【ナルト】エビス先生の性格や声優は？名セリフ・名シーンも紹介

漫画家の岸本斉史原作の作品「ナルト」は落ちこぼれ忍者が里一番の忍者を目指して奮闘する漫画です。漫画を原作としてアニメ化もされており、日本だけに留まらず世界各国で愛されている作品です。本記事では「ナルト」に登場するエビス先生について紹介します。大ヒット作「ナルト」の名脇役・エビス先生について気になるといった方は是非本記事を最後までお楽しみください。

エビス先生について紹介する前に、まずは「ナルト」の概要を紹介します。「ナルト」は岸本斉史による漫画で、「週刊少年ジャンプ」で連載されていました。アニメ化・映画化もされており、関連商品も多数出ています。「ナルト」の人気は日本のみにとどまらず、世界各国で熱烈なファンを多く持つメガヒット作品です。連載が終了している2020年現在は、続編の「ボルト」の連載が始まりこちらもアニメ化されています。

木ノ葉隠れの里に住む少年・うずまきナルト。ナルトは里一番の忍者「火影」を目指しているものの、忍術学校での成績は万年ドベでした。しかも昔里を襲った九尾が身体に封印されているナルトは、本来里のヒーローとなるはずが、九尾そのものとして里のみんなから嫌われていました。そんな忍者としては落ちこぼれのナルトが里一番の忍者「火影」を目指して奮闘していきます。

• 名前：エビス
• 所属：木ノ葉隠れの里
• 忍者の階級：特別上忍
• 誕生日：3月8日
• 血液型：Ａ型
• 身長：181.4cm
• 体重：67.5kg
• 好きな食べ物：かまぼこ・焼きガニ
• 嫌いな食べ物：にんじんを使った料理

エビス先生は「ナルト」に登場するキャラクターで、木の葉の里の特別上忍です。原作の2話が初登場で木ノ葉丸の家庭教師です。木ノ葉丸が下忍になってからはエビス班の隊長として木ノ葉丸・うどん・もえぎをまとめます。バンダナ状の額当てをしていて、丸いサングラスをかけています。好きな言葉はエリートで、落ちこぼれであるナルトを当初は見下していました。

続いてエビス先生の性格を紹介します。エビス先生は理性的な性格で自信家です。一見可愛げない性格をしていますが、ムッツリスケベな一面があり、愛嬌のあるキャラクターです。また教え子である木ノ葉丸のことを大切にしており、他人のために命を張れる漢気があります。何事も最後までやり遂げる性格で責任感が強い人物です。

エビス先生の初登場は木ノ葉丸と一緒にナルトの前に現れました。ナルトと話をしていた三代目火影を突如木ノ葉丸が倒しにやってきたのです。木ノ葉丸は三代目火影の孫で、エビス先生が家庭教師として日々お世話をしていました。エビス先生は木ノ葉丸が将来火影として成長することを信じており、自分なりの熱い信念のもと木ノ葉丸に色々と声を掛けますが、木ノ葉丸本人はエビス先生ではなくナルトを心から慕っている様子です。

そういったこともあってエビスとナルトの関係はあまりよくありません。特別上忍でエリート思考の強いエビス先生は落ちこぼれのナルトを当初見下していました。しかしのちにナルトとの関りが増え、ナルトの成長や努力を目の当たりにして、里の大切な仲間として認識するようになります。

ここまで「ナルト」の作品情報やあらすじ、そしてエビス先生のプロフィールについてみていきました。ここからは「ナルト」のエビス先生の声優について紹介をしていきます。エビス先生は特別上忍で通常は大人の姿ですが、アニメ版では幼少期の様子も描かれました。幼少期の声を変えるため、エビス先生の声優は二人います。

塙真奈美さんはエビス先生の幼少期を担当した声優です。通常のエビス先生の声を担当した飛田展男さんよりも高い声で見事幼少期のエビス先生を演じ切りました。塙真奈美さんはB-Box所属に所属しています。数多くの作品の脇役を担当しており、声優だけでなく舞台でも活躍されています。

