エヴァンゲリオン初号機を解説!画像や暴走・覚醒した時の特徴などまとめ

社会現象を巻き起こした大人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」、略して「エヴァ」に登場する初号機についての記事です。エヴァの初号機はかっこいいと評判で人気が高く、暴走・覚醒した際の姿が話題になりました。またエヴァの初号機には謎も多く、何故暴走・覚醒するのかが分からないといった疑問を持っている人も多いです。そんなエヴァの初号機についてを解説していきますので、是非読んでみて下さい!

エヴァンゲリオン初号機を解説!画像や暴走・覚醒した時の特徴などまとめのイメージ

目次

  1. エヴァンゲリオンの初号機を徹底解説!
  2. エヴァンゲリオンとはなにか?
  3. エヴァ初号機とはなにか?
  4. エヴァ初号機が暴走?どうなる?
  5. エヴァ初号機が覚醒!かっこいい画像も紹介!
  6. エヴァ初号機には魅力がたくさん!

エヴァンゲリオンの初号機を徹底解説!

1995年にアニメ放送され一世を風靡した「新世紀エヴァンゲリオン」ですが、その中でも人気を集めているのがエヴァンゲリオン初号機です。初号機の今までにないスタイリッシュな見た目は、放送当時衝撃的でした。エヴァンゲリオンは奥が深い物語で謎も多く、好きだけど今一ちゃんと理解出来ないという人も多いアニメです。そんな謎の多いエヴァの初号機についてを解説していきます!

エヴァンゲリオン初号機には、主人公の碇シンジが選ばれ搭乗する事になります。他のエヴァンゲリオンにも、選ばれた子供にしか乗る事は出来ません。この様なエヴァンゲリオンの謎についても解説します!初号機のかっこいい画像も紹介していきます。

エヴァ初号機は何度か暴走を繰り返し、最終的には覚醒しました。何故初号機だけがこの様な事になったのかという事についても調べました。

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エヴァンゲリオンとはなにか?

エヴァンゲリオンとは?

エヴァンゲリオンの正式な名称は「汎用人型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオン」です。使徒と呼ばれる生命体から、地球を守る目的で製作されました。ロボットの様な機械では無く、人造人間とされています。アダムもしくはリリスと呼ばれる「生命の起源」を人類がコピーして作った巨大な生命体で、本来持つ強大な力を抑え込む為に拘束具を兼ねた何万という装甲板で覆い、人型になる様にしています。

語源は「福音」を意味するギリシャ語のエウアンゲリオンに由来していると言われています。また、その頭文字3つを取った略称EVAは、聖書の創世記の登場する最初の女性である「エバ(イヴ)」にもかけられている様です。エヴァンゲリオンは、14年の歳月と天文学的な費用をかけて製作されました。エヴァンゲリオンには機体は幾つかあるので、紹介していきます。

上の画像が綾波レイが搭乗者の零号機です。最初に製作されたプロトタイプ(試作機)です。実戦に使用する予定は無く、肩部のウェポンラック等の装備がありません。レイが搭乗し起動実験が行われた際に暴走し、しばらくの間凍結されていました。第5使徒ラミエル襲来直前に凍結を解除し、起動に成功します。その後のヤシマ作戦に投入され、大破してしまいます。改修作業が行われ、以降はブルーのカラーリングになりました。

上の画像が惣流・アスカ・ラングレーが搭乗者の弐号機です。生命の起源であるアダムより製作され、エヴァンゲリオンの量産化を前提として開発された先行量産機です。アスカが言うには「本物のエヴァンゲリオン」と言える機体です。NERVドイツ第3支部で組み立てられ、第8話で初登場します。第6使徒ガギエルとの戦闘で、初戦にも関わらず見事な勝利を飾りました。

上の画像のエヴァ3号機の搭乗者は、鈴原トウジでした。エヴァ4号機の起動実験で第2支部ごと消失という事件が起き、アメリカのネルフから日本本部への移送が決まります。しかし、この輸送中にエヴァ3号機は第13使徒バルディエルに寄生されていました。その事に気付かないまま起動実験をし大爆発が起きます。バルディエルに乗っ取られたエヴァ3号機は第三新東京市を目指しやって来ます。

友達とは戦えないと言うシンジに呆れ、父のゲンドウはダミーシステムに切り替えます。圧倒的な力で初号機が勝利しましたが、トウジが乗ったままのエントリープラグを初号機が握り潰してしまいました。この件が原因で、親子の間には決定的な亀裂が入りました。

エヴァンゲリオンに乗るには?

