画のあらすじ③惹かれあう2人
義理の兄と妹の関係となった2人は、初めは何かと言い争いをしてはもめていましたが、幼少期はロンドンで育ち、帰国子女となった光希は、いつも自分をからかい、意地悪をしてくる遊も、いざという時は本当の兄のように自分を優しく守ってくれる姿に惹かれるようになります。何だかんだ口喧嘩が絶えない2人ですが、お互いに惹かれ合う関係に進展していきました。
その様子は2組のそれぞれの両親から見ても明らかだったのです。それゆえに、2組の両親達は義理の兄と妹になった2人の本当の気持ちを探るべく、一芝居打ちます。突然、「やはり元のパートナーに戻って、元の生活に戻す」と言い出したのです。それを聞いた明るく子供っぽい光希は、複雑な気持ちとなります。何を考えているかわからない遊と離れ離れになるのは嫌だと強く感じるようになりました。
また、義理の兄である遊も、自分の気持ちを正直に表現する光希に次第に惹かれていきます。人あたりはいいものの自分の本心をさらけ出せないでいた彼でしたが、無邪気な光希が自分から離れていくことに恐怖を覚えるようになりました。自分の気持ちを自覚した彼はその後、勇気を出して自分の過去を打ち明けるのです。それによって2人は互いに自分の気持ちを正直に伝えあえる恋人同士になります。
ママレード・ボーイの最終回をネタバレ
最終回をネタバレ①光希と遊は実の兄妹
実写映画化されたママレード・ボーイでは、かつて大人気となった漫画にも再度注目が集まるようになります。ラストの結末をネタバレする前に、それまでのあらすじをご紹介してきましたが、ここからは、それぞれのキーワードごとに最終回のラストの結末ネタバレをご紹介しましょう。漫画や実写映画をまだ読んだり、観たりしていない人は、ラストの結末のあらすじネタバレにご注意ください。
お互いの正直な気持ちを確かめ合い、恋人同士になった2人でしたが、ある事実によって2人は実の兄妹である線が浮上します。兄でありかつて特別な存在を持ちたがらなかった遊は、クリスマス間際に衝撃の事実を知ってしまったのです。それは、2組の両親の大学時代の写真でした。
ハワイ旅行で初めて出会って、お互いのパートナーを交換して再婚することになった2組のカップルのはずなのに、その再婚相手であるパートナー同士で付き合っている雰囲気の大学時代の写真を偶然に見てしまったのです。それによって、義理の兄である遊は、自分達は本当の兄妹なのでは?という疑問を持つようになります。しかし、大好きな光希に伝えることはもちろん、それぞれの両親にも事実を確認する勇気はありませんでした。
最終回をネタバレ②距離を置く遊
せっかくお互いの気持ちが通じ合い恋人同士になった義理の兄である遊と無邪気で天真爛漫な光希でしたが、かつての両親達の大学時代の写真を見つけてしまった遊は、誰にもその事実を相談できぬまま、一人悩み、ある決断をします。成績優秀でイケメンの遊は、実の兄妹で恋人同士になることは許されないと感じ、きっぱりと光希に別れを告げることにしました。
これらのあらすじネタバレによって、多くの読者がラストの結末はきっと悲しいものになってしまうのでは?と予想した人は多かったようです。もちろん、義理の妹であり明るく元気な光希にも受け入れがたい事実でした。別れを告げられた光希は、混乱して別れを拒否しますが、高校を卒業した遊は、京都の大学に合格し、一人で京都で住むことになります。別れと共に離れ離れになってしまった光希は、どうしていいかわかりません。
京都に行ってしまったその後も義理の兄である遊への自分の好きな気持ちを再確認した光希は、京都へ行き自分の気持ちを伝えます。しかし、彼にはすでに彼女ができたと知り、傷つき帰宅するのでした。夏休みに帰宅した遊に、好きな人ができたか聞かれた光希は、今でも彼が好きでこれからも好きでいさせてほしいと告げます。その言葉に今まで心を閉ざし我慢してきた遊も自分の気持ちを抑えきれなくなりました。
最終回をネタバレ③決意と真相
義理の兄弟だと思っていた2人が実は異母兄妹だと知らされ、ひたむきに遊を好きでいたい気持ちが強かった光希もショックを隠せません。本当の兄妹という事実を受け入れる前に、2人は最後の旅行をします。この旅行が終わったら兄妹に戻るという約束で、せめて旅行の間はただの恋人同士として過ごすことを決め、2人は旅行へ行ったのです。九州へ旅行に行った2人はとても楽しい時間を過ごします。
そして最後の夜、2人はお互いの部屋の前でじっと見つめ合うのでした。明日になったら兄妹に戻らなければならない事実に、天真爛漫な光希の目には涙が浮かび上がったきます。ある決意をした遊は、自分の部屋に光希を引き込み強く抱きしめ、「結婚しよう」と告白しました。本当の兄妹ではあるものの、戸籍上では問題ないためそれは不可能ではない、しかし、一生子供も作らない覚悟でそれでも一緒にいたい気持ちを伝えます。
2人は結婚する約束をし、新たな決意を胸に帰宅しました。ラストの結末では、さらに衝撃の事実が飛び出します。2人の決意を聞かされた2組の両親はそれは勘違いだと真実を打ち明けました。彼らは結婚する前にお互いの勘違いで別れ、それぞれ違う相手と結婚しますが、ハワイ旅行でその誤解が解けて再婚して元に戻ります。それゆえに、2人は兄妹ではなかったのです。ハッピーエンドのラストの結末に多くの人が喜びました。
ママレード・ボーイの結末のその後は?
