2020年02月26日公開
2020年02月26日更新
【ワンピース】リトルオーズJr.の懸賞金・強さは?頂上戦争のその後と死亡説を考察
ワノ国編で纏わるエピソードも展開され再び注目を集めているのがリトルオーズJr.です。頂上戦争にて活躍した白ひげ海賊団のメンバーで、エースと親交が深かった事もあり、頂上戦争では海軍相手に大暴れしています。今回はリトルオーズJr.について、懸賞金や強さ、頂上戦争のその後や死亡説についてワンピース本編はもちろんその他の媒体で発覚した事も合わせてまとめて紹介していきます。
リトルオーズJr.とは?
ワンピースの作品情報
リトルオーズJr.について紹介する前にリトルオーズJr.が活躍するワンピースについても簡単に紹介していきます。
ワンピースの概要
ワンピースは1997年から週刊少年ジャンプにて連載されている海洋冒険ロマン漫画です。バトルや感動的なエピソード、ギャグも織り交ぜた王道な展開と細かく作り込まれた世界観・ストーリー構成で高い人気を集め2020年現在も連載中の漫画になっています。国内・世界問わず様々な記録を達成した漫画でもあり、2015年には「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス記録にも認定されています。
その人気は留まる所を知らず、日本はもちろん海外でも高い人気を誇ります。1999年からは放映が開始されたアニメも2020年現在継続して放送を続けている他、2~3年ペースで映画化も行われ、小説や絵本、単独ゲームや舞台など様々なメディアミックス展開がされている他、イベントも積極的に行われている作品です。
ワンピースのあらすじ
出典: https://ciatr.jp
海賊王を目指して冒険を開始した少年、ルフィは仲間を集めつつ世界の果てラフテルを目指し冒険を繰り広げます。偉大なる航路(グランドライン)の中間地点、シャボンディ諸島で仲間とバラバラになったルフィはアマゾンリリーにて義兄弟の契りを交わした義兄エースの処刑が行われる事を知ります。ルフィはアマゾンリリーの女帝ハンコックの協力を得てエースが投獄されたインペルダウンに乗り込みます。
寸でのところでエースとすれ違う形になってしまったルフィはそのまま海軍本部マリンフォードで行われるエースの処刑に乗り込みます。マリンフォードではエース救出の為、白ひげ海賊団及びその傘下の海賊団と海軍本部によるマリンフォード頂上戦争が行われていました。そのマリンフォード頂上戦争で登場し大きく活躍する事になるのが今回紹介するリトルオーズJr.です。
リトルオーズJr.のプロフィール
リトルオーズJr.は白ひげ海賊団の傘下にあるリトル海賊団の船長です。古代巨人族であり、元より通常の人間の何倍もの体躯を誇る巨人族よりも身体がさらに大きく、身長は60mにも及ぶ身長をしています。スリラーバーク編にて登場したオーズの子孫に当たる存在です。体色は黄色が強めの黄緑色で髪は赤毛を生やしています。特徴的なのが頭から生えた2本の角でこの角がオーズの子孫の証でもあります。
本編では詳細が分かっていませんでしたが『VIVRE CARD〜ONE PIECE図鑑〜』BOOSTER SET 〝四皇〟白ひげ海賊団!!にて明かされた情報としてマリンフォード頂上戦争時点で年齢は70歳で誕生日は2月12日のみずがめ座。血液型はF型で好物はおにぎり。船長を務めるリトル海賊団の船の名前がリトルジェライス号だという事です。
また白ひげ海賊団の中では特にエースとの親交が深く、リトルオーズJr.がかぶる笠はワノ国にてエースがリトルオーズJr.の為に作った世界に1つしかないものです。元々リトルオーズJr.は身体が大きすぎる故に雨や雪を凌ぐ術がありませんでした。笠はエースがそんなリトルオーズJr.を心配してプレゼントしたものでこの事からエースに深い感謝を覚えています。
リトルオーズJr. の懸賞金・強さ
リトルオーズJr. の懸賞金
