【ワンピース】ボア・マリーゴールドはヘビヘビの実・キングコブラの能力者！強さは？

ここでは、ワンピースに登場する、ヘビヘビの実の能力者「ボア・マリーゴールド」について紹介します。ボア・マリーゴールドはヘビヘビの実の中でも「キングコブラ」の能力を持っています。果たして、キングコブラの能力はどういうものなのか？どれくらいの強さを持つのか？紹介していきます。

ONE PIECE（ワンピース）は、尾田栄一郎（おだ・えいいちろう）さん作、週刊少年ジャンプで1997年から連載を開始し、2020年2月現在も続いている長編少年漫画です。2018年には900話を突破、単行本は95巻（2020年2月現在）まで発売されました。ちなみに、全世界累計発行部数は4億6000万部を突破しました。

偉大なる航路（グランドライン）を制覇した海賊王「ゴール・D・ロジャー」が残したという『ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）』をめぐり、多くの海賊が名を挙げていた頃、モンキー・D・ルフィも海賊王になる事を夢見て、海に飛び出します。ルフィは様々な仲間と出会って共に旅を続け、グランドラインのあちらこちらで事件の中心人物となり、いつしか”麦わらのルフィ”と呼ばれ、世界の各地にその名を轟かせるようになります。

シャボンディ諸島に到着した後、海軍の猛攻とバーソロミュー＝くまの策略で、一味は世界の各地に飛ばされて散り散りになってしまいます。女ヶ島（アマゾン・リリー）に飛ばされたルフィは、女ヶ島で騒ぎを起こし、その出来事がきっかけで、ルフィは女ヶ島の皇帝・ハンコックに見初められます。その直後、兄・エースの処刑を知ると、すぐにハンコックに協力を求め、彼女の助けで救出に向かいます。

その後も、多くの人々を味方につけて、海軍本部マリンフォードに乗り込みましたが、結局ルフィはエースを目の前で失いました。重傷を負いながらも、女ヶ島までなんとか戻ったルフィですが、自分の弱さにくじけ、一度は自分を見失いました。

しかし、仲間達の存在を思い出し、仲間と共にそれぞれが強くなって先に進むことを決意し、2年間の修業期間を取ります。そして2年後、シャボンディ諸島に再集結した麦わらの一味は、新世界に向かって再び帆を挙げるのでした。

• 名前：ボア・マリーゴールド
• 出身：女ヶ島（アマゾン・リリー）
• 誕生日：9月5日
• 家族：ボア・ハンコック、ボア・サンダーソニア
• 所属：九蛇海賊団
• 懸賞金（元）：4000万ベリー
• 能力：”ヘビヘビの実”　モデルキングコブラ（動物系)
• 好きな食べ物：海王類の角煮

ボア・マリーゴールドは、女ヶ島の女帝ボア・ハンコックを筆頭とする、ゴルゴン三姉妹の三女で、九蛇海賊団ではNo2のポジションについています。元々は背の高い細身の美しい女性でしたが、強さを求めて筋肉をつけ、今の体格となったようです。覇気の使い手であり、女ヶ島の闘技場でのルフィとの戦いの際、武装色の覇気を纏った攻撃でルフィを翻弄しました。大きな鉈を武器として使用しています。

ボア・マリーゴールド達が「ゴルゴン三姉妹」と呼ばれるのは、幼い頃に天竜人の奴隷となっていた事に関係しています。背中に奴隷の烙印を押され、奴隷として仕えていましたが、ある事件によって脱出に成功し、かつての女ヶ島皇帝・ニョン婆（グロリオーサ）などの協力によって女人島に戻ることが出来ました。

その際、背中の烙印を見られたら島にいられない事を恐れ、「伝説の怪物ゴルゴンを倒した時の呪いで、背中に目が付いてしまい、この目を見ると石になる」と言う嘘をつきました。ルフィはハンコックのその背中の烙印を見てしまったため、ボア・マリーゴールド達との決闘を強いられました。しかし、その決闘の際に背中の烙印が露わになったボア・サンダーソニアを助けたため、三姉妹と和解する事が出来ました。

ちなみに、奴隷として使えていた時に、姉妹三人が余興として口にさせられたのが悪魔の実で、ボア・マリーゴールドはヘビヘビの実を食べ、キングコブラの能力を得ました。キングコブラの能力に関しても、ゴルゴンの呪いによるものとし、国民を欺きつつ、元奴隷の秘密を守っています。