ママレード・ボーイでは、純粋に相手を愛する2人の恋愛模様とお互いの気持ちだけではどうすることもできない兄妹というジレンマが繊細に描かれています。実写映画化されるということで、20年経った今でも不朽の名作として、物語のあらすじのネタバレやラストの結末のあらすじネタバレにも注目が集まるようになりました。
漫画自体はラストの結末もハッピーエンドということで一旦は完結しているものの、その後の展開を描いた続編となるママレード・ボーイlittleも連載されたのです。そこで、ラストの結末のその後のあらすじネタバレをご紹介します。
その後を描いたママレード・ボーイlittle
2013年~2018年に渡って連載されたのが、「ママレード・ボーイlittle」です。ママレード・ボーイlittleでは、前作であるママレード・ボーイの13年後が描かれている続編として登場しました。全7巻まで刊行され大人気となります。続編として誕生したママレード・ボーイlittleでは、前作で元気いっぱいで天真爛漫な光希と成績優秀でイケメンな遊には、その後、それぞれ再婚した両親から、妹と弟が誕生しました。
少し天然でかわいい立夏という妹と、非常に頭が良い朔という弟が、その後、物語の主人公となって描かれていきます。かつては本当の兄妹かもしれないと悩んだ光希と義理の兄の遊でしたが、誤解が解けて2人の純粋な愛が結ばれハッピーエンドとなった結末のその後は、彼らの妹や弟に当たる2人がまた、同じように恋愛感情を抱くという設定となっていました。複雑な家庭で育った2人の妹と弟は、中学生の12歳となっていたのです。
ママレード・ボーイlittleのあらすじ
中学生となった少し天然な立夏は、成績優秀な美少年である名村碧に一目惚れします。一方、頭が良く常に周囲の状況をしっかりと認識できる朔は、学校ではモテモテで学校一美人と噂されていたクラスメイトの笹宮レナに気に入られ告白されたものの、自分は昔から一緒に住んでいる立夏を好きだとはっきりと伝え断るのでした。姉弟のような関係だと思っていた立夏も彼の気持ちを知り、次第に彼を意識するようになります。
ママレード・ボーイの登場人物
登場人物①小石川 光希
ポニーテールにしていることが多い小石川光希は、裏表のない元気で無邪気な高校1年生の女の子です。物語が進むにつれて、高校2年生、3年生、大学生へと成長しています。高校1年生になった時に、ハワイに旅行に行った両親から帰宅後に離婚と共に再婚というハチャメチャな話を聞き、動揺しますが家族思いの彼女は両親の幸せそうな姿に、その提案を受け入れていくようになります。
- 名前:小石川光希(こいしかわみき)
- 血液型:A型
- 学年:高校1年生、2年生、3年生、大学生
- 所属:私立桐稜大学附属高等学校
- 部活:テニス部
- 身長:152cm
- 過去:1歳までロンドンで生まれ育つ(帰国子女)
- 性格:明るく元気、少し子供っぽい
- 苦手なもの:料理
中学生の頃テニス部に所属していた彼女は、同じテニス部に所属していたテニスではエースの実力を持っていた須王銀太を好きでしたが、些細なことで誤解をし、結局はバッサリと振られ結ばれませんでした。その後、親の再婚によって出会ったイケメンで成績優秀な遊が義理の兄となり、一緒に生活をすることで気になる存在となっていきます。2人の関係はラストの結末のあらすじネタバレが注目されるほど、話題となっていきました。
登場人物②松浦 遊
スポーツ万能で成績優秀な松浦遊は、人あたりも良かったため周囲へ与える印象も良く、学校ではモテモテのイケメン男子でした。しかし、彼には心にトラウマを抱えており、自分の本心を見せることができないところがあったのです。大切な存在に嘘をつかれていると勘違いしていた彼は、これ以上傷つきたくないと強く思い、自分にとっての大切な存在を持とうとはしませんでした。
- 名前:松浦遊(まつうらゆう)
- 血液型:B型
- 誕生日:6月3日
- 学年:高校1年生、2年生、3年生、大学生(京都工業大学)
- 所属:私立桐稜大学附属高等学校(親の再婚により途中転入)
