いぬやしきは面白い?つまらない?原作漫画のあらすじやアニメの感想は?

漫画「いぬやしき」が面白いと聞いたのでいぬやしきについて調べてみました。原作漫画がヒットしたことで実写化の映画やアニメになっている作品です。調べてみたところ賛否両論ある作品のようですね。いぬやしきの作者は奥浩哉先生で皆さんご存知「GANTZ」の作者様となっています。講談社から出版され、イブニングにて掲載されていました。このまとめでは主にあらすじから登場人物、面白いところ、つまらないところなどをネタバレありでまとめています。

いぬやしきは面白い?つまらない?原作漫画のあらすじやアニメの感想は?のイメージ

目次

  1. いぬやしきは面白いのか?つまらないのか?原作漫画のあらすじやアニメの感想を紹介!
  2. いぬやしきの原作漫画のあらすじをネタバレ紹介!
  3. いぬやしきは面白いのかつまらないのか考察!
  4. いぬやしきのアニメの感想を紹介!
  5. いぬやしきの面白いシーンは?
  6. いぬやしきは面白い作品だった!

いぬやしきは面白いのか?つまらないのか?原作漫画のあらすじやアニメの感想を紹介!

いぬやしきは面白いのか?調べてみると意見が結構割れています。面白いという意見も多いのですが、つまらないという意見も同様に多いみたいです。ではなぜこんなに意見が割れるのでしょうか?それはラストに思うところがあるようです。犬屋敷は実際に面白いのかをあらすじ、考察、読者の感想を交えて解析していきます。

いぬやしきの原作漫画のあらすじをネタバレ紹介!

原作漫画「いぬやしき」がヒットしたことでアニメ、実写映画化もされていて注目度の高い作品です。一見奇をてらったようで、王道をすすむところもあるこの作品のあらすじをまずは各巻ごとにまとめていきます。

漫画いぬやしき第一巻あらすじ

主人公は冴えないサラリーマン犬屋敷壱郎です。家族からも相手にされずつまらない人生を歩んでいました。そんな犬屋敷に追い打ちをかけるかの如く、末期のガンで余命3か月と宣告されてしまいます。自分が死んだら家族は悲しんでくれるのだろうか?と思い悩んでしまいます。

悲しみに暮れる犬屋敷に事件が起こります。犬屋敷と偶然同じ場所に居合わせた獅子神皓(ししがみひろ)の二人は、宇宙人の事故に巻き込まれてしまいます。事故を隠蔽したい宇宙人は二人を機械化し生き返らせることにしました。目が覚め体に違和感を覚えた犬屋敷でしたが、最初は機械化されたことに気づいていませんでした。しかし突如体から湯気が立ち、銃が出てきたことで初めて機械化されたことを知ることになります。

犬屋敷は、同じ場所にいた獅子神を探すため事故にあった公園に向かいます。しかしそこで一人のホームレスが中学生集団にリンチされていているのを目撃してしまいます。助けに入るも返り討ちにあい一度意識を失っていまいます。

ここで機械化した体が勝手に動き出し少年達を撃退し、ホームレスを助けることに成功します。ホームレスからは命の恩人だと泣いて感謝され、犬屋敷は人を救うことに自分の存在意義を見出します。

漫画いぬやしき第二巻あらすじ

犬屋敷と同じ公園で事故にあった獅子神皓は幼馴染の安堂直行(あんどうなおゆき)通称チョッコーの自宅に訪れます。同じ学校の生徒でもある安堂はイジメから不登校になっていました。獅子神はそんな安堂に学校へ行くよう説得するため、外に連れ出し自分の手に入れた力を見せるのでした。

外に連れ出した獅子神はまずはじめにカラスを手で作った銃で撃ち落とし、電気屋のテレビ画面をすべてアダルト動画に変えてみせ安堂を楽しませました。しかし最後に獅子神は目の前に走っている車をすべて操作し事故を起こします。いたずらでは済まされない行為に対し安堂は次第に恐怖を覚えていくのでした。