ヘビヘビの実にはいくつかのモデルがあり、ボア・マリーゴールドが食べた実は、ヘビの中でもキングコブラの能力を得られる物でした。キングコブラとは「世界最大の毒蛇」とも言われている大蛇です。ボア・マリーゴールドの能力は、「大蛇への変身」と「毒を操る」という、まさにキングコブラの特徴を生かした戦闘能力となっています。

• 敵に向かって、口から猛毒を吹き出す
• 尾で相手を締め付ける
• 蛇突（ヘビースティック）：武装色の覇気を纏った尻尾の先端を尖らせ、一直線に突く
• 蛇髪憑き　炎の蛇神（サラマンダ）

ボア・マリーゴールドは自らの体に火をつけ、全身に火を纏った状態で、髪を2体の炎の大蛇に変化させ、自らの毒牙と合わせて攻撃を行います。この技が「蛇髪憑き　炎の蛇神（サラマンダ）」です。この大蛇は、武装色の覇気のコントロールにより可能とされているのではないかと言う仮説が立てられています。

ボア・マリーゴールドがこの技でルフィに攻撃している場面はあまり描かれていませんが、姉のボア・サンダーソニアも同様の技「八岐大蛇（やまたのおろち）」を使用し、その際は闘技場の柵を簡単にかみ砕いていました。炎の蛇神も恐らくはそれほどの威力を持った技と推測されます。

ここからは、ワンピースのアニメでボア・マリーゴールドの声優を長年担当されている、「斉藤貴美子さん」のプロフィールと主な出演作品について、簡単にご紹介します。ぜひ、参考にしてください。

• 誕生日：2月12日
• 出身地：長野県
• 趣味：物産展・アンテナショップ巡り、芸術観賞
• 特技：トランペット＆トロンボーン演奏
• 資格：小学校一種教員免許、中学校国語二種教員免許など

アニメや映画吹き替えの声優としてはもちろん、報道からバラエティまで幅広く、テレビ番組のナレーションとしても活躍されています。声優としては、主におばさんや老婆の声を担当することが多いのですが、中には幼い子供の声を担当した作品もあります。ワンピース以外でも有名なアニメに多く出演しており、多くの人が一度はその声を耳にしたことがあるでしょう。

ワンピースでは、「ボア・マリーゴールド」以外にも「カタリーナ・デボン」も演じています。アニメはもちろん、多くの洋画の吹き替えも担当しており、主な出演作には次のようなものがあります。有名な作品を一例として紹介します。

• ともだち8人（NHK）：ゴンチャ、ヤァヤ、ユルリ
• HUNTER×HUNTER：ミルキ・ゾルディック
• クレヨンしんちゃん：八百屋のおばさん
• DEATH NOTE：レム
• 銀魂：洞爺湖の母
• あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない：鳴子の母
• クリミナル・マインド：カーステン・ヴァングスネス（ペネロープ・ガルシア役）
• ベスト・キッド：タラジ・Ｐ・ヘンソン（シェリー・パーカー役）

多くの人が、ワンピースとあいみょんの「マリーゴールド」の関係を想像したようで、いくつも似たようなつぶやきがみられます。ボア・マリーゴールドは登場回数がそこまで多くはなかったのですが、名前を憶えている人は多いようです。ちなみに、あいみょんのマリーゴールドは2018年発売、ワンピースでボア・マリーゴールドが登場したのは2009年発売の53巻です。曲はずいぶん後での発表となるので、関係性は考えにくいでしょう。

ボア・マリーゴールドのダイナミックな姿に、有名人の姿を重ねるつぶやきも少なくありません。ボア・マリーゴールドの名前はもちろんですが、その姿に対しても、多くの人の印象に残っているようです。

ボア・マリーゴールドと聞いて、彼女の名前の由来が花の名前であると気が付いた人も、少なくはないでしょう。人物名が植物由来であることに関して、次のような考察を上げている人もいるようです。

今回はボア・マリーゴールドと、彼女の”ヘビヘビの実”モデルキングコブラの能力とその強さについて、ここまで紹介してきました。ワンピースの中では、そこまで登場回数は多くないのですが、それでも多くの人の印象を引き付けたボア・マリーゴールド。ボア・ハンコックの妹でもある事から、もしかすると今後の物語の表舞台に再び立つ可能性もあります。ボア・マリーゴールドのさらなる活躍を、ぜひ期待しましょう。