【ダンガンロンパ】十神白夜の性格やプロフィールまとめ！太った理由やアニメ声優は？

『ダンガンロンパ』とは、2010年に発売された推理アクションゲームです。超高校級の高校生達が学園に閉じ込められて、一人ずつ殺されていくというストーリーです。ストーリーを進めながら推理していき、捜査の後に行われる学級裁判で犯人をあぶり出します。『ダンガンロンパ』は人気があり、シリーズ化・アニメ化されています。

アニメでは、原作ゲームを元にしたストーリーだけでなく、アニメオリジナルストーリーもあります。ちなみに十神白夜は主に『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』と『ダンガンロンパ3』、その他スピンオフ作品に登場しています。

ちなみに『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』の登場人物の中に十神白夜がいます。ただし、この十神白夜は厳密には本人ではありません。なぜ十神白夜という名前で登場しているのかは後ほど紹介します。

十神白夜は超高校級の御曹司として希望ヶ峰学園に入学しました。十神白夜の外見は金髪碧眼で185cmという長身です。超高校級の御曹司というだけあり、その正体は日本トップクラスの巨大な財閥「十神一族」の御曹司でした。十神白夜には何人もの兄弟がおり、激しい跡取り競争を勝ち抜きました。

幼少期からの英才教育により高校生にしてカリスマ的な才能を持っています。そのためあらゆる面で知識が豊富で頭が良いのが特徴的です。超高校級の風紀委員の石丸清多夏も頭が良いタイプですが、石丸清多夏は頭が固くて天然だったのでほとんど推理で活躍することありませんでした。

一方で十神白夜は頭が柔らかく勘が鋭いので、アニメでは調査や推理でも有益な情報をもたらしたり、意見をまとめる場面もありました。しかし、ゲームだと協調性のなさが相まってプレイヤーを混乱させることもあります。ちなみに超高校級の文学少女の腐川冬子が連続殺人鬼のジェノサイダー翔だとすぐに見抜いていました。

そして未来編を描いた『ダンガンロンパ3』では、一緒に希望ヶ峰学園を脱出した仲間とコロシアイ生活をしていた当初よりも信頼関係を築いているようです。仲間のためなら危険地帯にもすぐに駆けつける度胸を見せました。未来機関でのコロシアイゲームでは苗木誠と連絡を取り、解決へと導くために協力しました。

十神白夜は御曹司として幼少期から高度な教育を受けていただけあり、その分プライドが高く傲慢な態度が目立ちます。ただその高圧的な態度も、激しい跡取り競争を勝ち抜いてきたという過去があるからです。十神白夜本人は、跡取りの座を得るために幼少期から並々ならぬ努力をしてきました。それ故に、お金持ちだから得ることができた才能だと思われ、それまでの努力を否定されることを嫌います。

また、協調性がなく一人で行動することが多くあります。それに加え頭が良く発言も多いので、ゲームではプレイヤーを混乱させたり、アリバイがなく犯人だと疑われることもありました。ただ、十神白夜に熱心な腐川冬子(ジェノサイダー翔)がいつもストーキングしているので、アリバイ証言は腐川冬子(ジェノサイダー翔)がしていました。

コロシアイ生活の中でも十神白夜は基本的に協力しようとせず、別行動を取って一人で勝手に捜査を進めていました。例えば皆で一緒に食事をとろうと決めても、時間を守らず遅れてくるのは当たり前のことです。その協調性のなさや傲慢な性格から皆からの信頼度もやや低いのですが、負けず嫌いでもあるので熱心に捜査に取り組んでいます。

最初の学級裁判ではこれまでの推理から、犯人と被害者がどのような行動をしたのかをまとめ、冷静な意見を述べました。ただ言い方が冷たいので、その時は苗木誠を怒らせています。しかしどんなことがあってもうろたえず、正論を貫く姿勢を取っていました。モノクマからは、何度も殺人を促されるようなことをされていましたが、それにも引っかからない精神力も持っています。

ゲーム『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』では、太った十神白夜が登場します。外見の特徴は全く同じで、声優も石田彰で決め台詞も同じです。身長も185cmと同じですが体重だけは68kgから130kgになっています。『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』の時と比べるとなぜか太ってしまっているのです。そのビジュアルが公開された時はなぜ太ったのかとSNSでも話題になりました。

ちなみに最初はビジュアルだけの公開で名前が明かされていなかったので、本当に十神白夜なのかと驚く声もありました。その後十神白夜という名前も公開され、いよいよ本当に十神白夜が太ったのだと噂されました。なぜここまで太ってしまったのかというと、この太った十神白夜がそもそも十神白夜本人ではないのです。

この太った十神白夜の正体は超高校級の詐欺師が変装している姿で、十神白夜本人が太っているわけではありませんでした。超高校級の詐欺師は名前や国籍など個人情報が全く存在しない人物です。十神白夜と違って男らしい性格をしており、その体型をバカにされても気に入るほどのポジティブさを持っています。

本物と同じく高圧的な喋り方をしていますが、本物よりも優しさが感じられます。ちなみに太った十神白夜こと超高校級の詐欺師が初登場した『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』はアニメ化されていません。ただ超高校級の詐欺師は、アニメオリジナルストーリー『ダンガンロンパ3』にも登場します。

『ダンガンロンパ3』ではアニメを作るために学校にも行かずに引きこもっていた御手洗亮太の変わりに、御手洗亮太に変装して学校に通っていました。ちなみに、御手洗亮太の前に初めて現れた時はなぜか太った十神白夜の格好をしていました。ちなみに超高校級の詐欺師は常に誰かに変装しているので、本来の姿は作中には描かれていません。