• 名前：塙真奈美（はなわ まなみ）
• 誕生日：3月27日
• 出身：千葉
• 身長 ：150cm
• 所属事務所：B-Box
• 職業：声優

飛田展男さんはアーツビジョン所属の声優・舞台俳優です。普段（大人の姿）のエビス先生の声優を務めました。テレビ版「機動戦士Ζガンダム」の主人公のカミーユ・ビダンの声優も務めた実力ある人物です。

• 名前：飛田展男（とびた のぶお）
• あだ名：飛ちゃん
• 出身：茨城県水戸市
• 血液型：AB型
• 誕生日：1959年11月6日
• 職業：声優・舞台俳優
• 身長：165cm
• 所属事務所：アーツビジョン

ここまで「ナルト」のエビス先生の2人の声優についてみていきました。ここからはエビス先生が「ナルト」の作中で発言した名セリフと名シーンを紹介をしていきます。

まず紹介するエビス先生の名セリフはむっつりスケベな一面が垣間見えるシーンからです。ナルトからお色気の術を教えてもらった木ノ葉丸は早速エビス先生に術を試します。セクシーな女性に変化した木ノ葉丸をみて、エビスは「私は紳士です！」と言いながらも鼻血を垂らして顔を真っ赤にしていました。

当初、エビス先生は落ちこぼれのナルトを見下していました。木ノ葉丸がナルトに修業を付けてもらおうと必死な姿をみて、エリート教師である自分に教わるのが何より火影になる近道だと考えていました。しかしナルトの背中を見て成長する木ノ葉丸の姿を見て、エビス先生はナルトは自分よりも良い教師であると認めるのでした。

エビス先生は第4次忍界大戦では木の葉の里に残り、里を守る役目を担いました。多くの忍者が戦場に出向いており、エビス先生は里に残っている子供や女性・下忍を守っていました。しかし里に残った女性たちの中には忍者の母親やサクラがおり、エビス先生は強い女性たちに圧倒されていました。

ここまでエビス先生が「ナルト」の作中で発言した名セリフと名シーンをみていきました。ここからはエビス先生に関する感想や評価を紹介をしていきます。

エビス先生は当初ナルトに対して嫌な態度をとっていましたが、ナルトの努力や成長を目の当たりにして、その考えを変えることになります。エリート主義のエビス先生がナルトを「木の葉の仲間です」と言い、敵に最後までナルトの居場所を教えませんでした。そんなエビス先生の行動に胸を打たれた読者が多くいたようです。

初登場時はナルトに対してイヤな態度をとっていたエビス先生ですが、意外と「エビス先生好き」という読者の声が多くみられました。エリートさを鼻にかける嫌みな人物ですが、ナルトのお色気の術にあっさりとやられたりと愛嬌のあるキャラクターです。そんな愛嬌のあるエビス先生は意外と読者から人気があるようです。

エビス先生は嫌みなキャラクターで、ナルトとボルトのお色気の術に簡単にやられたりと、あまりカッコイイキャラクターではありません。しかし、いざというときには命を懸けて敵と戦い大切な里の仲間を守るという芯の通った人物です。忍術も特別上忍という事でもちろん確かな腕の持ち主です。そんなエリート教師のエビス先生をかっこいいと評価する声が多数ありました。

いかがでしたか？「ナルト」の登場人物、エビス先生のプロフィールやナルトと木の葉丸との関係についてもみていきました。また、声優・実写版キャストについてみていきました。作中では脇役のエビス先生ですが、漢気溢れる名セリフを口にしており、魅力溢れるキャラクターです。

ナルトのお色気の術にやられたりと、一見派手な活躍を見せない役どころですが、木の葉丸への深い愛情と教師としての信念は決して曲げることはありません。エビス先生の奮闘に注目しつつ、「ナルト」をご覧になってはいかがでしょうか？