エヴァンゲリオンを操縦するには、条件を満たしていないと乗る事は出来ません。その条件は、14歳で母親が居ない子供という事です。そしてエヴァを操縦するにはエヴァとのシンクロが出来ないと動かす事は出来ません。エヴァとシンクロする為に、人間が愛情を抱く時に使うとされるA10神経を介した神経接続によるコントロールシステムを採用しています。

この神経接続によるエヴァンゲリオンとのシンクロで、エヴァがダメージを受けると操縦者も同じ痛みを感じる事になります。激しい痛みで戦闘に支障をきたす様な時には、外部からシンクロ率をカットし操縦者の負担を軽減します。操縦者が頭に付けているインターフェースが神経接続を補助しています。

インターフェースを付け、プラグスーツを着用していなくてもエヴァに乗る事は可能です。シンジは制服のまま操縦していた事がありました。

エヴァ初号機とはなにか?

エヴァ初号機とは?

エヴァシリーズの中で生命の起源であるリリスを使い製作された唯一の機体で、エヴァシリーズのテストタイプ(実験機)になります。主人公碇シンジが搭乗者です。起動テストの際には綾波レイも搭乗していましたが、第拾九話で初号機がレイとのシンクロを拒絶しました。ダミープラグ(オートパイロット)も使用不可能になりシンジ以外が動かす事は出来なくなりました。

機体は紫色をベースに、黒と緑のカラーリングです。双眼で額には一本の角があります。突き出た顎も特徴的です。全長40m、重さは700tです。ATフィールドと呼ばれる心の壁を物質化する事で、使徒と戦闘します。エヴァ初号機は、シンジの父でありネルフ最高司令官の碇ゲンドウから他の機体よりも明らかに特別扱いされていました。その理由については以降の記事で明らかにしています。

エヴァンゲリオン初号機は第14使徒ゼルエルを捕食し、S2機関を取り入れました。それ以降、活動限界はほぼ無くなります。S2機関とは使徒の原動力であり永久機関です。これをエヴァに搭載すると活動限界がほぼ無くなる為、搭載実験がされていましたが失敗しています。唯一初号機のみが、使徒を捕食し直接的にS2機関を取り入れました。

エヴァ初号機は、物語の中で非常に重要な役割を持つ機体です。碇シンジの父である碇ゲンドウと秘密組織ゼーレは、人類補完計画を行う為に初号機の利用を企てます。人類補完計画とは、個々の存在である人類を使徒と同等の完全単一命体に進化させる事を目的とした計画です。個体である事を捨て、人類を一つにし、争い等起きずに全ての魂にやすらぎを与える、それが人類補完計画です。

エヴァ初号機は何度か暴走をし、遂に覚醒します。「エヴァンゲリオン新劇場版」では、サードインパクトを引き起こすトリガーにもなりました。その途中で、渚カヲルが操縦するMark6にカシウスの槍で初号機は貫かれます。サードインパクトは免れましたがニア・サードインパクトとなりました。人類は多大なる被害を受け、地球全土は赤く染まった状態になります。

エヴァ初号機の元になっているリリスは第2使徒です。知恵の実の性質を持っているとされていて、地球上に存在するほとんどの生物の始祖とされています。ファーストインパクトの際に地球に激突した隕石の中から出てきた黒き月から生まれでた存在で、人類を生み出したのもリリスだとされています。物語後半で、ターミナルドグマに幽閉されている白き巨人はアダムとされていましたが、その正体はリリスだという事が明かされました。

本来ゼーレが目論んでいたE計画では、アダムの細胞をベースにしてエヴァが製作される予定となっていました。しかし、セカンドインパクトが起きて飛散してしまったアダムの細胞を再生する事に手間取い、リリスの遺伝子を使用してエヴァ初号機が製作される事になりました。

エヴァ初号機のコアは?

エヴァ初号機のコアには、シンジの母碇ユイの魂が入っています。これが碇ゲンドウが初号機を特別扱いしていた理由です。何故エヴァ初号機に碇ユイの魂が入っているのかというと、初号機の起動実験で最初に乗った被験体だからです。結果として起動には成功しましたが実験は失敗します。肉体がエヴァ初号機に吸い込まれて消滅し、ユイの魂だけがコアに取り込まれました。シンジは忘れていましたが、目の前で実験の失敗を見ています。

碇ユイはこの様な事になるのが分かっていた様です。実験に失敗して肉体が消滅してしまっても魂はエヴァの中で永遠に生きていてシンジを助ける事が出来る、人の生きた証を永遠に残せると考えていました。エヴァに母親の魂を組み込み、その機体に子供が乗る事によって深くシンクロする事が可能になります。それがエヴァに乗る条件で、母親が居ない子供(エヴァの中に母の魂が入っている子供)という理由になっています。