元々自分と関係のない人間には興味を持たない獅子神はさらに残虐な行為にでます。安堂と別れた後、適当に決めた家に入り、無抵抗な人間を躊躇なく殺していきます。機械化した犬屋敷は遥か遠くから叫び声を聞きつけ家に駆け付けますが、すでに一家は全員殺されていた後でした。ここで二人は初めて対峙しますが、犬屋敷は頭部に銃を打たれ気絶し、獅子神を取り逃がしてしまいます。

一方安堂は獅子神のおかげで再び学校に行くことになります。しかしイジメていたグループが安堂にまたちょっかいを出し始めたことで獅子神は激怒します。放課後安堂と二人でいるときにイジメグループを遠くから全員残らず撃ち殺してしまいます。獅子神に対し安堂は「平気で人を殺すような奴にはついていけない」と自ら獅子神から離れていくことを決意します。

その頃犬屋敷は自分の力を人助けのために使い始めます。襲われている人を助けること以外にも火事の現場で救助活動をするなど、積極的に人助けを行っていきます。その結果、徐々に機械の体にも慣れ始め、力を使いこなせるようになっていきます。

救助活動をしている途中、犬屋敷は瀕死の猫を見つけます。その猫を助けようとしたことで、自分にけがや病気を治す力があることを知ります。この力を使い、病気を患っている人も救うことが出来るのではと思い始めるのでした。

漫画いぬやしき第三巻あらすじ

ヤクザの幹部である鮫島という男が突如現れます。鮫島はたまたま通りかかった店に自分好みの女性を発見し強引にその女性を拉致し、彼氏をも殺そうとします。そこへ悲鳴を聞きつけた犬屋敷が登場し、戦うも銃で頭を撃たれ意識を失ってしまいます。

意識が戻るとそこには死にかけの彼氏だけで鮫島と女性はいなくなっていました。犬屋敷は彼氏を瀕死の状態からなんとか救い出します。その後いなくなった二人を探し、居場所を突き止めた犬屋敷は飛んでいきます。そこには多くのヤクザと一緒に鮫島がいましたが、激怒した犬屋敷を誰も止めることができません。一夜にしてヤクザを壊滅させ、そのニュースは大々的に取り上げられてしまいます。

漫画いぬやしき第四巻あらすじ

ある時安堂はやくざ壊滅のニュース、ガン患者が次々に治る奇跡の話を耳にし、獅子神と同じ力を持っている人物がもう一人いるのではと気づきます。獅子神を止めてくれるの唯一の希望だと思い、コンタクトを取ろうと行動に出ます。襲われているふりをして叫ぶことで、予想した通り犬屋敷と会うことに成功しました。

安堂は犬屋敷の善行を改めて知り心から感動しました。そして獅子神を止めてほしいことを相談します。こうして二人はタッグを組むことになりました。獅子神を止めるべく安堂と犬屋敷は力の使いかたを特訓するのでした。

一方獅子神はその後も残虐な殺人を繰り返していきます。ある時一番大事な存在である母親とテレビを見ていた時に、自分が犯した犯罪をニュースで目にします。母が犯人に対し軽蔑する発言を耳にしたことで一度は殺人をもうやめると誓います。しかし遂に今までの悪行が警察にばれてしまい、警察の追手を振り切り逃亡することになります。

漫画いぬやしき第五巻あらすじ

警察から逃げている獅子神に前から行為を抱いていた同級生の渡辺しおんは獅子神を自分の家に匿うことにします。獅子神はそこで母が自殺したことをニュースで知り、また殺人を繰り返し始めます。獅子神が無実であるとを信じていたしおんに、獅子神から自ら犯人であると打ち明けられます。それでも受け止めようとするしおんに獅子神も次第に好意を抱いていきます。

