2020年03月09日公開
2020年03月09日更新
めだかボックスの能力・強さランキング!最強の無敵キャラはだれ?
能力者バトル漫画の代表格の1つと言われる程の作品になっているのがめだかボックスです。めだかボックス作中には様々なチート能力や他の作品ならもれなく最強と言われるだろうラスボスキャラが持っていそうな能力が多数登場しそれぞれの能力を駆使したバトルが行われています。今回はめだかボックスの能力について、キャラクターの性質も含めた能力の強さをランキング形式で一覧にして紹介していきます。
目次
めだかボックスとは?
めだかボックスの概要
めだかボックスは週刊少年ジャンプにて原作西尾維新先生、作画暁月あきら先生によって2009年~2013年まで連載された能力バトル漫画です。「戯言シリーズ」・「〈物語〉シリーズ」で既に高い知名度を誇っていた西尾維新先生が初めて週刊で連載した漫画作品であり、それらのシリーズで西尾維新先生の特徴となっていた要素である推理要素や言葉遊びなどの要素を上手く盛り込んだ作品です。
めだかボックスの原作は漫画ですが、原作者の西尾維新先生が元々小説家であるという側面から外伝的な小説を展開されている他、2012年には分割2クールでアニメ化も行われました。
めだかボックスのあらすじ
あらゆる事を完璧にこなせる完璧超人、黒神めだかは箱庭学園に入学した直後でありながらその完璧な演説で驚異の98%の支持率を受けて生徒会長に就任します。めだかは公約として掲げていた目安箱の設置を行い、幼馴染である人吉善吉と共に目安箱に投書された内容の解決にあたります。次々トラブルを解決した事でその目安箱は人気を集めやがてめだかボックスと呼ばれるようになりました。
めだかボックスの能力・強さの最強チートキャラ一覧ランキングTOP25~21
25位:人吉善吉
本来ならこのランキングには入らないのですが敬意を持ってランキング25位で紹介したいのがめだかボックスのもう1人の主人公である人吉善吉です。様々な能力者が登場するめだかボックスという作品において人吉善吉は何の能力も持たないTHE一般人です。ただ最強すぎる主人公黒神めだかの隣に立ち続ける為に努力を怠っておらず、格闘技だけでいえば幅広い分野でその片鱗を見せています。
能力はいずれもレンタル・作り変えたものであり自身のスキルは持っていませんが作中では他人の視界を覗く「欲視力」、欲視力を作り変えて作ってもらった「改神モード全吉モデル」、生徒会選挙で対立する事になった対めだか用主人公補正・ご都合主義排除スキル「愚行権(デビルスタイル)」といった能力を使用しています。ただこれらはいずれも安心院さんや半纏の協力があってこその使えた能力です。
めだかボックスが一般人だけの作品であれば最強クラスの才能を誇っている人吉善吉ですが、今回の一覧で紹介しているようにチートな能力を持つキャラクターが集まるめだかボックスにおいては強さはランキング圏外でもおかしくありません。ただその精神力の強さはめだかボックス作中でも屈指と言える点を考慮しました。
24位:雲仙冥利
紛れもない異常者でありながら固有の能力を持っていないというめだかボックスでは逆に珍しいキャラクターと言えるのが雲仙冥利です。風紀委員長でモンスターチャイルドと呼ばれる飛び級で箱庭学園に入学した天才です。ただ飛び抜けた能力がない反面全体的なポテンシャルは高く万能に対応できる力を持っています。その万能さと「十三組の十三人」参加の報酬として受け取った武器を駆使して戦います。
10年後には箱庭学園で率いていた風紀委員会のメンバーと共に国防を担う立場になっておりそのリーダーシップと万能さは健在と言えます。今回の一覧においてももし雲仙冥利がめだか達と変わらない年齢であればもっとランキング上位に食い込んでもおかしくなかった描くシーンが変われば最強たり得た代表的なキャラクターの1人です。
23位:宗像形
「十三組の十三人」のメンバーの1人「枯れた樹海(ラストカーペット)」と呼ばれていたのが宗像形です。そのスキル「暗器」は通常の暗器はもちろん、そうではない武器も含めて肉体のどこかに隠す事ができるという能力です。武器の隠蔽ができる能力だけみれば非常に強力な能力ですが、あくまで「隠す事ができる」能力であって「使用する事ができる」ではない点がミソです。
