【ワンピース】ヘラクレスンの正体を考察!ボーイン列島に戻らない理由とは?

「ワンピース」のキャラクター、ヘラクレスンについて紹介します。危険な島、ボーイン列島に住むヘラクレスンの元にウソップが飛び込んできたことで、ヘラクレスンはウソップを鍛えたかっこいい師匠になりました。ウソップに様々なことを教えた後、ヘラクレスンはボーイン列島からいなくなりました。ここでは、ヘラクレスンの正体と、ボーイン列島に戻らなかった理由について見ていきます。さらに、アニメ「ワンピース」の、ヘラクレスンの声優も紹介します。

【ワンピース】ヘラクレスンの正体を考察!ボーイン列島に戻らない理由とは?のイメージ

目次

  1. ヘラクレスンとは?
  2. ヘラクレスンのかっこいい正体を考察
  3. ヘラクレスンのボーイン列島に戻らない理由
  4. ヘラクレスンの声優
  5. ヘラクレスンに関する感想や評価
  6. ヘラクレスンの正体まとめ

ヘラクレスンとは?

ワンピースの作品情報

「ワンピース」は、1997年から週刊少年ジャンプで連載中の少年漫画です。作者は尾田栄一郎で、海を舞台にした冒険ファンタジー漫画です。コミックは2019年の時点で第95巻まで発売されています。発行部数が3臆9千万部を超える大人気漫画で、2015年には、一人の作家によって発行されたコミックとしては最多の発行部数となり、ギネスに認定されました。

ワンピースの概要

「ワンピース」は海賊王を目指す少年ルフィを主人公に、夢を持つことや仲間を想う大切さをテーマにした正統派の少年漫画として、週刊少年ジャンプを代表する人気漫画です。海外でも人気を集める「ワンピース」は、世界42か国以上で翻訳、販売されています。東映アニメーションにより製作されたアニメ「ワンピース」は、1999年からフジテレビ系列で放送され、現在まで不動の人気作品となっています。

ワンピースのあらすじ

偉大な海賊王ゴールド・ロジャーの「ひとつなぎの大秘宝」を求めて、海賊たちがしのぎを削る時代、主人公モンキー・D・ルフィは、赤髪のシャンクスという海賊と出会い、海賊王になる決意をします。ある日、悪魔の実「ゴムゴムの実」を食べたルフィは、ゴム人間となり、海賊王になる夢を叶えるため、出航しました。やがてルフィは仲間を得て、「麦わらの一味」を結成し、海賊たちとの戦いの中で友情と絆を育んでいきます。

ヘラクレスンのプロフィール

「偉大なる航路」の前半部分の海域に「ボーイン列島」があり、ヘラクレスンはその島の中にある「グリンストン」という森に居住しています。ヘラクレスンの年齢は50歳くらいで、身長は214㎝です。自身のことを「私」と呼び、言葉の終わりに「ん」を付けるのが特徴で、ウソップを「ウソップン」と呼びます。ヘラクレスンは、頭にヘラクレスオオカブトの様な黒い仮面を被っており、素顔を見ることはできません。

体は黒い鎧にマント姿で、全体的に楕円形の体つきに長い手足を持っています。鎧とマントの下は、長袖の服に手袋、長いブーツを履いているため、顔と同様に素肌を見ることはできません。ヘラクレスンの武器は「ポップグリーン」で、腰に装着してあるベルトに入っています。このように、素顔や素肌を隠しているヘラクレスンの正体は、おそらく人間ではないかと言われていますが、確かなことは分かっていないということです。

ヘラクレスンとウソップの出会い

ヘラクレスンとウソップの出会いについて見ていきます。シャボンディ諸島で麦わらの一味が「天竜人」といさかいを起こしたことで、海軍大将の「黄猿」を怒らせてしまいました。麦わらの一味たちは黄猿によって危機に陥るのですが、そこに突然、王下七武海のバーソロミュー・くまが現れました。バーソロミュー・くまは、自身の能力で麦わらの一味を各地に吹き飛ばすことによって黄猿の襲撃をかわしました。

バーソロミュー・くまに飛ばされたウソップは「偉大なる航路」にあるボーイン列島に着きました。この島はとても危ない生物が多く、ウソップは島に着いてすぐに襲われますが、「森の勇者」ヘラクレスンに助けられました。ヘラクレスンはウソップに、この島が如何に危険かを詳しく説明してあげました。そして、空腹のウソップのために「昼食の森」で食事をすることを勧めました。