- 部活:テニス部(銀太より実力は上)
- 関心事:建築
- 性格:人あたりは良いが、自分の本心を見せない
- 特徴:成績優秀、料理上手、スポーツ万能、美少年
中学生の頃、気が強い鈴木亜梨実と期間限定で付き合うものの、好きにはなれず結局別れることになります。しかし、高校生になって両親の滅茶苦茶な再婚問題によって、天真爛漫で裏表のない光希と義理の兄妹として一緒に住むようになり次第に心を開くようになりました。やっと心を開けるようになった彼には、どうすることもできない壁が立ちはだかり、その後のラストの結末のあらすじネタバレに注目が集まるようになります。
登場人物③須王 銀太
テニス部のエースを務めていた須王銀太は、中学生の頃クラスメイトの小石川光希が好きだったにも関わらず、素直にその気持ちを仲間内で言うことができず、彼女のことは何とも思っていないと言っているところを彼女に聞かれてしまい、お互いに好き同士でありながらも気持ちがすれ違い、恋人になることができませんでした。中学生の頃は幼さゆえに、彼女を振った形になっていますが、彼の気持ちは真逆だったのです。
- 名前:須王銀太(すおうぎんた)
- 血液型:O型
- 誕生日:4月10日
- 部活:テニス部(エース)
- 所属:私立桐稜大学附属高等学校
- 学年:高校1年生、2年生、3年生(光希とクラスメイト)
- 性格:直情的で、あるがままの姿を自然と見せることができる、純粋、一途に思う性格
- 恋人:のちに鈴木亜梨実と付き合うようになる
自分の失敗を悔やみながらもどうすることもできないでいた彼ですが、高校生になって自分の好きな光希が義理の兄となった遊に次第に惹かれていく姿を見て、自分の気持ちがまだ終わっていないことを再確認します。二度と同じ失敗を繰り返したくないと考えた彼は、ハッキリと自分の気持ちを伝えたものの、その気持ちは届きませんでした。その後、同じ失恋の痛みを持っている鈴木亜梨実と付き合うようになります。
登場人物④秋月 茗子
美人でお嬢様育ちの秋月茗子は、幼い頃からいがみ合う両親のもとで育ちます。両親が家庭内でよく貶し合いをしている姿を見て育った彼女は、精神的に気が休まる日がありませんでした。何不自由なく育った彼女ですが、一番大切な愛情をもらわずに、両親がいがみ合う環境で育ったために外に自分を愛してくれる存在を求めるようになります。生徒のことを親身になって考える担任の名村慎一に次第に惹かれるようになりました。
- 名前:秋月茗子(あきづきめいこ)
- 血液型:A型
- 誕生日:10月28日
- 性格:人あたりが良い、大人っぽく口調も丁寧だがどこかミステリアスな性格を持つ
- 容姿:美人でロングヘア(パーマをかけている)
- 家庭環境:豪邸に住むお嬢様だが仮面夫婦のもとで育つ
- 部活:文芸部
- 光希との関係:自慢の親友、クラスメイト
- 恋人:名村慎一(クラス担任、英語教師)
親友である光希にも担任教師と付き合っていることは言わなかった彼女でしたが、両親の夫婦喧嘩に耐えられなくなった彼女は家を飛び出し、恋人であり担任教師の名村慎一の自宅に駆け込んだことを周囲の人に目撃されたことで謹慎処分を受けます。責任を取って学校を辞めた彼を追いかけて広島に向かった彼女は、両親からは勘当されたものの、彼と結婚してその後幸せに暮らすことになりました。
登場人物⑤鈴木 亜梨実
ショートヘアが似合っている鈴木亜梨実は、学校内ではファンクラブができるほどの美少女として人気がありました。陸上部で活躍していた彼女は長い間、スポーツ万能で成績優秀な遊に片思いしていたのです。そのため、勇気を出して告白、期間限定で3ヶ月付き合うことになりますが、心にトラウマを抱えていた遊はどうしても彼女のことを好きになることができませんでした。
- 名前:鈴木亜梨実(すずきありみ)
- 血液型:O型
- 所属:私立榊学園高等学校
- 遊との関係:元期間限定の彼女
- 容姿:ショートヘアの美人
- 性格:朗らかで明るく元気、気が強い性格
- 部活:陸上部
- 特徴:ファンクラブができるほど男子生徒には人気がある