異常者としての能力は「殺人衝動」でヒトを見ると殺したくなってしまいその方法が浮かんでしまうという能力でこの能力故に武器の扱いが素人でも戦う事ができました。「殺す技術」に長けているので裏を返せば「殺さない技術」「殺されない技術」を持っているとも言えますが、この程度ではめだかボックスではチートとは言えない程度の能力です。
22位:黒神くじら
もっと別の使い方をすればもっとチートな最強能力になったと言われるのが名瀬夭歌こと黒神くじらの能力です。「禁欲(ストイック)」という異常性を持ち、その異常性によって身につけた人体に関する豊富な知識を用いた能力は「改造」であり他者や自身の肉体を改造する事ができます。この改造によって古賀いたみを作り出している他、人吉善吉を助けた事もあります。
また自身の性質がどちらかといえば過負荷に近い事を生かして肉体を改造して即席で過負荷である「凍る火柱(アイスファイア)」という体温調整をする機能を生み出しています。体温調整する事で身体の周囲を凍らせたり、逆に炎を起こしたりと氷炎どっちも操る事ができます。本人がその気になればもっと強さを発揮できる能力の代表格ですが「どっちつかず」と言われるキャラクターだけにランキングではこの位置に落ち着いています。
21位:高千穂仕種
正面からの戦闘では決して倒せないと言われるのが「十三組の十三人」メンバーの1人高千穂仕種です。異常「自動操縦」は考えないで行動するの究極系能力で、過剰すぎる反射神経故に身体が勝手に動いてしまうを攻撃にも転用しています。ただ本人曰く自身の本当の性質は考えないで動ける=脳を別の事に使える事による研究者タイプです。
ただ研究者タイプとはいっても単純な戦闘・取り分け打撃戦においては箱庭学園でも屈指の強さを誇っています。今回のランキングでは21位ですが相手が自分の土俵で勝負してくれるのであれば最強足り得る程の能力を持ったキャラクターです。
めだかボックスの能力・強さの最強チートキャラ一覧ランキングTOP20~16
20位:古賀いたみ
めだかボックス作中でも珍しい後天的な異常者と言えるのが古賀いたみです。元々は何をやっても平均的な能力しかありませんでしたが、異常である事に異常に執着するという異常性を持っており、その異常性によって黒神くじらの改造に耐えきり文字通りの異常者となりました。
黒神くじらに与えられた異常者としての能力「指切り骨折り(ベストペイン)」は常人の動きを越えた運動能力と治癒能力を得るというもので全力全開状態の古賀いたみは肉弾戦・地上戦においては最強と言われ、公式にマックス状態の身体能力ならめだかより上だとも公言されています。ただし全力全開で戦える時間が非常に短いという弱点があり、総合的に判断するとランキングではこの位置づけです。
19位:蛇籠飽
能力の性質だけ見れば対人間相手に優位を取りやすいのが蛇籠飽(じゃかごあき)です。めだかボックス本編のキャラクターではなく、球磨川を主人公としためだかボックスにて球磨川が転校してくる前の時間軸を描く外伝「グッドルーザー球磨川」に登場した異常者です。その能力は酸素を操る事ができる「遊酸素運動(エアロバイカー)」で酸素の濃淡を操る事で、人を支配する能力として描かれていました。
最終的には球磨川にやられてしまいますが相手が悪かっただけであり、大抵の相手には有利を取る事ができます。仮にめだかボックス本編に登場していてもその能力は驚異になりえるので今回のランキングでも紹介しました。
18位:鶴喰鴎
異常・過負荷・スタイルと様々な性質の能力が登場するめだかボックスですがその全ての性質の能力を持っているのが鶴喰鴎です。今回のランキング一覧の中でもこれら3つの性質の能力を同時に併用して戦うのは鶴喰鴎だけであり、「鴎システム」というアイデンティティを獲得しています。
それぞれの能力としてはあらゆる回転を操る事ができる「独楽図解(スピニングアングラー)」、物理的にも慣用句的な意味でも他人の足を引っ張る「引っ張り足(オクトパス)」、他人の冷静さを奪う事ができる「長髪使い」という構成になっています。またそれぞれの能力の良さ悪さをしっかり理解している高い運用能力もあって戦闘力はかなり高めです。
17位:潜木もぐら
