2018年06月20日公開
2018年06月20日更新
四月は君の嘘の最終回をネタバレ!最後の手紙の内容や漫画・アニメの違いも
四月は君の嘘は、幅広い年代の男女から人気のあるコミックスで最終回まで切なく美しいストーリーになっています。アニメ化だけでなく、広瀬すずさんが主演で実写映画化もされていました。四月は君の嘘は学校生活やクラッシックがテーマになっていますが、クラッシックや音楽に興味がない方でも最終回まで楽しめる作品になっていておすすめです。この記事では、四月は君の嘘の名シーンがたくさん詰まっている最終回のネタバレや手紙の内容などを紹介していきます。
目次
四月は君の嘘は涙なしでは見られない大人気作品!
アニメ版も人気だった大人気コミックス「四月は君の嘘」は、名シーンがたくさんある作品になっています。広瀬すずさん演じた美しきヴァイオリニスト「宮園かをり」がついた、儚くも残酷で甘く優しい1つの嘘が登場人物達を巻き込んでいきました。
四月は君の嘘には、魅力的で個性豊かな登場人物達の過去なども知る事ができるストーリーになっていて、誰もが共感し感動するシーンがたくさん登場します。アニメでは、有名なクラッシックの名曲と共にストーリーを楽しむ事ができ、最終回まで、四月は君の嘘の世界観に引き込まれていく作品です。大まかなあらすじと一緒に「四月は君の嘘」の最終回のネタバレを詳しく解説していきます。
四月は君の嘘のこれまでのあらすじをネタバレ解説
四月は君の嘘では、11歳の時に母親の死がきっかけでピアノが引けなくなってしまった少年「有馬公正」と、幼なじみの「澤部椿」と「渡亮太」は仲が良く学校でも放課後でも共に過ごしています。公正がピアノを弾かなくなって約2年が経った頃に、ある少女との出会いがきっかけで「四月は君の嘘」のストーリーが動き出しました。アニメ四月は君の嘘の最終回までの大まかなあらすじをネタバレしながら紹介していきます。
有馬公正とヴァイオリニスト「宮園かをり」との出会い
四月は君の嘘の名シーンでもある2人の出会いのシーンのネタバレを紹介していきます。公正の幼なじみの椿のクラスメイトの女子が、渡の事を紹介して欲しいと椿に頼みました。椿はそれを引き受け、その子がヴァイオリニストである事から公正も一緒に行くように提案します。椿の押しに負けて公正は、待ち合わせ場所へ向かいますが誰も来ておらず待っていると、ピアニカの音が聞こえてきました。
音のする方へ歩いて行くと、公園でピアニカを演奏しながら泣いている少女を見つけます。少女は、子供たちと再び演奏をし始め「ブレーメンの音楽隊」のように感じた公正は思わず写真を撮りました。写真を撮ったタイミングで、少女のスカートがめくれてしまい公正は盗撮魔扱いされてしまいます。言い合いをしている所に椿と渡が現れ、ピアニカを演奏いしていた少女が渡を好きな「宮園かをり」だと知りました。
2年振りのコンサート会場ネタバレ
かをりは、ヴァンゲリオンのコンクールに公正を引っ張っていきます。四月は君の嘘の主人公の公正にとってコンクール会場は、トラウマでもあるので黙っていた椿に若干怒りました。会場には公正を知っている人物がたくさんいて、公正の機嫌は悪くなります。コンクールに出場している演奏者達を心で応援しながら聞いていた公正は、無意識のうちに指が動いていてそれを見た椿は嬉しそうにしていました。
かをりの演奏が始まり、会場がざわつきます。同じ課題曲を引いているはずなのに、かをりは作曲家や譜面を無視し圧倒的な個性を見せつけます。かをりの事を美しいと思う反面公正は、楽しそうに演奏できるのかわからない様子でした。渡とかをりを見て映画のワンシーンみたいだと思った公正ですが、かをりに「どうだった?」と訊かれ震えているのに気づき優しい言葉をかけます。アニメでは演奏を楽しむ事ができおすすめです。
動き出した時間と渡の代役
かをりの演奏が頭から離れない公正は、渡を待つかをりに出会います。渡の代役に任命されワッフルを食べに行く事になった2人は、店でピアノを演奏する子供を見かけました。かをりの無茶ぶりで公正はピアノを弾く事になり、弾き始めた途端周りが驚きます。ですが、公正は演奏を止めてしまい「ピアノはもう弾かないの?」とかをりに訊かれました。ピアノの音が聴こえないと言った公正にかをりは「甘ったれんな」と言い放ちます。