そのため、「やはり好きになれない」ときっぱりと言われ、別れることになります。大好きだった遊に振られてしまった彼女は、怒りを爆発させ彼を責め暴言を吐くのでした。暴言を吐くほど好きだった彼と別れたことで、落ち込んでいた彼女でしたが、同様に失恋で苦しんでいた銀太と知り合い、次第に惹かれていきます。彼とはお互いの失恋の傷を癒すかのようにいつの間にか付き合うことになりました。
ママレード・ボーイの実写版キャスト
1992年~1995年にかけて連載された大人気漫画のママレード・ボーイでは、20年以上の年月を経た今でも人気となっており、2018年4月には実写映画化が公開されることで大きな話題を呼びます。実写映画化に向けて、かつて刊行された漫画を読み直したり、あらすじネタバレを確認し直したりする人は多かったようです。そこで、大注目を集めた実写映画化されたママレード・ボーイの実写版キャストをご紹介します。
実写版キャスト①桜井日奈子
天真爛漫な光希役を演じたのは、女優の桜井日奈子さんです。彼女は、2014年7月に開催された岡山美少女・美人コンテスト(CroCom:岡山美少女図鑑の発行元が開催)で、「美少女グランプリ」に選ばれ、現在の所属事務所であるインセントに所属し、芸能活動を始めることになります。幼稚園の頃からバスケットボールを習っていた彼女は、筋肉質な身体になってしまったために、周囲からは「キン肉マン」と呼ばれるようになりました。
- 桜井日奈子(さくらいひなこ)
- 血液型:O型
- 生年月日:1997年4月2日
- 出身地:岡山県岡山市
- 所属事務所:インセント
- 職業:女優、タレント、モデル
- ジャンル:映画、テレビドラマ
- 身長:160cm
特技がバスケットボールの彼女は、2016年には「それいゆ」という演劇で初舞台を務め、注目を集めるようになります。その後連続テレビドラマである「そして、だれもいなくなった」に出演しました。主な出演作品としては、テレビドラマでは、僕の初恋をキミに捧ぐの種田繭役やヤヌスの鏡の小沢裕美役、映画では、ういらぶ。の春名優羽役、殺さない彼と死なない彼女の鹿野なな役があります。
実写版キャスト②吉沢亮
料理上手でイケメンな松浦遊役を演じたのは、俳優の吉沢亮さんです。彼は、男4人兄弟の次男として誕生しています。2009年に開催されたアミューズ全国オーディション2009 THE PUSH!マンにて、Right-on賞を受賞し芸能界入りをしました。小学校から高校まではずっと剣道に励み、二段の腕前を持っています。イケメンでありながらも残念な三枚目役や癖のあるくらい役を演じることが多いのが特徴です。
- 名前:吉沢亮(よしざわりょう)
- 血液型:B型
- 生年月日:1994年2月1日
- 出身地:東京都
- 所属事務所:アミューズ
- 職業:俳優
- ジャンル:映画、テレビドラマ、舞台
- 身長:171cm
- 活動期間:2009年から
俳優の吉沢亮さんは、人見知りな性格のため高校時代はあまり友達が多くなかったそうです。そんな彼は、多くのテレビドラマや映画に出演され大活躍されています。テレビドラマでは仮面ライダーフォーゼの仮面ライダーメテオ役や、ぶっせんの田村正助役、恋する香港の山田健太役、映画ではサマーソングの市原健一役、あのコの、トリコ。の鈴木頼役、トモダチゲームの片切友一役などがありました。
実写版キャスト③佐藤大樹
- 名前:佐藤大樹(さとうたいき)
- 出身地:埼玉県白岡市
- 生年月日:1995年1月25日
- 所属事務所:LDH JAPAN
- 職業:ダンサー、俳優
- 共同作業者:EXILE、FANTASTICS
- 活動期間:2011年から
- 身長173cm
テニス部のエースとして大活躍していた須王銀太役を演じたのは、ダンサーで俳優の佐藤大樹さんです。小学校4年生から中学校までサッカー部に所属していた佐藤大樹さんは、2011年にGENERATIONSのサポートメンバーとして活動を開始し、芸能界入りをします。2014年にはEXILE PERFORMER BATTLE AUDITIONに合格し、EXILEに加入しました。その後はダンサーや俳優として大活躍することになります。