今回のキャラクター一覧の中でも能力は高くともめだかボックス本編にて活躍できなかったと言われるのが潜木もぐらです。「誤変換」という言葉を誤変換する事で意味合いを変えてしまうという能力を持っています。相手の攻撃を無効化したり、存在すらなかった事にできますが、元々間違えた存在である過負荷との相性が悪いという弱点を抱えています。
単純な能力の強さだけであればもっとランキング上位にいてもおかしくないキャラクターですが、その能力の有能さ故にめだかボックス本編「漆黒の花嫁衣裳編」で登場した際には他の婚約者候補から集団で真っ先に狙われるという悲運を受けてしまいました。そういった面でも上手く立ち回れるキャラクターであればランキング上位に食い込めるだけのポテンシャルを持っているキャラクターです。
16位:桃園喪々
今回の一覧の中でも能力だけでみればランキング17位の潜木もぐらには劣っていますが頭の回転の良さも含めてランキングで上位に位置できるのが桃園喪々です。駆け引きが得意でその卓越した能力で婚約者候補達のリーダー格を務めていました。能力としてはスタイル使いで、相手の名前を知っていればカード化して封印できる「名札使い」の能力を持っています。
めだかボックスの能力・強さの最強チートキャラ一覧ランキングTOP15~11
15位:鍋島猫美
能力は持っていないにも関わらずめだかボックスの最強キャラクターの1人と言われているのが鍋島猫美です。天才を努力で踏みにじる事を生き甲斐としており、めだかをして箱庭学園最強と言われるだけのずる賢さで「反則王」と呼ばれています。また何気にめだかボックス本編にて唯一めだかが「先輩」と敬称をつけて呼んだ人物でもあります。
今回のキャラクターの能力ランキング形式の一覧を見ると分かるようにめだかボックスに登場しているキャラクターの能力は自身の土俵に乗った時に凄まじい力を発揮する能力が多く、鍋島猫美のように絶対に相手の土俵に乗ろうとしないキャラクターは多くの能力に優位を取れると考えられており、めだかボックスが完結して以降も度々最強キャラクターとして名前が上がります。
14位:贄波生煮
能力だけで見ればランキング1位にもなれるポテンシャルがありながら本人の性格でランキングを落としているキャラクターが贄波生煮です。能力はスタイル「逆説使い」で起こった事象を逆説的に捉える事で逆転させる事ができる能力で数%の確率でしか起きない奇跡を起こす事ができるという正しく使えばめだかボックスに登場する能力の中でも無類の強さを誇る能力です。
一応能力にも弱点はあり0%の確率は逆説しても100%にならないというものがありますが、贄波生煮をこのランキングに留めているのは本人の「なんとなく生きているだけの人間」という性質が関係しています。非常に天邪鬼な性格をしているのでスタイルにばかり頼らないという能力バトル漫画であるめだかボックスのキャラクターとは思えない言動を繰り返してバトルもまともに戦おうとしませんでした。
13位:阿久根高貴
鍋島猫美と同じく異常者的な能力者ではないにも関わらずランキングで13位に食い込む事ができるのが阿久根高貴です。異常者ではない万能型の局地的なキャラクターであり、通常の人間にできる事なら大抵の事ができます。しかもそれらは能力によるものではなく努力と根性で行っているというのだから驚きです。
能力に頼らない故に将来も最も成功しているといえ、めだかボックス本編ラストに描かれている10年後では大学卒業後年商数十億のおもちゃ会社「創造心」の社長になっています。異常も含めた完璧超人のめだかがいるので目立ちませんが人間の中の完璧超人と言えるのが阿久根高貴です。
12位:志布志飛沫
出典: https://mixi.jp
相手が強さを持っている程に強さを発揮するタイプの能力を持っているのが志布志飛沫です。その能力「致死武器(スカーデッド)」は対象の傷口を開く事ができる能力で、文字通り対象が過去に負った事のある傷を開く事ができるという能力です。特化タイプの能力が多いめだかボックスにおいて珍しく非常に汎用性の高い能力で拡大解釈する事によって建物の基礎を分解するなんて荒業も披露しています。
またこの能力の真骨頂とも言えるのが物理的な傷だけでなく、心理的な傷(=トラウマ)を開く事ができる点にありますが、めだかボックス作中ではそのポテンシャルがイマイチ発揮されませんでした。過負荷な能力にあって能力に性格を合わせようとしたタイプのキャラクターです。