ワンピースの世界において強さの1つの指標となるのが懸賞金です。ワンピース本編ではリトルオーズJr.の懸賞金は明らかになっていませんが、こちらも『VIVRE CARD〜ONE PIECE図鑑〜』BOOSTER SET 〝四皇〟白ひげ海賊団!!にて明らかになっています。リトルオーズJr.の懸賞金は5億5000万ベリーです。ちょうどエースと同じ懸賞金額であり、その影響力の強さが伺えます。
ただ懸賞金は強さよりも影響力が強く反映されるので白ひげ海賊団傘下というポジションにいる事で懸賞金が上がっているのではないかという説もあります。リトルオーズJr.自身のエピソードはエースとの笠のエピソードだけで戦闘もマリンフォード頂上戦争での一幕でしかない為正しい強さが計り知れないキャラクターの1人であるとされています。
リトルオーズJr. の強さや能力
リトルオーズJr.の強さは巨人族を遥かに凌ぐその巨体に集約されます。その巨体から繰り出される怪力は白ひげ海賊団の本船モビーディック号を単独で掴んで動かせる程です。さらに武器として出刃包丁のような形の刀剣も所有しています。もちろん白ひげ海賊団傘下の海賊団という事もあって精神力も高く砲弾などお構いなしに突撃できる程の打たれ強さを持ち合わせています。
ただ長所であるその巨体は同時に短所でもあり、巨体故に相手の攻撃を避ける事は難しく動く的のような状態になってしまうという欠点もあります。それは味方からも心配される程で白ひげ本人からも突出するなと命令される程でした。また砲弾を直に受けている事からも武装色の覇気は使えないとファンの間では考えられています。
リトルオーズJr.の頂上戦争のその後と死亡説
リトルオーズJr.は頂上戦争でエースとともに活躍
マリンフォード頂上戦争ではその巨体を活かし白ひげの静止も聞かずに突撃。その突進は海軍を持ってしても手に負えないものでしたが、軍艦からの集中砲火をすべて受ける形になり、さらにドフラミンゴに足を切断された事で倒れる事になります。しかし巨体のリトルオーズJr.が倒れた事で包囲網を作る壁に橋がかかる形となり、白ひげ海賊団が突破口を開くきっかけを作るといった活躍を見せています。
倒れた後しばらくは動きがありませんでしたが、マリンフォード頂上戦争中に一時的に復活し、白ひげ海賊団が用意した外輪船を広場に引き上げる役割を担いました。しかし役割を果たすと同時に再び海軍の砲撃を浴びて完全に倒れてしまいました。その後についてはこれまでワンピースの本編、他作品の中でも触れられていません。
リトルオーズJr.のその後と死亡説
シャンクスの仲介によってマリンフォード頂上戦争が集結したタイミングではまだリトルオーズJr.はマリンフォードに倒れたままになっていました。その後、ワンピースの物語が2年後になってもその姿が描かれていない事からマリンフォード頂上戦争にて死亡したのではないかとファンの間では考察されています。シャンクスの仲介があったとはいえ、リトルオーズJr.の巨体を他の者が抱えて逃げる事は難しいとも考えられています。
仮に死亡せずに生きているとしても本人が動けない状態であった事からその後はインペルダウンに収容されているのではないか説や白ひげ海賊団が仲間を見捨てるはずがなく、そのような行為に海軍が動けば見逃さないだろう事、シャンクスという仲介者がいた事からも死亡せずなんらかの方法で逃げているのではないか説などその後については諸説ある状態になっています。
ただ付け加えると、白ひげ海賊団にはマリンフォード頂上戦争の後にも黒ひげ海賊団との間で行われた「落とし前戦争」、新たに王下七武海入をした白ひげの息子を自称するウィーブルによる「白ひげ海賊団残党狩り」など命を落とすようなタイミングが多い事も相まってどこかのタイミングで死亡した可能性を示唆する考察も多いです。
ただ新世界編に入って以降に発売された『VIVRE CARD〜ONE PIECE図鑑〜』BOOSTER SET 〝四皇〟白ひげ海賊団!!にてリトルオーズJr.もマリンフォード頂上戦争時点で70歳だった年齢が72歳と経過している事からなんらかの方法でマリンフォードから脱出しその後どこかで生きているのではないかとする考察もあります。
リトルオーズJr.は再登場する?