その森には多くの美味しい食べ物があったので、ウソップは大いに太ってしまいました。ヘラクレスンのおかげで島の暮らしにも慣れたウソップでしたが、ある日、新聞を目にしたウソップが、突如島を抜け出そうと走り出しました。しかし、島の狂暴な生物たちがウソップに襲い掛かってきました。危険な生物たちに襲われ、傷だらけになったウソップを介抱してくれたのがヘラクレスンでした。

ウソップが読んだその新聞には「マリンフォード頂上戦争」で戦っていたルフィのことや、ルフィの義兄弟であるエースの死亡が書かれていました。ウソップはルフィたちを助けるために駆けつけたいと言い、ヘラクレスンに武器の知識や扱い方を教えて欲しいと頼みました。ヘラクレスンはウソップの願いに応え、それから2年の間、ウソップに新たな武器「ポップグリーン」を教え、鍛えました。

こうしてヘラクレスンに鍛えてもらったウソップは、ヘラクレスンのことを「かっこいいスゴ腕先生」と呼ぶようになりました。そしてウソップがルフィたちの元へと戻るとき、ヘラクレスンはウソップを送り届けるため、島を出ることになりました。その後、ヘラクレスンはボーイン列島に帰ってこなかったと言われています。ここからは、ヘラクレスンの正体の考察と、ボーイン列島に帰らなかった理由について見ていきます。

『ONE PIECE』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

ヘラクレスンのかっこいい正体を考察

「ワンピース」のヘラクレスンとウソップの出会いから、ヘラクレスンがかっこいい「スゴ腕先生」と呼ばれるようになった経緯を紹介してきました。ヘラクレスンはウソップの師匠となったわけですが、ここではヘラクレスンのかっこいい正体を考察していきます。

考察①本来の職業は植物学者

「ワンピース」のヘラクレスンは自らを「森の勇者」と名乗っていますが、元の職業は植物学者でした。28年前、世界中に散らばる植物の研究がしたいと思い立ち、出航しました。その3年後、ボーイン列島にたどり着いたヘラクレスンは、その翌年、一緒に出航した仲間たちを皆、失ってしまいます。一人ぼっちになってもなお、ヘラクレスンは研究を続けました。

研究の結果、ボーイン列島が実は「ストマックバロン」という大規模な食肉植物だということを突き止めます。また、この島には攻撃性に優れ、急激に成長する力を与えてくれる「ポップグリーン」という植物が多く存在することを発見しました。ヘラクレスンはこの新たな武器となる「ポップグリーン」を自在に使いこなせるようになりました。

考察②面倒見が良い性格

ヘラクレスンの性格を見ていくと、自ら「森の勇者」と名乗っているヘラクレスンは、強い者だけが生き残ることができるサバイバルな島「ボーイン列島」の中で、弱い者を見捨てておくことができない性格です。そのため、ウソップを放っておけなかったのでした。ヘラクレスンはこの恐ろしい島のことをウソップに詳しく説明し、生き残るためのノウハウを教えるなど、面倒見の良さを見せています。

ヘラクレスンはウソップに、「スゴ腕先生」や「かっこいい名前」などと言われて良い気持ちになり、嬉しそうに先生の役割をしたり、自身の名前や自己アピールを繰り返すなど、誉め言葉に弱い所があり、そういう面がかわいいと言われています。

考察③新兵器・ポップグリーン

ヘラクレスンがウソップに教えた武器「ポップグリーン」は、急激に成長していく植物です。この植物を武器として利用する技で、趙ビッグサイズの食虫植物を出現させたり、海草を多量に出現させたりと、多様な戦い方ができる武器です。ウソップは、この「ポップグリーン」を利用して様々な戦い方ができるようになりました。

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ヘラクレスンのボーイン列島に戻らない理由

「ワンピース」のヘラクレスンはウソップのかっこいい師匠となり、シャボンディ諸島へと旅立つウソップを島まで送って行きました。その後ヘラクレスンはボーイン列島に戻ったと思われていましたが、実は、戻っていないことが分かりました。何故ボーイン列島に戻らなかったのでしょうか?その理由について見ていきます。

ボーイン列島に戻らない理由①魅力的な島を見つけた

ボーイン列島に戻らなかった理由の一つ目は、非常に危険な生物たちが多数いるボーイン列島で暮らしてきたヘラクレスンは、島での暮らしにすっかり慣れてしまい、刺激を受けることが無くなってしまったことが理由だと言われています。そんな中で、ウソップと出会ったヘラクレスンは2年間ウソップを鍛えてきたのですが、ウソップが島を出ることで、自身も新たな島で暮らしたいと思ったのではないかと言われています。

ボーイン列島に戻らない理由②革命軍だった?