11位:都城王土
ランキング19位で紹介した蛇籠飽をも上回る制圧力を誇る能力と言えるのが都城王土の持つ「言葉の重み」です。電磁波を操る能力で電磁波を感知できる物を操る事ができます。この能力によってスーパーコンピューターを制御するなどしている他、当然人体にも影響を及ぼす事が可能になっています。
出典: https://prcm.jp
この能力を応用した能力「理不尽な重税」は対象者の心臓に素手で電磁波を送るという条件を満たす必要こそあるものの相手の能力を奪う事ができるという能力まで持っています。素の身体能力の高さも相まって広い範囲で強さを発揮できるバランスの取れたキャラクターです。
余談ですが、ランキング10位以上のキャラクター一覧はその能力のチート性故にそもそも勝負が成立しない場合が多すぎるのでまだ正面からまともに戦う事ができる相手として都城王土がめだかボックス最強のキャラクターと言えます。
めだかボックスの能力・強さの最強チートキャラ一覧ランキングTOP10~4
10位:日之影空洞
ランキング10位は他人に認識されないという「知られざる英雄(ミスターアンノウン)」を持つ日之影空洞です。めだかの先代の生徒会長ですがその能力は知られざる英雄(ミスターアンノウン)は影が薄いの究極系・めだかの動物避けの究極系と言われる能力です。ただその能力の本質は日之影空洞自身の強さにあり、あまりの強さに周囲が目をそむけたくなってしまうという理由で他人の記憶から存在を消す事ができます。
その強さは真正面からの戦闘ではめだかボックスで最強を誇ります。さらにめだかボックス作中ではこの知られざる英雄を半袖の力で改造し、「光化静翔(テーマソング)」へと変化しました。この能力は光の速さで動けるようになるというものでこちらは物理的に相手に認識されなくなるという似通った能力ですがいずれもチート性の高い能力になっています。
9位:蝶ヶ崎蛾々丸
作中で倒される事がなかったキャラクターとして最強ランキング上位に位置づけられるのが蝶ヶ崎蛾々丸です。その能力「不慮の事故(エンカウンター)」は身体的・心理的ダメージを他の物に移動させる事ができるという能力です。能力自体はシンプルですが非常に利便性が高く、移動する対象は文字通り何でも良い上に触れている必要があるなどの発動条件もなく、相手はそれを防ぐ手立てがないという非常に危険性の高い能力です。
能力自体も非常に危険ですが、能力の持ち主である蝶ヶ崎蛾々丸はこの能力の行使に一切の躊躇いがなく、またこの能力故に精神的なダメージさえも移動してきたという故に精神面が非常に弱く、すぐに逆上してしまうという性格的な危険性も孕んでいます。めだかボックスのキャラクターの危険性ランキングであれば間違いなくトップ3に入るようなキャラクターです。
一応能力的な弱点としては蝶ヶ崎蛾々丸が移動できるダメージはあくまでも蝶ヶ崎蛾々丸自身を対象としたダメージだけであり、仲間のダメージを移動してやる事はできないという点にありますが本人を倒す方法は結局めだかボックス作中で示される事すらなかった文字通りチートな能力です。
8位:杠かけがえ
2つのスタイルを使い、都城王土以上の制圧力を誇るのが杠かけがえです。彼女は「嘘八百使い」と「揶揄使い」の2つの能力を持っています。「嘘八百使い」は自分を800人に増やす事ができる能力で、1人で物量作戦をこなす事ができます。しかもこの嘘で登場する分身はどれも杠かけがえ本人であり、さらに嘘を重ねる事で分身を増やす事ができるという能力を持っています。
嘘八百使いだけでも強力な能力ですが嘘八百使い以上のチート能力と言えるのが「揶揄使い」です。己の概念を同じ属性を持った別の物に変換する事ができる能力で、最強のコピー能力と言えます。コピーする相手が強力であればあるほどに強さを発揮できますが文字通りコピーなのでコピーした相手を超える事はできず、杠かけがえ自身は自分の能力を「ナンバー1には絶対になれない能力」と称しています。
7位:不知火半袖
めだかボックスの最強能力ランキングで一番扱いが難しいと言われるのが不知火半袖です。その能力だけ見れば高い順位付けになりますがその能力が本人に全く還元されておらず、また不知火半袖本人の性格的にも還元しようとしていない為、扱いが難しいと言われています。