十神白夜はその才能を持ちながらも低評価されがちな人物でした。なぜ噛ませ犬のようなポジションになってしまったのかは、小説版で明らかになります。小説版『ダンガンロンパ』では、本編で活躍する十神白夜が本来の能力を封じられた状態であることが判明します。

実は十神白夜はその場にいるだけでも勝利するほどの完璧な才能の持ち主でした。十神白夜は自称「超高校級の完璧」と言っていましたが、その二つ名がしっくりとくるような活躍を小説では見せています。しかし小説ではある出来事を経て、結果的に自ら才能を弱体化することを望むことになりました。

そのため『ダンガンロンパ』の本編では、なぜか態度と才能が食い違っているようなキャラクターになっていたのです。「かませ眼鏡」と罵られていたのも才能が封じられていたのが原因でした。もし才能が封じられていなかった場合、苗木誠よりももっと早くに十神白夜がコロシアイ生活を終わらせていたかもしれません。

『ダンガンロンパ』のアニメ・ゲームで十神白夜を演じた声優は石田彰です。石田彰は、1967年11月2日生まれの男性声優です。ピアレスガーベラという俳優・声優のマネジメント事務所に所属しています。幼いころに『機動戦士ガンダム』を見たことがきっかけとなり、声優を目指したそうです。第1回声優アワードサブキャラクター賞を受賞した実力のある声優でもあります。

声優の石田彰の主な出演作品には、『新世紀エヴァンゲリオン』の渚カヲル役、『最遊記』の猪八戒役、『機動戦士ガンダムSEED』のアスラン・ザラ役、『NARUTO -ナルト-』の我愛羅役、『ケロロ軍曹』のサブロー役、『銀魂』の桂小太郎役、『夏目友人帳』の名取周一役、『Dr.STONE』の氷月、『3月のライオン』の宗谷冬司役、『Fate/Zero』の雨生龍之介役などがあります。

『ダンガンロンパ』では様々なコスプレがされていますが、十神白夜のコスプレも人気です。十神白夜のコスプレ衣装は複数あります。まず『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』の時の衣装は、黒のブレザーに首元まである白い襟のシャツを着用しています。首元には普通のネクタイではなく緑のクロスタイをつけています。そして銀縁の眼鏡をかけています。

ゲームのキャラクター紹介欄では、クラシックな椅子に座った十神白夜のイラストがあります。そのイラストでは黒のスーツとネクタイにグレーのベスト、白のシャツを着用しています。また、太った十神白夜の服装は、『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』の時の服装を反転したような服を着ています。太った十神白夜は白のブレザー、緑のクロスタイ、白のシャツを着用しています。

このように衣装バリエーションは高いので、シチュエーションにあわせてコスプレ衣装を選ぶことをおすすめします。ウィッグはただの金髪ではなく、少しアッシュがかっているのが特徴的です。ウィッグの金髪系のカラーは絶妙に違う色もあるので、迷った方は舞台版『ダンガンロンパ』の十神白夜役の俳優が着用しているウィッグの色を参考にすると選びやすくなります。

十神白夜のグッズはたくさんあるのですが、特に缶バッチが人気です。缶バッチであれば、かばんに気軽につけることができます。いつでもグッズを持ち歩きたいという方に缶バッチはおすすめです。缶バッチの絵柄はいろいろな種類があります。缶バッチで痛バッグを作っている方はたくさんの種類の缶バッチをつけているようです。

十神白夜のグッズには扇子があります。普通のサイズの扇子もあるのですが、ストラップがついたミニ扇子もあります。ミニ扇子であれば持ち運びも楽で、暑い時は扇ぐこと事ができるので実用的です。ちなみにミニ扇子は十神白夜の絵柄だけですが、普通サイズの扇子にはデフォルメ化された十神白夜と「十神の名にかけて!」という名言が書かれています。

『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』のキャラクター紹介で正式に十神白夜の名前が出た時は、なぜ太ったのか、前作で脱出できたのではないかと様々な疑問が飛び交いました。この太った十神白夜は、『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』をプレイするか、『ダンガンロンパ3』を観るとどういう人物なのか詳しく分かります。

十神白夜が実は完璧人間だったことに驚いている方も多いようです。小説・ゲーム・アニメそれぞれで十神白夜の活躍を見ている方の感想の中には、未来編で元気な姿を見れて良かったという感想もありました。未来編では突然登場して苗木誠達をサポートして活躍しました。以前よりも協力的になっているところも視聴者を驚かせ、さらにファンを増やしました。

アニメではそこまで引っ掛け回してはいませんでしたが、ゲームでの十神白夜はプレイヤーにとって厄介な存在でした。そのため、噛ませ犬と呼ばれることもありました。しかし未来編では人間的に成長した姿を見せています。

コロシアイゲームが行われている時、十神白夜は全く別の安全地帯にいたのですが、事態を聞きつけてすぐに駆けつけるという男らしい姿を見せています。そんな姿を見た視聴者の中には、その十神白夜の変わり様にびっくりしている方もいました。

十神白夜は傲慢な性格をしていましたが、それにも理由がありました。実はそれだけの実力を備えていたのですが、『ダンガンロンパ』の本編ではその才能を封印されていた状態だったのです。未来編でも上から目線は相変わらずですが、以前よりも協力するようになりました。

しかし『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』では、なぜか太った姿で登場しました。なぜ太ったのかというと全くの別人だったからです。この太った人物が何者なのかは『ダンガンロンパ3』で詳しく描かれています。十神白夜もまた第一作目だけでなく『ダンガンロンパ3』の未来編にも登場するので、アニメ・ゲームを通してぜひその活躍をご覧ください。