漫画いぬやしき第六巻あらすじ

獅子神はしおんの説得によりまた人を殺すことを辞めると約束します。しかし居場所を突き止めた警察の特殊部隊がしおんの家を襲撃します。そしてしおんは致命傷をおってしまい、獅子神は再び暴走し始めます。警察がいる限り平穏な暮らしはないと感じた獅子神は単身警察署に乗り込み全員を殺してしまいます。

漫画いぬやしき第七巻あらすじ

獅子神の暴走は止まらず、日に日に人を殺す人数を増やしていきました。ある時飛行機を操り次々に事故を起こし大量の人を殺しにかかります。途中から犬屋敷がそれを阻止し、遂に対決する展開に発展します。しかし同じ時、犬屋敷の娘麻理が飛行機事故の影響によるビルの火災に巻き込まれてしまっていたのです。

漫画いぬやしき第八巻あらすじ

娘の無事を第一に考え救出に向かいたい犬屋敷でしたが、獅子神は逃がしません。逃げきれない犬屋敷は獅子神と戦うことにします。お互い本気でぶつかり合い壮絶な戦いを繰り広げついに犬屋敷が獅子神を倒します。すぐに犬屋敷は娘のもとに向かい救出に成功します。その後も犬屋敷は巻き込まれた人々の救出に奔走します。

漫画いぬやしき第九巻あらすじ

獅子神との一戦後、巻き込まれた人々を治療する姿がテレビに放送され、家族に自分の正体が知られてしまいます。自分はもしかしたら本当の犬屋敷壱郎ではないかもしれないと打ち明けますが、家族は泣きながらそれを否定しました。家族の絆が強く結ばれ犬屋敷にも幸せが訪れた瞬間でした。しかし喜びも束の間、近いうちに隕石が地球に衝突するというニュースが突如報じられます。

漫画いぬやしき第十巻あらすじ

各国が隕石を破壊するために手を尽くすも全く無意味に終わってしまい人類は絶望します。しかし犬屋敷だけはたった一人で隕石の破壊を試みるのでした。しかし隕石を破壊するどころか、軌道を変えることも出来ず諦めかけてしまいます。

諦めかけた犬屋敷の目の前に獅子神が現れます。そして獅子神は犬屋敷もしらない、自爆スイッチについて教えます。自爆スイッチを押せば、軌道を変えられること、その役目は自分であることを伝えます。獅子神の決意に応え、戦闘の負傷により手が使えなくなった獅子神に代わりスイッチを押すことにしました。

これですべて解決したかと思えたのですが、隕石の軌道を十分に変えることは出来ませんでした。そこで犬屋敷が獅子神同様自分の起爆スイッチを押すのでした。

いぬやしきは面白いのかつまらないのか考察!

工夫を凝らしたおもしろい設定

しがないサラリーマンを主人公にし、それを見事に出オチで終わらせなかったところは設定が面白いからとの理由が強いようです。元々は悲しくなるような人生を送ってきたおじいちゃんのような犬屋敷が人間ではなくなったことで、逆に人間らしさを感じる部分は感動を与えているようですね。また見た目では想像できないほどカッコ良い主人公という意見も多いです。

ヒーローになりえそうな悪役

獅子神がいなければただのお爺ちゃんがヒーローで終わってしまうところを、見事な対比で主人公の良さを引き出しているとのことです。王道のSF系漫画であれば間違いなく獅子神を主人公に持ってくるところを、悪役にすることで面白い作品に仕上げているとの感想がありました。

シンプルなストーリー

設定面が凝っているからこそ敢えてシンプルなストーリーがマッチしているようです。ヒーローの成長と悪に染まっていくラスボスのようにある程度内容が見えていても、その後の展開を予想するのがワクワクします。主人公が強くたくましく成長していく姿というのは王道ではありますが、お爺ちゃんという変わった設定がシンプルなストーリーにスパイスを加えているようですね。