その能力「正喰者(リアルイーター)」はスキルを改造するスキルで、めだかボックス作中では日之影空洞の「知られざる英雄」を「光化静翔」に、人吉善吉の「欲視力」を「全吉モデル」へと作り変えています。全く別のものになるわけではなく、同系統で性質が変わるという変化が特徴です。ただスキルの置き換えは非常に強力なスキルとして本人がその気になれば最強になれるキャラクターの1人と言われています。
6位:鶴喰梟
性格最悪・能力最強というタイプのキャラクターも多いめだかボックスですが、その中でも最悪の性格をしていると言われるのが鶴喰梟です。スタイルの創始者であり、基本的には全てのスタイルを使う事ができると考えられています。めだかボックス作中で使用されている他の物のスタイルに加えて自身の死後に発動する「遺言使い」も使用しました。
その性格は究極的な自己中心的で身勝手な性格であり、生きている間も死んでからも周囲に迷惑をかけ続けるという今回のキャラクター一覧の中でも迷惑極まりないキャラクターです。
5位:不知火半纏
今回紹介しているめだかボックスのキャラクター一覧の中でも特異な能力を持ち、キャラクターとしても特異な存在あのが不知火半纏です。不知火一族の祖でもあり悪平等(ノットイコール)の片割れでもあります。そのスキルは「スキルを作るスキル」で矛盾していたり破綻したりしない限りどんな能力でも無制限に生み出す事ができるという能力をしています。
既にスキルを所持している者に付与する事も可能で、安心院なじみのスキルのうち100個程を作成したというエピソードがあったり、めだかボックス作中でも人吉善吉に「愚行権」を作って上げたりしています。スキルとしては1つですが無数にスキルを生み出せる事を考えると作中最強と言っても過言ではないチート能力です。
余談ですが基本的にめだかボックスでは鍋島猫美や阿久根高貴のようなスキルに由来しない強さを除いてどんな能力であっても名前がついている場合がほとんどですが、不知火半纏はこの「スキルを作るスキル」について必要ないとして名前をつけていないのも1つの特徴になっています。
4位:球磨川禊
めだかボックス作中で色々な形でスキルが変化しているのが球磨川禊です。その能力「大嘘憑き(オールフィクション)」は起こった事をなかった事にするという能力です。この能力を元に「劣化大嘘憑き(マイナスオールフィクション)」「安心大嘘憑き(エイプリルフィクション)」「虚数大嘘憑き(ノンフィクション)」へと能力が変化していきました。
最終的な「虚数大嘘憑き(ノンフィクション)」としてははそれまでできなかったなかった事にした現実をなかった事にする事もできるようになっています。また安心院をして「唯一僕に有効なスキル」と言われた始まりの過負荷「脚本作り(ブックメーカー)」という受けた相手のあらゆるステータスを球磨川と同じにする能力も持っています。
基本的に能力が1つでありそれらの組み合わせや他者からの改造などで能力を昇華(改変)していったキャラクターは今回のキャラクター一覧の中でも非常に珍しく、元々の能力の凶悪さも相まってスキル単体で見れば球磨川が最強とする人もいます。裏を返すと今回のランキングの上位3人が規格外すぎる存在である事もあって球磨川が実質1位とする人も多いです。
めだかボックスの能力・強さの最強チートキャラ一覧ランキングTOP3
3位:獅子目言彦
めだかボックスで存在的な意味合いで最強なのが獅子目言彦です。文字通り別次元の存在であり、その能力「不可逆の破壊」は獅子目言彦が与えたダメージはどんな物であっても決して治る事がないというチートを越えたとんでも能力です。加えて能力を使って攻撃すると防御するだけでその能力を破壊してしまうという攻防一体の能力になっています。
めだかボックスでも屈指の能力を持っていると言えますが最終的に倒されたという事もあり、めだかボックスの規格外キャラであるトップ3の中でのランキングは3位としました。ただし倒された場面においても複数の協力によって倒された形であり、単独であれば最強と言っても過言ではない程の強さを誇っています。
2位:安心院なじみ
出典: https://festy.jp