コンクール2次審査ネタバレ
かをりのコンクール2次予選の伴奏者に任命された公正は、怖くなり逃げようとします。ですが、かをりの言葉でコンクール会場へと向かいました。緊張していてブランクのある公正は、演奏を始めますが母親の姿がちらつき演奏ができなくなってしまいます。ですが、かをりに励まされ再び演奏を開始します、途中でやめたので落選は確実ですが、2人の演奏はどの出場者達よりも会場を沸かせました。
「アニメ四月は君の嘘」崩れ始めた時間
2人は、再びガラコンサートで演奏を披露する事になります。ですが、かをりは現れず公正は1人で演奏を始めました。怒りに任せ演奏を始めた公正でしたが、母親の言葉を思い出しかをりの為に弾き始めると会場全体をカラフルに引き込んで行きます。演奏が終わりかをりが入院した事を知った公正は、お見舞いに行きますが母親とかをりの姿が重なり再びふさぎ込んでしまいました。
「もう一度、僕と一緒に弾いてください」ネタバレ
公正は、かをりを励ますために相座凪との連弾を携帯で聴かせる事にします。お見舞いに行きかをりに「もう一度、僕と一緒に弾いてください」と公正は伝え、かをりは微笑み涙しながら「君は、残酷だね」と答えます。とても難しい手術を受ける事を決心したかをりでしたが、公正の目の前で病状が急変してしまいました。コンクールを控えてした公正ですが、再びピアノが弾けなくなってしまいます。
四月は君の嘘「かをりからの手紙」
ふさぎ込んでいた公正の机に渡が預かったかをりからの手紙が入っていて、そこには「カヌレが食べたい」と書いてありました。カヌレを買ってお見舞いに行った公正は、かをりをおんぶし屋上へと向かいます、かをりの軽さなどを実感し落ち込む公正にかをりは、力を振り絞って立ち上がり「奇跡」を見せます。倒れこんだかをりを受け止め公正は、かをりの手術の日コンクールへ向かう事を決心しました。
四月は君の嘘の最終回をネタバレ解説!
コンクール会場へ向かった公正でしたが、廊下にうずくまり「弾かなきゃ」とひたすら呟いていました。四月は君の嘘のアニメの最終回のネタバレを紹介していきます。
手術をうけるかをりと舞台に立つ公正
手術を開始するかをりは、麻酔が効く前にスヌーピーの名言を呟きます。相座達に心配されながらも舞台に立った公正でしたが、自分の手が血まみれに見えてしまい顔を覆ってしまいました。会場がどよめき公正が、かをりの言葉を思い出した時「ひっちょ」と椿のくしゃみが聴こえ顔を挙げる事ができます。会場を見渡し、みんなが見ている事に気づいた公正は演奏をし始めました。
演奏をし始めた公正の音色に、会場が引き込まれます。公正は演奏をしながら、渡や師匠や凪や椿の言葉を思い返しながらえんそうしていきました。かをりの言葉を思い出し「届け」と祈りながら演奏する公正に花びらがひらひらと降ってきます。周りには空と海が広がり始め「ありがとう」という声が聴こえ横を見ると、かをりの姿がありました。その姿に驚き公正は、悲しい事実に気づいてしまいます。四月は君の嘘の名シーンです。
四月は君の嘘「さようなら」ネタバレ
楽しそうに跳ねまわりながら演奏を始めるかをりと公正の周りには、カラフルな色の光が降り注ぎます。幻想的な雰囲気の中で、見つめあいながら演奏をする2人でしたがかをりは演奏を止めてしまいました。公正は必死に「行かないでくれ」と願いながらピアノを弾き続けますが、かをりの体から桜の花びらが噴出していきます。かをりは、公正に微笑み花びらとなって消えて行きました。
かをりが遺した公正への手紙
演奏を終え公正は上を見上げ、涙を流しながら「さようなら」と呟きました。かをりのお墓へ行くと、かをりの両親から「手紙」を受け取ります。そこには、かをりがついた嘘の他にもたくさんの素直な気持ちと「ごめんね」と「ありがとう」が綴られていました。公正はふさぎ込むことなく、かをりを思い出しながらピアノを弾いているシーンがあります。
公正の元へ椿が現れ、公正を蹴飛ばします。椿は「1人になんかなれると思いなよ!」と公正に言い放ちました。公正は、椿の励ましに微笑み遮断機の向こう側に黒猫がいる事に気づきます。公正の目の前を電車が通り抜けると、黒猫の姿はなく桜の花びらが舞っていました。アニメの四月は君の嘘は、かをりの手紙と宝物が写り物語の終わりを告げます。
四月は君の嘘の最後の手紙の内容をネタバレ解説!