残虐なシーン

苦手な人も多い部分ですが、かなりの人が死にます。グロテスクな表現を多く取り入れていますが、それだけではなく「スカッとする」、「仕方ないよ。」と擁護するような声も多くありました。この作品をつまらないと評価する人の多くがこういった描写を「胸糞悪い。」と感じてしまっていたようですね。

感動するシーンも

犬屋敷のまっすぐで迷いのない信念は読者のハートを熱くさせています。ラストのシーンでは犬屋敷の行動、家族の反応に多くの人が感動し、涙なしでは見れなかったという感想もありました。

絵がきれい

漫画いぬやしきの絵は多くの方に称賛されています。低評価をつけている方も絵のきれいさには一目をおいている様です。特にセリフが少ない巻である10巻の描写は圧巻のようです。いぬやしき最大の魅力の一つと言えるほど絵はクオリティが高いです。

最終話は面白い?つまらない?意見が二分

最終話は比較的あっさりしているとの意見が多かったです。今までのストーリーから急展開を迎えたことで「えっ・・・」って感じる人も多く、つまらないと評価する人が多かったみたいです。逆にストーリーは置いといて機械化された人間の宿命とした行動にとても感動したと高評価する人が多かったのも事実です。

GANTZにはかなわない?

奥先生の代表作であるGANTZとは似て異なる作品です。どうしてもGANTZと比較してしまうと見劣りしてしまい「つまらない。」と評価する人もいらっしゃいました。しかし漫画いぬやしきファンには元々GANTZファンが多いのも事実です。もちろんGANTZよりも面白いという意見もありましたので一概にはどちらが上とはいえないようです。

いぬやしきのアニメの感想を紹介!

面白い設定を評価

いぬやしきではそれぞれの人格にスポットを当てている描写が非常に多くストーリーとは別に、「どうしてこういう運命になったのか。」など心理的側面を読者が考えるような感想がとても多かったです。

爽快なヒーロー物語!

テンポの速さ、悪い奴を退治するヒーローに好感をもって面白いと評価する感想も多かったです。

胸糞悪い展開に

人が死ぬ描写が多いのと、グロテスクな展開があることからつまらないと評価する人もやはり多かったです。

いぬやしきの面白いシーンは?

いぬやしき面白いシーンその①慣れない体

獅子神はすぐに機械の体を使いこなせる一方、犬屋敷はというと真っすぐに空を飛べない、攻撃も最初はパンチだけ、安堂にUSBを差し込まれるだけなのにビビりまくるといったように、ただのお爺ちゃんにしか見えません。そんな犬屋敷の可愛さが垣間見えるところもファンはお気に入りのようです。

いぬやしき面白いシーンその②現実世界をよりリアルに!

犬屋敷ではテレビで見る人や、作者の過去の作品GANTZをイジってみたりと現実の世界を連想させるための工夫が凝らされています。2ちゃんねらーを攻撃するシーンはまだいいのですが、皆さんが知っているテレビの司会者も殺してしまうところはかなり踏み込んでいます。作者の奥先生もこれは意図的に行っており「実際の固有名詞を出すことで物語と現実世界をつなげたかった。」と語っているなどこだわりがあったようです。

いぬやしき面白いシーンその③戦闘シーン

なんといっても戦闘シーンは見ごたえがあり迫力もあります。絵がきれいなのもあって、特にアニメは必見です。獅子神は圧倒的過ぎてあっけなく相手を滅ぼしていきますが、犬屋敷が戦うシーンは全般的に胸が熱くなる展開となっているところがファンを引き付けているポイントとなっています。

いぬやしきは面白い作品だった!

漫画いぬやしきはグロテスクな表現や最終話が意外とあっさりでつまらないと評価をする人もいましたが、とても設定が凝っていて割と王道でシンプルなストーリーの面白い作品と評価する意見が多かったです。登場人物の心理的側面をとても大事にしており、感情移入してしまうような作りになっていることから感動する人も多いようですね。映画にもなったことでさらに知名度も増し、今後も注目の作品です。

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