リトルオーズJr.のその後についての死亡説否定派の考察として再登場が予想されているのがワノ国です。既にたまの過去編という形でエースがリトルオーズJr.の為に笠を編むエピソードが描かれているなど関係性は深く、さらにカイドウの姿がオーズやリトルオーズJr.と共通点も見られる事からリトルオーズJr.の出身地がカイドウの本拠地である鬼ヶ島なのではないかとも考えられているのです。
その為死亡説が間違いで生きているのであれば鬼ヶ島に滞在しているというパターンや、仮に死亡しているとしてもルフィ達が鬼ヶ島に突入した後に展開される過去編などで回想の中でという形で再登場するのではないかと考えられています。
リトルオーズJr.の声優
平井啓二のプロフィール
リトルオーズJr.の声優を務めた平井啓二さんは1999年から声優として活躍する声優さんです。アニメやゲームの声優はもちろん、ナレーションや吹き替えなど幅広く活動しています。演じるキャラクターは脇役やモブキャラが多いですが、低く落ち着いた声の演技は高く評価されている名バイプレイヤーです。
ワンピースにおいてはリトルオーズJr.以外にもこれまでに様々なキャラクターを演じており、実は長くワンピースに関わっている声優さんの1人です。ワンピースにおいては名前を持たない狙撃兵や海兵、モブ海賊などに始まり、アニメオリジナルのフェニックス海賊団の船員トロフや、スリラーバーク編で登場したホグバックの屋敷の壁掛けゾンビ、ブヒチャックなど様々なエピソードに出演しています。
平井啓二の主な出演作品
平井啓二さんがこれまで出演した作品としては「遊戯王ファイブディーズ」のボマー役、「怪談レストラン」の死神役、「タイガーマスクW」のバットラックファレ役、「魔法少女リリカルなのは」のアレックス役」、「リーンの翼」のカスミ・スガイ役、「ロミオ×ジュリエット」のピエトロ役、「ロックマンゼロ3」のデスタンツ役などがあります。
リトルオーズJr. に関する感想や評価
ONE PIECEのエースとリトルオーズJr.、懸賞金5億5000万ベリーだったらしいんだけど、こいつら雰囲気で懸賞金上がってね?
— ゼリびん (@tonic753) June 18, 2019
ここからは既にワンピースを視聴した人のリトルオーズJr.についての感想を紹介します。リトルオーズJr.は主だった活躍がマリンフォード頂上戦争に集約される故にその後の白ひげ海賊団の展開を見ても懸賞金が正しいのか分かりにくいという声も多くなっています。マリンフォード頂上戦争でも結果として活躍しているとはいえ倒されているイメージも強いという声が多くなっています。
エースがさ、リトルオーズJr.に編笠をあげる時にさ、言ってたんだ。「ワノ国で作り方を習ったんだ」って。
— てぇる (@Cmecco_op) November 14, 2019
つまりお玉ちゃん
ワノ国でたまの過去を描く形でエースとの思い出が語られた事でこれまでの「エースから笠をもらった」というだけだったエピソードが深堀りされた事でリトルオーズJr.の再登場を期待する声もあります。同時に改めてワンピースの伏線の深さに驚いたという声も多くなっています。
リトルオーズJr.に攻撃してる海兵が「撃ち続けろ!これでも人間、効かんことはない!」って言ってたけど、巨人族もいちおう人間扱いなのかな #ワンピース
— sandman_JP (@sandman_alt) May 7, 2019
またリトルオーズJr. の登場で古代巨人族が現在でも存命である事が明らかになった事や巨人族も人間扱いを受けているという事などそれまでワンピースの中で謎になっていた部分が明らかになったという声も多くなっています。その一方でリトルオーズJr. の出現で新たなに生まれた謎もあり、リトルオーズJr. の再登場、関連するエピソードの展開を期待する声も多くなっています。
リトルオーズJr.の声優は今までのワンピースのアニメシリーズで、一般の“海賊”“役人”“海軍”、さらには“ミノコアラ”まで、約50人分の声で出演している。 #onepiece
— kaizoku_ya (@one_piece_xxx) September 8, 2010
リトルオーズJr. の声優を務めた平井啓二さんについてはその経歴を調べて驚いたという声が非常に多い声優さんになっています。バイプレイヤーとしての活躍はもちろんですがワンピースでの長年のモブキャラを演じていた事には気づかなかったという人も非常に多く今後もどこかで登場して欲しいという声も見られます。
リトルオーズJr.の強さまとめ
リトルオーズJr. は白ひげ海賊団の傘下のリトル海賊団の船長としてマリンフォード頂上戦争にて登場、エースに向かって突進する姿やセリフには胸を打たれたというファンも多い人気キャラクターです。その強さや懸賞金については本編では明かされないものの後にビブルカードなどを使って多くの情報が明らかになっているキャラクターでもあります。
しかし白ひげ海賊団の多くがそうであるようにマリンフォード頂上戦争のその後には新世界編以降登場がなく、「落とし前戦争」や「ウィーブルによる残党狩り」などが断片的に語られるのみで一部では死亡説が流れるようなキャラクターの1人にもなってしまっています。今後もリトルオーズJr. の再登場を待ち望んでみてはいかがでしょうか?