【ワンピース】ジョーラのアトアトの実の能力は最強？強さや技を考察

ワンピース・ワノ国編で登場したジョーラは、ドンキホーテファミリーの最高幹部・トレーボルの直属の部下であり、対象者・物をアート化するアトアトの実の能力者です。以下では、抽象画をモチーフにしたアート作品が目を引くジョーラのプロフィールを始め、パラミシア系悪魔の実で最強と言われるアトアトの実の能力や強さ、ジョーラのアニメ声優等を紹介します。

漫画家・尾田栄一郎先生の大ヒット漫画「ワンピース」は、1997年から週刊少年ジャンプに長期連載されている同誌の看板作品であり、単行本は2019年12月時点で計95巻が刊行されています。「ワンピ」の略称で親しまれる「ワンピース」は、海賊王を目指す主人公・ルフィの船旅を主軸に、仲間との冒険・友情、バトル、時にはギャグシーンを加えるなど、少年漫画の王道を行く作品として人気を博しています。

同時に、物語全体に散りばめられた壮大な世界観や、ワンピース世界に隠された謎や緻密な設定のように、謎解き要素の多さも、「ワンピース」人気に拍車をかけ、ターゲットである10代の少年だけでなく、大人の男性や女性のように、幅広い年代層に支持されています。また、漫画「ワンピース」の国内累計発行部数は、単行本95巻刊行の時点で、3億9000万部を突破し、日本漫画の最高記録を樹立し話題を呼びました。

漫画「ワンピース」の国内累計発行部数は、国内出版史上最高記録を次々と更新し、2015年6月15日には、ギネス世界記録にも認定されました。一方、「ワンピース」は、海外でも高い人気を博しており、世界42以上の国と地域で翻訳版が販売され、2019年12月時点には、全世界累計発行部数・4億6000万部を突破しています。

「ワンピース」は、1999年からテレビアニメも制作され、フジテレビ系列で放送され、翌年には、劇場版第1作「ONE PIECE」が公開されました。最終回まで残りわずかともささやかれる「ワンピース」は、市川猿之助さんによるスーパー歌舞伎化や、2020年1月29日からはNetfiixによる実写ドラマ版ワンピースの独占配信が行われるなど、その人気は衰えを知りません。

東の海・フーシャ村に暮らす主人公モンキー・D・ルフィは、海賊王を目指すべく、仲間を率いて偉大なる航路（グランドライン）の旅を始めます。強敵や海軍との死闘を繰り広げながらグランドラインを突き進む麦わら一味の旅は、折り返し地点に突入し、旅の目的地へと歩みを進める中、数々の強敵がルフィ達に立ちふさがります。

ワンピース・ワノ国編から登場したジョーラは、ドンキホーテファミリー・トレーボル軍の幹部であり、パラシア系悪魔の実・アトアトの実の能力者です。北の海野出身で、1月25日生まれの61歳、アート映えするスイーツが好物です。ボリューミーな髪型に、派手な化粧・巨体が特徴で、語尾に「ざます」を付けるなど、山の手言葉を使用し、美意識が高くおだてに乗りやすい性格の持ち主です。

本編では、サニー号の奪取・モモの助の誘拐するべく、ドレスローザ沖に停泊するナミ達に襲撃をしかけ、アトアトの実の能力で、麦わら一味の攻撃力をそぎ落とします。能力を無効化された麦わら一味はなすすべもなく、ジョーラはとどめを刺そうと彼らをグリーンビットに連行するも、ブルッグの機転により形勢が逆転され、トラファルガー・ローの人質となります。

後に、ドフラミンゴとの交換条件により、サニー号の見逃しと引き換えに身柄を解放されます。その後は、王宮に戻り、倒された幹部を復活させるべく、治癒能力を持つマンシェリーに執拗に迫るも、駆けつけたレオとカブに阻止され、レオのぬいぬいの力に倒されました。その後は、身柄を海軍に確保されたと推測されます。

ジョーラの再登場の可能性について、お互い芸術好きという共通点から、Mr3との出会いがジョーラ再登場の鍵となるでしょう。一方、ジョーラとの仲が期待されるMr３は、バギーと行動を共にしていることが判明しています。しかし、絶大なカリスマ性で多くの海賊を率いるバギーでしたが、新世界編ではいまだ目立った活躍を見せていないことから、ジョーラのMr3との出会いや再登場の可能性は低いとも推測されます。