ヘラクレスンがボーイン列島に帰ってこなかった理由の二つ目は、ヘラクレスンが革命軍なのではないかという説です。マリンフォード頂上戦争が終了した後、革命軍が本拠にしている「バルティゴ」を黒ひげ海賊団が襲撃し、何もかも破壊されるという出来事が起きました。

その内容が収められている本編の扉絵に、ヘラクレスンがボーイン列島に帰っていないと書いてあったということで、ヘラクレスンが革命軍に合流したのではないかと言われています。危険なボーイン列島で生き抜いたヘラクレスンは、革命軍でも通用する強さだと考えられています。

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ヘラクレスンの声優

ここまで、ヘラクレスンについて、その正体やウソップとの出会いからかっこいい師匠となった経緯、ボーイン列島に戻らなかった理由を見てきました。ここからは、アニメ「ワンピース」で、ヘラクレスンの声を担当している声優を紹介します。

西凜太朗のプロフィール

西凛太朗は1965年の7月15日生まれ、大阪府出身です。高校卒業後、「文学座」の附属演劇研究所で演劇を学び、1991年に「演劇集団 円」を経て、俳優業をしながら声優としての活動も始めました。現在は声優事務所の「大沢事務所」で、洋画、アニメ、ナレーションなど、幅広い活動をしています。女優・仁藤優子と2009年の4月に結婚しました。

西凜太朗の主な出演作品

西凛太朗のアニメでの主な出演作を紹介します。2002年「OVERMANキングゲイナー」ママドゥ・アザフ、2004年「頭文字D Fourth Stage」松本修一、2005年「BLEACH」射場鉄左衛門、2007年「DEATH NOTE」鷹橋鋭一、「結界師」灰泉、「機動戦士ガンダム00」ダリル・ダッジ他、2008年「二十面相の娘」虎、2010年「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」チャーリー。

2011年「銀魂'」岩松、2013年「進撃の巨人」モブリット・バーナー、2014年「東京喰種トーキョーグール」ジェイソン、「ダイヤのA」轟雷蔵、2016年「機動戦士ガンダムUC RE:0096」サボア、2018年「銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅」コナリー、「グランクレスト戦記」セーヴィス王、「DOUBLE DECKER!ダグ&キリル」サイラス、2020年「ID:INVADED イド:インヴェイデッド」松岡黒龍、などです。

ゲームでは、2005年「ラジアータ・ストーリーズ」ジャーバス・モンデール、2012年から2020年「龍が如く」シリーズの渡瀬勝、2013年「テイルズ オブ シンフォニア ユニゾナントパック」ブルート・ルアルディ、などです。

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ヘラクレスンに関する感想や評価

「ワンピース」のヘラクレスンは、ボーイン列島でのサバイバルな生活で強さを身に付けました。そして、ヘラクレスンは面倒見の良い性格を発揮し、自身が身に付けた強さをウソップに伝授し、かっこいい「スゴ腕先生」と呼ばれるようになりました。そんなヘラクレスンが良い味を出しているという感想です。

「ワンピース」のヘラクレスンは、ボーイン列島に飛ばされてきたウソップにサバイバルな生活で生き残るための術を教えるなど、面倒見の良い面を見せました。ヘラクレスンとウソップは師弟関係となったのですが、そんな二人の会話が面白く、何度も読み返したという感想です。

「ワンピース」のヘラクレスンの正体はよく分かっていないのですが、カブトムシの様な外見でかっこいいということで、フィギュアがあれば絶対購入したいという感想です。

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ヘラクレスンの正体まとめ

いかがでしたか?「ワンピース」のヘラクレスンの正体やウソップとの関係、ボーイン列島に帰らなかった理由を紹介しました。ヘラクレスンの正体は謎ですが、カブトムシの様な外見とボーイン列島という危険な島で暮らしていた強いキャラクターでした。ウソップにその強さを伝授し、かっこいい「スゴ腕先生」と呼ばれるヘラクレスンが実はボーイン列島を出ていったと言われていました。

その理由について新たな島を見つけた説と革命軍だった説を紹介しました。ボーイン列島で生き残っていたヘラクレスンは、その強さから、もしかすると革命軍かもしれないということも言われていました。ヘラクレスンについてのツイッターでは、ヘラクレスンが良い味を出しているということと、ウソップとの関係が好きだという声がありました。面倒見が良く、かっこいいヘラクレスンに注目して「ワンピース」をお楽しみください。

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