めだかボックスは紛れもない能力バトル漫画ですがその中で登場する能力のほぼ全てを1人で保有していると言っても過言ではないのが安心院なじみです。人外の存在であり、7932兆1354億4152万3222個の異常性と4925兆9165億2611万0643個の過負荷、合わせて1京を超える能力を1人で保有しています。ちなみにめだかボックス作中ではそのうち700個程を使用しています。
能力自体は単純な物も多くなっている他、他のキャラクターにない特徴として能力の移譲・レンタルする事が可能で、めだかボックス作中では人吉善吉に欲視力をレンタルしています。ちなみに安心院なじみ自身が保有しているスキルを数えられるのもスキル「指折り確認(カウントアップ)」という保有スキルを数えるスキルを持っている為で作者の西尾維新先生曰く、安心院さんが一番重宝しているスキルであるとされています。
1位:黒神めだか
めだかボックス最強キャラクターランキング一覧1位は主人公である黒髪めだかです。その能力「完成(ジエンド)」はこのキャラクター一覧でも何度か登場している相手の能力のコピー能力ですが、黒神めだかの場合、コピーした能力をより完成させた状態で使用する事ができるというまさにチートな能力を持っています。
しかもこのコピーには一切の制約がなく、実際に見ている必要もなく又聞きでの発現させる事が可能で、異常だけでなく過負荷もコピーしてしまえるなどめだかボックス作中の中でもどんどん適応範囲が広がっていきます。簡単に言ってしまえば理論的には今回のキャラクター一覧で紹介している能力を能力本人よりも完璧な形で使用が可能な能力、それがめだかの「完成(ジエンド)」です。
能力がなくても完璧超人である黒神めだかなので身体能力も高く、能力面・身体能力面・精神面どこをとっても1位の座にふさわしいキャラクターです。
めだかボックスに関する感想や評価
めだかボックスの能力いいよなー
— ☆あつりん☆ (@aturinrin) February 17, 2020
使いたいのいっぱいある
ここからは既にめだかボックスを視聴した人の感想を紹介していきます。めだかボックスには数多く能力が登場しますが、戦闘以外にも現実にあれば有用な能力も多く、実際に欲しいという声が多くなっています。特に球磨川禊の「大嘘憑き」や不知火半纏の「スキルを作るスキル」は人気が高くなっています。
めだかボックスの能力名洒落が効いててすき
— こっこP (@koltukop) January 11, 2020
まためだかボックスの能力はチートと言われる能力の効果自体はもちろんですが名前がカッコいいという声も非常に多いのが特徴です。漢字はもちろん読ませ方との組み合わせ、その能力の意味合いをよく表した名前になっているのが良いという声も多くなっています。
総合力で最強の能力は、めだかボックスでその真価を全然発揮しなかった「能力を作る能力」だと思ってる。
— γしめぢ (@gummasimedi) July 21, 2019
とあるシリーズも強力な能力いっぱい出てくるけど、結局めだかボックスのメタな能力の反則さにはあんまり敵ってないんだよなって思う。
まためだかボックスという物語において活躍しなかっただけで有用な能力は多いという声も多いです。他の能力系バトル作品であれば一級の活躍をしただろうと言われる能力も多く、特に安心院さんの存在もあってかめだかボックスを「能力系創作者潰し」と称する人もいる程、様々なチート能力が登場したという声が多くなっています。
めだかボックスの能力・強さランキングまとめ
めだかボックスは今回のキャラクター一覧では紹介しきれなかったキャラクターも含めて数多くの能力者が登場しています。その強さはチート能力すぎる能力も多くなっており、他の能力系作品であれば1位だったであろうと言われるような最強な能力が非常に多いです。
また能力に伴って性格が形成されているキャラクターが多いのもめだかボックスの大きな特徴になっています。特にチート能力を持っている故に性格が歪んでしまっているキャラクターを改心させるのがめだかボックスの1つのテーマにもなっています。まだめだかボックスを視聴した事がないという人は登場する能力やその能力を使用するキャラクターに注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?