いぬやしきに宮根誠司似の男が登場？かわいそうな最後・殺害方法は？

『いぬやしき』とは2014年から2017年までの間『イブニング』で連載されていた漫画作品です。コミックスは全10巻。著者は『GANZ』でも有名な奥浩哉さんです。壮年の男性がヒーローとして活躍する姿が話題となり、2017年にはアニメも放映されました。また、2018年には実写映画も公開されています。

既に触れていますが、『いぬやしき』は2017年にアニメ化されています。主人公である犬屋敷壱郎と、対立するキャラクターである獅子神皓の声を俳優である小日向文世さん、村上虹郎さんが演じたことでも話題となりました。物語最後までテンポよく描かれており、一部のファンからは「ダイジェスト感がある」「声優がいまいち」と言われていますが、多くからは高く評価されています。

『いぬやしき』の主人公は犬屋敷壱郎という男性です。58歳ですが老けて見られることが多く、娘の友人には「おじいちゃん？」と間違われてしまう場面も。そんな壱郎はある日、医師から余命3ヶ月であると宣告されてしまいます。壱郎はそのことを家族に打ち明けようとしますが、上手くいかず、公園で犬のハナコを抱きしめ泣き暮れていました。するとそこへUFOが墜落。

墜落に巻き込まれ死亡した壱郎は、異星人によって記憶を持ったまま機械の体を与えられ蘇生します。その後自分の体が機械になったことを知った壱郎は、ホームレスを助けて感謝されたことをきっかけに、人助けに存在意義を見出すようになっていきました。しかし一方、壱郎と同じくUFOの墜落に巻き込まれ、機械の体となった獅子神皓は、人を殺害することで生きている実感を得るように。

とある事件をきっかけに知り合った2人は、その後対立。壱郎は殺戮を繰り返す獅子神皓を何とか止めようとしますが、その頃地球には巨大隕石が近づいており…というのが『いぬやしき』の大まかなあらすじとなっています。

犬屋敷壱郎と獅子神皓との戦いを描く人気漫画作品『いぬやしき』。物語の最後の方では、実在するアナウンサー宮根誠司さんに似た男性が登場し、死ぬ場面が描かれた事でも話題となりました。その男性の顔は、以下の画像の通り。髪型や顔はもちろんですが、ほくろの位置や話し方までそっくりだと言われています。

『いぬやしき』に登場した宮根誠司さんそっくりの男性は、作中で放送されている報道番組『ミヤノ屋』の宮野さん。生放送中に獅子神皓からの電話を受け「許さない」と宣言しますが、その後獅子神皓によって殺害されてしまいます。この宮野さんが死ぬシーンの描写が少し過激だった為、ファンからは「作者は宮根さんが嫌いなのか？」といった感想が多くあげられました。

死ぬシーンが過激だったと話題になった、宮根誠司さん似のキャラクター「宮野さん」。その描写から、ファンからは「作者は宮根さんが嫌いなのか？」と疑問があげられていました。この疑問は単純に死ぬシーンが過激だっただけではなく、獅子神皓が放ったセリフとも関係しているようです。

獅子神皓は宮野さんに対し、はっきりと「お前嫌いなんだよね」と言い放っており、その直後宮野さんを殺害しています。その為、ファンからは「作者は自分の気持ちを獅子神皓に代弁させたんだろう」という意見がもちあがったのです。しかし、作者である奥浩哉さんはこれをTwitterで否定しています。

著者である奥浩哉さん曰く「現実世界で有名なものを登場させることによって、漫画世界と漫画世界が地続きであることを表現したかった」との事。宮野さんの登場は、あくまで読者に現実感を味わってもらうための演出で会って、実在する宮根さんに怨みを抱いているわけではないそうです。

『いぬやしき』にそっくりなキャラクターが登場したことで話題となった宮根さんですが、実は宮根さんそっくりのキャラクターが登場する漫画は『いぬやしき』だけではありません。『刃牙道』という人気漫画作品にも宮根さんそっくりの男性キャラクターが登場しています。こちらの男性もほくろの位置が違うものの、髪型や顔、喋り方がそっくりだと話題になりました。

『いぬやしき』の他、『刃牙道』にも登場した宮根さんそっくりのキャラクター。しかし、漫画やアニメには有名人にそっくりなキャラうたーが登場することが珍しくありません。しかもそうしたキャラクターの大半が漫画の中で殺害されてしまっています。何故有名人似の登場人物は死んでしまうことが多いのでしょうか?有名人似のキャラクターが死ぬ理由としてよくあげられるのが「漫画の中だからでは？」というものです。

漫画家として有名な蛭子能収さんも過去「漫画の中でなら嫌いな人間を殺害してしまっても良い」という旨の発言をしています。また、『いぬやしき』の著者である奥先生も発言している通り、同時に実在する人物を登場させることで漫画の世界に現実味を持たせることもできます。そういった意味でも、実在する有名人を作品内で殺害するのは「漫画家あるある」なのかもしれません。

宮根さんそっくりのキャラクター「宮野さん」が登場し話題となった『いぬやしき』。最後にはショッキングな方法で殺害されてしまいましたが、ファンからは「現実世界とつながっているみたいでドキドキした」という感想も。ここからは『いぬやしき』に登場した宮野さんについての感想や評価について紹介していきます。

まず最初に紹介する感想は、「実写版映画では、是非宮野を宮根誠司さんに演じてほしい」というものです。何度も触れていますが、宮野さんの登場はファンの間で大きな話題となりました。キャラクター名は「宮野」とはなっているものの、「あれは宮根さんがモデルだろ」と感じている方がほとんどのようです。その為、実写映画化されることが発表された時には「宮野は宮根さんに演じてほしい」という感想があがっていました。

次に紹介する感想は「思わず笑ってしまった」というものです。『いぬやしき』に登場した宮野さんは獅子神に「お前嫌いなんだよね」と言われた後、すぐ殺害されてしまいました。その時、獅子神は全く躊躇する様子を見せていませんでした。その様子を見て「一瞬も躊躇わず殺害するって、どれだけ宮野の事をきらいだったんだ」と思ってしまったファンもいらっしゃるようです。

最後に紹介する感想は「宮根さんは前世で悪いことでもしたんだろうか」というものです。実は今回紹介した『いぬやしき』や『刃牙道』の他にも、宮根誠司さんそっくりなキャラクターが登場している漫画作品が多く存在しています。有名人そっくりなキャラクターが漫画の中で殺害されてしまう事は多いのですが、宮根誠司さんそっくりのキャラクターは特に殺害されてしまうことが多い為、気の毒に思うファンもいらっしゃるようです。

今回の記事では、『いぬやしき』に登場した宮野誠二さんそっくりのキャラクター「宮野さん」について紹介してみました。有名人そっくりのキャラクターが漫画作品に登場することは少なくありませんが、宮野さんが殺害されてしまうシーンは描写が過激だったため、多くのファンが衝撃を受けたようです。また、あまりにも宮根さんにそっくりだった為、実写映画化された際には「宮根さんに演じてほしい」という声もあがっていました。

また、アニメ放送前には「宮野の声優は是非宮根さんに！」という声も。一部のファンにとっては残念なことに、実写映画の方では宮根さんは出演せず、アニメ版の宮野さんの声は別の方が演じていました。しかしアニメ版の宮野さんの外見は変更されず、宮根さんそっくりのままとなっています。少しでも宮野さんの存在が気になった方は、是非漫画版やアニメ版の『いぬやしき』をちぇっくしてみてください。