四月は君の嘘の最終回で登場した、宮園かをりが有馬公正へあてて書いた最後の手紙の内容と宝物を紹介していきます。
かをりからの手紙「拝啓有馬公正様」
黒猫のシールが付いた手紙をかをりの両親から受け取った公正は、歩きながら読み始めます。手紙の初めには「拝啓有馬公正様」と、かしこまった書き出して始まりますが「君はひどい奴です」と続きました。手紙には、かをるが初めて公正の演奏を見た日「一音を奏でた途端、私の憧れになりました」と書かれていて、かをりがピアノをやめてヴァイオリンを始めた理由が公正である事を知ります。
かをりはヴァイオリンを習い、公正にピアノを弾いてもらうのが夢だったのです。ですが、ピアノをやめてしまった公正に「グズ、のろま、あんぽんたん」と綴ってありました。他にも手紙には、同じ中学校だと知って舞い上がった事やどうやれば声をかけれるか悩んだ末に、みんなの仲が良すぎて結局眺めているだけだった事。
かをりが走り出した瞬間
手紙には、病気の事についても書かれていました。子供の頃に手術を受けた事や定期的な通院や、中1の時から入退院を繰り返していた事で学校にほとんどいけなかった事が書いてあったのです。そんなある夜かをりは、両親が泣いているのを見て長くない事を知り、かをりは走り出しました。今まで気にしていた体重や怖かったコンタクトレンズや、楽譜を自由に聴く事など天国へ後悔を持ち込まない為に自由にし始めたのです。
かをりがついた「嘘」ネタバレ
「そして一つだけ嘘をつきました」と「宮園かをりが渡亮太君好きという嘘をつきました」と手紙に書いてあるのを見た公正は、思わず「なんで!?」と声を上げてしまいます。手紙に「その嘘は私の前に有馬公正君。君を連れて来てくれました」と続き意味が解らない公正でしたが、かをりが何故嘘をついたか理解する事ができました。
かをりは、自分の先が短い事や椿が公正を大好きだという事に気づいていたのです。かをりの手紙には、公正が想像と違って「暗くてひくつで、意固地でしつこくて盗撮魔」と書かれていましたが、最後には「思ってた通り優しい人でした」とありました。
公正や椿達と過ごしていた思い出が手紙には書かれていて「演奏家なのに舞台の外のことで心がいっぱいなのは、なんかおかしいね」と、「忘れられない風景がこんなささいなことなんておかしいね」という文字に公正は「そんなことないよ」と心の中で返事をします。ここからは、公正がかをりの言葉に返事をしていくシーンになっていてとても感動的なシーンになっていました。
「やっぱり君でよかった」
かおりの手紙の最後の文章には「やっぱり君でよかった。届くかな。届くといいな。有馬公正君」の後に、嘘をついた少女の精一杯の気持ちで「君が好きです。好きです。好きです。」と書かれていました。その後にわがままを言った事やたくさん叩いて「ごめんね」と一言「ありがとう」と綴られています。公正は「君は、自分勝手だ。お礼を言うのは僕なのに」と呟き、かをりの宝物である公正とかをりが写った幼い頃の写真を見ました。
四月は君の嘘の漫画・アニメの違いをネタバレ解説!
かをりと公正の演奏中の背景
四月は君の嘘のコミックスでは、アニメと違って公正の背景にはコンクールの会場が写っています。アニメでは、最後の演奏のシーンが長く、かをりのありがとうの前に気が付くと海と空が澄み渡っているシーンから2人の演奏が始まりました。アニメでは、かをりが楽しそうに演奏しているシーンがありますが原作のコミックスではそのシーンがありません。
四月は君の嘘の原作では、かをりが公正に向き直しかをりの体から桜の花びらが噴出しますが原作では、演奏しながらかをりが花びらとなって消えていきます。アニメでは、かをりが消えた後も演奏が続きますが原作では演奏が終わりスタンディングオベーションが起こりました。四月は君の嘘のコミックスでは、周りの登場人物達の発言や思いを知る事ができますが、演奏シーンはアニメの方がおすすめです。
椿の発言
アニメでは見れませんが原作の方では、公正の演奏中に師匠や椿や渡がかをりに気づいているシーンがありました。公正がかをりの手紙を読んでいるシーンでも途中で、椿が友達に公正の事が心配で相談しているシーンがあり、いつもどうやってお互いが接してきたのかを悟らせられます。アニメでは椿の相談しているシーンがカットされていて、その後の最後に公正の足を蹴り元気づけるシーンだけがありました。
四月は君の嘘のあまりにも切ない感動の物語に是非一度触れてみよう!
四月は君の嘘は、中学生が主役のストーリーにしては内容が重くあまりにも悲しく美しい作品になっています。四月は君の嘘は、結末を知っていても何度でも感動する事ができる作品です。原作のコミックスでしか見る事のできないセリフやシーンなど、アニメでしか見る事ができないシーンがとてもたくさんあり、何度でも楽しむ事ができるので是非コミックスでもアニメでも楽しんでみてください!