実写版キャスト④優希美青
- 名前:優希美青(ゆうきみお)
- 本名:菅野莉奈(かんのりな)
- 血液型:O型
- 出身地:福島県
- 生年月日:1999年4月5日
- 所属事務所:ホリプロ
- 職業:女優、ファッションモデル、タレント
- ジャンル:映画、テレビドラマ
- 活動期間:2012年から
- 身長:159cm
明るく無邪気な光希の親友でミステリアスな要素がある秋月茗子を演じたのは、女優の優希美青さんです。彼女は、女優の他にもファッションモデルやタレントとしても活躍しています。2012年に開催された第37回ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを獲得した彼女は、芸能界入りを果たしました。主な出演作品には、あまちゃんの小野寺薫子役やデスノートのニア役、ちはやふる -結び-の花野菫役などがあります。
実写版キャスト⑤遠藤新菜
- 名前:遠藤新菜(えんどうにいな)
- 血液型:O型
- 生年月日:1994年10月3日
- 出身地:東京都
- 所属事務所:ボックスコーポレーション(2019年10月退所)
- 職業:ファッションモデル、女優
- 身長:160cm
ショートカットヘアで美人、スポーツ万能な遊の元彼女である鈴木亜梨実を演じたのは、ファッションモデルで女優の遠藤新菜さんです。彼女の母親は日本人、父親はアイルランド人とイギリス人のハーフとなっています。2014年に開催された第45回「non-no」モデル・オーディションにおいて準グランプリを受賞し、4年間専属モデルを務めました。無伴奏の高宮エマ役や、やるっきゃ騎士の美崎静香役などを演じています。
ママレード・ボーイに関する感想や評価
暇すぎてまた、ママレードボーイを1話から見てる。何回見ても飽きない漫画。笑。
— まりりりり®@10/26娘誕生4m (@mariririri9) February 23, 2020
ママレード・ボーイでは、何度読み返しても飽きない漫画という高い評価を得ている作品となっています。不朽の名作とも言われており、日本以外でも台湾などで実写ドラマなどが放送されており、その人気の高さが伺えるでしょう。20年以上前に連載された少女漫画でありながら、2018年には実写映画化され話題を呼びました。
隠れ少女漫画通の俺の好きな少女漫画ランキングは
— いなばたくみ (@adtatmdp) February 24, 2020
一位ママレードボーイ
二位俺物語
三位ラブコン です
男性の中にも少女漫画をこよなく愛している人は結構いるようです。そんな少女漫画好きの男性からも高い支持を得ているのがママレード・ボーイとなります。高い支持を集めている理由の一つに、悲劇的な展開が途中ありながらも最後は見事なハッピーエンドで結末を迎えていることがあるようです。
ママレードボーイ久々に見てるけどこれだよこれってってなってる。きっと吉沢亮と桜井日奈子ちゃんの顔面が全て(内容もすき)
— 綾鷹 (@s_Einzbern) February 25, 2020
2018年に実写映画として公開されたママレード・ボーイは大好評だったようです。キャストを務めているダブル主演の2人に注目が集まり公開前から話題となっていました。天真爛漫な光希役の桜井日奈子さんとクールでかっこいい遊役の吉沢亮さんの演技や顔がこの作品にぴったりという意見も多く寄せられています。
ママレード・ボーイの最終回をネタバレまとめ
20年以上前に連載されていたママレード・ボーイは、いまだに大人気の漫画となっており、2018年には実写映画化され再度注目を集めるようになります。そのため、実写映画を観る前に最終回のネタバレやラストの結末を再確認する人も多くいました。この映画が不朽の名作と言われているのは、途中どんな辛い状況になっても最終的にはハッピーエンドで結ばれるという少女漫画の王道を貫いているからでしょう。