エヴァ初号機の起動確率が「0.000000001%」という困難な数値にも関わらず、たった一度でシンジが起動に成功したのもこの為で意図的な物でした。しかし母の魂が入っているという事には欠点もあり、搭乗者である自身の子供が命の危機にさらされるとエヴァが暴走してしまうという事が起きます。搭乗者の意思だけで動いているのでは無く、コアに取り入れられた母の魂もエヴァを動かす為に非常に重要な物でした。

上の画像は、エヴァ初号機が落下物からシンジを守ったシーンです。搭乗者が居ないにも関わらず動きました。こうした行動から、やはりエヴァの中で碇ユイの魂が生きているという事が分かります。初号機のコアである碇ユイについては、ファンの間で様々な事が言われています。エヴァ初号機の建造者、裏死海文書を解読した人物、人類補完計画の原案者だったのではないか?と言われています。

最愛の妻である碇ユイを目の前で失い、エヴァ初号機からの救出にも失敗した事から碇ゲンドウは様子がおかしくなっていきます。ゼーレとの人類補完計画とは目的が大きく異なり、秘密裏にユイに再会する為だけの計画を進めていきました。しかし独断行動が目立ち始た事でゼーレに目を付けられ、最終的に綾波レイにも裏切られたゲンドウの計画は失敗しました。

エヴァ初号機が暴走?どうなる?

どうして暴走する?

エヴァ初号機に搭乗するシンジに命の危機が迫ると、たとえバッテリー切れの状態であっても突如としてコアが反応しシンジの意思とは関係無く暴走します。その理由はコアに母であるユイの魂が入っている為で、シンジを守る為にエヴァ初号機の力を解放させ暴走が起きます。暴走が起きる際には、自らの力で顎部ジョイントを破壊し口を開きます。そして野獣の様な凄まじい叫び声を上げます。

エヴァ初号機が暴走するとどうなる?

エヴァ初号機が暴走すると、本来の力を発揮する為制御は不可能になります。負傷した部分を再生する、使徒のATフィールドを浸食する等の圧倒的な戦力を誇ります。しかし、暴走を繰り返す事でエヴァ初号機とのシンクロ率が上昇していき、取り込まれる危険性が高くなります。

上の画像は初号機が暴走し、負傷した腕を自己再生したシーンです。人間の腕が生えています。この事から、やはりエヴァは機械では無く人造人間である事が分かります。

エヴァ初号機が覚醒!かっこいい画像も紹介!

なぜ覚醒する?

覚醒と暴走は似た表現に感じますが、中身は全く異なります。暴走はシンジの意思に関係無く起きますが、覚醒はシンジの意思に答える様な形です。覚醒は神に近い状態と言われていて「疑似シン化第1覚醒形態」と呼ばれていました。使徒に取り込まれた綾波レイを助けたいというシンジ強い想いに初号機が答え、初号機は覚醒しました。

エヴァ初号機が覚醒するとどうなる?

エヴァ初号機が覚醒した際の姿を、かっこいい画像を交えて紹介していきます。下の画像は初号機が覚醒し、機体が発光しています。今までの状態とは明らかに違う事が見ただけで分かります。

下の画像は、最強のATフィールドを持つとされている使徒との戦闘シーンです。エヴァ初号機のATフィールドがかなり強化されていて、使徒の強力な光線も難なく防ぎました。初号機の圧倒的な力がとてもかっこいいです。

下の画像は腕を再生した際の画像です。暴走した時とは違い、光る粒子の様な物で失った腕を復元しました。更に復元した腕を変形させ、使徒を吹き飛ばしました。覚醒後は光を放っている描写が多く、神にも等しい存在になっている事が伝わってきます。

下の画像は、初号機が覚醒後の頭上に天使の輪が出現したシーンです。もはやエヴァ初号機とは違う異質な物に進化しています。

下の画像はガフの扉が開き、サードインパクトが発生しかかっているシーンです。ガフの扉とは、魂の生産工場であり子供が魂を与えられる場所であるガフの部屋に人類を還す為、開けなくてはいけない扉です。この扉を開く為には覚醒したエヴァ初号機が必要でした。

エヴァ初号機が覚醒すると様々な変化が起きる事が分かりました。見た目だけでは無く、世界を終わりへと導く神に等しい存在になります。

エヴァ初号機には魅力がたくさん!

エヴァ初号機は見た目がかっこいいだけで無く、視聴者が気になる深い謎が多い所も魅力的でした!暴走・覚醒した時の姿も、本来の力を存分に発揮し圧倒的なパワーで視聴者の心を鷲掴みにしています。TVアニメと劇場版では、初号機の見た目も物語の内容も違った物になっています。是非チェックしてみてはいかがでしょうか?

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