ジョーラのアトアトの実は、ピカソの抽象画のようなデザインと、計り知れない強さを彷彿させる芸術作品が特徴で、パラミシア系の中では最強の部類に入る悪魔の実です。以下では、ジョーラの悪魔の実・アトアトの実の強さや技、覚醒の可能性について紹介します。

ジョーラのアトアトの実は、対象物をアート化することで、それらの機能や行動を制限することができる最強技です。ジョーラのアトアトの実は、武器や船のような無機質だけでなく、人間に対しても効果があり、対象者の顔面を強制的に変えることも可能です。また、アトアトの実の効果は、硬度や材質、人・物など多岐にわたり、それらを芸術作品に変えてしまうことで、対象者・物の本来の機能を喪失させます。

ワンピースでは、あまり描かれることのなかったジョーラのアトアトの実でしたが、応用の利く能力から対象の生命に直接影響を与える技の存在も推測されます。それは、ジョーラのアート作品に対象者を封じ込めて、仕留める戦術が考えられ、悪魔の実の中で最強技の1つに数えられるでしょう。

本編では、あっけなく倒されてしまったジョーラでしたが、もしジョーラの悪魔の実の能力が覚醒した場合、パラミシア系の能力から環境に影響を与える、つまり、ジョーラの周囲の環境をアート化してしまう可能性が考えられます。アトアトの実は、対象者・物をアート化することで機能を喪失させる能力のため、建造物だけでなく、川や雲のように自然にも大きな影響を与えるでしょう。

インパクトある芸術作品が目を引くジョーラのアトアトの実は、他のパラミシア系と比較すると、見た目のわりに地味な技ではあるものの、アトアトの実が覚醒した時には、計り知れない強さを発揮すると考えられる最強技でしょう。

強烈な外見とキャラが目を引くジョーラは、一度見たら忘れられないキャラクターでしょう。以下では、ワンピース・ジョーラのアニメ声優について紹介します。

アニメ「ワンピース」のジョーラを演じた江森浩子（旧芸名：江守浩子）さんは、1961年生まれ、埼玉県出身の声優・ナレーターであり、青二プロダクションに所属しています。1984年にアニメ「夢戦士ウイングマン」ゆかり役でデビューし、少女役～老女役、おとなしいキャラから、活発な役柄まで幅広い演じ分けに定評があるベテラン声優の1人です。

声優・江森浩子さんの主な出演作品は、NHKの長寿アニメ「忍たま乱太郎」のトモミ役をはじめ、アニメ「悪魔くん」のサシぺレレ役、「ドラゴンボールシリーズ」の餃子役、「ママレード・ボーイ」の松浦千弥子（小石川千弥子）役等です。また、ナレーション業では、日本テレビの「世界まる見え!テレビ特捜部」「天才!志村動物園」TBSの朝の情報番組「グッとラック!」等に出演しています。

ピカソやムンクを彷彿させる独創的な能力が目を引くワンピース・ジョーラに関する感想や評価を紹介します。

ワンピースでは、わずかな登場となったアトアトの実能力者・ジョーラでしたが、派手な出で立ちと強烈なキャラクター性で存在感を発揮し、SNS上ではジョーラの誕生日を祝福するメッセージが寄せられています。独特の外見から強さや技の推測が難しいアトアトの実の能力は、本編では断片的にしか描かれておらず、ジョーラの再登場と共に、アトアトの実の覚醒が期待されています。

ファン待望のエピソードとなったワンピース・ワノ国編は、日本をモチーフにした外観・キャラクターの登場だけでなく、アニメ版で描かれた作画の美しさもファンから絶賛されています。一方、対象物をアート化する能力を持つジョーラの芸術作品は、ピカソを彷彿させる独創的な作風が特徴で、アトアトの実が繰り出す芸術作品にも注目が集まっています。

2015年から始まった「スーパー歌舞伎Ⅱ・ワンピース」は、従来の歌舞伎に現代風の要素を取り入れた演出が特徴で、人気作品の新たなメディア展開は、歌舞伎ファンだけでなく、ワンピースファンからも注目され、新たな歌舞伎ファンを生み出しました。そして、ワンピースファンからは、スーパー歌舞伎・ワノ国編の上演を望む声が多く見られ、スーパー歌舞伎Ⅱ・ワンピースの新作に期待が寄せられています。

ワンピース・ジョーラのプロフィールをはじめ、パラミシア系・アトアトの実の能力や強さ、アニメ声優等を紹介しました。本編では、レオのぬいぬいの力で倒され、その後の消息は不明とされていますが、計り知れない能力を秘めたアトアトの実能力者であるジョーラは、再登場が期待されているキャラクターの1人です。